書体デザイナーの藤田重信さんが、6月13日の『プロフェッショナル』に出演されます。
Macに標準搭載された筑紫書体の開発者です。書体デザイナーって言うのは、フォントをデザインするデザイナーですが、今まであまり気にしたことがないフォントですが、改めて重要さに気が付きました。藤田重信さんが開発した筑紫書体の価格や購入先や、藤田重信さんの経歴などを調べてみました。
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Macに標準搭載された筑紫書体とは?
藤田重信さんが開発した約130種の書体の中に、筑紫書体と言うものがあります。
筑紫書体にも種類があって、筑紫明朝とか、筑紫アンティークとかいろいろあります。その中の2種類の書体とクレーという書体が、今回Macのフォントに標準搭載されました。
あまり話題にならなかったのですが、これはスゴイことです。と言うのは、普段何気なく使っているPCのフォントですが、実は、フリーフォントと言うもので、誰でもPCさえ買えば使えるものです。それとは別に、お金を出さないと使えないフォントがあります。
カタログとか本や看板など、あなたの周りを見てもらえれば、かっこいいフォントが沢山あると思います。かっこいいフォントには、通常お金がかかっています。
そのフォントを使う会社が、フォント作成会社にお金を払って、使用許諾を得ているわけです。なので、書体デザイナーの方たちは、フォント自体をかっこよくしたり、使うシーンに合わせたデザインをします。
あなたが何となくイイナ~って思って見ているサイトのフォントにも、サイトを作っている人がお金を払っているかもしれません。そのカッコイイフォントの一つが、筑紫書体なんです。
当然、お金がかかります。一般的には、一つの書体で1万円位しますが、この筑紫書体はばら売りしていませんし、パッケージ商品で年間3万円とかの契約になっています。
今までは、どんなPCにもバンドルはされていません。
もちろん、プロのデザイナーは使えるフォントがなければ仕事になりませんので、契約をして使っていたんです。
それが、今回、Macを買うことで、無料で手に入るようになってしまったんです。しかも、世界のアップルが、ばら売りをしていなかったものをバンドルさせたわけです。
これって、すごくないですか?
逆に言えば、筑紫書体を買ったらMacが付いてきた!見たいな感じです。私は、世界的なニュースだと思いますが、日本ではあまり話題にはなっていません。なので、NHKが「プロフェッショナル」で取り上げたのではないでしょうか。
あなたがMacを使っていたら、一度調べてみてください。かなり、良いフォントです。
ちなみに、こちら(googleの画像検索です)でサンプル画像を見ることができます。ちなみに、私はウィンドウズですので、残念がら使うことはできません。
そこで、筑紫書体の価格と購入先を調べてみました。
筑紫書体の価格と購入先
筑紫書体は、藤田重信さんが開発部長をしているフォントワークスのサイトの中の、「字LETS」というサイトから購入できます。
「字LETS」
気になる金額は、1年コースで、
- 入会金 3万円(税抜、1事業所)
- 年会費 3万6千円(税抜、PC1台)
3年コースだと、年会費が、2万4千円にディスカウントされます。1年間分がサービスと言うことですね、
もちろん、筑紫書体だけではなくて、使える書体は、
- フォントワークスコレクション 345書体
- 白舟書体コレクション 51書体
- 欧文フォントコレクション 5723書体
が含まれています。
プロのデザイナーでしたら、すでに知っていると思うのですが、これがないと仕事にはならないと思います。
というのは、フォントワークスは、日本の書体メーカーの二大巨頭の一つだからです。
もう一つは、「モリサワ」と言う会社で、同じようなプロユースの書体を販売しています。
ですから、あなたがプロのデザイナーを目指すのでしたら、この「LETS」を3年契約コースで契約しておくことをお勧めします。私も、今回の「プロフェッショナル」を見て、改めてフォントの大切さがわかりました。
フォント次第で、デザインもサイトも、ホントに変わってくることを痛感して、私も今、検討中です。
藤田重信さんの経歴
そんな日本を代表する書体メーカーの開発部長をしている藤田重信さんの経歴を軽く紹介しておきます。
藤田重信さんは、
- 1957年生まれの59歳
- 福岡県出身
- 筑陽学園高校デザイン科卒業
高校卒業後、先生に勧められて、写真植字機研究所に就職されました。
「写研」と呼ばれる会社で、当時は日本で一番の会社でした。石井茂吉さんと森澤信夫さんの二人によって、1926年に立ち上げられた会社です。その後、森澤さんが独立して「モリサワ」を立ち上げました。「写研」は、今でもありますが、「フォントワークス」と「モリサワ」に大きく水をあけられています。
藤田重信さんは、「写研」で石井中明朝(MMOKL)と本蘭細明朝(LHM)などの書体に出会って、書体を造る夢を膨らませました。
1998年に、創業して5年目の「フォントワークス」書体開発部に引き抜かれます。現在では、書体開発部の部長をされています。つまり、日本で書体デザイナーのトップの中の一人と言うことですね。
ですから、年収は最低でも、1000万円以上はあるはずです。会社にとっても、最高のレベルのデザイナーを得ていることがどんなにプラスになってるのか知っているはずです。金の卵を産むガチョウが会社にいるみたいなものですからね。
そういう意味では、単純にできる仕事ではないですし、簡単委出来る仕事ではないですが、デザイナーと言うのは夢を追いかける仕事なんじゃないでしょうか。
言ってみれば、漫画のワンピースの様な仕事だと思います。ゼロから1を創るのは、ホントに大変です。それを体現しているのが藤田重信さんですね。
藤田重信さんの仕事の流儀、楽しみです。以上、書体デザイナーの藤田重信さんについての記事でした。
以前に『プロフェッショナル』に出られた方の記事も、ぜひご覧ください。
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