10月12日(金)夜10時から始まる新ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」のキャストと1話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。若年性アルツハイマーにおかされた女医の北澤尚を戸田恵梨香さんが演じます。自分のことを忘れていく恋人の尚を明るくけなげに支える元小説家の間宮真司をムロツヨシさんが演じます。二人はずっと愛し続けていられるのでしょうか?
ドラマ「大恋愛」のキャスト
- 北澤尚 戸田恵梨香、産婦人科医
- 間宮真司 ムロツヨシ、元小説家
- 井原侑一 松岡昌宏、精神科医、尚の婚約者
- 北澤薫 草刈民代、尚の母親
- 沢田柚香 黒川智花、尚のクリニックの看護師
- 石田ミル 小篠恵奈、尚のクリニックの看護師
- 木村明男 富澤たけし、真司の引越し屋バイト仲間
- 小川翔太 杉野遥亮、真司の引越し屋バイト仲間
- 井原誠一郎 橋爪淳、侑一の父親
- 井原千賀子 夏樹陽子、侑一の母親
ドラマ「大恋愛」の1話のあらすじ
2013年5月。北澤尚(戸田恵梨香)は34歳でした。母・薫(草刈民代)が院長を務めるKITAレディースクリニックの医師として、忙しく働きつつも、充実した日々を送っていました。その日、仕事が終わると、ウェディングドレスの試着にいきました。そして写真を撮って、恋人の井原侑市(松岡昌宏)に送りました。
婚約者の侑市はアメリカのワシントン中央大学アルツハイマー病トランスレーショナル研究所で研究していました。写真を見た侑一は、結婚式まで見たくなかったと返しました。この1か月後、二人は結婚するはずでした。
3ヵ月前の2013年2月。尚は侑一と見合いをしました。二人とも身を焦がすような雷が落ちたような恋をしたことはなく、恋愛をしたいのではなくて結婚して家庭を作りたいと冷静に考えていました。1か月後、尚はワシントンを訪れました。尚は自分のDNA鑑定持っていくと、侑一も同じように渡してくれました。二人は似た者同士でした。尚と侑一はお互いの肉体の相性も確かめて、正式に婚約しました。
2013年5月。結婚を控えて引越し屋さんに頼んで引っ越しの準備をしていました。新しい住居に引っ越しの荷物を入れてるときに、引越しやさんの一人が、間宮真司という著者の「砂にまみれたアンジェリカ」という本を箱から出しながらしげしげと見ていました。それを見ていた尚は、そのダンボールはそのままにしておいてもらいたいと言いました。
引越しの荷物が片付いて、引越しやさんのリーダーが帰って行って、尚が部屋に戻ると、さっきの引越し屋さんがまだ台所にいました。しかも黒酢はちみつを飲んでいました。自分のものだと思った尚が「あっ」と声をかけると、その男は自分が買ったものだと言って、そのまま出ていきました。
一人になった尚は、さっき引越し屋さんが見ていた「砂にまみれたアンジェリカ」を手に取ってにっこり笑って、途中から読み始めました。
一方、黒酢はちみつの引越し屋も尚のことを思い返していました。実は、その引越しやの男は、「砂にまみれたアンジェリカ」の著者の間宮真司(ムロツヨシ)でした。
しばらくすると、尚のところにふたたび黒酢はちみつが届きました。いつ頼んだんだろう?とおもいながら台所に持っていきました。実家に戻ると、そこにも黒酢はちみつが1ケース届いていて、母親から「また届いてる」といわれました。部屋に入るとさらにもう1ケースありましたが、いつ頼んだのか忘れてしまいました。
翌日クリニックに行くと、患者の名前を忘れていました。
その日、新居に帰ると天井から水漏れしていました。急いで拭いてると、真司が引越しの段ボール回収にやってきました。尚は大変なことになってると言って部屋に連れていって水漏れを見せました。
真司は、一緒に上の階の部屋に行って元栓を閉めました。その住人がうちのせいじゃないとしらばっくれると、少し脅して水道屋さんに代わりに電話してあげました。
そして二人で戻って部屋の中を片付けました。すると、尚は「砂にまみれたアンジェリカ」が大好きで、これは初版本だと言いました。そして、大好きな一節を暗唱すると、そんなのを読んでると頭が腐ると真司はけなしました。
段ボールを回収して帰ろうとすると、夕食をおごらせてくれといって尚は一緒にトラックに乗りました。
会社に戻る途中、何で結婚するのかと聞くと、リスクの少ない出産のためかなと尚がいいました。相手は医者だということも尚が説明しました。
会社に行った後、二人は居酒屋に行きました。尚はずっと「砂にまみれたアンジェリカ」の話をして、どうしてあんなにおんなのきもちがわかるんだろう?いつか著者に会ってみたいと笑顔で言いました。真司はちょっと困りながら、想像して書いてるんですよと、説明しました。そのあと、二人はお店の店員でアフレコしながら遊んで大笑いしました。
そのあと、二人は別れて帰りましたが、帰り際、尚は黒酢はちみつのパックをバックから取り出して真司に投げました。
数日後、尚の母親の薫(草刈民代)と侑一の母親の千賀子(夏樹陽子)の3人で新居を見ました。二人は仲良く話をして姉妹の様でした。
尚は、真司をこの間のお店で夕食をたべようと強引に誘いました。誘った日に尚はその居酒屋に行きましたが、待っていても真司は来ませんでした。仕方なく会計して下に行くと、真司が立っていました。
尚がずっと待ってたの?というと、「いや~」とだけ言って歩き出しました。「何ではいってこなかったの?」と尚が言いましたが何も答えずに歩き続けました。尚が「砂にまみれたアンジェリカ」の同じような状況の一節を暗唱すると、一か所まちがっていました。真司が訂正すると、何で知ってるのと尚がいいました。
すると、真司は自分が著者の間宮真司だとばらしました。尚は飛び上がって喜びました。
そのあと二人は誰もいない公園でベンチに座って語り合いました。真司は自分の生い立ちを話しました。真司は神社に捨てられた子供で、親の顔は知らなくて、拾った神主さんの名前をもらって間宮真司になったと告白しました。そして、施設で育ったことなんかを面白おかしく話してあげました。尚はずっと笑顔で聞いていました。二人は朝まで話してしまいました。そして、キレイな朝焼けを無言で見ました。
真司は6時から仕事が始まると言って、そのまま帰っていきました。それを見送る尚の目が輝いていました。
尚が家に帰ると、母親の薫に朝帰りを怒られました。
ひと眠りした後クリニックに行って、看護師の沢田柚香(黒川智花)とランチをとる約束をしました。ランチをしながら、大好きだった本の著者にあったと告白すると、「運命の出会いじゃん」と言われました。そして、じぶんでもどうしていいのかわからないというと、キスとか早くいろんなことを試して、どっちを選ぶか決めた方がいいと言われました。
その日の夜、尚は真司が働いてる引越センターの前に行きました。真司は上司からどういうことだと言われて、追い返してきますと言って尚の所に行きました。
真司が尚のところにいくと、「またご飯に行かないかなと思って」と笑顔で言いました。
そのあと、二人は前に行った居酒屋に行きました。そして、今度は尚がお客のアフレコをしましたが、それは尚が思ってることでした。尚は店を出て自分たちも真司の部屋に行かないかと言いました。真司は尚を自分の部屋に連れて行きました。
二人は見つめあった後、尚からキスをしました。
翌朝、真司が目を覚ますと、すでに尚は起きていて歯磨きを指定ました。そして、今日の仕事が終わったらここに返ってくると言って、結婚をやめるといいました。真司はもう少し考えた方がいいというと、いろいろキャンセルするのに時間がないといいました。そして二人で合いかぎを作った後、尚はクリニックに向かいました。
クリニックに着くと、すぐに侑一に電話をしようとしました。そこに薫がやってきて電話を取り上げました。そして、今のうちに引返せ、あたま冷やして考えろと怒りました。診察が終わった後、尚は侑一に電話をしました。
「お願いします。婚約を解消してください。好きな人ができてしまって」
と話しだしました。侑一は冷静に聞いた後、尚らしくない、感情にはさゆうされないはずだ、時が経てば波はおさまってくるんじゃないかなと冷静に話しました。尚は理性を超えた本能が自分に命じるというと、侑一は結婚式までに別れてくれれば目をつむると答えました。そして、来週末には帰るから、会ってから話をしようと言いました。そこに薫が入ってきて電話を取り上げて、自分が何とかするからと侑一に謝りました。
尚はその場から逃げ出して真司の家に行きました。
真司が帰ってくると、真司のアパートの階段に直が座っていました。真司が「何してるの?合いかぎは?財布の中でしょ」と言うと、尚は財布を開けてみました。財布の中に入ってる合鍵を見て尚はびっくりしました。真司は軽く、「大丈夫?」と言って一緒に部屋に入りました。
尚はおいしそうなアップルパイが会ったから買ってきたと言って、二人で楽しそうに食べました。
尚は「もう小説はかかないの?」と聞きますが、なにも言いませんでした。「書きたいことができたら、また書いて」と尚はお願いしました。食べ終わった真司は、「今日は帰った方がいいよ。帰って。おたがい、このままじゃだめだと思うよ」といいました。
尚は、「わかった」と言って、一度変えるけどまた明日きてもいい?と聞きました。
翌日、診察が終わると、尚は急いでクリニックを後にしました。そして真司に食べ物を買ってくとメッセージを送りました。
その頃真司は、パソコンをとりだして小説を書こうとし始めました。
買い物を終えた尚は、自分がどこにいるのかわからなくなりました。焦った尚が走り出すと、やってきた自転車とぶつかってしまい意識を失ってしまいました。尚は病院に運び込まれました。尚は自分の名前だけは言えました。
薫もやってきましたが、検査のあと、一応どこにも異常はないからと言われてそのまま家に帰ることになりました。廊下を歩いてると、看護師がやってきて鞄を手渡されました。そのなかにあった黒酢はちみつのパックを見ると、真司のことを思い出して、尚は急に走り出しました。尚が病院を出ようとしてるとき、アメリカから帰ってきた侑一とすれ違いましたが、どちらも気づきませんでした。
侑一はビョインの中に入っていって、同期の医者の渡部に会うと、脳のMRIの画像を見ていました。渡部が「この脳、きれいだろ」というと、侑一は「この患者、もしかしたらMCI(軽度認知症)じゃないかな」とつぶやきました。実は、さっき尚の診察をしたのが渡部で、見ていたMRIの画像は尚のものでした。ただ、侑一は「直感だけど・・・」といいました。
侑一がその画像をよく見てると、患者氏名のところに「キタザワナオ」と記載されていました。「うそだろ・・」とつぶやきました。
(⇒2話のあらすじ)
ドラマ「大恋愛」のスタッフ
ドラマ「大恋愛」のスタッフは、
- 脚本 大石静
- 演出 金子文紀
脚本を書かれてる大石静さんは、1951年生まれの脚本家、エッセイスト、作家です。日本女子大を卒業されて青年座にはいられましたが、ガンを患われました。その後すぐに結婚されました。1981年に劇団を創立されて脚本を書き始めて、1986年に本格的に脚本家デビューされました。「セカンドバージン」などを書かれて、ラブストーリーの名手と言われています。主な作品は、
- アフリカの夜
- 功名が辻
- おせん
- 家売るオンナ
- しあわせの記憶
- トットちゃん!
などです。
演出の金子文紀さんは、1971年生まれのTBSの演出家、映画監督です。早稲田大学理工学部卒業後TBSに入られました。多くのドラマを演出されています。主な作品は、
- ケイゾク
- 池袋ウエストゲートパーク
- 木更津キャッツアイ
- 逃げるは恥だが役に立つ
- カルテット
- きみが心に棲みついた
- チア☆ダン
などです。
各話のあらすじ
以上、ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」のキャストと1話のあらすじ(ネタバレ)、スタッフの情報でした。
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