テレビ東京のドラマ「こえ恋」の11話「伝えたい思い」のあらすじ(ネタバレ)です。「こえ恋」は、櫻井孝宏さんが松原くんの声優として参加している、チョット不思議なドラマです。ヒロインは、人気絶好調で、ドラマ初主演の永野芽郁さん。ゆいこと松原くんの初恋の行方はどうなるのでしょうか?
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各話のあらすじ
「こえ恋」のキャスト
「こえ恋」のキャストです。
- 吉岡ゆいこ 永野芽郁、高校1年生
- 松原くん 声:櫻井孝宏、吉岡ゆいこの同級生、クラス委員
- 加賀谷優一 落合モトキ。松原くんの友人、同じ中学
- 西園あき 大友花恋、吉岡ゆいこの友人、同じ中学
- 緑川玲那 唐田えりか、松原くんが気になる、クラス委員
- 兵頭誠 竜星涼、生徒会長
- 瀬島涼一 桜田通、副会長
- 青山雪 水谷果穂、副会長
『こえ恋』の今までのあらすじ
吉岡ゆいこ(永野芽郁)は、高校入学と同時に、風邪を引いて、寝込んでしまいます。ベッドの上で、クラスの事を考えてる時、クラス委員の松原くん(声:櫻井孝宏)から、健康診断の件で電話をもらいます。松原くんのステキな声に、聞きほれてしまったゆいこでした。風邪が治りきらないまま、学校に出ていくと、途中で倒れてしまいますが、ちょうど松原くんが通りかかって助けてもらいます。すてきな声と、優しい行動で、一気にファンになってしまった松原くんは、チョット普通の男の子とは違っていました。
それは、頭に、紙袋をかぶっていることです。
紙袋をかぶっている理由は、ゆいこにはわからないのですが、松原くんの声と優しさに、ドンドン好きになっていきます。
同時に、生徒会長の兵頭も、ふとしたきっかけからゆいこに腕をつかまれて、ゆいこのことを好きになってしまいます。5話では、松原くんに対して、「僕は吉岡さんが好きだ。正々堂々と戦う」と宣戦布告しました。それを言われた松原くんも、ゆいこのことが好きなことに気が付いて、夏休みにバーベキューに誘いました。
新学期、ふたたび熱を出して学校を休んでしまうゆいこ。松原くんがゆいこの家にやってきたことで、元気になるゆいこでした。
文化祭では、クラスでカフェをやることになりました。兵頭生徒会長の劇中の告白もピンとこなかったゆいこですが、いきなり、恋敵が現れます。松原くんの幼馴染のカオリです。学校を休んだ松原くんの家に、プリントを届けに行くと、カオリと鉢合わせになります。成り行きで料理を作ることになりますが、カオリの攻撃で自分の気持ちにやっと気づくゆいこ。松原くんの家からの帰り道、泣きながら歩くゆいこでした。
ゆいこと松原くんのぎくしゃくした雰囲気に気づいた加賀谷とアキは、終業式の後に、クラスでクリスマスパーティーをすることにしました。そのおかげで、話をするきっかけを得た二人が、肝腎の話をしようとした時に、カオリがやってきます。いたたまれなくなったゆいこは、その場から逃げ出しました。それを見ていた兵頭生徒会長がゆいこを追いかけて、ゆいこと冬休みに神社にお参りに行く約束しました。
さて、ゆいこの恋はどうなっていくのでしょうか?
『こえ恋』11話のあらすじ
冬休み、兵頭会長が待ってると、ゆいこがやってきました。神社にお参りに行く約束です。
一方、松原くんはカオリと歩いています。
カオリ「もう会ってくれないかと思ってた」
松原くん「ぼくも、きちんと話をしたいと思って」
カオリも、小学校の時のアメリカに行く前に、「顔を見せないなんて、人にずっと嘘をついてるのと同じなんだよ」と、松原くんにヒドイことを言ってしまった事を後悔していたようです。アメリカから帰ってきたら、まだ紙袋をかぶっていたので、自分のせいだと話しますが、松原くんは、
「カオリが悪いんじゃない。僕が謝らなきゃいけないんだ。僕は、カオリに・・・」
と話しだそうとすると、そこに、ゆいこと兵頭会長がやってきました。偶然の出会いに固まる4人。
4人一緒に参拝をしたあと、松原くんとカオリは帰っていきました。兵頭会長とゆいこはおみくじを引くことに。二人とも何回引いても「凶」でした。さらに引こうとする兵頭会長を止めて、「凶のおみくじは神様に引き取ってもらえば大丈夫です」と言って、おみくじを隣にあったおみくじを結びつける場所に結びつけました。
松原くんは、帰り道、言いかけたことをカオリに話しました。自分が傷つくのが怖くて、カオリの気持ちから逃げていた、と告白します。
「あの日、僕はカオリを悲しい気持ちにさせてしまった。ホントにゴメン。でも、もう、変わりたいと思うんだ」
「私、シュウのためなら」
「カオリの言うとおりだったんだ。ぼくは、周りに嘘をついてきたんだ。そうすることで自分が傷つかないようにしてたんだ。でも、今は、たとえ傷ついたとしても、正面から向き合って、分かり合いたいと思うんだ。そう思える人がいる。」
「私じゃないんだね。それって、吉岡さんのことだよね。私、シュウの事好きだった。あの時ちゃんと伝えていたらと思ったんだ」
「ごめん」
「私だけが、昔のシュウを押し付けちゃっていたのかな。今度、素顔のシュウに会いに来れるといいな」
そう言って、松原くんのことを振り向かずに、歩き出したカオリでした。
一方、兵頭会長とゆいこは、絵馬を奉納して神社を後にしました。階段をおりると、いきなり兵頭会長が話しかけます。
「吉岡さんは、とっても優しい人だから、こんなこと言ったら、君を困らせてしまうかもしれない。ホントは、君の事をただ見守っているのが一番なのかもしれない。でも、君にちゃんと伝えたいんだ。吉岡さん。僕は・・・君のことが好きだ。」
「あっ、えっと・・・」
「あっ、すまない。吉岡さんには、いつだって笑っていてほしいと思うのに、こんな風に困らせてしまって、君に、どうにかしてほしいと思ってはいないんだ。ただ、どうしても君に、自分の言葉で伝えたいと思った。吉岡さんに、どう思われているのか知るのが怖くて、だけど、どうしても吉岡さんとは、このまま終わりにしたくないと、そう思ってたら、勇気が湧いてきた。今、こうやって気持ちを伝えることができた。聞いてくれて、うれしかった。今日は付き合ってくれてホントにありがとう」
そう聞くと、ゆいこが深々とお辞儀をしました。
兵頭会長は、もう一度神社に戻りました。おみくじを引くと、今度は吉でした。ゆいこは、帰り道、いつものベンチに座って、一人で考え続けました。
新学期、初日の放課後。
ゆいこは、松原くんに自分の言葉で話そうと考えます。アキに先に帰ってと伝えて、誰もいなくなった時に、松原くんに話しかけました。その瞬間、松原くんも振り返って、ゆいこに話しかけようとしました。見つめあって、固まってしまった二人。松原くんも加賀谷を先に帰らせて、ゆいこに話をしたかったようです。
「あっ、あの、お話ししたいことが」
「私も」
二人は、前に一緒にお昼を食べた屋上にやってきました。
松「あの、吉岡さん。前に言ってくれましたよね。僕が紙袋をかぶった理由。いつ話すか、僕が決めて良いって。憶えていますか?これから聞いてもらいたいんですが、良いですか?」
ゆ「うん」
松原くんが、理由を話し始めました。小学校3年生の時に、松原くんのお父さんが亡くなって引っ越したそうです。心優しい松原くんは、お母さんを悲しませたくなかったので、無理やり笑っていたそうです。次第に、顔がこわばるようになってしまい、顔に表情を出すことができなくなってしまったんです。その為に、周りから変な目で見られて、独りぼっちになってしまったようです。それが、小3の図工の「自分の顔を書く」という時間に、紙袋に、自分の成りたい顔のニコちゃんマークを書いてかぶったら、周りの友達がおもしろがって話しかけてくれたそうです。それがものすごくうれしくて、表情を気にせずに話しかけることができたようです。周りに溶け込むことを選んだんです。
「だけど、吉岡さんに出会って、怖くなりました。吉岡さんは、僕の心の奥を見てくれて、だから、見透かされてるんじゃないかって。傷つくことから逃げてる僕を、こんなに弱い人間だって知ったら、がっかりされるんじゃないかって。ずっと」
「松原くん。松原くんは、弱いんじゃなくて、弱さを知ってる人だと思う。周りの人たちの弱さをちゃんとわかってくれてる。だから、いつも助けてくれた。何も言わなくても、私が困ってるのを分かってくれてた。私の心の奥を見てくれてるのは、松原くんの方だよ。そんな松原くんだから、私は、松原くんの事が好きなんだよ。だから、もっと知りたいと思って。だから、声をもっと聴きたいと思って。だから・・・あ、いや、私が思ってるだけだから。」
「あの、僕は・・・」
と、松原くんが言いかけると、ゆいこは自分が何を言ったのか気が付いて、いきなり立ち上がって、「じゃ・・」と言って、バックを握り締めて走りだしました。
(あれじゃ、告白じゃん・・・)
そう思いながら、屋上のドアを閉めたゆいこでした。
(⇒ 最終回はこちら)
『こえ恋』11話の感想
さて、ドラマも大詰めになってきて、面白くなってきました。
ついに、ゆいこが松原くんに告白してしまいました。この恋はどうなるのか、楽しみです。それにしても、兵頭会長も、かなりかっこよかったです。やはり、自分の気持ちをはっきり伝えることは、勇気が必要だったり、根性が必要なんですが、あそこまでピュアに告白されると、少しは心も動いてしまうかもしれませんね。
ただ、物語的には、見ているとかなりオモシロくて良いのですが、現実の世界でされてしまうと、ちょっと引いてしまうかもしれません。というのは、両想いといのはなかなか難しいような気がします。大体は、片方が好きで、相手はあまりなんとも思ってないって言うパターンが多いと思います。そこで、玉砕覚悟で勇気を振り絞って告白しても、大体は失敗します。告白する勇気も大切ですけれども、その前に、もう少しいろんなことをした方が良いんじゃないのって、いつも思います。好きになってもらう努力ですね。それをもう少しやってから、告白しないと、ただの感情の押し付けになってしまう気がします。大体は、「もう告白しかない!」って、せっぱつまってる人が多いですよね。
まあ、そのあたりも考えながら見ると、おもしろいと思います。とりあえずは、来週、最終回なので楽しみに待っていたいです。
ちなみに、2017年1月20日から、セルDVD、レンタルDVD開始です。お楽しみに。
以上、「こえ恋」11話のあらすじ(ネタバレ)でした。
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他にも面白いドラマがあります。
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