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『悦ちゃん』の最終話「パパに贈るラブソング」のあらすじと感想!碌太郎と鏡子が結婚!

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ドラマ『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』の最終話「パパに贈るラブソング」のあらすじ(ネタバレ)と感想です。悦子のはがきから次作との結婚をやめて碌太郎に会いに行った鏡子は、悦子といっしょにパーティに向かいます。果たして会って気持ちを伝えられるのでしょうか?


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最終話以外のあらすじ

『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』のキャスト

  • 柳碌太郎 ユースケ・サンタマリア、売れない作詞家
  • 柳悦子 平尾菜々花、碌太郎の娘
  • ばあや(ウメ) 大島蓉子、柳家に通ってる女中
  • 大林鶴代 峯村リエ、碌太郎の姉
  • 大林信吾 相島一之、鶴代の夫、東邦商事の社長
  • 池辺鏡子 門脇麦、銀座のデパートガール
  • 池辺久蔵 西村まさひ彦、鏡子の父、指物職人
  • 池辺藤子 堀内敬子、久蔵の後妻、鏡子とは血はつながってない
  • 日下部カオル 石田ニコル、日下部銀行頭取の娘
  • 日下部絹 紺野美沙子、カオルの母
  • 日下部一郎 矢野聖人、カオルの弟、日下部銀行の跡取り
  • 細野夢月 岡本健一、スイートレコード専属の作曲家
  • 春奴 安藤玉恵、スイートレコードに出入りする歌手、芸者
  • 佐藤 大野泰広
  • 村岡政子 村川絵梨、悦子の小学校の教師担任
  • 次作 橋本淳、米屋の次男、鏡子のお見合い相手
  • 語り 片岡愛之助

『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』最終話のあらすじ

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ここから先はネタバレが含まれます。これまでのストーリーはコチラ⇒ ストーリーへ!

 

最終話「パパに贈るラブソング」

好意を寄せていた鏡子(門脇麦)に縁談が決まり、碌太郎(ユースケ・サンタマリア)はその思いを断ち切るためにパーティーの会場に向かって歩いていました。そのころ、鏡子は、勘当覚悟で、悦子(平尾菜々花)とともに、その思いを碌太郎に告げるためにパーティー会場に向かって走っていました。

碌太郎がパーティー会場に着くと、そこには、カオル(石田ニコル)がいました。驚いて周りを見渡すと、鶴代(峯村リエ)と日下部絹(紺野美沙子)がいて、仕組まれたと気づきました。

碌太郎は、カオルに近づいていって、鶴代が仕組んだと謝ると、カオルも母親の絹が仕組んだことを知っていながら、碌太郎にひと目会いたいと思って乗ってしまったと謝りました。「もう、ご迷惑をおかけしません。ごきげんよう」と言って歩き去るカオルに、碌太郎は、

「カオルさん、せっかくです。少し楽しみませんか」

と言って、2階の席で話をすることにしました。

その頃、鏡子と悦子はパーティーの受付に到着しました。受付のボーイが招待状を持ってないと入れないと言うのを聞くと、悦子は鏡子の手を握って会場に乱入して、大騒ぎになりました。

せっかくなのでカオルとダンスをしようとしていた碌太郎は、鏡子と悦子に気がついて、カオルの手を離して鏡子のところに行きました。

「池辺さん、縁談は?」

「逃げてきました」

すると、カオルは「ミュージック!」と叫んで音楽を再び演奏させました。そして、鏡子と話しをしようとしてる碌太郎と無理やり踊り始めました。鏡子は「わたし、あなたに会いにきました」と叫びながらボーイに連れて行かれて、悦子は鶴代につかまりました。

玄関まで連れ出された二人は、鶴代から碌太郎とは身分が違うし、この場所に来ないのも変だろうといわれます。鶴代は悦子を連れて行こうとしますが、鏡子は頭を下げて悦子を連れて会場を出て行きました。

鶴代が会場に戻ろうとすると、碌太郎が出てきました。鶴代を振り切って鏡子を捜しに行こうとすると、足を踏み外して階段を転げ落ちてしまい意識を失ってしました。日下部邸に運び込まれた碌太郎は、翌日、ベッドの上でやっと気がつきました。捻挫と頭に怪我を負ってしまい医者の手当てを受けていて、かたわらには、カオルが付き添っていました。

一方、鏡子と悦子は鶴代の家にいて、昨日から碌太郎は行方不明でどこかに行ってしまったと聞かされていました。鏡子は鶴代から

「だいたい、あなたは何様のつもりなんだい。碌太郎の妻にでもなったつもりかい?」

「いえ、そんなつもりは・・」

「調べさしてもらったんだけど、あんた、結婚するんだろ?にもかかわらず、碌太郎をたぶらかそうなんて」

「お姉ちゃんに、へんなこと言うな!」

「あの子がいなくなっちまったのも、大勢のまえではじをかかされたせいさ。なにもかもいやになっちゃったんだろうね」

「そんなことない。碌さんはおねえちゃんのこと好きなんだ。おねえちゃんも碌さんがすきなんだ、だから」

「悦子、こっからは大人の話だ。席をはずしなさい」

「いやだ。絶対離れない」

それを聞くと、鶴代はお金の入った封筒を出してきて、「これで身を引いてくれないかね」と言い出しました。手切れ金でした。

「碌太郎にも、悦子にもあんたはよくない!家に戻って結婚なさい。それですべてが丸く収まる。みんなが幸せになるんだよ」

「ごめんなさい。受け取れません。私は柳さんとも、悦ちゃんとも離れるつもりはありません」

そういうと、悦子の手をとって家を出て行きました。

 

一方、池辺家でも大変なことになっていました。結婚相手の次作(橋本淳)と両親が怒って帰ってしまいました。久蔵(西村まさひこ)は平身低頭してあやまっていました。久蔵は家の中に入って、「縁談がいやならいってくれればよかったのに」といまさらながら言って、お酒を飲み始めました。

 

碌太郎は、日下部邸から鶴代のところに電話をしますが、鶴代は、悦子は家で元気にしてるし、鏡子からも何の連絡もないと話しました。碌太郎は、まだ自分ではしっかりと歩けずに、そのまま日下部邸で養生していました。

鏡子と悦子は、翌日も、その翌日も、碌太郎を探し続けましたが、見つかりませんでした。不安がる悦子を元気付けながら二人で生活していました。

 

ある日、悦子が学校に行っていて鏡子が一人でいるときに、夢月(岡本健一)が大切な話があるとやってきました。なぜ教子がここにいるのかと聞かれると、しつこい夢月を黙らせるために

「私、結婚したんです」

と嘘をつきました。なんども話してやっと納得した夢月は、碌太郎はどこにいるのかと聞きました。行方不明だと話してると悦子が帰ってきました。すると夢月は、

「きみをまっていたんだ」

と悦子の手を握ろうとしました。逃げ出した悦子に、「日本のテンプルちゃんにします」と言い出しました。悦子が歌ってる声を聞いて、歌手にしたいと言うことでした。差し出した楽譜は「パパママソング」でした。しかも、初舞台は1週間後の「ラジオ歌謡プロムナード」の生放送で、悦子を新人歌手として売り出すと言います。悦子は、すぐに「モチのロンよ!」と返事しました。

鏡子は、まず碌太郎の許しを得ないといけないと言いますが、夢月は悦子の母親の鏡子の許しがあればいいはずだといいます。悦子は、悦子の声を聞いたら、碌太郎が飛んで帰ってくると鏡子にお願いして、鏡子もOKしました。

 

「ラジオ歌謡プロムナード」の日。悦子が緊張して廊下で待ってると、春奴がやってきて、

「碌さんの子供だって?緊張してるのかい?いざってときに使い物ならないなんて、親子そろって、まぬけだね。あんたも役立たずかい?」

と憎まれ口をききました。それを聞いた悦子は、「何?」と怒って立ち上がりますが、春奴は、「それでいいんだ。いつもと同じようにしてればいいんだ。格好なんかつけちゃいけない。素直に歌うんだ」とアドバイスしました。悦子がスタジオに呼ばれました。

日下部邸では、ベッドに座った碌太郎の足の包帯をカオルが取り替えていました。かたわらのラジオからは、「ラジオ歌謡プロムナード」が流れていました。

<・・・続いては、新人歌手の少女です。柳悦子ちゃん。日本のテンプルちゃんとして、張り切ってます。たからかに・・>

それを聞いた碌太郎は思わずラジオに歩み寄りました。

<・・・それでは柳悦子ちゃん。曲はパパママソングです!・・>

そして、パパママソングを悦子が歌い始めました。そして、1番と2番のあいだで、「おねえちゃんと二人で待ってるからラジオ局に来て!」とせりふを入れました。それを聞いた碌太郎は、

「カオルさん。おれ行きます。俺には好きな人がいます、俺は、その人に気持ちを伝えなきゃならない。それが、悦子との約束なんです」

「素敵な歌声ですね。悦ちゃん」

「はじめて名前を」

「碌太郎さん、約束してもらえませんか。あなたにとっての真実の愛を貫くと」

「モチのロンです。ふふっ」

そして、碌太郎は痛い足を引きずってラジオ局まで駆け出しました。

 

鏡子と悦子がラジオ局の前で待ってると、片足を引きずった碌太郎がやってきました。悦子が駆け寄って抱き上げられると、

「聞いたぜ、パパママソング。ありがとな」

「待ってるよ、どっちが先に言うのさ」

そして、碌太郎は悦子をおろして、鏡子に歩みながら

「鏡子さん、おれはあなたのことがすきだ。すこしばかり待たしちまった。それから、この先も俺はずっとしみったれたまんまだと思います。でも、あなたを思う気持ちはずっと変わりません。俺と、俺と、結婚してください」

「はい。はい、こちらこそよろしくおねがいします」

涙をためながら、鏡子はうなずきました。

 

数日後、碌太郎は、居酒屋で久蔵に会って謝りました。かなり怒られると思いましたが、久蔵は、

「お鏡を、ただ、ただ、しあわせにしてやってくれ」

と頭を下げられました。二人はさしで飲んで仲良くなりました。

翌日、碌太郎と鏡子と悦子は前のままのお墓に行きました。悦子は新しいママのことを報告していました。

 

悦子の「パパママソング」は大ヒットにはならず、スマッシュヒットでした。碌太郎はスイートレコードの専属作詞家にはなれませんでしたが、3人で仲良く暮らしていきました。

 

(おわり)

『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』最終話の感想

最高によかったですね。上品な大人のラブストーリーでした。西村まさひこさん演じる久蔵もとってもいい感じを出していて、よくいる昭和の父親って言う雰囲気でした。門脇麦さんも良かったです。切なさとしんの強さをすっごいいいかんじで演じられていました。最期のシーンの、久蔵たちといっしょの食卓で食べる食事のシーンで、おもわずほろりときてしまいました。おそらく、原作では、いっしょになって終わりなのでしょうが、寅さんみたいに、これからの生活も描いていってもらえたら、面白くなりそうです。

『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』のストーリー

碌太郎(ユースケ・サンタマリア)は、3年前に妻を病気で亡くして、娘の悦子(平尾菜々花)と女中のウメ(大島蓉子)の3人で暮らしています。碌太郎は、かつて「もっと泣くわよ」というヒット曲の作詞家ですが、今は生活に追われてなかなかいい詩を作ることができていません。もう一度ヒット曲を出して、スイートレコードの専属作詞家になろうと考えています。

娘の悦子は、母親が亡くなった後に、生活に追われて好きなことを我慢しながら暮らしている碌太郎に我慢がなりません。この3年間の碌太郎は、しみったれていてカッコが悪い父親になってるからです。しかも、それを悦子のせいだと言われることがたまらなくいやで、碌太郎に新しい奥さんを探そうと考えました。

始めは、悦子の担任の先生の村岡政子(村川絵梨)でした。直接「新しいママになってください」と学校でお願いして、碌太郎と政子をデートをさせるように誘導しました。が、政子に選んで新しく作ってもらったブラウスを着ないことからウメが勘違いして、碌太郎に「まだ母親を忘れられない」と言ってしまいます。それを聞いた碌太郎は、政子に、もう会わないことを告げてしまいました。

そのことで言い争いになった碌太郎は悦子の気持ちを知って、新しい恋をして結婚することを決心しました。

碌太郎の姉の鶴代が、お見合いの話を持ってきました。相手は日下部銀行のご令嬢カオルで、碌太郎の詩を読んでファンになったので支度金を出すので是非にという話でした。碌太郎は写真を見て、お見合いすることに決めて、鏡子(門脇麦)がいる大松デパートで上着を買ってその気になります。碌太郎はお見合い前日に、仕上がった上着を取りに行って、その足でスイートレコードに行着ました。嫉妬した春奴にだまされて深酒をして、だいぶ寝過ごしてしまいます。

待ち合わせの時間に1時間送れて到着しましたが、芸者遊びをしていたことがばれてしまいます。ところが、カオルは芸術家はそういうものだと逆に感心して、碌太郎を許してくれました。その後、カオルと碌太郎は文学の話で盛り上がって、カオルは今までに見たことのないような笑顔になりました。

カオルの別荘に、碌太郎と悦子は招待されて5日間一緒に過ごしました。カオルは教養が大事だと言って、悦子には海にも行かせずに勉強をさせ続けました。家に帰ってきたあと、カオルは悦子を学校の寄宿舎に預けようとしますが、碌太郎は自分の過ちを知って、カオルとの縁談を断ってしまいます。自分が碌太郎から捨てられたと思った悦子は、町中をさまよって熱が出てしまいますが、ちょうど、鏡子が見かけて自分の家に連れ帰って看護をしました。翌日、鏡子は悦子の家まで送っていきました。

鏡子はお見合いをしていましたが、勘違いした夢月に邪魔をされて縁談が壊れてしまいます。父親の久蔵から出て行けと言われた鏡子は、碌太郎の家の前まで来てしまいます。

碌太郎はスランプに陥っていて、春奴に一遍の詩を10円で売ることにして、せっかくできた「パパママソング」を売ってしまいます。そのお金で米を買って帰ってくると、玄関の前に鏡子が立っていました。

碌太郎は春奴に誘われて、一緒にポリムビアレコードに移籍をしました。今までとは段違いの境遇に見んな大喜びでした。ところが、裏で碌太郎を移籍させたのはカオルでした。その頃、ばあやが腰椎骨折をしてしまい、3ヶ月絶対安静になってしまいました。ちょうど、大松デパートをやめた鏡子が、碌太郎の家でばあやのかわりをつとめることになりました。

ポリムビアレコードの城島によって、「パパママソング」が「チチハハソング」になってしまいました。碌太郎は、カオルのおかげで引き抜かれたことを知ってショックを受けました。一方、夢月は悦子が口ずさんでた「パパママソング」に曲をつけました。

 


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『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』の原作

原作の獅子文六さんは、1893年ー1969年の小説家で、30歳前にフランスに渡って演劇を勉強されています。フランスから帰国されて1934年、「金色青春譜」で小説家デビューされました。1936年に、最初の新聞連載小説として、報知新聞に「悦ちゃん」が掲載されて、大人気となりました。それ以降多くの小説を書かれていて、おおくの小説がドラマ化されています。悦ちゃんも、映画化されていて、ドラマ化は今回が4回目です。

獅子文六さんの代表作は、

などです。かなり古い本なので、普通の書店ではあまり見つからないと思います。アマゾン等で購入することをお勧めします。

または、小説「悦ちゃん」は、電子書籍のナンバー1「honto」で読むことができます。紙の本も買うことができますし、雑誌やビジネス本や小説などの一般の本もどちらでも見ることができます。まるで、家に居ながら本屋さんにいる感じで素晴らしいです。会員登録しなくても、立ち読みすることができますので、ぜひ、ご覧になってみてください。

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以上、ドラマ『悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~』の7話のあらすじ(ネタバレ)や感想でした。

他にも面白いドラマがあります。

先に生まれただけの僕
ぼくは麻理のなか

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最後まで読んでいただきありがとうございました。


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福田 美喜夫

福田 美喜夫

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【神奈川県在住の45歳、システム工学、情報経営学を専攻後、現在はアクティブシンキングライターとして生活。休日は、サーフィンにキャンプ、遅くやってきた青春を謳歌中。】

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