1/3夜9時の新春ドラマ「君に捧げるエンブレム」のキャストとあらすじ、スタッフなどをまとめました。人生を考えさせてくれるドラマですが、櫻井翔さん演じる鷹匠和也には実在するモデルがいて、ジェフ千葉に所属していた京谷和幸氏です。京谷和幸氏についても調べてみました。
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「君に捧げるエンブレム」のキャスト
「君に捧げるエンブレム」のキャストは、
- 鷹匠和也 櫻井翔
- 鷹匠和歌 倍賞美津子、和也の母
- 仲川未希 長澤まさみ、和也の婚約者
- 仲川明生 小林薫、未希の父
- 向井大隼 市原隼人、チームWIngsの得点王
- 向井文子 大隼の母
- 鶴田仁志 田中哲司、チームWings主宰者
- 神村錬 安藤政信、車いすバスケ不動のエース
- 福本廣太郎 香川照之、スポーツ紙記者
「君に捧げるエンブレム」のあらすじ
番組HPに発表されているあらすじです。
主人公の鷹匠和也(櫻井翔)は幼少の頃から注目を浴びてきた天才サッカー選手。Jリーグに入団し、23歳で念願のサッカー日本A代表にも選ばれ、自慢の婚約者・仲川未希(長澤まさみ)との新居も構え、まさに順風満帆、栄光の人生をその足でひた走ってきた。
ところが、結婚式の衣装合わせを控えたある日、和也は事故にあい、脊髄を損傷する大怪我をおってしまう。立てない、歩けない、一生を車椅子で過ごさなければいけない…。「この2本の脚さえあればオレはどこでだって生きていける」そう思ってやまなかった和也につきつけられた過酷な現実。人生そのものを失ったに等しい絶望のどん底にいた彼に、未希が差し出したのは婚姻届だった…。
以前と変わらぬ態度で接する未希に支えられ、驚異的なスピードでリハビリを克服していく和也。
だが、結婚に反対する双方の家族、世間のあわれみの目、何より弱者になってしまったことを受け入れざるを得ない自分自身…、サッカーに代わるものなど見つけられず、先の見えない人生に、なすすべもなくいら立つことしかできずにいた。
そんなある日、リハビリセンターの体育館で、偶然、車椅子バスケを目撃する和也。激しいボール、床をこするタイヤの焦げた匂い、戦車のような車椅子、ぶつかりあう屈強な男たち。そして、その熱気…。吸い込まれるように見入っていた和也の手に、「やってみますか?」と一つのボールが手渡される。
「妻に誇れる男でありたい。生まれてくる子に誇れる父でありたい。自分に誇れる人生を歩みたい」。パラリンピック日本代表選手を目指す和也の新たな挑戦が始まった…。(出展:番組HP)
とても面白いドラマになると思います。ドラマを見た後に、感想を書いていきたいと思います。
「君に捧げるエンブレム」のスタッフ
「君に捧げるエンブレム」のスタッフは、
- 脚本 安達奈緒子
- 演出 西浦正記
- 原案 京谷和幸
脚本を書かれている安達奈緒子さんは、1995年に日本脚本家連盟ライターズスクールを修了されて、フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞されてデビューされました。代表作は、
- 大切なことはすべて君が教えてくれた
- リッチマン、プアウーマン
- 失恋ショコラティエ
2017年3月公開の、映画「ひるなかの流星」の脚本も書かれています。この映画は、今超話題の永野芽郁さん主演の映画です。CM「UQモバイル」3姉妹の末っ子で、アルペンのCMでメチャクチャかわいい女の子を演じている女優です。まちがいなく、2017年は大ブレークします。2016年のドラマ「こえ恋」でも主役をされていました。
⇒ ドラマ「こえ恋」
演出の西浦正記さんは、主にフジテレビの演出を手掛けている演出家です。代表作は、
- バージンロード
- 二千年の恋
- コード・ブルー
- リッチマン・プアウーマン
- ブザービート
などです。
原案の京谷和幸氏の事は下にまとめました。
車いすバスケの基本ルール
車いすバスケの基本ルールをまとめます。
通常のバスケと同じ所は、リング、コート、5対5で戦うことです。相手をつかんだり、おしたりするのは、同じように反則になります。違うポイントは、
- 手で車いすをこぐことをプッシュ
- 3回続けてプッシュするとトラベリングの反則
- シュートをショット
つまり、ダブルドリブルというものはなくて、2回手でこいで、1回ドリブルをするという繰り返しでずっとボールをキープできるということです。そして、自力で起き上がれない場合だけ、レフェリーストップがかかります。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
⇒ 車いすバスケのルール
「君に捧げるエンブレム」のモデル、京谷和幸氏
「君に捧げるエンブレム」のモデルの京谷和幸氏についてまとめます。
京谷和幸氏は、
- 1971年生まれの45歳
- 北海道室蘭市出身
- 室蘭大谷高校卒業
京谷和幸氏は、高校時代に3年連続で全国高校サッカー選手権大会に出場して、3年生の時にはバルセロナ五輪代表候補に選ばれました。卒業後、古河電工に入社して、JR古河サッカークラブ(ジェフユナイテッド市原・千葉)とプロ契約をされました。
1993年、ヤマザキナビスコ杯のガンバ大阪戦で公式戦初出場しましたが、そのすぐあとの、11月28日に車の運転中に事故に遭って脊髄損傷、下半身不随の重傷を負ってしまいました。その日は、結婚式2か月まえで、結婚衣装の打ち合わせに行く途中でした。目が開いたらベッドの上で、そこで思ったことは、はやく治療し、リハビリしてサッカーに戻らないといけないということだったそうです。
事故に遭って11日後、奥さんから、入籍しようと言われたそうです。じつは、奥さんは、病院の先生から、脊髄神経だが目になっていて、このままだと車いすの可能性が高いと聴かれたそうです。普通なら逃げてしまうのですが、奥さんは、いっしょうかけて京谷和幸氏を支えていこうと決断されて、入籍の話をされたそうです。そんなことは知らない京谷和幸氏は、まだどうなるのかわからなかったので、まだ早いと思ったそうですが、奥さんに押されて入籍されたそうです。
その後に、たまたま奥さんの日記を読んで、そのことが分かったそうです。それまでは、「サッカーの天才」と呼ばれて、ゆくゆくは日本代表も考えていたくらいですので、世界は自分の周りで回ってるっていうような、かなり「おれ様」な性格だったです。それが、だれかいないと食べ物もとれなくなってしまった生活に唖然として、かなり落ち込まれたそうですが、そのことがあって、立ち直ることができたと話されています。そして、奥さんがいなければ、今の京谷和幸氏はいなかったとも話されています。奥さんはとんでもなくスゴイ人なんじゃないでしょうか。女性って、そういう凄いところが誰にでもあると思います。男性は逃げることが多いような気がします。(笑)
京谷和幸氏が車いすバスケと出会ったのは、偶然の結果でしたが、ある意味、必然だったと思います。1994年に、身体障害者手帳の交付を受けるために訪れた浦安市役所の福祉課で、受付をしていた車いすバスケットボールの元日本代表ヘッドコーチ小滝修氏と出会います。小滝氏に誘われたのがきっかけで、体育館で行われている車いすバスケットボールを見て、興味がわいたと話されています。奥さんからの勧めで、車いすバスケをやり始めて、結婚式でも、まわりの憐れむような目を見返してやりたくて、「パラリンピックに出る」とその結婚式の時に宣言されたそうです。そして、加入したのが、日本ナンバー1の千葉ホークスでした。京谷和幸氏はお子さんができたことも励みになって、中心選手になるまでに成長されました。元々運動神経は抜群でしたし、筋肉も発達していたので、初めてのひとよりは上達が速かったのではないでしょうか。
その結果、2000年のシドニー、2004年のアテネ、2008年の北京、2012年のロンドンと、4大会連続でパラリンピックに日本代表として出場されます。北京パラリンピックでは日本選手団の主将を務められました。現在は、全国を公演で忙しく回りながら、東京パラリンピックに向けて、車いすバスケの若手育成と共に、サッカーのフィールドに戻るために、コーチの勉強をされているそうです。
「スラムダンク」「リアル」で有名な漫画家の井上雄彦さんと対談されています。その中で、井上先生が凄い事を話されています。京谷和幸氏の言葉ではないのですが、読んでみてください。
仕事でも乗り越えるのが本当に難しい場面はやっぱりあって。そういうときって、結局そこから目をそらしたら前に進めない。ちゃんと目をそらさずに真正面から取り組むというか、そうすると状況が厳しければ厳しいほど、余計なことを考えなくなるんだよね。(出展:DODAチャレンジ)
京谷和幸氏は本も出されています。ドラマを見て興味がでれば読んでみてください。エネルギーをもらえると思います。
ドラマ「君に捧げるエンブレムは」、1月3日の夜9時からです。NHKでは、「富士ファミリー2017」というメチャクチャ面白いドラマもやっていますので、今から録画予約をしておいて、どちらも見られることをお勧めします。
以上「君に捧げるエンブレム」のキャストやあらすじ、モデルの京谷和幸氏についての情報でした。
他にも、面白いドラマがあります。
- A LIFE
- 嘘の戦争
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