4月21日の「金スマ」で、書家の金澤翔子さんが特集されます。金澤翔子さんの書を見たり、購入したい人のために、金澤翔子さんの美術館とか作品などをまとめました。書家である金澤翔子さんの書かれる書はハンパなくエネルギーがあって、魂を揺さぶるような迫力があります。
書家の金澤翔子さんの美術館
金澤翔子さんの美術館は、現在の所、4箇所あります。
- 金澤翔子美術館 (福島県いわき市)
- 銀座金澤翔子美術館 (銀座、2016年は8月2日~31日開催)
- 銀座金澤翔子美術館修善寺 (静岡県伊豆市修善寺)
- 近江の国 金澤翔子 まちや記念館
- 建仁寺(おまけ)
一つずつ見ていきましょう。
金澤翔子美術館
金澤翔子美術館の詳細は、
- 〒972-0163 福島県いわき市遠野町根岸字横道71番地
- TEL:0246-89-2766
- FAX:0246-89-2044
- 午前10時~午後4時(入館 午後3時30分まで)
- 休館日は、毎週水曜日(ただし祝日の場合はその翌日)、 年末・年始(12月26日~1月1日))
- 観覧料 個人800円 団体(20名以上)600円(1人) (小学生は無料、障がい者は400円)
- 無料大型駐車場完備
- HP 金澤翔子美術館
この美術館は、平成23年に作られています。株式会社たかしま、株式会社高島織物、株式会社丸三の協力で作られました。この作られた経緯を見ていくと、作られるべくして作られたんだな~って感じます。その経緯とは、上記の3社に関係しています。
上記の3社は、福島県にある会社のようです。株式会社たかしま代表取締役高島社長が、きもの乃館丸三の故小林英子社長の1周忌事業(平成23年5月)を計画していた時に、平成23年2月に放送された「中居正広の金曜日のスマたちへ」を見たそうです。その時の番組が、金澤翔子さんの特集だったようで、とても感動されたそうです。そして、一周忌事業の際に、金澤翔子さんに席上揮毫をしてもらえるように頼まれたんです。
2日後、返事が返ってきたのですが、その数日後が3月11日の東日本大震災だったんです。それでも、東京に場所を変えて5月に一周忌を執り行い、そこで、席上揮毫「希望光」が開催されたようです。そして、きもの乃館丸三の普及工事が終わった10月にも席上揮毫「龍翔」が福島県でおこなわれたそうです。その時の感動がもとになって、きもの乃館丸三に作品展示の依頼から金澤翔子美術館のオープンになったそうです。
HPを見てもらえればわかるのですが、場所的にもきれいですし、風景も抜群です。ぜひ、一度行かれてみることをお勧めします。そして、この時のことがきっかけで、金澤翔子さんは、震災に会われた人のために、数多くの書を残されています。番組でも映し出されていましたが、鎮魂の書と言う感じで、エネルギーを感じました。
銀座金澤翔子美術館
銀座金澤翔子美術館には、銀座と別館の修善寺のふたつがあります。
銀座は、
- 2016年8月2日~31日のみ開催
- 営業時間 11:00~19:00
- 休館日 日曜、月曜、祝日
- 入館料 一般 500円、小学生 300円、小学生未満 無料
- 場所 東京都中央区銀座2-16-12 銀座大塚ビルB1
修善寺は、年中開催です。
- 営業時間 11:00~15:00
- 休館日 木曜
- 入館料 一般 600円、小学生 300円、小学生未満 無料
- 場所 静岡県伊豆市修善寺970 新井旅館「山陽荘」
どちらも、小さな美術館の様ですね。ただ、銀座の方は、行きやすい場所にあるので、8月になったら行ってみたらいかがでしょうか。
HPはこちら。⇒銀座金澤翔子美術館
展示されている書の何点か、HPの「Gallery」の中に載っていますので、見てみてください。
近江の国 金澤翔子 まちや記念館
近江の国 金澤翔子 まちや記念館は、約100点の書が展示されています。
- 営業時間 10:00~16:00
- 休館日 毎週月曜日、年始年末、祝日と重なる時は翌日が休館日
- 入館料 大人 500円、中高生 200円、小学生以下は無料
- 〒523-0862滋賀県近江八幡市仲屋町中21 (近江八幡まちや倶楽部内)
- TEL: 0748-32-4654
- FAX: 0748-32-4654
- HP http://shoko-kanazawa.jp/
建仁寺
京都祇園の建仁寺にて、あの有名な「風神雷神」の書を見ることができるかもしれません。
2009年に奉納されたようですが、常時展示ではなくて、個展のように見ることができる時期を決めて展示しているようです。建仁寺のHPには、展示の情報はありませんでした。
⇒ 建仁寺
金澤翔子さんの個展、席上揮毫は?
金澤翔子さんの個展とか、席上揮毫の日程は、こちらの公式HPに載っています。
⇒ 金澤翔子HP
金澤翔子さんのHPのなかから、2017年6月までの予定を抜粋してみました。
- 4/29(土)15:00~席上揮毫、講演会 寒河江市民体育館
- 5/3~7日 書展 建長寺(神奈川県鎌倉市山之内8)
- 5/3~8日 書展 三越日本橋本店7Fギャラリー
- 5/5 11:00、14:00 サイン会(三越日本橋本店7Fギャラリー)
- 5/6 15:00 ギャラリートーク 泰子氏、翔子氏(三越日本橋本店7Fギャラリー)
- 5/12(金)14:30~講演会 相良総合センタ―(静岡県牧之原市須々木140)
- 5/20(土)14:30~講演会 小早川市民センター(千葉県香取市羽根川38)
- 6/3(土)13:30~席上揮毫、講演会 柏崎市文化会館(新潟県柏崎市日石町)
- 6/18(土)講演会 東御市梅野記念絵画館(長野県東御市八重原)
- 6/21(水)13:30~講演会 岡山コンベンションセンタ―(岡山県岡山市北区駅元町)
- 6/24(土)13:30~席上揮毫、講演会 聖籠町町民会館(新潟県北蒲原郡聖籠町)
詳しいことや、この後の予定は随時HPにアップされていくと思いますので、気になる方はチェックしてみてください。
金澤翔子さんの作品の購入は?
やはり、見ているだけでなくて、自宅でも欲しいな~って思いますよね。そんな人のために、通販サイトを調べてみました。
最後のトップアートさんっていうのは、直接、金澤翔子さんに依頼をして書いてもらっているようです。言葉は、愛、楽、心の3文字のうちのどれかを選ぶみたいです。「愛」が一番高くて、32万4千円。「楽」は194,400円、「心」は21万6千円です。
まあ、できれば、目の前で書いてもらいたい所ですが、ちょっとそれはムリだと思います。見ているだけでエネルギーをもらえる書というのはなかなかないような気がします。そういう書家のひとりとして、金澤翔子さんは素晴らしいと思いますので、機会があれば購入して部屋の中に置いておきたいものです。
それにしても、なぜ、あのような書が書けるのか不思議でなりません。見ているだけで、エネルギーをもらえる感じがします。まるで、神様とか仏様が金澤翔子さんの手を借りて、書として表現しているような気がしますね。見れば見るほどに、そう感じます。やはり、凡人と天才との違いなのでしょうね。とりあえず、HPの作品一覧をご覧になって、感想などがあったら、お書きください。
以上、「金スマ」に出演される金澤翔子さんについての美術館や、書などの情報でした。
芸術に関する記事はコチラにもあります。
⇒ 片岡鶴太郎さん
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