ドラマ「きみが心に棲みついた」の3話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。約束をすっぽかしただけではなくボロボロの状態で目の前から逃げ出した今日子(吉岡里帆)を吉崎(桐谷健太)はメールで問い質しますが、今日子は上手く答えることができませんでした。なぜなら、過去の非道な仕打ちがあっても、どうしても星名(向井理)と繋がっていたいと願う自分の気持ちに気付いてしまったからでした。
お好きな所からお読み下さい。
3話のあらすじ
雨に濡れたハイヒール
「やっぱり卒業できません。あの人から離れられないんです」
と、雨の中叫んで吉崎(桐谷健太)に向かって頭を下げた今日子(吉岡里帆)は、はだしのまま家まで走っていきました。
翌日、会社に出てきた今日子のスマホに<昨日のあれは一体なんだったんですか?>とメッセージが来ました。すぐに、<ごめんなさい>と返しました。すると、<ほんとうに悪いと思ってるんですか?>とかえってきました。そこにデザイナーの八木(鈴木紗理奈)がやってきて会議に濃いといわれました。
会議にいくと、星名は二つのプロジェクトのうちのひとつだけが新ブランドになると発表しました。そして、星名が両方のチームを統括すると発表しました。八木もデザイナーの堀田(瀬戸朝香)も怒っていましたが、今日子は頭の中が昨日の星名のことでいっぱいでした。材料室に行った今日子は、昨日大丈夫だった?と飯田彩香(石橋杏奈)に聞くと、星名が家に泊まったと告白されました。それから、ずっと星名のことを考えることしかできなくなりました。
今日子がひとりでいるところに星名がやってきました。そして、ストールをねじりながら、「この間はひどいこと言ってごめんな。おれのそばにいたいんだろ?だから追いかけてきたんだろ」というと、その手を振りほどいて逃げました。そのふたりを離れたところから飯田が見ていました。そして、堀田のチーム会議のときに、あんな卑怯な今日子だけにはまけないと人が変わったように訴えました。
再び今日子に取材
吉崎がスズキ次郎(ムロツヨシ)と打ち合わせをしてると、スズキから今日子に取材したいといわれました。吉崎は堀田にきくと、今週の新作発表会のときなら大丈夫だとOKをもらいました。吉崎が編集部に帰ると、今日子からあって謝りたいというメッセージがきましたが、無視しました。
今日子はデザインを何度も作ってもって行きますがすべて却下されました。八木からは本音を見せろといわれました。そのことを昼食を食べながら堀田に話をしてると、今度の新作発表会のときに吉崎から取材を頼まれたといいました。まだ吉崎から連絡が来ない今日子はどうやって会って謝ればいいのかをきいていました。その後ろに、星名がすわってすべてをきいていました。
ひとりでエレベーターに乗ってきた今日子に、星名が声をかけて次の新作発表会に応援に来てくれと頼んでエレベーターから降りていきました。
新作発表会
今日子が手伝ってると星名がやってきて、これからが本番だと言って新作のランジェリーを渡しました。
しばらくして、吉崎とスズキがやってきて新作発表会が始まりました。控え室の奥では、ランジェリーを見つめながら深刻な顔をしてる今日子が座っていました。前半のショーが終わって星名が吉崎たちにはなしかけました。そして、後半のショーが始まるとランジェリー姿の今日子がランウェイを歩いてきました。会場がざわつく中、今日子はぎこちない歩き方で、<星名さんのために、わたしのために>と繰り返しながら真ん中までやってきました。
すると、つまずいて倒れてしまいました。たまらなくなった吉崎はスズキを連れてマイクを持ってステージに上がりました。そして、「驚きましたね~」と笑顔で話しながら今日子に近づいていってみんなの前に立ちました。そして、スズキを有名漫画家だと紹介してインタビューを始めました。スズキがひとりでしゃべってるときに、今日子にてをかして、「なにをやってるんだ。さいごまでちゃんとやれ」と奥へひっこませました。
それを見ていた星名は、「よけいなことしてんじゃねえよ」と苦々しくつぶやきました。
発表会が終わって会場から出てきた吉崎は、スズキたちを先に返して今日子をさがしていました。すると、星名がやってきて「うちの社員がおさわがせしてすみません」と謝ってきました。吉崎が、「小川さんはいつもあんなかんじなんですか?」と聞くと、「ぼくもよくわからないんです」と言って歩いていきました。前にスズキが言っていた「学年に一人いる敵にしちゃいけないタイプです。あの笑顔、絶対にうらがある」と言っていた意味が少しわかりました。
罰
玄関で吉崎が待ってると、今日子が出てきました。声をかけて近所の公園のベンチにすわってはなしをしました。
「大丈夫?」
「この間のことは悪かったと思ってます。ほんとにごめんなさい」
「それはもういいよ、それよりさっきのはなんだったの?」
「吉崎さん、ありがとうございます。でも、吉崎さんがしてくれたのは、余計なことです。わたしは罰せられなきゃいけない。じゃないと許してもらえないんです」
「罰せられるって、誰に?それって、前に話していた大学の先輩に関係あるの?」
「話したくありません」
「さっきのは、仕事じゃなかったってこと?なんなんだよ、仕事だけは真剣にやるっておもってたのに」
今日子は、吉崎がかばってくれたことに胸の中で感謝しながら、
「吉崎さんには関係ありません。失礼します」
といって歩き出しました。吉崎が後ろから声をかけますが、「もうわたしなんかにかかわらないでください」と言って行ってしまいました。
そして、星名のところに行って「ちゃんとやりました」といおうと探していると、飯田と星名が話してるところを見てしまいます。そして、今日行きたいという飯田に、合鍵を星名が渡すところをみてしまいました。今日子は、大学のときと同じで何をしても振り向いてはくれないとわかりましたが、星名のことは忘れられませんでした。
方向転換
八木のところにデザインを持っていくと、堀田の新作発表会で話題をつくってくれて何してくれてんだ!と怒られました。そして本音は何なんだというと、星名のことが頭に浮かんできて書いてきたデザインをびりびりに破きました。そして、見せ下着をやめて男受けするランジェリーのデザインを持っていきました。八木は突然の方向転換に怒って帰ろうとすると、堀田に負けてしまうんですか?と八木に火をつけました。今日子は一緒にがんばらせてくれと頭を下げました。
吉崎が部下達と飲んで返ろうと一人になると、映美(中村アン)が現れました。二人で歩きはじめました。
星名が家に帰ると、飯山祥子という女性から手紙が来ていました。その中には、「お母さんの出所日がきまりました。近々会えませんか?」と書かれていました。すでに家の中に入っていた飯田がお茶を入れる手をとめて、「本音をはなしませんか?」と言ってソファによこたえました。そして、
「この間、僕が止まらなかったから不安になったんでしょ。本当のことを知りたいんです」
と言って、飯田にキスをしました。
会社では、今日子がデザインをしながら「星名さんはどんなデザインならふりむいてくれるんだろう」と思いながら、残業していました。そして、会社を出て歩いてると、吉崎と映美がキスしてるところを見てしまいました。今日子は声をかけずに通り過ぎました。
(⇒4話のあらすじ)
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感想
おもしろかったですね。星名の母親は刑務所にはいってることがわかりました。もしかしたら、星名を虐待している父親の命を奪ってしまったのかもしれません。そのあとに星名といっしょに無理心中しようとして逮捕されたような気がします。大学のときに、星名が泣いてる場面がありましたが、それに関係してくるんじゃないでしょうか。父親からは虐待され、母親からも命を狙われたらかなり正確がねじれてしまうような気がします。
今日子は、母親からはいっさいあいされてこなかくて、しかも言葉で虐待されてきたのですが、やっぱり愛してもらいたいと思っていたはずです。それを、星名がすべてを認めてくれて優しくしてくれたので、星なのことを好きになってしまったとおもいます。ただ、その後に母親と同じような感じで冷たくされたので、母親に認めてもらいたいという気持ちを星名に認めてもらいたいという気持ちに変わってしまったんだと思います。そのあとは、優しくしたり冷たくしたりを繰り返すことで、今日子は星名からどんどん離れられなくなったのではないでしょうか。
ですから、吉崎が優しく言えばいうほど、星名から受ける強烈なアメと鞭がスゴイ快感に思えてくるんだと感じました。これは、まるで薬の様で、自分一人では絶対に断ち切ることはできないかもしれません。解決策は、星名とはなれることか、母親と話し合いをして関係を修復することだと思います。
来週からは、もうひとりの依存者、中村アンさん演じる映美が吉崎につきまといそうです。どうなるのか楽しみです。
ドラマ「きみが心に棲みついた」の原作
原作の天堂きりんさんは、大阪出身で別冊フレンドでデビューされた漫画家です。カリスマ的人気を誇る作家で、「プッタネスカの恋」など名作と言われています。独特の雰囲気を持った漫画でつい引き込まれてしまいます。楽天ブックスの電子書籍で読めます。こちらクリックすると楽天ブックスに行きます。
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キャスト
- 小川今日子 吉岡里帆、ニックネームはキョドコ
- 吉崎幸次郎 桐谷健太、漫画「月刊パガジン」の編集者
- 星名漣 向井理、下着メーカー「ラプワール」の企画室長、MD
- 飯田彩香 石橋杏奈、材料課、今日子の同期
- 稲垣栞里 周本絵梨香、材料課、今日子の後輩
- 白崎達夫 長谷川朝晴、材料課課長
- 八木泉 鈴木紗理奈、デザイナー
- 堀田麻衣子 瀬戸朝香、デザイナー
- スズキ次郎 ムロツヨシ、漫画家
- 為末れいか 田中真琴、漫画「月刊パガジン」の編集者
- 牧村英二 山岸門人、バーテンダー、星名の過去を知る人物
各話のあらすじ
以上、ドラマ「きみが心に棲みついた」の3話のあらすじと感想でした。
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