10年後、20年後、あなたは何件の不動産(土地や家)を相続していますか?
昭和の頃の不動産は富の象徴でしたので、「しめしめ」「苦労せずに手に入る」と思ってるかもしれません。
でもこれからの令和の時代、相続した不動産(土地や家)が、逆にあなたの首をしめる事になりかねません。
理由は少子高齢化で人口が少なくなり、いずれ不動産(土地や家)が売れなくなるからです。売れない不動産(土地や家)には維持費ばかりかかってしまいます。
維持費とは、固定資産税、修繕費、水光熱費などです。空家の場合の固定資産税は6倍にもなります。
現実に、「5年後くらいに実家を相続するけど、住む人がいない!・・・どうしよう?」と、わたしもなやみました。
そんなときに、まずするべきことは、不動産(土地や家)の価値を調べることです。
相続税とか譲渡税、生前贈与税など細かいことは後にしましょう。まずは勝ちがあるのかないのか、それを調べてこれからどうするのかを考えれば大丈夫です。
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現時点で、どのくらいの価値があるかを知ることはとても大切です。そのうえでどうするか考えましょう。
※ 持ち家がなかったり、将来相続する家がない場合は、読んでも意味がないので、他の記事を読んでみてください。
失敗せずに不動産(土地や家)を相続するには?
不動産(土地や家)の相続と言っても、よくわからないんじゃないでしょうか。
相続税、譲渡所得税、生前贈与税、控除、取得費、申告期限、節税・・・
いろいろな言葉がありますが、わたしのような素人には難しくてわかりません。
ネットや本を見て計算してみても、それがあってるかどうかは、実際に弁護士や税理士に相談してみないとわからないんじゃないでしょうか。
わたしも、実際に相続するまではどうしていいのかわからずに、そのままにしていました。
ただ、実際に相続するときにバタバタするよりは、あらかじめどのくらいの価値があるのかを確かめておいたほうがスムーズに行きます。
やはり、お金がかかってくるので大筋の予定だけは立てておいたほうがいいと思います。
お金が失敗の元
結局の所、失敗したな~と感じるのはお金が関係してくるからです。
- もっと早く売っておけば
- もっと節税できたはず
- お金ばっかりかかる
もっと極端に言えば、相続してお金が増えれば成功、減ってしまえば失敗ということです。
ギャンブルのように見えますが、ギャンブルとは違って予め対策を立てておくことができます。
失敗せずに不動産(土地や家)を相続するには、
将来 x お金
です。
順番に説明していきます。
将来に何を相続するのか?
これからあなたがどれだけの不動産を相続するのか、それを考えることです。
単純に考えて不動産(家や土地)の相続が起きるパターンは、
- あなたが長男、長女
- 配偶者の実家の不動産
- 両親の親戚の不動産
という条件が考えられます。
あなたが長男、長女の場合、ほとんどの場合、両親の持ち家を相続することになります。
さらに、配偶者も長男、長女の場合で、他に相続できる子供がいない場合、義理の両親の持ち家を相続することになります。
さらに、両親、義理の両親の親戚のなかで、子供がいない家があれば、相続する可能性が高いです。
では、あなたが今、配偶者と二人だけで住んでる持ち家があったとしたら、可能性としては何件くらいの家を持つことになりますか?
3軒でしょうか?4軒でしょうか?
それだけ息子さんがいらっしゃれば問題ないです。それぞれに1軒ずつ相続すればいいですから。
ただ、「いらない」と言われたら困ってしまいます。娘さんだけでも困ってしまいます。いずれは嫁に行くわけですから。
なので、相続と言ってもあなただけの問題ではないんです。
両親、あなた、子供、いずれできるはずの孫、この4世代を通して考えていかないと行けないわけです。
理由はもちろん、少子高齢化です。
単純に考えてみてください。日本中の家庭が一人っ子だったら、かならず家は余ります。子供はいらないという家庭も増えてきています。
それなのにデザイナーズマンション、洒落た一軒家、あたらしいアパートや一軒家を、どんどん建てています。
家が余らないわけがないんです。
余った家、古い家はどんどん売れにくくなります。
買ったり建てたりしなくても、相続する家があったり、どうせ買うならおしゃれな家、新しい家・・と誰もが思うからです。
もちろん、価値は年月とともに下がっていきます。
家には土地にはない減価償却というものがあるからです。
減価償却というのは、家には毎年一定の劣化があって価値が減っていくという考え方です。
簡単に言えば、建てたときは1000万円の価値があった木造住宅でも、耐用年数の25年をすぎれば価値がゼロになるということです。
家が余っていく、古い家はうれなくなる、住む人がいない、相続する人もいない・・
これは何十年後かにかならず訪れる未来です。
そんな状況で、あなたが何軒もの家を持ってるとしたら、どう思いますか?
相続拒否したり、タダ同然で売ったりするしかなくなるはずです。
それが、相続に失敗したと言えると思います。
失敗しない相続のためには、将来、どのくらいの不動産(家や土地)を相続するのか、それをどうしていくのかを、予め考えておくことです。
どれだけお金がかかるのか?
相続する不動産(家や土地)の数をかぞえたら、つぎはお金を計算しましょう。
あなたがすでに家を持ってるのでしたら、毎年どのくらいのお金がかかるのかわかってるはずです。
- 固定資産税
- 修繕費
この2つは必ずかかってきます。
固定資産税は法律が変わって、空家の場合6倍なりました。
修繕費には、細々したものから、外壁塗装、縦壊し費用、新築費用など大きな出費まで色々あります。
それぞれの建物に耐用年数が決まっていて、ある程度立ったら補修とか改装をしないといけないからです。
この2つが、今住んでる家を含めて相続した家には必ず必要になります。
それを計算しておくことです。
また、今売ったらいくら、5年後に売ったらいくら、を出してもらいます。
それらを見比べて、どうするのがいいのか、一番オトクなのかをお金の面から考えることです。
具体例
では具体的に、どうやっていけばいいのか、わたしの家の場合で考えていきます。
わたしの持ってる家、相続するだろう家は、
- マンション(15年前に購入)
- わたしの実家(築50年、相続予定)
- 配偶者の実家(築30年、相続予定)
この3件でした。
わたしの兄弟も、配偶者の兄弟も同県内にはおらず、相続できない状況です。
息子ひとり、娘二人なので、相続できる子供は一人です。つまり、3軒のうち1軒しか、いずれ住まなくなるわけです。
わたしの実家は父親と母親の二人暮らしでしたが、母親がなくなったことで不動産をどうするのか、考えることになりました。
その結果出した答えが、
- まず、マンションを売る
- 住む人がいなくなったら売る
- 子どもたちが成人したら全部売る
というものでした。
はじめはおそるおそるでしたが、おかげさまでマンションは高く売れました。ローンを返しても少し手元に帰ってきました。そして、配偶者の実家にはいりました。
ちなみに、オリンピック前がとても高く売れる、バブルっぽいということをその不動産やからききました。
2番めの「住む人がいなくなったら売る」はまだやっていませんが、無料一括査定でどのくらいで売れるかを確かめてあります。
3番めは、あと6年ありますが、子供がいなくなったら全部売ってしまおうと思ってます。
どちらも相続してから3年以内に売るのがいいということでした。
なぜ全部売ってしまうのか?ですが、お金が一番の問題です。
全部計算してみると、全部売ってアパートに住んだり、老人ホームに住んだほうが、子供にお金を残せるということがわかったからです。
実家とか、親が建てた家というのに縛られず、住みたいところに住めるというのが一番いいと、二人で結論を出しました。
ふたりとも、親には色々振り回されたという事があるからかもしれません。
それに加えて、10年後には売れなくなる、建て壊しが必要、と不動産屋さんに言われたことです。逆にお金がかかってしまうということですが、そんなお金ないので、今の売れるうちに売ってしまおうということになりました。
実は、相続する家の1軒は鉄筋コンクリートです。壊すだけで何千万円かかると聞いて、顔が引きつりました。
どちらにせよ、今現在で、いくらの価値があるのか、売れるのか、売れないのかを確かめておくことはとても大事です。
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なるべく高く売るには、なるべく多くの不動産会社に査定してもらって見積もりをもらうことです。
一概には言えませんが、その中で2番目くらいに高いところと交渉すると、良い結果が出そうです。
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その後は、買ってくれる人が出てくるのを待つだけです。
失敗しない不動産(土地や家)を相続する方法
失敗せずに不動産(土地や家)を相続する方法を紹介してきましたが、おわかりになってもらえたでしょうか。
失敗しないためには、
- 将来、相続する家の数
- 売れたときと売れないときのお金の差
この2つを考えておくことです。
そして、自分だけじゃなく、子供や孫の世代のことまでを考えて、今どうしておくことが一番オトクになるのかを考えましょう。
特に、家は1日でも早く売ったほうが高く売れます。
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売れたお金で、残りの人生を楽しく贅沢に暮らすのもいいと思います。それを元手に投資をしてみてもいいと思います。
20代、30代は無理かもしれませんが、40代になるといろいろなことにチャレンジできますし、しないと損です。今まで苦労してきた分だけ楽しいことが待っていますので、まずは無料の一括査定で価値を確かめてみてください。
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