小山珠美(看護師)の経歴と病院と本は?プロフェッショナルで!

介護40代からの仕事

看護師の小山珠美(こやまたまみ)さんが、NHKの『プロフェッショナル』に出演されます。

小山珠美さんの経歴や看護師として勤務されている病院や、何冊も出版されている嚥下障害についての本を調べてみました。小山珠美さんは嚥下障害リハビリテーションのプロで、日本摂食嚥下リハビリテーション学会の立ち上げから準備委員として関わって来られました。

NHKの「プロフェッショナル」の一部は有料ですがこちらで見ることができます。⇒U-NEXT

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小山珠美さんの経歴

小山珠美さんは、

  • 現在59歳
  • 1978年国立熊本病院付属看護学校卒業
  • 神奈川リハビリテ―ション病院厚木看護専門学校
  • 2005年 愛知県看護協会 認定看護師教育課程「摂食嚥下障害看護」分野 主任教員
  • 2006年 社会医療法人社団 三思会 東名厚木病院に勤務
  • 2009年に日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士取得。
  • 2010年、東名厚木病院摂食嚥下療法部課長
  • 2013年、同部部長
  • 2014年~2015年3月、法人本部摂食嚥下サポート担当課長
  • 2015年4月、JA神奈川県厚生連 伊勢原協同病院に勤務。

2009年に取得している日本摂食嚥下リハビリテーション学会の認定士ですが、学会自体の設立に小山珠美さんは関わっています。

そして、その学会の教育委員でもあります。

実際に現場で教育したり、指示している人なんです。

さらに、小山珠美さんさんはご自分でNPO法人を作られています。

それは、

NPO法人口から食べる幸せを守る会

です。

摂食障害の患者が、自分の口から、すこしでも食べられるようになるためのリハビリを考えられています。

現在、小山珠美さんの勤務されている病院を見てみます。

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小山珠美さんの勤務している病院

小山珠美さんは、1978年から神奈川県の七沢リハビリテーション病院脳血管センターや神奈川リハビリテーション病院で看護師として働かれています。

リハビリをしながら、だんだん胃ろうが多くなってきたと気付いたのが、90年代です。

胃ろう」というのは、口からではなく、直接、胃に食べ物を送ることです。

そのころから、小山珠美さんは、口から食べる事の重要さを意識し始め、嚥下障害のリハビリについて勉強されたと話されています。

2005年には、その勉強が実を結んで、愛知県看護協会・認定看護師教育課程の摂食・嚥下障害看護主任教員となり、翌2006年には、社会医療法人三思会の東名厚木病院に転職されます。

そこでの働きが認められて、2013年には部長となり、2014年には法人本部摂食嚥下サポート担当課長になります。

現在は、JA神奈川県厚生連 伊勢原協同病院に勤務されています。

リハビリテーション室にいらっしゃって、多くの患者の方の介護をされているようです。

JA神奈川県厚生連 伊勢原協同病院は、

  • 神奈川県伊勢原市田中 田中345
  • 小田急小田原線伊勢原駅から徒歩15分
  • 0463-94-2111
  • HP 「伊勢原協同病院

かなり大きな病院です。

リハビリテーション室も30名ほどいらっしゃって、多くの看護師を育てていこうと考えてらっしゃると思います。

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小山珠美さんが出されている本

小山珠美さんが出されている本は、

他にもあるようなので、「小山珠美」で検索してみてください。

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小山珠美さんの考え方

小山珠美さんが考えられているのは、

胃ろうの前に考えて

ということだと思います。

「胃ろう」というのは、胃に直接穴をあけて栄養を入れる方法です。

なぜ、そんなことをするのかというと、高齢の為、もう食べられなくなってしまったり、食べたものが肺に入って肺炎をおこしてしまう「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」のためです。

あなたもニュースでよく聞かれると思いますが、高齢の方が肺炎で亡くなったというニュースのほとんどは、この誤嚥性肺炎です。

風邪を引いたからとか、持病が悪化したとかいうものではないんです。単純に、食べ物が肺の中に入って炎症を起こしてしまった結果です。

ですから、それを防ぐために口から食べずに、胃に穴をあけて直接栄養補給をすることをかんがえたんです。

ただ、かんがえてもらいたいのは、食べる事ができなくなったら、本人がどう思うか?です。

私だったら・・・想像ができません。

そして大事なことは、一度胃ろうをやってしまったらもとに戻すことはできないということです。

ですから、小山珠美さんが言いたいのは、胃ろうをすると決める前に、まだやることがあるのではないか?ということだと思います。

口の周りの筋肉のリハビリとか、食べる時の角度とか、いろいろやれることがあるはずで、それをやることによって、実際に再び食べれるようになった患者さんも多いようです。

「そこであきらめたら終わりだよ」ということですね。

小山珠美さんは、ご自身の「NPO法人口から食べる幸せを守る会」で話されています。

口から食べることは生命を育む根幹であり、人間が幸せに生きるための基本的な権利です。しかし、現況の医療や福祉の現場では、口から食べたい願いが叶わず、点滴や胃ろう栄養のみという方々が大勢いらっしゃいます。この現状をなんとかしたいという思いで、看護師として実務や啓発活動を行ってきましたが、救いの手を求めている患者さんやご家族への支援がまだまだ足りません。そこで、NPO法人「口から食べる幸せを守る会」を有志で立ち上げ、直接的な医療活動を継続していくだけでなく、幅広く社会貢献したいという考えに至りました。私たちは、口から食べることの大切さについての普及・啓発活動に加えて、よりクオリティーの高い食支援ができる人材育成を図ります。そして、保健・医療・福祉関係者、当事者・ご家族、行政、一般企業の方々と有機的なネットワーク構築を拡充し、「口から食べて幸せに暮らせる優しい社会」になるよう力を注ぎたいと考えています。

(出展:NPO法人口から食べる幸せを守る会

そして、勤務されている病院ではもちろん、多くの患者さんたちの面倒を見られていますし、上に紹介した本を含めて多くの著作をだしたり、セミナーなどの講演を数多くされています。

後進の看護師さんたちのために、多くの患者さんたちのために、動いていらっしゃいます。

実は、「日本摂食嚥下リハビリテーション学会」では、普段忙しい看護師さんたちのためのe-ラーニングもあるんです。

そこでも、小山珠美さんは積極的に活動されていて、多くの看護師さんを育てていこうとされています。

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まとめます。

今回の『プロフェッショナル』では、小山珠美さんの日常の仕事に密着されて、どういう仕事をしているのか、どういう技術があるのかにフォーカスされると思います。

今は、健康でそんなこと考えられなくても、必ずそういう時は来ますし、あなた自身もそうなることはありえます。

その時のためにも、よく見ておいた方が良いと思います。

実際には、「胃ろう」にもいろんな問題があって、一概には良い、悪いは言えないようです。

考えてもらえばすぐわかりますが、嚥下障害が起きている人は、殆ど認知症だったり、体に麻痺が残っている高齢者なんです。

体力的にも、精神的にも多くの問題が、本人、周りの人、看護する人達に起きてきます。

なので、こういう番組を見て、今から考えておくことがとっても必要だと思います。

以上、『プロフェッショナル』に出演される小山珠美さんの記事でした。

介護について、こちらにも書いていますので、ぜひご覧ください。

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