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『嫌われる勇気』は危険?誤解を解くためにも一度は読んでおいたほうが良い!

嫌われる勇気

岸見一郎先生の『嫌われる勇気』は危険という口コミがありますが、なぜ危険と言われてるのでしょうか?

『嫌われる勇気』はアドラー心理学を紹介している本です。

物語調の形式で、青年と哲学者の対話で進んでいく形のものです。

『嫌われる勇気』を読むことで、対人関係を改善したり、幸せな人生を手に入れることができる言われています。

そこで、『嫌われる勇気』やアドラー心理学の基本的な考え方と、岸見一郎氏とアルフレッド・アドラー氏のプロフィールなどを紹介します。

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この記事でわかること

  1. 「嫌われる勇気」の危険性についての誤解
  2. アドラー心理学の基本概念とその適用範囲
  3. 「嫌われる勇気」の正しい理解と安全な使い方
  4. 岸見一郎氏とアドラー博士のプロフィール
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『嫌われる勇気』は危険と誤解される理由

『嫌われる勇気』は危険?-

  • アドラー心理学が誤解されやすい理由
  • 「トラウマは存在しない」という言葉がひとり歩き
  • 不幸の始まりという誤解も
  • 納得できないと思う人はスルーするべき
  • 怖いと思うのはなぜ?
  • 誤解を招く影響

アドラー心理学が誤解されやすい理由

アドラー心理学や『嫌われる勇気』が誤解されやすい理由の一つは、アドラー博士の著作が少ないということがあります。

アドラー博士の著作としては、

などがありますが、読んでみてわかるようにかなり難しいんです。

さらに、みずから書いたものは少なく、講演したものをまとめたものが多かったり、聞き書きが多いと岸見一郎先生が話されています。

アドラー心理学が誤解を受けやすい理由の一つが、この原著の作り方にあります。アドラーには多数の著書がありますが、アドラーは書くことにあまり執着がなかったため、その多くが「聞き書き」であり、講演録を編集者がまとめたものが多いのです。

それゆえ、原著といえども、各章の問題のつながりがはっきりしなかったり、重複していたりして、必ずしも整合性がない箇所があります。これではなかなか正確な読み解きはできません。(引用:PRESIDENT ONLINE

こういったことから、誤解されやすかったり、拒否反応がでてしまう方が多いんです。

「トラウマは存在しない」という言葉がひとり歩き

『嫌われる勇気』は危険?-2

いちばん論点となってるのは、トラウマについてです。

アドラー心理学においては、トラウマという概念に対する取り扱いが、一般的な心理学とは異なります。

アドラーは、過去の出来事が直接的に現在の行動や感情に影響を与えるという考え方に疑問を投げかけました。

このように言うと、まるでトラウマが存在しないかのように思えますが、実際には過去の経験が無関係であるとアドラーが言っているわけではありません。

主に、アドラー心理学は、個人が過去の出来事にどのような意味を与え、それにどう対処するかに焦点を当てています。

つまり、過去の出来事自体ではなく、その出来事に対する個人の解釈や対応が重要であると考えられています。

これを理解した上で、私たちは過去の経験に対してより建設的な意味付けをすることが可能です。

ただし、この考え方は誤解されやすく、特に深刻なトラウマを抱える人々にとっては、簡単にかんがえるべきではありません。

主治医の方とか病院の先生の指示に従うことをおすすめします。

不幸の始まりという誤解も

『嫌われる勇気』は危険?-3

「嫌われる勇気」やアドラー心理学の一部の解釈が原因で、上記のような誤解が生まれることは珍しくありません。

このような誤解は、読む人の心理に大きく影響を与え、不幸の始まりとなることがあります。

なぜなら、人々が自分の感情や過去の出来事を正しく処理する機会を失うからです。

特に、うつ病やPTSDなどの心の病を抱える人々に対して、このような誤解は非常に有害です。

アドラー心理学を正しく理解することは、私たち自身の感情や他人の感情に対して共感を持ち、より健康的な精神状態を維持するために重要です。

実は、アドラー心理学は人の心を研究するといったものではなくて、自分の心を変えていくためのものなのです。

精神的な疾患がない人にとっては、心理学というよりも自己啓発の本だという捉え方のほうがあっています。

ですから、自分の心と向き合い、他人の意見や解釈に惑わされず、自分自身の感情や経験を大切にすることが大切です。

納得できないと思う人はスルーするべき

『嫌われる勇気』は危険?-4

アドラー心理学、とりわけ「嫌われる勇気」に関するアプローチは、多くの人々にとって新たな視点を提供しています。

しかし、すべての人がこの理論を受け入れているわけではありません。

中には「納得できない」と感じる人もいます。

批判的な視点からアドラー心理学を見た場合、その理論全体がすべての人やすべての状況に適用可能であるとは限らないということが指摘されます。

例えば、過去のトラウマや心の病に苦しむ人々に対して、「過去は変えられないから今を生きよう」というアドバイスは、その人たちの苦しみを軽視していると受け取られかねません。

また、人間関係やコミュニケーションの問題を解決するための具体的な手段やステップを提供するのではなく、抽象的な理論に終始しているという批判もあります。

このような視点は、アドラー心理学の理論が一部の人々にとっては有用であっても、それが万能の解決策であるわけではないという重要な事実を浮き彫りにします。

言ってしまえば、心理学の理論は多様であり、一つの理論が全ての人にとって最適なわけではないのです。

なので、納得できないと思われたら、スルーしましょう。

とはいえ、全世界でベストセラーになっていますし、シリーズ累計で900万部にもなってる本です。

いろいろな意味で、一度読まれることをおすすめします。

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怖いと思うのはなぜ?

『嫌われる勇気』は危険?-5

「嫌われる勇気」を読んだ方が「怖い」と感じてしまう理由の一つは、ゲシュタルト崩壊があります。

ゲシュタルト崩壊とは、今まで当たり前だと思っていた世界が壊れてしまうということです。

「PRESIDENT ONLINE」という情報サイトで、岸見一郎先生は、

新卒一括採用、終身雇用の時代では、会社へすべてをささげることが、一つの人生のモデルだったのはたしかでしょう。しかし、会社という一つの共同体への貢献は、それを失った途端に人を空虚な存在にしてしまいます。モーレツ社員だったサラリーマンが定年退職後に行きどころを失ってしまうのも、そのためです。~以下略(引用:PRESIDENT ONLINE

ということを引き合いに出しています。

いわゆる昭和世代の典型的な考え方ですが、アドラー心理学でいう「共同体への貢献」はそういうことではないと話されているんです。

また、「DIAMOND ONLINE」では、共著の古賀史健氏が、

「『トラウマ』の存在を否定したうえで、『人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである』と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、現代の日本にこそ必要な思想だと思われます」

「アドラー心理学は、自分を理解して自分を変えるための心理学です。一方で、一般的な心理学は人間そのものを理解したり、他人を分析したりすることに使うもの。その頭でアドラー心理学に触れると、知識だけを得て他人のことを分かった気持ちになってしまう、でも自分の生き方は何も変わっていない、ということになるんです。

「アドラーが本当に求めていたのは自分自身が変わること。自分の生き方を変えるところにまで踏み出すことです。そこを理解・実践できるかがアドラー心理学の難しさであり、誤解を招く部分だと思います」(引用:DIAMOND ONLINE

と話されています。

こういったことが書かれていますので、『嫌われる勇気』は、世界中の900万人に読まれていますし、その人達の心を、いろいろな意味で刺激しているんです。

それだけのことが書かれてるので、読まれたひとは「怖い」と感じてしまうんです。

誤解を招く影響

『嫌われる勇気』は危険?-6

「嫌われる勇気」に対する誤解がもたらす影響は、時に深刻なものとなり得ます。

誤解の一つに、「アドラー心理学はすべての精神的な問題を否定する」というものがあります。

これは根本的な誤解であり、アドラー心理学が実際には人間の挑戦や成長に対して非常に肯定的な視点を提供していることを見落としています。

このような誤解は、読者が必要な支援や治療を避ける原因になる恐れがあります。

たとえば、精神的な悩みを抱えている人が、「嫌われる勇気」のメッセージを誤って解釈し、専門家の助けを求めることなく自己解決しようとしてしまう場合です。

このような状況は、結果的にその人の状態を悪化させる可能性があります。

したがって、心理学の理論を学ぶ際には、その背景や深い意味を正しく理解すること、そして自己診断に頼らずに専門家の意見を求めることが重要です。

正確な理解と適切なアプローチが、誤解を避ける上で不可欠です。

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『嫌われる勇気』は危険じゃない!正しい理解と安全な使い方

『嫌われる勇気』は危険?-7

  • 自分を変えるための心理学
  • 「共同体への貢献」の本当の意味
  • おかしいと言われる部分の真相
  • 読むことで期待される変化
  • 向いている人と向いてない人
  • 読むべき人とおすすめ作品
  • 岸見一郎氏のプロフィール
  • 岸見一郎氏の著書のまとめ。
  • アルフレッド・アドラー氏のプロフィール

自分を変えるための心理学

アドラー心理学は、自己改革や人生の質を高めるための有効なツールです。

この心理学の核心にあるのは、個人が自分自身とどのように向き合い、さらには社会とどのように関わっていくかということです。

具体的には、「勇気づけ」や「目的論」といった概念が中心になります。

自分を変えたいと考える人は、まず現在の自分を受け入れ、自分の行動や考え方が将来にどのような影響を及ぼすかを理解することが重要です。

アドラー心理学では、過去の経験に縛られることなく、「今、ここ」から自分の人生をより良くするための行動を起こすことを促します。

この心理学を通じて、自分自身に対する新たな理解と、他者との健全な関係構築のための方法を見出すことができるでしょう。

「共同体への貢献」の本当の意味

『嫌われる勇気』は危険?-8

『嫌われる勇気』の中で、多くの人が誤解してる言葉に「共同体」と言うものがあります。

アドラー心理学における「共同体への貢献」という概念は、自己中心的な考え方を超え、他者への奉仕と社会貢献を重視する考え方です。

この理念は、単に他人を助けることだけではなく、自己実現の過程で社会全体の幸福に貢献することを意味します。

具体的には、家族、友人、地域社会、さらには働く場所など、自分が属するあらゆる「共同体」での積極的な関わり合いを通じて、自分自身も成長し、社会もより良いものにしていくことを目指します。

「共同体への貢献」を実践することで、個人は自己肯定感を高め、より充実した人生を送ることができます。

この理念は、自分だけでなく、周囲の人々や社会全体の幸福にも貢献することの重要性を教えてくれます。

ただし、「『共同体』のとらえ方を間違ってはいけない」と岸見一郎先生は話されています。

共同体に貢献することはあくまでも自分の問題です。組織のリーダーが貢献感を部下や従業員に持たせようとするのであれば問題です。残念なことに、過重労働による飛び降りや、病気についてのニュースがあとを絶ちません。「それくらいなら辞めればいい」と言えば、話はそんなに簡単な問題でないと言われます。特定の「共同体」へ貢献することが、その人のすべてを作ってしまうという日本人のキャリア形成の構造的な問題が背景にあるからです。(引用:PRESIDENT ONLINE

共同体とは会社とか組織ではなくて、もっと大きなもので自然と形成してくるものなんです。

日本とか世界とか地域、趣味のサークルといったものです。

おかしいと言われる部分の真相

『嫌われる勇気』は危険?-9

アドラー心理学に対して「おかしい」と感じる部分については、しばしば誤解から生じています。

例えば、「トラウマは存在しない」という言葉が引き起こす反発感は、アドラーの考えが一部抜粋され、文脈から切り離されて解釈されている場合が多いです。

実際には、アドラーは過去の出来事が現在の心理状態に影響を与えることを否定しているわけではなく、どのようにそれらの出来事に意味を付け、反応するかが重要だと考えています。

このように、「おかしい」とされる部分も、アドラー心理学の理念や方法論を正確に理解することで、その真価が見えてくるものです。

言い換えれば、アドラー心理学は、個人が自己と向き合い、より良い自己実現を目指すための指針を提供しており、その深い意味を理解することが重要です。

読むことで期待される変化

『嫌われる勇気』は危険?-10

アドラー心理学に基づいた書籍を読むことで期待される変化は、自己認識の向上と人生の質の改善です。

具体的には、自分自身の行動や考え方の背後にある目的を理解し、それをポジティブな方向に導くことができるようになります。

また、他者との関係性においても、課題の分離や共同体感覚の強化を通じて、より健全で充実した関わりを築くことが可能になります。

これらの変化は、自己受容を高め、人生の挑戦に対する前向きな姿勢を育むことにも繋がります。

読者は、アドラー心理学を通じて、より自立した個人として、自己と他者、そして社会との調和のとれた生き方を模索することが期待されます。

この過程で、人生のさまざまな局面において遭遇する困難に対しても、より柔軟かつ創造的な解決策を見出す力を身につけることができるでしょう。

向いている人と向いてない人

『嫌われる勇気』は危険?-11

アドラー心理学は、自己成長に積極的な姿勢を持つ人にとって非常に有益な学問です。

向いている人は、自己反省を恐れず、自己の行動や思考パターンに新しい意味を見出したいと考える方々です。

これに対して、既存の自己観や世界観を変えることに抵抗感がある人、または具体的な行動変化よりも理論的な知識の蓄積を重視する人には、アドラー心理学のアプローチが向いてない可能性があります。

また、即効性を求める方や、抽象的な概念に対する耐性が低い方も、アドラー心理学を実生活に適用する過程で挫折を感じやすいでしょう。

アドラー心理学は、自己と他者との関係を再構築するための洞察を提供しますが、その過程は自己探求と継続的な努力を必要とします。

いずれにせよ、一度読んでみないことには向いてる、向いてないはわかりません。

ぜひ、こちらから一度手に取ってみてください。

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読むべき人とおすすめ作品

読むべき本

アドラー心理学を読むべき人は、人間関係の改善自己実現、そして人生の意味を探求したいと考えるすべての人々です。

特に、自己受容や社会への貢献、課題の分離などの概念に興味がある人にはおすすめです。

アドラー心理学の入門書としては、『嫌われる勇気』が広く知られており、そのアクセスしやすさと具体的な事例を通じてアドラーの理論が身近に感じられるため、初学者に特に推奨されます。

さらに深く学びたい場合は、岸見一郎先生の『幸せになる勇気』『アドラー心理学入門』や、小倉広氏の『人生に革命が起きる100の言葉』も読む価値があります。

これらの作品を通じて、アドラー心理学の根本原理や生き方に対する洞察が深まり、あなた自身の人生観や人間関係に対する理解が豊かになるでしょう。

岸見一郎氏のプロフィール

では、岸見一郎氏のプロフィールを見ていきましょう。

岸見一郎氏は、

  • 1956年生まれの60歳。
  • 京都府出身
  • 1987年京都大学大学院文学部研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)

京都大学の時点では、西洋哲学、とくにプラトン哲学を学ばれていました。

そして、1989年からアドラー心理学を勉強されることになりました。

キッカケは、ある講演を聞いたことだったそうです。

その講演は、アドラー心理学がテーマになっていたのですが、その講師の方が一番初めに言われたそうです。

今日の私の話を聞いた人は、いまこの瞬間から幸せになれる

この時の講師の話を聞いて、かなり大きな反発を感じられたそうです。

というのも、哲学を専攻されていたのも、「幸福とは何か?」を探求する幸福論を勉強したいためだったので、そんなに簡単に幸福になれるのか?と思ったそうです。

ストレス

同時に、幸福論は研究してきたのですが、自分自信がどうすれば幸福になれるかは、深く考えてこなかったことに気づいて、アドラー心理学に興味がわいたと話されています。

そして、哲学と同時にアドラー心理学を学ばれるのですが、実はプラトン哲学とアドラー心理学には、共通する概念がたくさんあって、じつは、同一線上にある思想だったので、かなり入りやすかったそうです。

その後、机上の学問では真理を追究することが難しいと気づいて、カウンセリングをはじめられます。ソクラテスとプラトンが行っていた対話形式の方法を取り入れたのです。

ですから、前田医院精神科にも勤務されていたり、日本アドラー心理学会認定カウンセラーでもあるんです。

そのカウンセリングで、多くの悩める青年たちと会話をする中で、アドラー心理学の意味、大切さを再確認されたようです。

そして、行きついたのは、アドラー心理学の中の言葉で、

人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである

です。

この言葉から、『嫌われる勇気』と言う本は、生まれたように感じます。

『世界一受けたい授業』でも、対人関係をよくするためにアドラー心理学をやさしく分解して、岸見一郎氏がていねいに教えてくれました。

岸見一郎氏の著書のまとめ。

岸見一郎氏の著書をまとめてみました。アマゾンのリンクを貼ってあります。

だいぶたくさんありますが、おすすめは、最初の2冊です。

嫌われる勇気 』と、その三年後を書いている『幸せになる勇気』です。

この二つを読んで、もっと知りたい人は、『アドラー心理学入門』とか、『叱らない子育て』が良いのではないでしょうか。

では、アドラー心理学を作ったアルフレッド・アドラー氏とはどういう人でしょうか?

アルフレッド・アドラー氏のプロフィール

アルフレッド・アドラー

アルフレッド・アドラー氏は、

  • 1870年2月7日~1937年5月28日
  • オス―トリア出身
  • 精神科医、心理学者、社会理論家

フロイト、ユングと並んで、世界的には心理学の三大巨頭と言われていますが、日本では、岸見一郎氏のおかげで、最近になって有名になってきたところです。

フロイトの弟子という話も聞かれますが、正確にはフロイトの共同研究者で、考え方、方向性の違いから、1911年に、フロイトのグループから完全決別して個人心理学(アドラー心理学)を創始します。

ハンガリー系のユダヤ人の父親とチェコスロヴァキア系ユダヤ人の母親の7人兄弟の二男に生まれています。ユダヤ人の中産階級の家庭でした。

アドラーが医師になろうと思ったきっかけは、4歳の時に1歳の弟がなくなったことと、同じころ、アドラーも肺炎になって危なかったことです。

1895年、ウィーン大学医学部を卒業。診療所を開所します。

1902年、フロイトのグループに招かれて、研究に参加します。

1911年、フロイトとは別れて、自由精神分析協会を設立。

1916年、第一次世界大戦に軍医として参加。その経験から、共同体感覚が重要だということを発見。

1918年、共同体感覚を個人心理学の最新の基礎として語り始める。

その後、講演、カウンセリング、診療などを繰り返し行っていき、アドラー心理学を構築していきます。

1932年、『人生の意味の心理学』を刊行。

1935年、ドイツ、イタリアのファシズムの影響がオーストリアにも届いてきたので、アメリカに移住します。

1937年、ヨーロッパに長期の講演旅行をしている中、スコットランドのアバディーン大学で、心臓発作で倒れて亡くなりました。

アドラー心理学の共同体感覚とか、目的論などは、言葉で説明するのが難しいので、動画とか、岸見一郎氏の著作を読んで理解してもらった方が良いと思います。

アルフレッド・アドラーの原著を載せておきます。

人間関係に悩まれていたら、アドラー心理学の本を読んでみるのも良いかもしれません。

まとめ:『嫌われる勇気』は危険?誤解を解くためにも一度は読んでおいたほうが良い!

嫌われる勇気

この記事のポイントをまとめます。

  • 岸見一郎氏が著者の『嫌われる勇気』はアドラー心理学を紹介
  • 「嫌われる勇気」に危険との口コミあり
  • 青年と哲学者の対話形式で進む内容
  • 対人関係改善や幸せな人生を手に入れることが可能
  • 岸見一郎氏は1956年生まれ、京都府出身
  • 岸見氏は京都大学大学院で西洋哲学史を専攻
  • アドラー心理学の学習は1989年から開始
  • 「幸福になれる」という講演が学習のきっかけ
  • 幸福論を深めるためにアドラー心理学に興味
  • プラトン哲学とアドラー心理学に共通点を見出す
  • カウンセリングを通じてアドラー心理学の大切さを再認識
  • 「人間の悩みは対人関係の悩み」という言葉が重要
  • アドラー心理学の中心に共同体感覚がある
  • アドラーはフロイトの共同研究者から独立
  • アドラーは精神科医、心理学者、社会理論家として活動

参考文献

この記事を書いた人
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はじめまして、ゆきです。

雑貨問屋、警備、事務、営業、飲食店など、さまざまな仕事の経験を活かして、みなさまの今後の生活に役に立つような記事を書いていきます。

自分の経験を元に、アラフォーのみなさんにもわかりやすく、人生の楽しみ方を伝えていければと思っています。

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