ドラマ「メゾンドポリス」の7話のあらすじ(ネタバレ)を紹介します。加藤実秋の同名の小説が原作で、高畑充希さん演じる新人刑事ひよりが、シェアハウスで共同生活を送る元警察官のおじさん達に助けられながら難事件を解決していくとても面白いドラマです。曲者だらけの元警察官の伯父さんたちと高畑充希さんの掛け合いがかなりおもしろいです。
ドラマ「メゾンドポリス」の7話のあらすじ
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ある日のメゾンドポリスでは、おじさまたちが麻雀をうっていましたが、夏目だけはいませんでした。休みをとってお墓参りに行っていたんです。ただ、やってきた女性からにらみつけられて「ヒトゴロシ」といわれて供えた花をすてられてしまいました。
一方、ひより(高畑充希)が警察署で夏目の素性を調査していると、窃盗事件が起きたと言う連絡がはいりました。現場に行ってみると、本郷幸成(井上順)という資産家の家で窃盗事件が発生したようでした。本郷は内縁の妻・小倉汐里(西丸優子)と訪問看護師の赤井美香(太田美恵)の3人で箱根の別荘を訪れてい手留守でした。犯行翌朝に本郷宅に出勤した家政婦の本宮カレン(大西礼芳)が発見・通報したということでした。
とられたのは金庫の中の500万円の現金だけでした。そして本郷は旅先で体調を崩して入院してしまい、事情聴取は拒否されていました。
じつは、その本郷は都内に多数のビルを保有する資産家で、黒い噂が絶えず政財界や裏社会とつながるフィクサーとも目されている男だったからです。そして昔から数々の美女と浮名を流し“世田谷のジゴロ”とも呼ばれていました。
ひより(高畑充希)たちが現場検証をしていると、迫田(角野卓造)・藤堂(野口五郎)・夏目(西島秀俊)が現れました。なんと伊達(近藤正臣)と本郷が幼なじみで、伊達が本郷から直接捜査を頼まれてしまったということでした。藤堂が金庫を調べると、強引にこじ開けられた跡の他に小さな穴が開けられているのがわかりました。さらにその穴には鱗粉が付着していました。この特徴的な痕跡に、迫田たちは昭和の時代に世間を賑わせた伝説の金庫破り“アゲハ”を連想しました。
アゲハは、平成の初めにアゲハが盗んだものをさばいていた女、グレースが香港で逮捕されてから、その活動をやめていました。
ところが、そこにカレンがやってきて蝶の標本を見せてくれました。本郷の趣味の様でした。すると、藤堂はそこに置かれていた本郷が飲んでいる薬に違和感を覚えて1粒もちかえりました。
その日、汐里と美香がメゾンドポリスに呼ばれて食事をしました。食べながら事情聴取をすると、内縁の妻の汐里だけでなくて、看護師の美香も本郷の女だったとわかりました。家政婦のカレンも本郷の女だということでした。クスリはカレンが用意をしてるということでした。
そこに、草介(竜星涼)が金庫を持ってきました。アゲハのやり方を検証するためでした。そのとき、カレンが陸橋から突き落とされかけたと連絡が入りました。すぐに出かけると、手首にけがをしただけでした。そこに本郷からかれんに電話があって、ひよりひとりで、金庫の中身を持ってくるなら事情聴取を受けるといってきました。
翌日ひよりが行ってみると、カレンをメゾンドポリスで預かってもらって守ってくれといわれました。
カレンはメゾンドポリスにやってきて、高平と一緒に家事を始めました。そのとき、東堂が、カレンが用意してる薬の中身はヒ素に代えられてるとひよりたちに耳打ちしました。ひよりがしらべると、美香が入れ替えてることがわかりました。さらに、捜査本部では、汐里が事件の日に別荘から車で出かけていたことがわかりました。すぐに汐里と美香を逮捕しようと署からでようとすると、二人が自首してきました。
取り調べをすると、金庫も含めて全部自分たちがやったと白状しました。金庫をあけたのは、遺言書を確認するためでした。遺言書には汐里に渡すと書かれていたのでそのまま返しておいたと言いました。そして、カレンに全部罪を負わせようとして突き落したと言いました。
ふたりはすべてわかっていた本郷に自首を勧められてやってきたといいました。
ひよりがメゾンドポリスで自首してきたことをはなしてると、伊達がフィリピンから帰ってきました。アゲハとつながりがあるグレースはフィリピン出身で、カレンも同じでした。ただ、伊達は自分で調べろと言うだけでした。
そこに本郷が訪ねてきました。ひよりは本郷にむかって「あなたがアゲハですね」といいました。カレンは本郷の娘でした。それを遺言書で知った汐里と美香はそれが理由で突き落そうとしたんです。本郷はお金を渡して、黙って自首してくれれば全部あげるし刑期も短くすると持ちかけたんです。
伊達は自分の部屋にみんなを連れていって、本郷に金庫を開けさせました。
なかには、キレイな蝶の標本とグレースの写真がありました。グレースは香港の刑務所ですでに亡くなっていたんです。カレンはなにもしらずに親戚の家でそだてられました。本郷はその写真を見ると、「いちばんきれいだ」といいました。
本郷をどうするのか、みんなからひよりにまかせられました。ひよりはもう時効なので警察には何もできないと本郷に伝えました。そこに買い物に行ったカレンが帰ってきて、無事だった本郷に笑顔で抱きつきました。
その日の夜、打ち上げをしてると、沙耶(西田尚美)から電話が来て、夏目が警察を辞めた理由を聞きました。ひよりの父親と同じ建設会社の池原という男性が夏目の事情聴取中に自ら命を絶ったんです。夏目の部屋に行って、父と同じように誰かに命を奪われたんじゃないかと夏目に聞くと、「俺は何も知らない」と答えました。
そのやり取りを外の車の中で草介が盗聴していました。
(⇒8話のあらすじ)
ドラマ「メゾンドポリス」のキャスト
- 牧野ひより 高畑充希、新人刑事
- 夏目惣一郎 西島秀俊、雑用係、元警視庁捜査一課主任・警部補
- 伊達有嗣 近藤正臣、オーナー、元警察幹部
- 高平厚彦 小日向文世、管理人、元中野東署警務課課長代理・警部
- 迫田保 角野卓造、住人、元柳町北署刑事課・警部補
- 藤堂雅人 野口五郎、住人、元警視庁科捜研第一法医科科長
- 瀬川草介 竜星涼、買い物コーディネーター
- 新木幸司 戸田昌宏、柳町北署刑事課課長・警部
- 原田照之 木村了、柳町北署刑事課巡査長
- 杉岡沙耶 西田尚美、柳町北署鑑識係・警部補
- 間宮朝人 今井朋彦、警視庁捜査一課管理官・警視
- 牧野尚人 水橋研二、ひよりの父親
ドラマ「メゾンドポリス」の原作
原作の加藤実秋さんは、1966年生まれの小説家、推理作家です。映画ノベライズなどを書かれていたあと、2003年、短編「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞して本格的に小説家デビューされました。「インディゴの夜」は2010年に昼ドラで実写化されました。メゾンドポリスシリーズは2作品です。主な作品は、
どれもアマゾンで購入できますので、読んでみてください。
各話のあらすじ
以上、ドラマ「メゾンドポリス」の7話のあらすじ(ネタバレ)でした。
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