ドラマ「BG~身辺警護人~」3話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。深夜に緊急の警護依頼が舞い込み、招集をかけられた島崎章(木村拓哉)ら日ノ出警備保障・身辺警護課のメンバーたち。一度は身辺警護課を辞めた高梨雅也(斎藤工)も復職する中、彼らに命じられた任務は『人気タレント・かのん(三吉彩花)に支給する現金一億円の警護』というものでした。
お好きな所からお読み下さい。
3話のあらすじ
深夜に緊急招集!
その日の夜、島崎章(木村拓哉)が家に帰ってビールを飲み始めようとすると、村田課長(上川隆也)から緊急の警護依頼が来たと召集がかかりました。そこには、自分の経歴が役に立つといって高梨雅也(斎藤工)もいました。この仕事から身辺警護課にもどるということでした。
今回の依頼は、人気タレント・かのん(三吉彩花)が引退するといって仕事を放り出して逃げたのですが、ボーナス1億円を持ってきてくれたら復帰するといってきたので、仕方なく社長の坂東(西村まさひこ)が現金をわたしにいくことになりました。それを警護してもらいたいということでした。あさっての朝、映画の主演発表があるのですが、それまでには連れ戻したいということでした。
高梨は、経験があるといって現金の入ったバッグと社長の手首を手錠でつなきました。そして、坂東、高梨、島崎の3人で車に乗って、かのんに指定された場所に向かいました。
立原大臣が民間に警護を?
議員会館に落合(江口洋介)と清田たちがやってきました。行った先は立原愛子大臣(石田ゆり子)の部屋でした。清田をまいて外に出ていたことがばれてしまって、それを確かめにきたんです。立原大臣は、清田とは相性が会わないといって民間の警護、島崎に頼んだといいました。
1億円のボーナス?
高梨たちが乗った車は八王子に向かっていました。高梨は、八王子に入ったら坂東から行き先をおしえてもらうといいました。八王子につくと、坂東はかのんから電話を待つからしばらく走ってくれといいました。高梨は公園まで走らせて、外に降りて島崎にこの任務を下りようといいます。高梨が坂東は何かを隠してると気がついたんです。すると、坂東がおりてきました。高梨がなぜ現金なのかと聞くと、芸能界はげんなまですからとこたえました。すると、坂東に電話がかかってきました。その話し方から、かのんが誘拐されてることが島崎と高梨が気がつきました。そして、坂東の携帯にカノンが縛られてる写真が送られてきました。
高梨が警察に電話をしようとすると、坂東がそれだけはやめてくれといいました。島崎もそれをとめました。
島崎が村田課長に電話すると、警察に手配すると答えました。坂東がそれだけはやめてくれというと、再び島崎が現場に任せてくれと村田課長にお願いしました。村田課長は30分だけ待つと答えました。
車の中で、坂東は警察だけには言わないでくれといいますが、高梨が説得します。それを聞いていた島崎が車を出そうとします。高梨はもう少し待てといいますが、そのまま犯人の指定場所のショッピングモールに行きました。
ショッピングモールにつくと、電話がかかってきました。どこからか犯人が見ていて、高梨と島崎が警察じゃないかと疑ってきたんです。坂東はとっさにマネージャーだと嘘をつきました。犯人は、金をもってくる場所を指定しました。すると、島崎が坂東のスマホを奪って、マネージャーとしていっしょに行ってもいいかとききました。
3人が指定場所に向かうと、再び電話がかかってきて場所を変えさせられました。すると、一人の男がやってきて坂東にぶつかってけんかを吹っかけました。すると、高梨が腕をひねり上げました。再び坂東の携帯に電話がかかってきて、「やはりうそでしたね。マネージャーの動き、警察としか思えませんよ」といわれました。そして、取引は終了だといわれて着られそうになると、島崎が会話を引き継いで、ボディガードだと説明しました。犯人は証明しろと言って、島崎をさっきの場所まで走らせました。そして、上着を脱がせて武器を持っていないことを確認させました。島崎は最後にかのんの声を聞かせてくれといいました。電話が切れた後、再びかかってくると、それはかのんでした。かのんは、「警察に言わないで彼に金を渡してくれれば帰れるから」と言って、切れました。島崎は偽装誘拐ではないかと気づきました。
島崎が坂東たちのところに帰ってくると、村田課長から30分たったと電話が来ました。警察に通報するという村田課長に、偽装誘拐かもしれないので通報は待ってくれといいました。すると、沢口がかのんの裏アカウントを見つけてそこに写ってる写真を高梨の携帯におくりました。坂東はそれをみると「あいつだ」と言って座り込みました。以前、カノンと付き合っていた不良で、結婚したいというのを金で別れさせたんです。その男の名前は野々村翔一という男でした。島崎は村田課長に調べてもらうように依頼しました。
ショッピングモールの駐車場では、野々村が車に乗り込むと、後ろの座席にかのんがいました。
日の出警備に、いきなり落合がやってきました。落合は、立原大臣の警護を島崎が引き受けた琴を確かめに着たんです。村田課長が知らないといって帰ってもらうと、エレベーターの前にいた落合に気づかずに、沢口が大声で野々村のことを報告しにきました。それを高梨の携帯に転送しました。そのことを落合が聞いていました。
橋の上の攻防
島崎たちは、犯人の指定された場所、橋の横にやってきました。坂東が野々村の仕業だと確信すると、絶対に金を渡さないといって、金の代わりに雑誌や紙をつめ始めました。すると、橋の逆側に野々村とカノンたちがやってきました。坂東のところに電話がかかってくると、坂東は体の具合が悪いからマネージャーに持っていかせるといいました。そこで、島崎が偽のお金を持って橋の真ん中に向かいました。
かのんは、うちあわせどおり犯人の顔は見てないというから、1億円は使っちゃ駄目よと野々村にいってると、ショッピングモールで坂東に当たってきた男が車のドアを開けました。だれかわからないかのんがどういうことかの野村に聞くと、はじめから利用するつもりだったとカノンに言いました。カノンが逃げようとすると、裸でタバコを吸ってる写真を見せて、言うとおりにしろとおどしました。
島崎が橋の中央に来てまってると、かのんがやってきました。すると、金はそこにおいて下がってくれとなきながらいいました。島崎は坂東も許すというと、指輪を投げ捨てて下がれといいました。島崎は橋の欄干にバックを置いて下がりました。
すると、バックが落ちそうになって島崎がジャンプしてそのバックをとろうとすると、橋から宙吊りになりました。実は手錠で橋の欄干と自分のベルトをつなげていたんです。すると、犯人たち二人がでてきました。島崎はバックを落として橋の上に上りました。そして、金に目を奪われれる犯人達から、かのんを車まで逃がして犯人達をおさえつけました。そこにパトカーがやってきました。
坂東は警察が来るとわかると逃げ出しますが高梨に止められました。そこに島崎がかのんをつれてきました。
島崎と高梨が警察に
島崎と高梨は警視庁に連れられていって取り調べをうけましたが、黙秘していました。坂東は警察に偽装誘拐だったと説明して、全員釈放されました。島崎と高梨が警視庁から出てくると、落合が出てきますが、島崎に一瞥しただけで歩き去ろうとします。島崎が同じ警護の人間だからというと、いっしょにするなと言って歩いていきました。落合は立原大臣に警護の人間を変えるので民間とは係わり合いにならないでくれと申し入れました。
翌日、立原大臣が日の出警備保障に来ていました。社長は村田課長と島崎にすぐに来てくれと連絡しました。
(⇒4話のあらすじ)
感想
オモシロかったですね。芸能界にありがちな話でした。いままでも、女優さんがどこかに行ってしまったとか、海外に行ってしまったとかいろいろな話がありましたが、こちら側には伝わってこない裏話がたくさんあったのかもしれません。
ただ、今回もおかしなところが結構あったような気がします。一番変だと思ったのは、今回も課長が島崎の言うことをそのまま聞いてしまったということです。そして、2回続けて警察に通報しないまま犯人が逮捕されて、警備の免許はそのまま許されてるというのは、どう考えても変ではないでしょうか。そして、ついに落合もライバル心をなぜかむき出しにしてきて、もしかしたら、石田ゆり子さん演じる立原大臣をめぐる三角関係になりそうな予感がしてきました。
やはり、多くのひとが言ってるように、脚本が薄っぺらくて必然性がないドラマになってしまってるとわたしも感じました。とくに、ニセのお金が入ったバッグを欄干に置くところは、ひどかったです。中身が偽物だとわかっていても、あの動作をするでしょうか?木村拓哉さんを宙づりにしてカッコ良いシーンを撮るための設定としか思えませんでした。あの状況で、もしも手錠がかからなかったら、手が欄干にかからなかったら、ベルトがキレたら・・・などいろんな気持ちがあると思うのですが、弾除けするのが怖いと言っていた人の行動じゃないと感じました。もしかしたら、脚本家の方がわざと炎上するような書き方をしてるかも?って変なことまで考えてしまうよな脚本でした。
キャスト
- 島崎章 木村拓哉
- 島崎瞬 田中奏生、章の息子
- 村田五郎 上川隆也、身辺警護課課長
- 今関重信 永島敏行、日ノ出警備保障社長
- 高梨雅也 斎藤工、身辺警護課
- 沢口正太郎 間宮祥太朗、身辺警護課
- 菅沼まゆ 菜々緒、身辺警護課
- 氷川修 宇梶剛士、警視庁警備部警護課係長(SP)
- 落合義明 江口洋介、警視庁警備部警護課(SP)
- 清田春孝 阿部進之介、警視庁警備部警護課係長(SP)
- 立原愛子 石田ゆり子、厚生労働大臣
- 河野純也 満島真之介、サッカー選手
各話のあらすじ
以上、ドラマ「BG~身辺警護人~」の3話のあらすじ(ネタバレ)と感想でした。
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