ドラマ「セシルのもくろみ」最終話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。ヴァニティの新編集長と舞子の方針変更で、何条に引き続き、黒沢もヴァニティをやめてしまいました。黒沢は新雑誌の編集長になり、ハマユカも編集部員として加わりました。奈央がカバーモデルとして呼ばれましたが・・・
ドラマ「セシルのもくろみ」最終話のあらすじ
奈央(真木よう子)は、由華子(吉瀬美智子)から、新しく立ち上げる雑誌『ジョワイユ』のカバーモデルになってほしい、と誘われました。ある大手IT系企業が『ジョワイユ』という女性誌を創刊するのだということです。ハマユカに連れられて、『ジョワイユ』の創刊準備室を見に行きました。ハマユカは、奈央の先輩に聞くという企画をべた褒めしていました。ハマユカはモデルをやめて編集員になるといいました。
創刊準備室に入った奈央は、黒沢洵子(板谷由夏)がいてびっくりしました。黒沢が『ジョワイユ』の編集長でした。黒沢は、後輩に追い抜かれたことで、あたらしい会社で自分のやりたいことをやりたいと話していました。奈央が望めば、江里も引き抜くといわれました。
ヴァニティでは、『ジョワイユ』の新編集長が黒沢になったことが話題になっていて、南城(リリー・フランキー)もハマユカも加わるかもしれないとうわさしていました。そこに、江里(伊藤歩)にどこからか電話がかかってきました。
奈央は、江里に会ってハマユカに誘われたと相談します。江里も、他から誘われてると告白します。「お互い考えて、くいのない答えを出そう」と言って分かれました。
江里は、カメラマンの山上(金子ノブアキ)にフェローニにPRとしてこないかと誘われたと相談しました。ただ、ライターとしての仕事も続けたいと山上に言うと、山上は、自分が写真家になりたかったと言う夢を話し出しました。そして、奈央とまだやりたいことが残ってるんじゃないかというと、奈央もヴァニティをやめるかもと話しました。
奈央は、メイクのトモ(徳井義実)に相談していました。トモは、ヴァニティとか家族のことは関係なく、自分のことだけ考えればいいとアドバイスしてくれました。
どうするか迷ってる奈央は、小池雅美(小野ゆり子)に撮影を他のモデルに代わってくれとお願いしました。
ヴァニティの9月号は売り上げが一気に落ちました。舞子と平林編集長は相談を繰り返しました。
江里のところに、小池から翌日、ヴァニティにきてもらいたいといわれました。全員集合ということで奈央にも連絡をしてくれといわれました。江里は、翌日の会議の前にフェローニに行きました。その頃、奈央は、『ジョワイユ』をたずねました。
『ジョワイユ』に行った後、奈央がヴァニティに行くと、会議の前に舞子から呼ばれました。舞子は、昔の気持ちを忘れて、ハマユカを超えるだけしか考えられなかったといいます。すると、奈央は、「間違っていたといえばいいんじゃないですか?じゃ、行かなきゃいけないんで」と言って、会議に行きました。
会議に行くと、集まった人たちの中で、ヴァニティが休刊になるかもといううわさが出ていました。そして、「もうやめようかな」「上が悪いから」と文句ばかり言ってました。それを聞いた奈央は、「それ、うわさですよね」と言って、ネットで言われてることに右往左往するなといいます。すると、ヴァニティを辞める人が何を言うの?と逆に言われてしまいます。
奈央は、みんなの前で、『ジョワイユ』の話は断ったといいます。そして、『ジョワイユ』はヴァニティとは違うからヴァニティはヴァニティらしくやっていけばいいとこんこんと話しました。
そして、平林と舞子が前にたって、頭を下げて今までのヴァニティに戻すと話しました。読者モデルも復活しました。
江里はフェロー二に行くことを決心していました。会議が終わって江里の姿を探すと、撮影スタジオに立っていて、泣いていました。それぞれの道でがんばろうといって、二人は握手をして抱き合いました。
その日の夜、奈央と江里と山上、トモは居酒屋で会う約束をしました。まだ全員そろわずに、江里と山上が二人きりでいると、江里が半年、研修でイタリアに行くと話しました。それを聞いた山上は、この間の話の続きだといって、付き合打ってことでいいんだよねといいました。そして、イタリアに遊びに行くからチャペルを用意しておいてといいました。すると、横からトモと奈央がいきなり出てきました。そして、乾杯をしました。
南城は、夢だったカレー屋を開きました。
しばらくして、奈央は、海外のファッションショーデビューしました。
(おわり)
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ドラマ「セシルのもくろみ」最終話の感想
チョット最後がどたばたになってしまいました。結局奈央がヴァニティに残ったのは「体育会系」だからと言ってましたが、チョット意味が分かりませんでしたね。おそらく、『ジョワイユ』の方が活躍できますし、いろいろなことを教えてもらったり試したりすることで成長することができたと思います。
もしかしたら、体育会系と言うのは、一宿一飯の恩義と言うことなのでしょうか。
気持ちはわからなくもないのですが、やはりもったいないと思いました。現実にもありますが、成長していくためには、必ず卒業しなくてはいけないと思います。ヤドカリの殻みたいに、住んでる世界に新鮮味も感じず、馴れ合いになってしまったら、その上の世界に飛び込んでいくべきだと思います。その時は、もちろん、行かないでくれと下のものに引っぱられますが勇気をもってそれを断ち切る決意が必要です。
パレートの法則と言うものがあって、「80:20の法則」とも言われています。全体の2割の人が総売り上げの8割をつくってるというようなことです。つまり、ヴァニティではハマユカとか舞子が全体の8割の売り上げをつくってるわけです。最近では奈央もそこに加わりました。理由はハマユカが抜けたからです。パレートの法則は絶対で、できる人が抜けたら、できない人の中からできる人が育ってくるんです。逆に、できる人が居続けたら、できない人は何時まで経ってもそのままなんです。なので、できる人は上を目指してどんどん上がって行かないと、下の人の迷惑になります。
そういう意味で、奈緒は新天地に行って自分を磨くことが必要でした。さらに、そこから海外とかにいったり、新雑誌に移籍したりしていくことで、自分の器を大きくしていくことができました。
なので、現状の仕事などが、100%の力を出さずともトップの成績を得るようになったら、新しいことを始めるべきです。50%の力でもトップの成績を得ることが出来てることに慣れてしまったら、成長は望めませんし、いずれ後輩に追い抜かれるはずです。その時にあせってももう遅いです。仕事にかぎらず趣味や普段の生活も、常に100%で行っていくことで、ドンドン新しい世界が見えてきますので、心がけてもらうと良いと思います。
原作
ドラマ「セシルのもくろみ」は、唯川恵さんがかかれた小説が原作になっています。唯川恵(ゆいかわけい)さんは、1955年生まれの62歳の小説家です。短大を卒業されて、10年間OL生活を送られた痕、1984年に、「海色の午後」で集英社コバルト・ノベル大賞を受賞されて作家デビューされました。2001年、46歳のときに「肩ごしの恋人」で直木賞を撮られています。女性の心の奥に潜む心理を巧みに描き続けており、怖さを感じながらも、思わず共感し心揺さぶられるものばかりだと女性に大人気の作家です。ドラマ化も多くの作品がされています。代表作は、
どれも、とても面白いので読まれてみることをお勧めします。
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ドラマ「セシルのもくろみ」のキャスト
- 宮地奈央 真木よう子、埼玉北春日部在住のガサツな主婦
- 沖田江里 伊藤歩、崖っぷちのファッションライター
- 安原トモ 徳井義実、カリスマヘアメイク
- 山上航平 金子ノブアキ、カメラマン
- 浜口由華子 吉瀬美智子、雑誌「ヴァニティ」の専属カバーモデル
- 安永舞子 長谷川京子、雑誌「ヴァニティ」の元ナンバー2モデル、情報番組のコメンテーター
- 坂下葵 佐藤江梨子、超絶美脚人妻の新人読者モデル
- 小田萌子 藤澤恵麻、セレブ美人ママの新人読者モデル
- 南城彰 リリー・フランキー、雑誌「ヴァニティ」の編集長
- 石田信也 眞島秀和、雑誌「ヴァニティ」の副編集長
- 黒沢洵子 板谷由夏、雑誌「ヴァニティ」の編集デスク
- 小池雅美 小野ゆり子、雑誌「ヴァニティ」の若手編集部員
- 平井早紀 石橋けい、嫌味なセレブママ、ファッションライター
- 登坂千絵 伊藤修子、チョイ迷惑系の姉御のベテランスタイリスト
- 宮地伸行 宇野祥平、奈央の夫、金型仕上げのエンジニア
- 宮地宏樹 佐藤瑠生亮、奈央の息子
- 森泰生 加藤雅人、奈央の明るい同級生、惣菜屋店主
9話以外のあらすじ
以上、ドラマ「セシルのもくろみ」の最終話のあらすじ(ネタバレ)と感想でした。
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