こんにちは、50歳までに3回転職してる米山です。
あなたは今、会社を退職したいー!って悩んでいますよね。退職したい理由は、
- 人間関係が悪い
- 給料が低い
- 認めてもらえない
- やりがいがない
きっと、このうちのどれかなんじゃないですか?
転職した人に話を聞くと、ほとんどが人間関係で悩んでいて、それが理由で転職したひとが多かったです。かくいうわたしも、1度目と2度目の転職は、人間関係の悪化が理由でからだを壊してしまったからでしたから、あなたの気持ちは痛いほどわかります。
ですから、だいじょうぶです。すぐに退職届をだしましょう!・・・
とはいえ、いきなり「お話が・・・」なんて言えませんよね。そんなに簡単にいえるものなら悩んだりはしないはずです。
そこで、今回は会社に退職意向の伝え方と、あなたがカンタンにそう言えない理由や、そもそも、あなたが毎日悩んでる方向がちょっとずれてるっていうことをお話ししていきます。
お好きな所からお読み下さい。
会社を退職したいけど言えない理由とは?
多くのひとが会社を退職したいと、多かれ少なかれ思ってるはずです。あなたの会社でもそうじゃないですか?
じゃあ、なんでそう思ってるのに、言いだせない・・・これってどうしてだと思いますか?
アンケートをとると、理由としては、
- やめた後の生活が不安
- 親や友達たちからどういう目で見られるか?
- 彼女や彼氏の目は?
- ほかにできる仕事があるのか不安
- やりたいこともこれといってない
などが多かったです。
あなたはなぜ、言えないのですか?胸に手を当てて良く考えてみてください。
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もうわかったとおもいますが、あなたは退職した後はどうしようとか、上司になんて言われるのか、どう思われるのか、退職してもやりたいことがあるのか?とか想像してるはずです。よく考えてもらえればわかりますが、すべて退職した後のことを考えてます。
つまり、あなたの中ではすでにやめることはきまってるのですが、その後のことが心配なだけなんです。
やめるかどうかは悩んでいません。
では、一歩引いて考えてみてください。明日の朝起きて、会社に向かいながらそんなことを考えてるあなた。会社を退職した後にどう思われるかを考えながら仕事をしてるあなた。今の会社を退職した後にどんな会社なら続けられるかをかんがえながら接客してるあなた。
それを鳥になったつもりで空の上から俯瞰しながら想像してみてください。相手のひとが気の毒に思えてきませんか?同時に、そんなことをかんがえながら神経をすり減らしてるあなたも可哀そうに思えてくるはずです。
だったら、「退職します」と言える環境、つまり退職した後の生活の保障をつくればいいのではないでしょか。
つまり、退職するかどうかを悩むのではなくて、どうすれば会社もあなたも幸せに転職できるかを考えるということです。
具体的には、
- 転職後の生活を確保
- 退職する理由(やりたいことを見つける)
- 退職する計画
を考えることでスムーズに転職ができるはずです。この答えが見つけられたら、すぐにでも退職願をだすことができるはずです。
今のあなたは、おそらく「会社いきたくないな~」「どうしようかな~」「変な目で見られたくないな~」と言う感じの、答えが一生でない質問をずーっと考えてるので毎日が疲れてしまってます。
あなたはとても心優しい人ではないでしょうか?自分のことよりも、会社のことや上司のこと、友達や親、彼女、彼氏のことを考えてるわけですから。自分勝手な自己中のひとは、そんなの関係ないですから、いきなり会社に来なくなります。わたしも2回目の会社で役職が付きましたが、そういうひとを家まで迎えに行ったことがあります。
なので、あなたの心にもう一度問いかけてもらって、本当に退職すると決心したなら、よけいに周りのことを考えて良い転職をしましょう。
そうしないでこのままずーっと、答えの出ない質問を繰り返しながら今の会社に居続けると、疲れ切った中年になってしまいます。あなたの隣にもいませんか?楽しみは夜の街に繰り出すこととか、ギャンブルとか・・・
そんなの嫌ですよね。どうせ一度きりの人生なら、やりたいことをやって、エネルギッシュな仕事や生活して、周りの友達たちからうらやましがられるような生活を送っていきましょう。
もう一度言います。退職するかどう考えるのではなくて、退職したらどうするかを考えることです。
そのためには、もう一つ考えておくことがあります。
あなたにとっての仕事は?
まず一番初めに考えること、それは、あなたにとっての仕事は何?ということです。
今、あなたが苦しんでるのは、会社に入る前に描いていた未来予想図と、今想像できる未来予想図がかなり違ってきてる証拠です。
カンタンに言えば、
「こんなはずでは・・・」
とおもってるんじゃないですか?
それは、お金の面、同僚や上司の面、仕事そのものの面、といろいろな面で違ってきてるかもしれません。
でも、それはみんな、だれでも起こるもので当たり前のことです。今の生活からステップアップするための試練です。言い換えれば、人生の転機です。
今とおなじことをしていても、決してあなたが思い浮かべる未来には到達できないことをわかってしまったんです。それを、周りの人のせいにしたり、給料のせいにしてるので、同じところを堂々巡りしてるんです。
ですから、今がチャンスです。
あなたにとって、どういう仕事をしたいのか、もっと言えばどういう人生を送りたいのかを、改めて考えるタイミングに来てるんです。ほんとうのあなたが、心の奥底から無意識にあなたに向かって「違う!」って叫んでるんです。
学生時代にははっきりわからなかったことも、社会人になって何年かすれば、大体わかってきたはずです。そのうえで、どうしたらいいのかを考えていきましょう。
もう一度、仕事や人生について考える
具体的に何を考えればいいのかというと、
- なにも制約がなかったら何がしたいのか?
この質問を思い浮かべながら、A4サイズの白い紙に、頭に浮かんできた事をドンドン書いていきましょう。コツは、条件や制約を取っ払うことです。お金とか時間とか親兄弟、何もかも忘れることです。すべてが手に入るとして、最高のあなたはどうなってるのか?を書いていきましょう。
たとえば、
- 世界一周旅行
- あこがれのあの人と恋愛する
- 最高級の焼き肉を食べる
- 1日の仕事は1時間だけ
- ナイスボディ
だって、せっかく生きてるのですから、最高の人生っていうのを味わってみたくないですか?そんなの無理!って初めからあきらめていませんか?タイムマシーンに載るなんて言うことは無理ですが、世界中の誰かがやっていたら、あなたができる可能性も絶対にあります。
そんなこと言われても、なにも出てこない・・と思われたら、もう一つ質問を紹介します。
ますは、あなたが天国に旅だつときのことを想像してみてください。
あなたはベッドに横たわって、そのときが来るのを待っています。そして、過去を振り返ります。「おれは精一杯生きたぞ!もうおもいのこすことはなにもない・・・」と思う事は何でしょうか?
人間はいずれそのときが来ます。それは明日かも知れませんし、何十年後か何百年後か判りません。そのときのことを思い浮かべてかんがえましょう。
考えることが尽きたら、そこから逆算していけば、おのずと答えはみえてくるはずです。
他のサイトでは、人に相談しろとか、自分の考え方を変えて会社を楽しくしようとか、人事に相談して部署を変えてもらえとかあたりまえのように書かれています。でも、そんなことをしても解決にはなりません。
だって、10人いれば10通りの人生があるわけですから。
解決するためには、ここで立ち止まって、これからのことをしっかりと考えていくことです。ひとに相談しろとか、違う部署で・・みたいな付け焼刃の解決をすると、数年すると同じことを繰り返します。応急手当てにしかなっていないんです。
今、あなたが考えないといけないのは、あなたにとっての仕事、人生は何か?ということです。しっかりと考えることができたら、会社を退職するとかしないとか言うのは、ちっぽけな悩みだと思えてきませんか?
あなたがこれからやるべきことが分かってからはじめて、会社を退職する方法を考えていきましょう。
辞める決心をしてから考えること3つ
会社を辞めると言う前にしておかなければいけないことがいくつかあります。それは、上でもお話ししましたが、
- 転職後の生活を確保
- 辞める理由(やりたいことを見つける)
- 辞める計画
を考えておくことです。ひとつずつみていきましょう。
1. 転職後の生活を確保
一番心配になることですが、退職した後にどうやって生活をしていくのか?ということです。
無職のままだと、お金が入ってこずに貯金だけで生活しなくてはなりません。そんな状態で焦って転職先を決めると同じことの繰り返しになりやすいです。
そうならないためには、退職する前に転職先を見つけておくことがとても大切になってきます。
そのために、転職エージェントに登録しておきましょう。転職エージェントとは、転職先の企業をお世話してくれたり、いろいろな相談に乗ってくれるところです。わたしのおすすめは、マイナビエージェントです。完全無料ですので、コチラから登録しておきましょう。
ちなみに、なぜ完全無料なのかというと、あなたが転職した先の会社から報酬が入るからです。なので、マイナビエージェント側もしっかりとあなたの特性を見たり、相手の会社と合うかどうかも親身になって話してくれるはずです。
もしも、あまり良くない担当が付いたら、他の転職エージェントに登録するのも手です。
2. 退職する理由(やりたいことを見つける)
退職する理由としては、おそらく上の章で出てきたことをそのまま話せばいいです。よくあるのは身内を理由にしたり、結婚を理由にしたりしますが、相手は上司ですから嘘はばれます。
そんなつまらない嘘であなたの評価を下げてももったいないですし、あなたの心の中にも罪悪感が残ってしまいます。
ここは、どうしてもやりたいことができたとか、どうしても人間関係がうまくいかなくて毎日が辛すぎるとか、本当の理由を上司に話しましょう。
そのためには、しっかりと文章にして紙に書いておくことです。上司も人ですから、一回聞いたくらいでは理解できないこともあります。それを文章にして見せながら話をすれば、理解が速いです。あなたも、自分の考えをせいりすることができますので、一石二鳥です。
3. 退職する計画
退職する計画を立てておくのも大事です。
一般的に言って、退職したいと言ってから2ヵ月はかかるとおもってください。あなたが役職者でしたら、もっとかかります。いろいろな引継ぎとかがありますから。
なので、転職エージェントをつかって次の就職先を決めながら、大体いつごろに転職したいのかを考えましょう。後ろから追っていくとうまくいきます。
例えば、お盆明けから新しい会社に行きたいと考えていたら、7月中に退職するのがベストですよね。そのためには、ゴールデンウィーク明けに退職したい意思を会社側に告げます。となると、ゴールデンウィーク中に退職するための書類を作っておけば大丈夫だと言うことです。
退職するための書類とは、理由とか計画書、引き継ぐための計画などです。それとともに、ゴールデンウィーク前には大体の転職先を絞っておくこともたいせつですね。転職先が決まってると、余裕を持って計画を立てることができますから。
まずは、いつ退職して新しい会社に行くのかを大まかに考えることから始めましょう。
コチラに詳しいやり方を書いていますので、参考にしてみてください。
会社を退職したいけど言い出せない!と悩んでいたら?
会社を退職したいのに言えない理由についてお話ししてきました。判っていただけたでしょうか。
多くのひとは、会社を退職したい・・・と思っていても、なかなか言い出せません。それは、間違ったことを考えてるからです。
- 会社を辞めるっていったらどう思われるのか?
- なんて言われるのか?
- 引きとめられるのか?
- どうやって言えば納得してもらえるのか?
- 辞めた後の生活はどうしよう?
などです。「会社を辞めます」ということと、相手にどう思われるかは全く関係のないことで、あなたが超能力者じゃない限りどんなに考えても答えは出てきません。実際に言ってみないと判らないからです。相手が考えることですから、分かるわけがありません。
しかも、それをずーっと考えてるので、からだも頭も疲れてしまうんです。で、「ま、いいかっ」となっていきなり「退職します」みたいに言い出してしまいます。
2つ目の会社で、役職者をしていましたが、そう言われて困った経験が何度もあります。なんで?と聞いてもあまり考えていない様で、「とにかくあの人が・・・」の一点張りした。まあ、気持ちはわかるのですが、もっと考えてから言いださないとそのあとのことでかなり損をしてしまうことになります。
ですから、答えの出ない質問をあなた自身にして疲れてしまう前に、あなたは本当は何をしたいのかをかんがえましょう。
たぶん、あなたは人生の転機に差し掛かっています。次のステージに行くためにいろんな人や物が後押ししてくれてるんです。そう思って、次のステージを最高のものにするためにも、何をしたらあなたが最高に輝けるのかを、しっかり考えましょう。
そして、あなたがやりたいこと、なりたいものがしっかりわかったうえで、
- どうやって生活していくか
- 辞める理由
- 退職する具体的な手順
を考えていくことです。やめるかどうか考えるんじゃなくて、具体的にどう辞めるかをかんがえるんです。
結論が出たら、誠意をもって退職のことを上司に話していけば大丈夫です。あなたが100%の熱意をもって退職したいことを話せば、きっと理解してくれて後押ししてくれるはずです。
「そうはいっても・・」と思うかもしれません。それはドラマや映画の見過ぎです。会社とあなたは同等の立場の雇用契約です。相手があなたを束縛する権利はありません。
相手ともめるのは、あなたが本心を出していないからです。結婚するとか、家が大変で、親戚が、両親が、などの嘘をついても上司にはお見通しですし、あなたが本心を話していないことは目を見れば一目瞭然です。そんな嘘っぱちの相手と親身になって相談するわけはありません。
たいせつなのは、あなたの本心をぶつけることです。確固たる決意とやり抜く自信をもって、相手の心情を思いながら話しましょう。決して、けんか腰や退社前提、相手を馬鹿にした態度はしないことです。
そのためには、あなた自身でしっかりと深いところまで考えておくことと、次の転職先をしっかり見つけておくことです。わたしはあなたを応援しています。あなたにとって最高の転職をしていきましょう。
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