黒革の手帖

ドラマ「黒革の手帖」の6話のあらすじ(ネタバレ)と感想!市子が再び現れる!

ドラマ『黒革の手帖』の6話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。ついにクラブルダンを買う契約をしますが、市子と波子と村井が再び元子の目の前に現れます。元子の計画がちょっとずつ来るってきました。

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6話以外のあらすじ

ドラマ『黒革の手帖』のキャスト

  • 原口元子 武井咲、東林銀行世田谷北支店で働く派遣社員
  • 安島富夫 江口陽介、衆議院議員秘書
  • 山田波子 仲里依紗、元子の元同僚
  • 村井亨 滝藤賢一、東林銀行世田谷北支店次長
  • 牧野  和田正人、元子が通う美容室の店長
  • 島崎すみ江 内藤理沙、料亭『梅村』の中居
  • 橋田常雄 高嶋政伸、大手予備校「上星ゼミナール」の理事長
  • 岩村叡子 真矢ミキ、クラブ「燭台」のママ
  • 中岡市子 高畑淳子、楢林クリニックの看護師長で院長である楢林の愛人
  • 楢林謙治 奥田瑛二、楢林クリニックの院長
  • 長谷川庄治 伊東四朗、財政界のフィクサー

ドラマ『黒革の手帖』6話のあらすじ

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ここから先はネタバレが含まれます。これまでのストーリーはコチラ⇒ストーリーまでジャンプ!

 

ついに長谷川庄治(伊東四朗)から銀座の最高峰クラブ『ルダン』を買い取る準備を整えた原口元子(武井咲)は、手付金の5千万円を現金で支払いました。残りの2億5千万円は2週間以内に確実に支払うと約束しました。契約書の条件は、はじめは元子が支払えない場合の違約金は1億円ということだけでしたが、さらにクラブ「カルネ」も譲渡すると追加されていました。元子は契約書にサインと捺印をしました。

元子が家に帰ってくると、市子(高畑淳子)が立っていました。家の中に入れると、楢林に1000万円を返してくれたかとたずねられました。ごまかしていると、院長から5000万円脅し取ったことはばれてると言って、必ず帰せと脅しました。そして、

「もう一度きます。あなたが破滅する前に」

と言って帰っていきました。

そこに不動産屋から、料亭「梅村」の名義が元子ではなくて、元の梅村キミに戻っていると連絡がありました。急いで税務署に行って聞いてみると、「錯誤による抹消(勘違いによる抹消)」で、梅村キミから橋田への契約が取り消されて、元子の登記が抹消されたと説明されました。

元子はすぐに橋田に会いに行って登記簿を見せました。「2000万円で買ったはず」と元子が言うと、

「たった2000万円で?夢を見てたんじゃないか。そもそも私のものではない梅村を君に売れるわけがないじゃないか」

と答えました。契約書を出して告訴するとおどすと、

「警察沙汰になると、いろいろやばいのはキミのほうじゃないか?告訴するならどうぞ。長い長い裁判になると思うけど」

「最初からわたしをだますつもりだったんですね。計画的に錯誤による抹消をたくらみ、私をはめたんでしょ」

「ある人がアドバイスしてくれたんだ。きみ、いろんな人に恨みを買ってるんだね」

元子はUSBを出してデータを公表すると言うと、

「そのデータは、いつ、誰から手に入れた?もしかして、弁当を届けに来たすみ江が、シャワーを浴びてるうちにコピーして君に渡したってこと?」

そういうと、橋田は大笑いをはじめました。

「それ、ダミー。偽者。名前も職業も全部でたらめ。全部私がつくったフィクション。まんまとはまったね。いや、実に愉快だ」

「どういうこと?」

「まだわからない、キミはうらぎられた。すみ江に」

橋田は、あのホテルに来たすみ江に300万円渡してすみ江を裏切らせたんです。

「いっとくが、キミは被害者じゃない。すみ江を金であやつり私から梅村を奪い取ろうとした加害者だ。ほしいものを手に入れるために手段を選ばず、金さえ払えば人の心も自由になる。思い上がったキミに天罰が下ったんだ。キミに最後にチャンスをあげよう。キミが私だけのものになると約束すれば、ハッピーエンドにしてやる。梅村を君にあげる。梅村だけじゃない。2億でも3億でも好きなだけあげる。どうだい?キミはお金を手に入れる。私は真実の愛を手に入れる。ウィンウィンのハッピーエンドだ」

「お断りします。イヤです。私にはまだあの手帳が。あなたの脱税の証拠の借名口座の・・・」

それを聞いた橋田は、その手帳を今すぐ持ってきて見せてくれと笑いながら元子に言いました。

元子がすぐに家に戻ると、部屋中があらされていました。そして、しまっていたはずの手帳がなくなっていました。警察に通報して調べてもらうと、犯人は5人組でプロだと言われました。元子は、長谷川に連絡して、何とか残金の支払い期限を延ばしてもらおうとしますが、居留守を使われて連絡が取れませんでした。家を訪れても追い返されてしまいました。

その頃、安島(江口陽介)の選挙が終わってトップ当選を果たしました。元子は、当選したばかりの安島をたずねて長谷川と急に連絡を取れなくなったことや、残りの2億5千万円を用意できなくなったことを相談しました。安島は、契約を白紙に戻すことも、期限を延ばすことも無理だと答えました。元子は頭を下げて何とかしてくれと頼むと、何とかしてみると約束してくれました。

元子が家に帰ると、非通知で無言の電話が何度もかかってきました。翌日町を歩いていると、波子(仲里依紗)に会いました。また銀座で働きたいとか、泥棒に入られたような顔をしているとか、村井(滝藤賢一)が会いたいと言っていたと言って歩いていってしまいました。元子がクラブ「カルネ」に出店すると、再び、無言電話がかかってきました。

安島が長谷川のところに行くと、楢林が出てきました。「女難の相がでている」と冗談を言って帰っていきました。安島が長谷川に会って元子のことを話すと、

「契約は絶対に守らなきゃいかん大人の約束だ。たとえどんなことがあっても約束を守るのが筋。筋を通さんやつは男でも女でも絶対に許さん。話はそれだけか。それじゃ」

と行こうとします。安島は、長谷川の周りを週刊誌の記者がかぎまわってると伝えました。都知事への1億円のやみ献金のことを探っていてると長谷川に伝えました。長谷川は、安島が自分を脅して、元子の話をつけようとしてることに気がつきました。安島は絶対に表に出さないように手を回すので、元子の契約を考え直してくれと頼みました。

クラブ「カルネ」で元子がその日の処理をしていると、安島がやってきました。

「ルダン売買計画は白紙。違約金の残りの5000万円も払わなくていいようにしてもらった。ただ、5000万円は帰ってこない。授業料だと思ってあきらめるしかない」

「わかりました。本当にありがとうございました」

安島は、元子が今までやってきたことすべてが長谷川にわかってしまったと言いました。梅村の件の黒幕は長谷川でした。安島は、

「もしキミがこのまま銀座で商売を続けたいと思ってるなら、会長には絶対に逆らうな。それと、キミにはもう会えない。この店には出入り禁止。それが契約をチャラにする条件だ」

「長谷川会長は何でそんな条件を」

「理由は聞いてない。俺もキミと同じ、何があっても会長には逆らえない。俺たちはかごの鳥。キミが銀座で店を持ったとき、キミは大空に羽ばたいたと思ったかもしれない。ルダンを手に入れたいと思ったのは、もっと高く大きな空を飛びたいと思ったからだろう。だけど、君が思ってた空は、小さな鳥かごの中だ。この銀座も国会も鳥かごの中で買われている。鳥かごの中で飼われてるぶんには、自由だ。だけど、鳥かごの中の和を乱したり、外へ飛び出そうとするなら、飼い主に必ず捕まる。しょせん、俺たちは飼い主に運命を握られた鳥かごの鳥。元気で」

そういって行こうとする安島を元子が追いかけてキスをしました。安島は元子の家に泊まりました。

それ以降、安島や市子、橋田、長谷川から何の連絡もありませんでした。

 

1ヵ月後。

再び、村井がクラブ「カルネ」にやってきました。村井は自分の名前が書かれたクラブ「カルネ」の支配人の名刺を出して

「今日からこの店を私が仕切る。すべては長谷川会長のご指示だ。転職したんだ。長谷川会長の子会社に。まさか銀座のクラブの店長を任されるとは」

と言いました。契約破棄の条件のクラブ「カルネ」の譲渡は生きていたんです。そして、村井は「ついでに新しいカルネのままを紹介しておこう」と言って手を鳴らすと、波子が笑いながら入ってきました。

とあるステーキハウスでは、長谷川と橋田と楢林がワインを飲みながら笑っていました。手元には黒革の手帖がありました。

(⇒7話のあらすじ

ドラマ『黒革の手帖』6話の感想

面白かったですね。元子の武器のカルネも黒革の手帖も手元からなくなってしまい、安島が言ったように丸裸になってしまいました。これからどうやって盛り返していくのか、それとも、さらに落ちていくのか、楽しみです。

ただ、非常に残念なのは、一番の盛り上がるところだったのに、軽く流されてしまいました。原作では、ここが一番面白いのに、ドラマではもっと別に山場を持ってこようとしているのでしょうか。そういう意味では、これから楽しみです。

元子の失敗は、相手を徹底的に痛めつけて、取れるものをとって恨みを植え付けたことだと思います。その結果、かごの鳥同士のルールを守らず、傷つけあったのを飼い主からお仕置きをされたんです。また、お金が一番大切だと言いながら、安島に対するほのかな恋心もなぜか大切だと思ってしまった部分ではないでしょうか。ドラマにはならないと思いますが、橋田の女になっていたらクラブルダンのままにはなれるし、何億ものお金を手に入れることが簡単にできていました。もったいなかったですね。

そのあたりの演技が薄かったように思います。梅村の名義が自分のものではなかったり、会長に居留守を使われた時の表情が、今までとそれほど変わっていなくて、あせりや困ったような感情を感じられませんでした。

黒革の手帖を自宅に置いたり、お金が入る前に契約したり、長谷川が黒幕だと気づかないようなあまり悪がしこくない女性を演じてるのかもしれませんが、もうすこし緊迫感を出せば、楽しめたように感じました。

今回の件で、今まで恨みを持っていた、橋田、楢林、波子、村井がいちおう胸のつかえをおろしたので、物語は終わるような感じですが、次回は最後の悪あがきとして裁判を起こすようです。どんな展開になるのかとても楽しみです。

ちなみに、原作とはだいぶ離れてきましたので、ラストもおそらく違ってると思いますが、元子の大逆転満塁ホームランはないような気がします。

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ドラマ『黒革の手帖』のストーリー

東林銀行世田谷北支店で働く派遣社員の原口元子(武井咲)は、地味で目立たない行員でした。父親が残した借金500万円を亡くなった母親の代わりに返してました。ある日、借名口座というものがあり、おおくのお金持ちたちが税金逃れのために使用していることに気が付いて、ある計画を思いつきます。その計画とは、借名口座の一覧をつくって、それをネタに銀行を脅迫してお金をもらうと言うものでした。その日から、黒革の手帖に借名口座の名義人、本人名、口座番号、金額などを記入し始めます。

同じ派遣社員として働く山田波子(仲里依紗)と元子は、新人の女子行員のミスの責任を取らされて派遣切りにあいます。

元子は、それまでに作った手帖をもとに、借名口座から1億8千万円のお金を自分の口座に振り込んで引き出すことに成功しました。慌てた支店長と村井亨次長(滝藤賢一)は、元子をなだめにかかりますが、逆に、お金を請求しないと言う念書を書かされてしまいます。

上手く手に入れたお金をもとに、銀座にクラブ「カルネ」を開くことに成功しました。

ある日、元子が銀座を歩いてると、同じ派遣社員だった波子がティッシュ配りをしている所に出会います。元子が波子をホステスに誘うと、めきめきと頭角を現してきます。波子は楢林クリニックの楢林(奥田瑛二)を女になって、マンションや外車を手に入れることができました。お金をカンタンに稼ぐことができると知った波子は、元子と次第に溝ができてきて、楢林にお願いしてお店を買ってもらうことになりました。そのお店の場所が「カルネ」の2階上だと知った元子は、黒革の手帖を使って楢林をはめることを計画しました。

元子は、楢林院長の長年の愛人である中岡市子(高畑淳子)に波子の情報を流して、楢林から離反させて裏帳簿を得ることができました。借名口座と裏帳簿を楢林に見せて5000万円を楢林からゆすることで、波子に買ってあげる予定だったお店の出資を断念させました。

いきなりマンションを追い出されて、お店を持つ夢もたたれた波子は、元子の所に烈火のごとく怒って現れますが、元子は何も言わずに波子を追い出します。波子は、元上司の村井のところに行って話を聞きますが教えてくれませんでした。

市子は、いったんは元子の見方をしますが、院長のことが忘れられなくて再びもとの鞘に戻ってしまい、元子からもらった1000万円を返しに着ました。

波子から元子が銀座でクラブを開いていることを知った村井は、クラブ「カルネ」にやってきて100万円を貸してくれといいますが、相手にしませんでした。数日後、元支店長の葬儀の跡で酔っ払った村井が再び元子の前にあらわれて襲い掛かりますが、偶然やってきた安島に救われました。

銀座のナンバー1のクラブ「ルダン」が売りに出されたことを知った元子は、次の標的を橋田に決めて、金をゆすろうと決意しました。

財界の黒幕の長谷川が、橋田に料亭「梅村」を2億円で売ろうとしていることを聞きつけます。梅村の仲居だったすみ江を使って、橋田のPCから裏口入学のリストを盗ませて、黒革の手帖と合わせて、橋田が買おうとしていた「梅村」を奪い取って、2億5千万円で売ろうと計画します。

元子は橋田の元へ行き、借名口座と裏口入学のリストを見せて、梅村を2000万円で譲る契約書を作らせました。クラブルダンのオーナーが長谷川と知った元子は、長谷川のところに言って、3億円で買うことを持ちかけます。長谷川は、手付金は5000万円で、契約不履行の場合、5000万円上積みして1億円の違約金を払ってもよければ、元子に売ると言いました。安島はやめとけと言いますが、元子は買うと言ってしまいました。その帰り道、会うなと言ったすみ江が橋田と一緒にタクシーに乗り込むところを見てしまいます。

ドラマ『黒革の手帖』の原作

原作は、松本清張氏の『黒革の手帖』です。松本清張氏は、1909年ー1992年の日本を代表する小説家です。子供のころから本が好きでしたが、戦争の影響や貧困のために印刷工場やほうきの仲買副業などをされていました。1951年、42歳のときに書いた「西郷札」が週刊朝日の「百万人の小説」の三等に入選して、直木賞候補になりました。

それから次々と小説を書き始めて、1953年に芥川賞を受賞され、数々の賞を受賞されました。1958年に「点と線」が刊行されてベストセラーになります。「清張以前」「清張以後」という言葉も出て清張ブームが起こりました。

1961年には、前年度の高額納税者番付の作家部門で1位となって、それ以降13回1位になられています。社会派推理小説のブームをつくられた人で、それ以外にも、ノンフィクション、歴史小説、など多くのジャンルの本を書かれている日本を代表する小説家のひとりです。

代表作としては、

どれも面白くて、ドラマ化されてるものが多いですので、お勧めです。ただ、ドラマはドロドロしていますが、それを期待して読むとちょっと物足りない様な気がすると思います。トリックとか、謎を楽しむと面白いと思います。

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以上、ドラマ「黒革の手帖」の6話のあらすじ(ネタバレ)と感想でした。


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福田 美喜夫

福田 美喜夫

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いつもお越しいただいて、ありがとうございます。
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【神奈川県在住の45歳、システム工学、情報経営学を専攻後、現在はアクティブシンキングライターとして生活。休日は、サーフィンにキャンプ、遅くやってきた青春を謳歌中。】

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