東京都の国立西洋美術館が世界文化遺産に登録されました。
国立西洋美術館が世界文化遺産に登録された理由は、フランス人の建築家ル・コルビュジエ氏が建てたものだからです。
ル・コルビュジエ氏の経歴や、建築作品を集めてみました。
まずは、ル・コルビュジエ氏の経歴を見ていきましょう。
ル・コルビュジエ氏の経歴
ル・コルビュジエ氏は、
- 1887年10月6日~1965年8月27日
- スイスで生まれてフランスで活躍した建築家
フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に、近代建築の三大巨匠として知られています。
ル・コルビュジエ氏の実家が時計店だったので、時計職人となるために地元の装飾美術学校で勉強しました。
美術学校在学中に、才能を見出されて、建築に進みました。
その後は、フランスを起点に世界各国で仕事をされていて、ル・コルビュジエ氏が近代建築の礎を築きました。
歴史上の功績は、鉄筋コンクリートを利用した装飾のない平滑な建物をつくったことです。
それまでの伝統から切り離された合理性を信条としたモダニズムを提唱しました。
今回、世界文化遺産に登録された国立西洋美術館は、ル・コルビュジエ氏が1959年に建てたものです。
今回、フランス政府と日本政府は、ル・コルビュジエ氏の17件の建築作品を、世界文化遺産に登録勧告しました。
ル・コルビュジエ氏の建築作品
ル・コルビュジエ氏の建築作品をまとめました。
ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸
ぺサックの集合住宅
サボア邸と庭師小屋
ポルト・モリト―の集合住宅
マルセイユのユニテ・ダビタシオン
サン・ディエの工場
ロンシャンの礼拝堂
カップ・マルタンの休暇小屋
ラ・トゥーレット修道院
フィルミニの文化の家
スイスの、
- レマン湖畔の小さな家
- イムーブル・クラルテ
ドイツのワイセンホフ・ジードルングの住宅
ベルギーのギエット邸
アルゼンチンのクルチェット邸
インドのチャンディガールのキャピトル・コンプレックス
日本の国立西洋美術館
の17件が登録されました。
やはり、現代建築の基礎みたいな感じで、充分、今でも通用するようなデザインです。
イコモスは、これらの17件の作品を世界文化遺産に登録するように、ユネスコ(国連教育科学文化機関)に勧告しました!
そして、7月にトルコで開かれたユネスコの世界遺産委員会で審査されて、世界遺産に登録決定されました!
多くの方が国立西洋美術館に来られて、その建築美を堪能しています。
不思議なことに、中に入るよりも、外から眺めている人が多いということです。^^
以上、国立西洋美術館が世界文化遺産に!という記事でした。
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