ドラマ「海月姫」の2話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。「海月姫」の原作は、2017年にドラマ化された「東京タラレバ娘」の作者、東村アキコさんの漫画です。芳根京子さん、瀬戸康史さん、工藤阿須賀さん三角関係と、天水館に住んでるオタク女子の千絵子さん、まややさん、ばんばさん、ジジ様たちのあかるくてどこかせつない素敵な物語です。と、そのまえにうれしいお知らせです。
2話のあらすじ
水道管破裂!
天水館では大慌ての倉下月海(芳根京子)が広間に駆け込んで、ジジ様(木南晴夏)たちに目白先生が〆切日を間違えていたことを報告しました。目白先生はBL漫画家で、収入の乏しい“尼〜ず”たちはときどきアシスタントをしていました。ともあれ、明日に迫った〆切に間に合わすべく、月海たちは原稿の仕上げを始めます。そんな時、男同士が抱き合うカットを見た月海の動きが止まりました。水族館で後ろから修(工藤阿須賀)に抱きしめられたことを思い出したんです。
すると、後ろから
「抱きしめられてたねー、ぎゅーって。なに興奮しちゃてるの、たかがハグぐらいで」
と声が聞こえました。蔵之介(瀬戸康史)でした。ますます混乱した月海は持っていたペンで原稿をメチャクチャにしてしまいました。インクは蔵之介まで飛んでて、手を洗おうとすると、水道が破裂しました。
蔵之介が月海の部屋で水を拭きながら月海の母親のことを聞いたと話しました。
広間に戻ると、水道の修理代は20万円だと騒いでいました。みんなが通帳を持ち寄ると、誰もが1000円以下でした。そこで、蔵之介は各人の部屋にあるものをフリーマーケットで売ることにしました。ただ、どれもこれもガラクタばかりで蔵之介もあきれてしまいました。ところが、月海が自分で作ったクラゲのぬいぐるみが飛ぶように売れてしまいました。そこで、蔵之介は大量に作ってネットで売るぞ!といいだしました。
その日から、天水館ではクラゲ作りがはじまりました。デザインは月海で、プロデューサーは蔵之介で、天水館の住民総出で作り始めました。
はじめの100個が完売して5万円が手に入りました。あと15万円だといってると、千絵子(富山えり子)が自分の市松人形を1体売ったから大丈夫だよと言って入ってきました。月海たちはみんなでがんばったのが初めてだったから楽しかったといいました。
天水館が立ち退き?
蔵之介が家に帰ってくると、今に修がいました。父親の慶一郎(北大路欣也)は研修会で出張でしたが、修は天水地区の再開発の説明会のために残っていました。蔵之介は天水館の一帯が高層ホテルを立てる計画だと聞いてびっくりしました。その資料を持ってすぐに天水館に戻りました。
天水館についてみんなにそれを言うと、なくなるなんてありえないと根拠のないポジティブ感覚で、大丈夫だといわれました。驚いてると、千絵子が切羽詰った表情で、母親から天水館を売ることに決めたと連絡があったといいます。みんなびっくりしてどうしていいのかわからないまま震えてると、蔵之介は、これから説明かに行って抗議をしてこいと命じました。
ジジ様以外の4人が説明会に行くと、修が席に座っていました。そのとなりに月海が座りましたが、修は月海だとはわかりませんでした。
すると、開発業者の稲荷翔子(泉里香)がステージに現れて説明を始めます。ばんばさん(松井玲奈)とまやや(内田理央)が騒いでいると、指名されてしまいました。テンパッた4人は会場から逃げ出しました。しばらくしてばんばさんが傘を忘れたというと、月海がとりに戻りました。その途中、ずっと修に無視されていたことを考えていました。
会場に着くと、修が稲荷翔子に傘を差しかけて相合傘になって出て行くところでした。ショックを受けた月海はそのまま帰ってきて何も言わずに部屋に入っていきました。蔵之介は部屋をノックしますが閉じこもってしまいました。蔵之介は月海の部屋にドロップキックをしました。その音にびっくりしたみんながきて月海が顔を出しました。蔵之介は全員風呂に入って服を変えておけと命じて家に帰っていきました。
そのころ、修と稲荷翔子はホテルにいました。ただ傘を忘れたので入れてもらってただけでした。稲荷翔子はそのあと強引にデートにさそいました。
おしゃれは武器!
まややがお風呂から出てくると、たいせつな呂布のフィギュアが廊下にありました。動いていくので追いかけていくと、千絵子の部屋の中に吸い込まれました。ドアが閉まると、まややの叫び声とどたんばたんとおおきな音がしだしました。千絵子たちは何が起きてるのかと、ドアの前に集まりました。しばらくして月海がドアを開けると、おしゃれに変身していました。蔵之介は全員おしゃれに変身させました。
そして、服を変えただけでもこれだけ変われるんだと言います。
「鎧を身にまとえ、おしゃれは武器なんだよ」
といって、天水館がなくなるのをとめるといいました。
修と稲荷翔子が!
修と稲荷翔子はホテルのバーでお酒を飲んでいましたが、修はお酒を飲めませんでした。しかたなく、稲荷翔子は催眠術を使って眠らせて部下の佐々木公平(安井順平)といっしょに部屋に連れ込みました。
翌朝、修が目を覚ますと、隣には下着姿の翔子がいました。いきなりキスをして「かなり相性いいみたいですね」というと、修は翔子を跳ね除けて服をつかんで逃げ出しました。
蔵之介が母親から修が朝帰りしたことを聞きます。女性と付き合ったことがないと聞くと、運転手の花森(要潤)に、昔、修に何か女性と会ったのかと聞きました。すると、修が慶一郎に連れられてミュージカルを見に行くたびに、慶一郎と愛人の蔵之介の母親のリナがはだかで抱き合ってるところを何回も見てしまったからだと教えてくれました。
修のめがね
天水館に、稲荷翔子が現れました。この間の説明会に来てくれた御礼を持ってきたのですが、まややたちが菓子折りともうひとつの袋を奪って奥に行ってしまいました。月海が中を見ると修のめがねでした。私物だからと取り返した翔子が天水館を出ようとすると、蔵之介がはいってきました。蔵之介は、ここの住民は1ミリも売る気がないといってくれました。ところが翔子は売るのはオーナーの権限だからというと、蔵之介は天水館を買うと言い出して、翔子たちをおいだしました。
月海は蔵之介と二人きりになると、翔子が修の彼女かと聞きました。修のめがねを持っていて、二人で歩いてるところを見たといって月海は泣き出します。すると、蔵之介はやさしく抱きしめて「大丈夫」となぐさめました。
家に帰った蔵之介は慶一郎にお金を貸してくれと頼みました。慶一郎はそれに答えずに大学のことやこれからなにをしたいんだと聞くと、蔵之介はにげだしますが、出て行く前に修が女嫌いになった理由を教えてもらったと笑顔で言いました。
そのころ、修は花森に、好きな人がいるのに他の女性と関係を持ってしまったらどうすればいいのかきいていました。花森は、ノープロブレムと答えました。
蔵之介はどうしたらいいのか考えてると、天水館にきてしまいました。そこに千絵子たちがもどってきました。女装をしていないのに気がつくと、月海の部屋に飛び込みました。すると、月海は白いレースを身にまとってウェディングドレスごっこをしていました。月海は母親にいわれたクラゲのウェディングドレスをためしているだけだと昔話をはじめますが、蔵之介は月海の肩を握って
「月海、つくろう。クラゲのドレス。俺達で」
そして、そのドレスを売って天水館を買うと力強く言いました。
(⇒3話のあらすじ)
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感想
おもしろかったですね。視聴率が悪いというのが信じられないくらいに良かったと思います。脚本も原作にほとんど沿っていますし、瀬戸康史さんも芳根京子さんもスゴイ可愛いし、ピッタリだと思います。ただ、残念なのは、芳根京子さんが普通の格好をしていても十分にかわいいというところです。修が見分けがつかないっていうところがちょっと疑問でした。
オタク、ニートなどを扱ってるのですが、それを変えようというのではなくて、それを利用していけばいいんじゃないかというのがテーマのひとつにあるドラマだと思います。もう20年以上生きてきてるのですから、正確を変えられるわけじゃないので、ファッションとか見た目を変えて、鎧や武器をつけることで社会に対して闘いを挑んでいけるということを伝えたいんだと思います。修にしても、あのファッションと髪型をして秘書をしてるので社会に適合しているのですが、なにもなければただの・・・です。運転手の花森や蔵之介も同じじゃないでしょうか。もっと言えば、リアルの人たちも、なんだかんだ鎧や武器を身につけるすべを学んだ結果が今の社会なんじゃないかなと感じました。次回から、ウェディングドレスづくりが始まりますので、とても楽しみです。
ドラマ「海月姫」の原作
原作は、東村アキコさんで、1975年生まれの41歳の漫画家です。宮崎県出身で、金沢美術工芸大学卒業後、会社員生活の傍らで漫画を描き始めて、1999年の24歳のときに、「フルーツこうもり」でデビューされました。初めはシリアスなタッチでしたが、次第にギャグ漫画になって行きます。「海月姫」は、2015年に映画化、「主に泣いてます」は2012年に、「東京タラレバ娘は2017年の同時期にドラマ化されました。代表作は、
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キャスト
- 倉下月海 芳根京子、クラゲオタク
- 月下深雪 小雪、亡くなった月海の母親
- 鯉渕蔵之介 瀬戸康史、女装が趣味
- 鯉渕修 工藤阿須賀、父親の秘書
- ジジ様 木南晴夏、枯れ専
- ばんばさん 松井玲奈、鉄道オタク
- まやや 内田理央、三国志オタク
- 千絵子 富山えり子、市松人形オタク
- 稲荷翔子 泉里香、開発業者
- 佐々木公平 安井順平、稲荷の部下
- 鯉渕慶一郎 北大路欣也、国会議員
- 鯉渕容子 床嶋佳子、慶一郎の妻、修の母親
- 花森よしお 要潤、鯉淵家の運転手
- リナ ?、蔵之介の母親
2話以外のあらすじ
以上、ドラマ「海月姫」の2話のあらすじ(ネタバレ)と感想でした。
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