ドラマ『ハロー張りネズミ』の2話のあらすじ(ネタバレ)感想です。ゴローとグレがあかつか探偵事務所のドアを開けると、この世のものとは思えない美女、四俵蘭子(深田恭子)がいました。蘭子は、25年前の事件を再捜査してもらいたいと言いますが、危険な香りをかぎとったかほるは断ってしまいます。
2話以外のあらすじ
ドラマ『ハロー張りネズミ』のキャスト
- 七瀬五郎 瑛太、あかつか探偵事務所の探偵
- 四俵蘭子 深田恭子
- 小暮久作 森田剛、あかつか探偵事務所の探偵
- マスター 中岡創一(ロッチ)スナック「輝(きらら)」のマスター
- 萌美 片山萌美、スナック「輝(きらら)」の従業員
- 河合節子 蒼井優、美人霊媒師
- 南 リリーフランキー、情報屋
- 風かほる 山口智子、あかつか探偵事務所の所長
ドラマ『ハロー張りネズミ』のストーリー
七瀬五郎(瑛太)は、あかつか探偵事務所で働く探偵です。寝ずに尾行することを「張り寝ず視」と本人がぼやいていることとその髪型から、通称「ハリネズミ」と呼ばれています。バカでスケベですが、人情に厚く、行動力は抜群でケンカも強いです。もう一人の探偵は、通称グレさん(森田剛)で、元はプロのギャンブラーで、鋭い洞察力の持ち主です。この二人はいつも、事務所の下のスナック「輝(きらら)」にたむろしていて、所長の風かほる(山口智子)に天井を通して呼ばれて行きます。かほるはいつも飲んだくれていて、細かいことは二人にまかせています。
1話では、交通事故で重体になった妻のために、亡くなった娘とそっくりの代理娘を探してくれてと言う依頼でした。五郎はあちこち探して代理娘を探すことに成功して、妻の臨終に間に合わせることができました。その娘は児童相談所にいる身寄りのない子供だったので、その依頼者と一緒に住むことになりました。
ドラマ『ハロー張りネズミ』2話のあらすじ
ゴロー(瑛太)とグレ(森田剛)は、あかつか探偵事務所を訪ねてきた四俵蘭子(深田恭子)に話を聞いていました。蘭子は、バッグの中から25年前の1992年の新聞を取り出して二人に見せました。そこには、サンダー貿易の副社長が自ら命を絶ったという記事がありました。蘭子はその副社長は父親だと言って、本当は命を奪われたんですと言い始めました。
そこに、かほるが割り込んできて「この話はやばいから」と断ってしまいます。
しかし、蘭子の魅力に取り付かれたゴローは、かほるにとめられましたが事務所から出て蘭子を追いかけました。追いついたゴローは声をかけて、スナック「輝」に連れて行って話を聞きました。
蘭子の父親の乙吉は、当時、副社長になったばかりでした。そんなときに、右腕ともいえる秘書課長の仲井が蛭田建設大臣からの物件購入の話を持ってきました。みよし市の70万坪の土地で、200億円の物件でした。何もない辺鄙な場所でしたが、将来アラブ系の企業が一大レジャー施設を作るので、その前に買っておいて転売すれば、かなりの利益が見込めると言うことでした。
乙吉は、すぐに蛭田建設大臣と秘書の蔵元と会ってお願いしました。2週間後、アラブ系の投資会社重役タリム・ハブジャーがやってきて土地の購入と建設資材の購入に便宜を図る約束をしました。そのとき、乙吉と副社長の座を争っていた舞原専務が話を聞きつけて動き始めてる塔情報を仲井が持ってきます。乙吉は、会社の株式1000万株を担保に200億円の融資をとりつけろと仲井に指示しました。さらに、乙吉の金でいいので、蛭田建設大臣に1000万円の献金をしろと命じました。その後、サンダー貿易は、その土地を200億円で購入しました。
ところが、これは仕組まれた陰謀だと蘭子は言いました。そのすぐ後にハブジャーが退社して、レジャー施設も計画が立ち消えたと仲井から報告を受けました。仲井は誤りますが、役員会で舞原専務は乙吉の非を責めて、自分が何とかすると言いました。舞原はあちこち話をして、200億円で買った荒地を、逆に政府に250億円で売ることに成功しました。その件で舞原の評価が高まって社長に就任して、乙吉は、サンダー貿易を追われました。
舞原は、その荒地に新国家NEXTエネルギープロジェクトを誘致して250億円で買ってもらったんです。おそらく、この誘致計画は数年前から始まっていて、舞原はこれを利用して、始めからなかったレジャー施設の話をからめて乙吉をはめたんだと蘭子は言いました。
そこまで話しをして、事務所に戻りました。蘭子がつづきを話そうとすると、かほるがまたしても話を止めました。かほるが、
「きっと、はめられた証拠を得た乙吉は、口封じのために屋上から突き落とされたんじゃない?」
と言うと、そのとおりだと蘭子はいいました。かほるは、めちゃくちゃあぶないと言います。現在、蛭田建設大臣は与党の大ボスで、秘書だった蔵元は国土交通大臣、舞原は、サンダー貿易の会長になっていたからです。
ゴローが「まあ、続きを聞きましょう」と言うと、かほるも聞くことになりました。
蘭子は、最近、家にCDが送られてきたと言います。それを聞いてみると、乙吉の声で、
「いいか、施設誘致に関する書類はまとめてある。これさえあれば裁判に持ち込めるし、舞原を失脚させることもできる。だが、今のままでは人が足らん。俺と君と、もう一人私の知り合いの南(リリー・フランキー)と言う男がいる。書類はその南にすべて、・・ガタン・・・誰だ!うっやめてくれー」
と、最後は乙吉の悲鳴で終わっていました。蘭子は、電話の相手は仲井で、おそらく仲井から送られてきたんじゃないかと言いました。仲井は乙吉がやめた後に、すぐにサンダー貿易をやめたようでした。蘭子は南と言う男性は見当がつかないと言いました。
かほるは、蘭子に質問しました。
「蘭子さん、あなたの望みは、お父さんの汚名を晴らしたい、恨みを晴らしたい、どっち?」
「どっちもです」
それを聞いたかほるは、ゴローにサンダー貿易回りをして、仲井以外の乙吉派から南という男を探すことを指示して、グレさんには、仲井探しを命じました。蘭子がびっくりしていると、
「ご依頼の件、引き受けさせていただきます。わが赤塚探偵事務所は、人情とおせっかいをモットーにしておりまして、特に、困ってる美人には・・」
「そりゃ、関係ない。それなりのあんけんですから、それなりの報酬をいただきます。危険手当も含めて」
「はい、よろしくお願いします」
ゴローと蘭子はサンダー貿易の元社員から、サンライズ出版という業界紙を作ってる総会屋くずれが一人いることを聞きます。そこにたずねていくと、その男が南でした。南にCDを聞かせると、乙吉がなくなったころ、事務所に放火されたことを思い出しました。おそらく犯人は書類を見つけられずに火をつけたんだといって、探してみると約束してくれました。ゴローと蘭子は南の事務所を出ると、そのまま飲みに行きました。
かほるは帝国リサーチに電話をして、乙吉がなくなったときの現場検証の書類をとってもらうように依頼しました。
グレが仲井の実家にいくと、そこは200億円で購入して政府に売った土地の中にありました。誰もいないようなので中に入ると、仏壇には子供たちや奥さんらしき人の写真が飾られていました。そこに仲井が帰ってきました。仲井が逃げ出すと、なんとか捕まえて話を聞いてもらいました。仲井は「蘭子さんにあわせてくれ」と言いまいた。
翌朝、ゴローが蘭子のことを思いながらニヤニヤしてると、かほるから、「あの子、100%信用してないからね。なんか、ひっかかるんだよね」と言われました。そして、かほるは、現場検証の書類が手に入ったと言って見せてくれました。その中に、血で何か文字が書かれている写真がありました。その文字は、
「ARABIAN」
と読めました。
グレが仲井を連れて帰ってきました。そこに、南から電話がかかってきました。サンダー貿易関係の書類が出てきたと話をしていると、爆発音が響き渡りました。南の事務所が南ごと、何者かに爆発されてしまいました。
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面白かったですね。後ほど、感想を載せて生きます。
原作は、弘兼憲史(ひろかねけんし)さんの「ハロー張りネズミ」で、1983年から連載されていて、単行本が24巻まで出されました。
弘兼憲史さんは、1947年生まれの69歳の漫画家で、徳山大学客員教授です。早稲田大学第一法学部卒業後、松下電器産業に入社されて、3年間広告宣伝部に勤務されました。しかし、小学生からの夢をあきらめきれずに退職されて、その翌年の1974年に漫画家デビューされました。「ハロー張りネズミ」とおなじ1983年に連載を開始した「課長島耕作」も大ヒットして、人気漫画家になられました。
漫画以外ににも、島耕作関連の著書や、ワインなどの著書を書かれています。
- ハロー張りネズミ 全24巻完結
- 課長 島耕作 全17巻完結セット
- 島耕作も、楽じゃない。 仕事・人生・経営論
- 50歳からの「死に方」 ~残り30年の生き方
- 夢は9割叶わない。
- 知識ゼロからのワイン入門
まだまだたくさんありますので、調べてみてください。多くの人に愛されていますので、参考になる部分が多いのではないかと思います。
原作の漫画「ハロー張りネズミ」は、電子書籍のナンバー1「honto」で読むことができます。紙の本も買うことができますし、雑誌やビジネス本や小説などの一般の本もどちらでも見ることができます。まるで、家に居ながら本屋さんにいる感じで素晴らしいです。会員登録しなくても、立ち読みすることができますので、ぜひ、ご覧になってみてください。
以上、ドラマ『ハロー張りネズミ』のキャストや相関図、1話のあらすじや感想でした。
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