こんにちは。3回転職した後に起業した米山慎吾です。
未来を予測できたらな~って思っていませんか?ドラマでも、タイムリープしたり、未来からの手紙を読んでこれから起きることを利用して幸せになるというものがたくさんあります。わたしはSF好きで、どくにタイムリープ、タイムマシーン系のドラマや小説は大好きでよく見ます。
ただ、現実の世界にはムリだよね?っておもってたのですが、パーソナルコンピューターの父と言われる教育者アラン・ケイ氏が、「未来を予測する最良の方法は、未来を発明すること」という未来予測のコトバを話されています。どういうことかというと、アラン・ケイ氏の「パーソナルコンピューター」という言葉と概念から、スティーブ・ジョブズ氏がマックという未来を創ったんです。つまりアラン・ケイ氏の言葉から未来がつくられたんです。未来を作るには、「言葉」がとても大事です。アラン・ケイ氏の言葉と未来予測について考えていきましょう。
お好きな所からお読み下さい。
アラン・ケイ氏とジョブズ氏とパソコン
アラン・ケイ氏は、
- 1940年5月17日生まれの75歳。
- アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身。
- コロラド大学ボルダ―校、ユタ大学卒業
- 計算機科学者、教育者、ジャズ演奏家
コンピューターが巨大な機械だった時に、パーソナルコンピューターという言葉と考え方を提案したんです。もちろん、その当時は大きな会社のための機械でしかなくて、ゆくゆくは宇宙船をとばせるだろうなくらいにしか思っていなかったころです。
そんな時に、個人が膝に置いて扱えるようなものを考えて「ダイナブック」という名前を与えたんです。
「形も大きさもノートと同じポータブルな入れ物に収まる、独立式の情報操作機械があるとしよう。この機械は人間の視覚、聴覚にまさる機能をもち、何千ページもの参考資料、詩、手紙、レシピ、記録、絵、アニメーション、楽譜、音の波形、動的なシミュレーションなどをはじめ、記憶させ、変更したいものすべてを収め、あとでとり出せる能力があるものと仮定する」(Alan Curtis Kay 著/鶴岡雄二訳『アラン・ケイ』アスキー)
(ダイヤモンド社書籍オンラインより引用)
これを発表したのが、1977年(昭和52年)なんです。真空管からトランジスタになったころです。この年の出来事は、ロッキード事件、ソニーが13型のカラーテレビを発表、白黒放送の停止、江川選手がドラフト拒否など。もう大昔ですよね。そんな時に、個人用のPCを想像していたんです。そして、ジョブズがこの言葉とアイデアを見て、マックと未来を創り始めます。
欲求と言葉と実現の関係
ココで大事なのは、「パーソナルコンピューター」という言葉を生み出したことです。言葉がまず存在したということですね。他の商品や道具にも当てはまります。
例えば、
- デジタルカメラ
- 飛行機
- 携帯電話
- 鉄道
- テレビ
- 電燈
多くのものがまず言葉をイメージするんです。
- アナログではなくてデジタルで記録するカメラが欲しいな
- 人が飛べる機械が欲しい
- 持ち運びできる電話があれば
- 馬じゃなくて鉄で出来た馬車が欲しい
つまり、欲求を言葉に替えていって、それが実現してしまうんです。デジタルの記録装置をカメラにくっつけた後に、デジタルカメラという名前が出来な訳じゃないんです。偶然飛べたので、飛行機になったわけじゃないですよね。飛行機を作りたいと思って作ったはずです。
つまり、
欲求 → 言葉 → 実現
という順番で、欲求が実現するわけです。欲求、言葉は現在で、実現は未来ですよね。なので言葉で未来は作れてしまいます。
逆に言えば、未来を予測するには、言葉を創って未来を創ってしまえば必ず当るということです。では、これを応用して見ましょう。
言葉を創る
私たちは発明家ではないですから、人類の未来を変えるような言葉を創る必要はないですよね。ましてや世界を変えたり、日本の未来を変える必要もないし、そんなパワーもないと思います。だから、パーソナルコンピューターみたいな言葉を創る必要はないです。自分の未来を創れればいいんですよね。
そのためにすることは、上にも書きましたが、欲求です。自分が何をしたいのか、どうなってもらいたいのか、どうするべきかを想像するんです。なるべく細かく。
例えば、
- 芥川賞をとれるような小説家になりたい
- 人の心をいやせるようなカウンセラーになりたい
- 多くの人においしいパンを焼いて提供したい
ここで注意が一つあります。「お金持ちになりたい。」という言葉はあまり良くないんです。お金持ちになってどうしたいかを考える事です。この欲求を言葉にしていくだけで、未来になってしまう確率がドーンと高まります。欲求を思い浮かべただけで、一歩前進します。脳は、「じゃあ、どうしよう?」って考えだすんです。
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例えば、小説家になると言えば、その時点から脳は考え出します。そして、必要な知識を集め出します。なんとなく字を書いていたら小説になっていて、芥川賞を取れてしまったっていう人はいないです。又吉さんも、「俺は小説家になる」「芥川賞になる」と言う言葉を使っていたから、実現したんです。
言葉は本当に大事です。変な言葉は使わないでくださいね。特に子供にはダメですよ。きれいな言葉を使ってください。
今日は、未来は言葉で創られるという話を書いてみました。まあ、「そんな簡単なことで未来なんて変えられないよ~」って言うかもしれませんが、試しにやってみてください。だまされたと思って。しかもタダですからね。^^
以上、未来予測の方法は占いよりも言葉!50年後を見るよりも言うのが大事!と言う記事でした。あなたにおすすめの記事があります。
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