ガイアの夜明け

ハイアール社長伊藤嘉明氏の経歴に見る成功哲学は?ガイアの夜明けで激白!

ハイアール、アクア社長の伊藤嘉明氏が、3月8日の『ガイアの夜明け』に出演されます。

伊藤嘉明氏は、ハイアールもアクアの社長になる前に、日本コカコーラ、デル、レノボ、ソニーピクチャーズエンタテインメントなどの要職を重ねて、どの企業でも成功させています。ハイアールのアクアでは、透明な洗濯機と、スターウォーズのR2-D2型冷蔵庫を発表しています。日本を代表する社長のひとりである伊藤嘉明氏の経歴と成功哲学を考えていきます。

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伊藤嘉明氏の経歴は?

まずは、伊藤嘉明社長の経歴から見ていきましょう。

伊藤嘉明氏は、

  • 1969年、タイのバンコク生まれの46歳。
  • アメリカのオレゴン州コンコーディア大学卒業
  • タイで、サーブ自動車の総輸入元で、高級車の企画・販売・営業全般に携わる
  • サンダーバード国際経営大学院ビジネススクールにて、MBAを取得
  • 日本コカコーラ、デル、レノボ、アディダスジャパン、ソニーピクチャーズエンタテインメントなどで、副社長や取締役として要職に在籍
  • 2014年2月からハイアールグループのハイアールアジアのCEОに。
  • 2016年1月ハイアールグループのアクア株式会社の社長兼CEОに。

3月8日の「ガイアの夜明け」では、アクアの商品、R2-D2型の冷蔵庫と透明な洗濯機「CLEAR」の開発現場を紹介します。

 

中国に本部を置くハイアール・グループが、2011年に三洋電機から売却された冷蔵庫部門と洗濯機部門をハイアールアジアとして事業を継承していたんですが、2016年に、社名を「アクア株式会社」としました。

 

2011年以前の三洋電気のは、12年赤字続きで、かなりマイナスな状況だったようです。

そのハイアールグループに請われて、cEОとしてヘッドハンティングされました。

 

では、なぜ伊藤嘉明氏は、進んで難しいところに行く決意をしたのでしょうか?

伊藤嘉明氏の生い立ちや、経歴に焦点を当てて、解き明かします。

 

伊藤嘉明氏の生い立ちは?

伊藤嘉明氏は、タイのバンコクで生まれていますが、お父さんがタイでは指折りの自動車のビジネスマンだったようです。

小中と日本人学校に通われています。日本人の友達はその時点で日本に帰ったそうですが、伊藤嘉明氏は、そのまま現地の高校に進学しました。

 

その時に感じたのが、他の人との差異だったと話されています。

つまり、英語もタイ語もネイティブ程話せなかったんです。その時に、外国人の先生から冗談で「スシボーイ」と呼ばれたのがきっかけで、「なにくそ!」と思って闘志に火が付いたそうです。

 

伊藤嘉明氏は、その後も無理といわれる状況に自ら追い込んで、「なにくそ!」と思って、周囲の声をひっくり返してきています。

 

その後、日本に戻ることも考えられたようですが、就学時期の事もあって、アメリカのコンコーディア大学に進学しました。

そこでも、挫折を味わられています。

 

タイでは、野球のナショナルチームにも選ばれるほどのすごい選手でしたので、アメリカへ留学したのも、野球を意識していたと話されています。

 

ただ、タイとアメリカの野球人口はまったく違いますし、到底同レベルのプレイはできなかったんですが、ある日、肩を壊してしまったそうです。

その後は、仲間と草野球程度しかできなかったんですが、さらに悪いことは続きました。肩のある筋を断裂してしまって、全く投げれなくなったそうです。その結果、まるっきり野球とは関われないことになりました。

 

その後、もう一つの挫折が待っています。伊藤さんは自動車が好きで、デザインなどをしてたらしいのですが、ある自動車の会社の試験を受けに行った時に、受験者のデザインをみて到底かなわないことを痛感させられたそうです。

 

その結果、タイに戻って、高級外車サーブの総輸入元の「オートテクニックタイランド」に入社されます。

 

その時も、問題が降りかかります。

当時、タイでは高級外車サーブの認知度も1%くらいしかないときに、発注のミスで100台入荷してしまったそうです。

相当困ったと思いますが、「なにくそ!」という精神で、何とか売り切ったそうです。

 

その後、キャリアを積むために、アメリカのサンダーバード国際経営大学院ビジネススクールに再び留学して、MBA取得を目指します。

 

そこでは、「差異化」という考えがあったと話されています。

人と同じことをしていてもダメだという考えですね。具体的には、偉大なお父さんとの距離をどうやったら縮めることができるのかを考えた結果の様です。

お父さんは、タイでのモータリゼーションを起こしたようなスゴイ人なんですが、英語が話せないんです。ですから、英語とMBAを取得することで、自分の価値を高めようとしたんです。コモディティ化から逃れるには、何か、一つでもいいから差異化を目指すことです。

 

差異化するためには、よそ者意識がないとダメだと話されています。

内部に入ってしまうと、大局を見る事が出来ずに埋もれてしまうということしょうか。その後の伊藤嘉明氏の仕事の根底には、

差異化、よそ者意識、なにくそ精神

この3つががあふれています。

 

MBA取得の大学院の時も、かなり差異化を意識されています。

1年生の時から就活をしているとか、授業では独自の戦略を立てて乗り切っています。やっぱり、全世界から集まってくる優秀な人材との戦いですから、差異化をしていかないと、その後の成長がないわけです。

 

よくいますよね、MBAを持っているんだけど、本当?って思うような人。

そういう人は、タダ勉強していただけなんです。

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伊藤嘉明氏によると、MBAのビジネススクールは圧力鍋のようなものだということです。材料(人材)を入れて、圧力を目いっぱいかけられて良い出汁を出させたり、材料をおいしくするわけです。

そこでは、社会に出た後よりもものすごい経験をされたようです。そこに必要なのが、差異化となにくそ精神なんですね。

 

その心構えは、トップ企業とか、役職者に関係ないことだと思います。

例え、中小企業であっても、その気持ちさえ持っていれば、出世できますし、自営ならその気持ちがないとダメになってしまうでしょうね。

 

さらに悪いことに、大学院卒業時に、伊藤嘉明氏は大きな自動車事故に遭ってしまいます。

奥さんと一緒だったようですが、クライスラーにインターンで向かう時に時速85kmで正面衝突されたようです。

 

何とか無事に退院して、インターンに向かったんですが、その時のトラウマで好きだった自動車産業をあきらめます。運転が怖くて出来なかったそうです。

 

まあ、今から考えると、日本にとっては全く悪いことではなかったのでは?と感じます。

 

そして、コンサルティングファーム「アーンスト・アンド・ヤング」に就職することになります。

 

伊藤嘉明氏のその後のヘッドハンティングは?

コンサルティングファーム「アーンスト・アンド・ヤング」に入社後2週間で、日本コカコーラに送り込まれることになったそうです。

その時は、「Y2K問題(2000年問題)」のプロジェクトをされたようですが、1年後、日本コカコーラからヘッドハンティングされます。

 

当時の懇意にしていた広報部長が副社長に就任したためです。

広報の仕事だったんですが、おもしろそうということで、行くことに決めたそうです。

 

これが、コンサルティングの理想的な転職方法の様ですね。

相手に請われて行く訳ですから。

 

そして、環境経営の仕事を始めて、見事に節水、ごみ削減、リサイクルなどの環境整備をして莫大な利益を上げたそうです。

 

その時も差異化です。

他の清涼飲料水メーカーがまだ何もしていなかったころです。はっきり言えば、誰もが、見ていない部分で、超ニッチな仕事です。

それが今では、日本コカコーラの方法がスタンダードになって世界中に拡がっています。ニッチだったのがマスになってしまったんです。一人の力で。

 

その後は、デルにヘッドハンティングされます。

日本中で話題になった「Winny事件」の時です。自衛隊から内部情報が漏れてしまった事件です。

この時も、すぐに本社に飛んで幹部を説得して、安い価格という武器で自衛隊に納品を成功させています。

そして、レノボ、アディダスジャパンを経て、ソニーピクチャーズエンタテインメントにヘッドハンティングされます。

 

ソニーの時の仕事は、マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」です。

もう伝説になっているから知ってると思いますが、伊藤嘉明氏の力で大成功をしています。

 

当時、ソニーピクチャーズエンタテインメント社内では、「THIS IS IT」は30万枚の売り上げが見込まれていました。既存の販売ルートでの産出です。

 

それを、伊藤嘉明氏の感覚で、「マイケル・ジャクソンです。世紀の大スターですから100万枚売りましょう!」と発言したら、総スカンを食らったそうです。しかも、副社長が会議の席を立ってしまったらしいんです。

しかも、ほとんどの人から「無理!」と言われたために、「じゃあ、200万枚売りましょう!」と言ったそうです。

 

なぜ、伊藤嘉明氏がそんなことを言ったのかっていうと、よそ者だってことと、差異化、なにくそ精神の3つですね。

 

もちろん、何も考えていなかったわけではなくて、伊藤嘉明氏の計算によると、100万枚は売れると踏んだんです。

「無理!」といった人たちは、既存のルートの事しか頭になかったんですね。CD屋さん、音楽関連のショップ、レンタルビデオ店、家電量販店など。つまり、いつも買っている人たちしか頭になかったんです。

 

伊藤嘉明氏はそれら以外のルートを想定していました。

具体的に伊藤嘉明氏のルートは

  • ダンススクール
  • 郵便局
  • スポーツジム

など、いままでポスターなど貼ったこともないけれども、興味がありそうなところにマーケティングしたんです。

マイケル・ジャクソンですから、誰でも知ってますからね。

 

同時に、セルDVDとレンタルDVDの発売時期をずらしたんです。見る内容は一緒ですから、ファン以外はレンタルで済まそうと思いますからね。そこに待ったをかけたんです。

 

その結果、230万枚の売り上げをあげて、いまでも売れ続けているそうです。

 

その後、ハイアールグループにヘッドハンティングされて、現在、アクア株式会社の社長兼CEОになっています。

アクアの社長としては?

あなたは、ハイアールグループって知っていますか?

三洋電機は知っていると思いますが、知らないですよね。しかも、売れなかったから三洋電機が売却されたわけです。

 

つまり、認知度がない、売れる商品もない、社員のモチベーションもない。

そんな会社です。

 

なぜ、そんなところに行ったのかっていうと、

ではなぜ引き受けたのか? わかりやすい回答をすれば、「皆が『難しいぞ』と言っていたから」です。「なにくそ」精神がまたしても発動した。そして「この会社は絶対に苦境をひっくり返して勝利する」と思えたからです。

キャリアインキュベーションより引用)

ムリだと言われたから、行ってしまったらしいです。^^

こういう気持ちは本当に大事ですし、自分に自信がないとダメですね。人生を心から楽しんでいる方だと感じます。

 

ハイアール、アクアでは、多くの事を実行されていますが、一番初めにしたことは、役職者を減らすってことの様です。

役職者っていうのは、本当に無駄ですよね。

 

あっ!必要な人もたくさんいますが、いらない人も多いと思うってことです。誤解しないでくださいね。^^

 

その役職者排除によって、かなり風通しの良い会社になったみたいで、かなり革新的な新商品が出てきています。

 

ユーチューブに二つ、アップされていましたので、見てください。

 

 

 

どちらも欲しいですね。

 

特に、洗濯機の方は、海の波音みたいでいやされますね。

 

透明の洗濯機なんて、本当に超ニッチな市場ですが、どんどん大きな市場になっていく予感がします。

 

実は、昨年に話題になったハンディ洗濯機 COTON (コトン)衣類エアウォッシャー Racooon もどんどん人気が出てきています。

 

これからの伊藤嘉明氏のアクアの活動がとても楽しみです。

 

まとめ。

伊藤嘉明氏の成功哲学をまとめると、

  • なにくそ精神
  • よそ者意識
  • 差異化

の3つです。

 

現在あなたがいる立ち位置から、ちょっと離れてみて全体を見てはいかがでしょうか?

地域の同業者、同じ業界の企業や人物、日本中の同業者、世界の中の日本など、自分が今どこにいて、どんなことをしているのか、一度見直してみた方がイイですね。

 

そして、他の業界から見たらどうなるとか、他の人の視点から見てどうなのか考えてみてください。

これは、企業に限らず、個人の問題にも当てはまります。

 

例えば、あなたが営業だったら、総務の目線から見てどうなのか?業務の目線から見てどうなのか?経営者の目線から見たらどう見えるのか?

 

これは、意外に楽しいですよ。

もっと言えば、奥さんや旦那さん、親、子供の目線から見て、どうなのか?

 

そして、多くの人と同じことをするのではなくて、違うことをする。

 

これは、きっと役に立つと思います。

 

最後に、伊藤嘉明氏の言葉をのせておきます。

 

「不可能だと皆がいうなら、俺が可能にしてやろうじゃないか」

経営者を目指すということは、山の頂上を目指して上っていくのと同じ。上れば上るほど責任は重くなります。空気は薄くなり、登山のリスクは高まりますが、先頭を行く以上は誰よりもアンテナを張って危険や好機を察知する感度を磨いていかなければいけない。孤独感も募ります。それでもなお、皆を率いて先頭に立ち、高みを目指していきたいと心底思える気概がないのであれば、経営者を目指すべきではありません。覚悟はありますか? 自分に問いかけてみてほしいです。

もう1つ、私流のメッセージとして伝えるとするならば、「反対されたら喜びなさい」ですね。「なにくそ」精神も大切ですが、それだけではない。周囲が「やめておけ」と止めに入るような事柄、「勝てる確率は低い」と断定しているような事柄にこそ、本物の勝機がある。誰も手に入れていないような勝利は「反対する声」の向こう側にこそある。私はそう信じています。

最後に、「コンフォートゾーンから飛び出す勇気を持ってほしい」ということを伝えたいと思います。私は常に難易度が高くかつ厳しい選択をしてきたと思っていますが、それが自分自身を鍛え、結果として今の自分を形成しています。

20代、30代のビジネスパーソン、特に将来経営を担うことを目標としているみなさんは、自らコンフォートゾーンから出てほしいと思います。またそのために、まず自分が市場でどのような価値を持っているかを知り、自分のキャリア形成を真剣に考え、ビジネスにおける自分の『道具』を磨いてほしいと思います。

キャリアインキュベーションより引用)

 

カッコイイですよね。

「不可能だと皆がいうなら、俺が可能にしてやろうじゃないか」

私も、こんな気持ちで、これから過ごしていきたいと思います。

次のサイトを参考にさせていただきました。

ありがとうございました。


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米山 慎吾

米山 慎吾

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1961年、長野県生まれ。静岡大学卒業。大手出版社就職後、何社か経て53歳で会社設立。

コメント

    • たから
    • 2016年 3月 15日

    伊藤氏は小中は日本人学校に行かれているそうです。

    三洋電機の冷蔵庫部門と洗濯機部門を一緒にしてアクアになったわけはなく、ハイアールアジアという社名がアクアに変わっただけです。

    正しい情報をお願いします。

    • 米山 慎吾
      • 米山 慎吾
      • 2016年 3月 15日

      コメントありがとうございます。

      訂正させて頂きます。

      ありがとうございます。

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