あれ?エアコンつけてるのに全然涼しくならない・・・とか、熱風が出てる気がする・・・っておもったら、まず確認する場所は、ランプです。ランプが点滅してるかどうかが、故障してるかどうかの判断の基準になります。
そこで、エアコンをつけたときに、風がでてるけども冷えないとか、故障してるような気がするって思ったときの原因と解決方法を説明します。
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冷えない!って思ったらまずやる事
冷えないって思ったときにまずやることは、上でも話しましたが「ランプを確認する」ということです。
メーカーによって故障ランプをつけてる場所や点滅方法は違ってきますが、どこかしらに故障を告げるランプがあるはずです。そのランプが
- 点滅してない 故障じゃない
- 点滅 故障
という可能性が高いです。それぞれ見ていきます。
点滅してない
点滅していない時には、エアコンの内部に故障がない可能性が高いです。
じゃあ、なんでエアコンつけても冷えないの?ってあなたは怒るかもしれませんが、じつは、冷たい風は出てるんです。冷えない理由は、エアコンの能力以上に室温が高くなっていたり、室内の広さとマッチしてないことがおおいです。
とくに、猛暑日は危険です。家の外が40℃ちかくなってる場所もおおいですし、日本家屋なら冷気が逃げたり熱気がドンドン家の中に入ってくることも考えられます。つまり、6畳の部屋の中にいるつもりでも、じっさいには8畳とか10畳くらいの冷やすエネルギーが必要になってることがあります。
また、買ったときには気が付かず、安いからいいやと思って10畳近い部屋に6畳用のエアコンをつけてるときがあります。
そうなってると、エアコンをつけていても冷えないように感じてしまいます。
実は、私の部屋がそうでした。7年前にエアコンをつけたのですが、昨年のいきなり暑くなったときから、エアコンをつけてもまったく涼しくなりませんでした。
「あ、やばい!故障だ」とおもってすぐに見に来てもらったところ、エアコンは全く問題なくて規格がちいさいせいだといわれてしまいました。私の寝室は10畳近くあるのですが、ついてるエアコンはなんと6畳用でした。
買ったときのことはほとんど覚えてないのですが、多分安いからいいやとおもって買ったのかもしれません。とはいえ、私は長野県に住んでるので、買ったときや昨年まではそれほど気にならなかったんです。しかも日中はいませんでしたから。
ところが、今年はその部屋で仕事をすることになって、しかも猛暑のおかげでその部屋にいられなくなりました。
来てくれた修理のひとにきいてみると、猛暑日のが多い年はそういうことがおおいと言うことでした。部屋とエアコンがあってないということではなくて、周りが暑すぎるのでエアコンの能力を100%発揮できないそうです。
そして、そのひとがいちばんはじめにみたのは、故障ランプのところでした。ランプがついてれば故障の可能性があるけれども、なにもついてなければ問題はないはずだと話してくれました。
そのあと、一応冷媒の点検や室外機もみてくれましたけども、やっぱり異常はありませんでした。それでも、わたしが「でも冷たいかぜがでてこないんですけど・・・」と文句をいってると、温度をはかるデジタル機器をとりだして計ってくれました。
すると、室内の温度は35度くらいになっていたのですが、吹き出し口にあてたセンサーは20度くらいになっていました。「いくら冷たい風をだしても追いつかないってことですね」って言って微笑まれてしまいました。わたしのからだは、周りが暑いので冷たい風が出てきてないって勘違いしてしまってたんです。
ちなみに、エアコンから出てくる空気の温度は何℃に設定しても同じだと話してくれました。28度に設定しても18度に設定しても同じ温度の風をだして、周りの温度がそこまで冷えたら運転が止まるだけだと言うことです。
さらに確認する方法として、夜になって外気温がさがったときにエアコンを運転させてみたら?と教えてくれました。冷えてきたら、エアコンはまちがいなく故障はしてません。
実は、エアコンは故障が非常に少ない家電のひとつです。冷えないからと言ってすぐに故障してると思わない方がいいと業者の人が言ってました。なので、「冷えない!」っておもったら、まずはランプがどうなってるかを確認しましょう。
点滅
では、点滅していたらどうするの?って思いますよね。
そのときは、すぐに業者に連絡するのではなくて、
- 電源を落として再チャレンジ
- 取扱い説明書やメーカーのHPで点滅の意味を知る
をやってみましょう。
点滅していても一時的な場合があるようなので、スイッチをまず切ってからコンセントを抜いてみましょう。さらにエアコン専用のブレーカーがあればそれも切ります。3分から10分くらいたってからもう一度コンセントを入れてスイッチを押してみましょう。
それでも点滅してるときは、どこか故障してる可能性が高いです。
点滅してしまったら、その意味を確かめることです。本体や操作する端末にエラーコードが出てるはずです。取扱説明書やメーカーのHPには、エラーコードの意味が書いてあります。そこには、
- 室内機基盤
- 電気系統
- 冷媒系統
- 室外機
などの故障内容や、メーカーによっては修理にいくらかかるか目安がのってます。それを確かめてから業者に連絡しましょう。
あなたの家のエアコンを大手家電販売店で買ってるのでしたら、○○年間補償とかなんでも修理保証かついてるはずです。保証書などをさがしてから連絡して見ましょう。
解決方法
では、じっさいに解決するにはどうしたらいいのかをお話ししていきます。
点滅してない
点滅してない時には、残念ですがたぶんどうしようもないです。
修理できるような故障部分がないわけですから、やることは3つです。それは、
- がまんする
- 見てもらう
- 買い替える
です。
わたしの場合は、・・・買い換えました。あまりにも耐えきれなくて、仕事にもなりませんでしたので、ネットでエアコンを買って親戚の業者になんとかお願いしてつけてもらいました。
おそらく、これからずっとこういう夏がふえてくるはずです。あなたの家のエアコンがどうも効かないな~って思われたら、まずは有料で点検してもらってから買い替えることをお勧めします。
そのときは、ワンランク上の能力を持ったエアコンの方がいいかもしれません。6畳なら10畳用、10畳なら15畳用とかです。また、この夏は我慢して、業者がヒマになったり値下げされる秋や年末商戦のときに取り換えるのも手だと思います。
ちなみに、2019年の楽天での人気エアコンランキングは、
になってます。詳しくはこちら⇒エアコン売上ランキング
あたらしいエアコンに買いかえて、今までのものは別な部屋に移動するって言うのもアリだと思います。
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点滅してる
点滅してるときには、業者に頼んで点検してもらうしかありません。
故障なので、冷たい空気が出ていなくてランプがついてるときには、やみくもに内部の清掃をしてもほとんど意味がないです。フィルター清掃をしてくれというランプがついてる以外は、業者に点検してもらうことです。おそらく素人が何かをしても壊すだけです。
その際に必要なのは、保証書とか買ったときのレシートです。電話で連絡すればいいのですが、そのときに必要なのが、
- エアコンのメーカー
- エアコンの機種
- 型番
- 購入日
- 設置場所
- 不具合の状態
- ランプの点滅状態
です。おそらく、エアコンの本体の下に機種や型番などが書かれたシールが張ってる有るはずです。それをメモしてから電話してみましょう。
また、その際には
- 出張料
- 点検代
- 見積もり費
などがどうなるのかを確認しておきましょう。
わたしの家のばあいは、修理は全くなかったので出張料と点検代の3,500円でした。もしも故障していたら、点検代がなくなって部品代と修理費が加わることになっていました。業者によってその部分は変わってきますので、見に来てもらう前に確認しておくことです。
保証書があるばあいは、どの部分まで無料で修理してくれるかも確かめておきましょう。一般的に
- 消耗品
- 摩耗品
は有料で、センサーなどの機械の部分故障のときの部品代はなくて技術料だけがかかることがおおいです。よくある消耗品とか摩耗品は、冷媒とホースです。冷媒がなくなっていれば冷えるはずはないです。入れてもらえばすぐに復帰しますが、部品代と技術代がかかってきます。
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故障しにくいエアコンとは?
故障して冷えなくなる原因としては、
- 機械的な故障
- メンテナンス不足
になります。
昔に比べると、機械の部品の質も良くなってきて、何のメンテナンスをしなくても7年とか10年とか動き続けていられる家電のひとつがエアコンです。一般的にエアコンは故障にしにくいといわれています。
ですが、油の多い環境やほこりの多い環境で使われてるエアコンは、止まってしまうことがおおいです。そういう場所では、通常のフィルター以外にもっと強固なフィルターをつけてホコリや油を防いで故障するのを防いでいます。
それは一般の家庭でも同じことが言えます。
つまり、普段のメンテナンスでホコリなどをしっかりとっておくことで、故障しにくいエアコンになるということです。
毎日掃除する必要はありませんが、夏の冷房の始めと終わり、冬の暖房の始めと終わりには掃除をしておいた方が長持ちするはずです。
掃除のやり方としては、
- フィルターの清掃
- 内部の清掃
- 暖房運転や送風で内部を乾かす
になります。
詳しいやり方はこちらを参考にしてみてください。
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おそうじ機能付きのエアコンがありますが、はっきり言って意味がないと多くの方が言われています。逆に掃除がしにくくなってしまって、清掃業者に頼むときに割高になると言うことです。
カンタンに掃除のやり方を説明します。フィルターの清掃は、外側から掃除機ですって内側から水をかけるのが基本です。水をかける時には、アミライトなどの洗浄剤を塗ってからやると効果的です。
内部の清掃としては、スイスイクリーンエアコン内部クリーナー(アルカリ電解水)などで内部に向かって吹きかければOKです。吹きかけた水は、ドレンをつたって部屋の外に流れ出ます。吹きかけた後は、30分程度、送風をして乾かしましょう。
冷房をつかったあとに、暖房運転や送風を10分程度行って内部を乾かすと、カビが付きにくくなります。
もちろん、外側のほこりやフィンにたまったほこりはぞうきんなどでふけば大丈夫です。室外機は、一般的に庭などの家の外に置かれてるので、あまり気にしなくてもよさそうです。ただ、まわりに物を置いたり、運転する時には必ずほこりよけのビニールシートなどのカバーを取り外すことです。
ただ、どうしても自分ではできないとあなたが思われたら、エアコンクリーニングのプロにお願いするのがとてもお得です。ダスキンとかいろいろありますが、私のおすすめは、おそうじ本舗さんです。
大きなエアコンでも、大体2万円もかからずにやってくれますので、一回やってもらって、その後は自分でやれば大丈夫です。1回やれば5年は大丈夫のようです。こちらから無料で見積もりをとることができます。
実は、私の友人が58歳で脱サラしておそうじ本舗の代理店を始めているんです。夫婦二人でエアコンの掃除や床の掃除をしていますが、かなり丁寧にやってくれますので毎年お願いしています。
その友人に聞くと、5年に1回はやってもらった方がいいと言ってました。逆に言えば、5年に1回プロにお願いすれば大丈夫だと言うことです。あなたの家のエアコンが買ってから5年以上たってたら、一度検討してみてはどうでしょうか。最盛期はどこの業者も忙しいと思いますので、冷房を使い始めと終わった5,6月、9,10月にお願いするのがいちばん良いとわたしは思います。
とはいえ、涼しくなってしまったら、忘れてしまうことがおおいです。来年、同じ思いをするのがいやでしたら、今のうちに予約を入れておきましょう。プロにクリーニングしてもらうのが、エアコンに長く働いてもらう秘訣のひとつです。
以上、エアコンが故障?って思ったらまず点滅(ランプ)を確認することが大事だという情報をお伝えしました。
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