ファッションデザイナー皆川明氏のブランド「ミナ・ぺルホネン」を購入できる直営店や、通販できるサイトをまとめました。皆川明氏は、流行にとらわれず、100年経っても着ることのできる服をデザインしている方です。信念は「オリジナルのテキスタイル(生地)で作る」と話されています。どんなデザインなのか楽しみです。
ミナ・ぺルホネンの直営店
ミナ・ぺルホネンの直営店は、9店舗あります。
daikanyama
- 東京都渋谷区 猿楽町18-12
- HILLSIDE TERRACE G棟1F
- 03 6826 3770
- 12:00-20:00
piece、tokyo
- 東京都渋谷区 神宮前3-41-3 1階
- 03 6440 0163
- 12:00-20:00
- 定休日 第1・第3月曜
kyoto
- 京都府京都市下京区 河原町通り四条下ル市之町251-2
- 寿ビルデイング1階
- 075 353 8990
- 12:00-20:00
arkistot kyoto
- 京都府京都市下京区 河原町通り四条下ル市之町251-2
- 寿ビルデイング3階
- 075 353 0737
- 12:00-19:00
- 定休日 木曜
galleria
- 京都府京都市下京区 河原町通り四条下ル市之町251-2
- 寿ビルデイング3階
- 075 353 2217
- 12:00-19:00
- 定休日 木曜
piece、kyoto
- 京都府京都市下京区 河原町通り四条下ル市之町251-2
- 寿ビルデイング4階
- 075 353 8937
- 12:00-19:00
- 定休日 木曜
matsumoto
- 長野県松本市 大手2-4-26
- 0263 38 0137
- 11:00-18:30
- 定休日 水曜
koti
- 神奈川県藤沢市 辻堂元町6-20-1
- 湘南T-SITE 2号館 1F
- 0466-31-0737
- 10:00-21:00
call
- 東京都港区南青山5-6-23
- SPIRAL5階
- 03-6825-3733
- 11:00 – 20:00(カフェL.O. 19:30)
- HP call
「call」は、カフェもあるので、とてもおしゃれな空間で、ミナ・ぺルホネンの空気感を楽しむことができます。
皆川明氏のブランド「ミナ・ぺルホネン」の直営店をまとめます。ちなみに、ブランド名の「ミナ」は、フィンランド語で「自分の、私の」といったような意味で、英語の「me」と同じだと思います。「ぺルホネン」は、フィンランド語の「蝶々」です。皆川明氏のテキスタイル(生地)が300種類を超えたくらいの時に、蝶にはきれいな羽根を持つものが沢山いると気づいたからだと話されています。そして、同じように沢山のきれいなファブリックを作って行きたいと思ったからだそうです。
実際には、「mina・perhonen」という表記で、「a」の上には、ドイツ語の「aウムラート」のように、不揃いの点がついています。これは、自分と言う意味の上にたくさんの個性があることを表していると話されています。人の個性と言っても、決して、一つではなくて、話をする人によって少しずつ変えているので、一人の中に多くの個性があるんだと話されています。
ミナ・ぺルホネンの通販
お店には行けなくても、通販で購入することができます。コチラのミナ・ぺルホネンのサイトの中の「metsa(メッツァ)」では、直接通販できますので、覗いてみてください。
⇒ ミナ・ぺルホネン
ミナ・ぺルホネンのコラボ
ミナ・ぺルホネンのテキスタイルとコラボしているものに、家具とか、マスキングテープ、日記などがあります。
- POOL ファッション衣料
- マルニ木工のふしとカケラ 椅子
- カモ井のマスキングテープ
- メルシー(merci)
- ほぼ日記帳
皆川明氏の経歴
皆川明氏の経歴をまとめます。
皆川明氏は、
- 1967年生まれの49歳
- 東京都出身
- 神奈川県立港北高校卒業
- 多摩美術大学美術学部生産デザイン学科客員教授
高校生の頃は、陸上部に入っていて長距離ランナーを目標に、体育大学に進学する予定だったそうです。しかし、高校3年生の大会の時に、足首を骨折してその夢を断念されました。そして、祖父母が輸入家具店をやっていて、ときどき買い付け旅行にヨーロッパに行っていたことから、高校卒業後、ヨーロッパに旅行されました。その時に惹かれたのが、北欧家具など、フィンランドのデザインでした。流行ものでない、100年以上前からある、時代に左右されないデザインにひかれたそうです。
そのあとに、パリコレで、お直しなどの雑用のアルバイトをされたことが、その後の人生の転機だったと話されています。それまでファッションに興味がなかったようですが、バックステージで見ていて、ファッションの世界が面白いと思われたそうです。ただ、単純に好きになったからではなくて、面白いと思ったと同時に苦手だと思われたそうです。苦手だからこそ、一生飽きずに続けることができるのではないかと考えられたそうです。
帰国後、バイトをしながら、文化服装学院服飾専門課程Ⅱ部服装科(夜間)に入られたそうです。昼間の受験に失敗したからだと言われていますが、バイトしながら続けていくには、夜間の方がよかったと思ったんじゃないでしょうか。
ただ、手先は不器用だったそうで、在学中に作った服は、1着だったそうです。昼間は、オーダー店で仮縫いや型紙を引くバイトをしながら、お金がたまったら旅行していたり、課題提出もしなかったので、除籍処分になりかけたそうですが、先生に何とか頼み込んで留年にさせてもらったそうです。しかし、不器用でファッション業界に向いていなかったということではなくて、先生の言葉が本当に正しいのか、疑問を持っていたそうです。具体的には、人によって肩幅も違えば、肩甲骨の位置も違うので、先生が書いてくれた赤線がの意味が分からなかったと話されています。
それでも。1989年に卒業して、八王子にアトリエを作ります。自分のブランドを作ろうと思ったからですが、その時の信念は、
「オリジナルのテキスタイル(生地)で作る)
でした。
その為に、染め屋さんや機屋(はたや)でアルバイトをして、バイト代の代わりに生地を染めたり織らしてもらっていたそうです。さらに、魚屋さんでまぐろをおろすバイトをしながら、生地づくりに、3年半くらいかけたそうです。魚屋兼デザイナーだったと話されています。
そして、1995年にブランド「mina」を設立します。
2000年に、「mina」のアトリエ兼ショップを白金台にオープン。
2002年には、青山スパイラルガーデンで、展示会「粒子」展を開催。
2003年にブランド名を「ミナ・ぺルホネン」にします。
2004年に、日本とパリで新作コレクション発表。
2006年、第24回毎日ファッション大賞。
2012年に、東京スカイツリーのユニフォームをデザイン。
他にも、多くのデザインをされるようになりました。
まとめます
10月17日のNHKの「プロフェッショナル」に、ファッションデザイナーの皆川明氏が出演します。
皆川明氏は、ファッションブランド「ミナ・ぺルホネン」のデザイナーで、今では、世界を股にかけて活躍されている人です。ただ、初めからすごかったという訳ではなくて、学校は除籍勧告まで受けて、ギリギリ留年させてもらって卒業できたような人だったようです。
そもそも、ファッション業界に進むことは一切考えていなくて、陸上選手が目標だったと話されています。
そんな方が、いまでは日本を代表する世界的なファッションデザイナーです。もともと才能があったとしか思えませんが、人には言えない苦労が沢山あったのではないでしょうか。おそらく、苦手だけど、面白そうというのが、一番基本にあったのではないかと思います。
毎日ファッション大賞を撮られた時のインタビューで、
「一枚の服が、着られて着られてすっかり体のクセがしみこんで。記憶をたどるクタクタの一着を、僕がこの仕事を終えるとき、どこかで誰かが着ていてくれる。そんな一着をつくることがあったらいいと思っている」(出展:mina・perhonen)
と語られています。他のインタビューでは、皆川明氏は、100年先、残っているブランドを目指していると話されています。
「mina」を始めるときに、やはり「陸上競技を辞めた」というのが自分の中ですごく大きな節目だったので「次にやる仕事はとにかく一生のこと」と思っていました。デザイナーという職業に最終的に就くかどうかっていうのは、そのときはあまり考えてなかったんですけど、洋服をつくるという仕事は、一生辞めないで続けようかなと思ったんです。なので「洋服をつくること」に出合ったことは自分にとってすごく大きくて「一生辞めない」って決めた途端に、すごい気持ちが軽くなりました。うまくいくも、いかないも、とにかく辞めなければいいと決めて始めたので、いまでもそうなんですけど続けてるっていうことが自分にとって大事なことになっています。「とりあえずは100年」と言っても自分の寿命がそこまではないので「バトンタッチしながら100年間は続くようなブランドにしたいな」と思って始めたんですね。それも自分を楽にしていて、100年というと自分の人生のスケールより長い時間なので、その中で「こういうふうにしたいな」と思うと「自分はここまでやればいいかな。最後のゴールまでしなくていい、そのバトンタッチまでのことをやろう」と思えて、いまでもすごい気持ちが楽です。(出展:神戸学校)
皆川明氏は、長距離走のなかでも、花形の駅伝の1区をされていたそうです。駅伝は、みんなでタスキをつないでいきます。それと同じ感覚で、仕事を考えられているということです。つまり、次の2区のランナーにタスキを伝えていくのが、皆川明氏の役目で、ゴールは他の人でも良いし、100年先だし、なるべくいい形で渡すのが役目だと考えていると話されています。
どうしても、目先にとらわれがちですが、こういう風に考えることで、仕事の質も上がっていくし、目的などもできていくような気がしました。
プロフェッショナルでは、どんなお話が効けるのか、とても楽しみです。
以上、「ミナ・ぺルホネン」の店舗の場所や購入先、デザイナーの皆川明氏についての記事でした。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
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