みをつくし料理帖

NHKドラマ「みをつくし料理帖」7話「ふっくら鱧(はも)の葛叩き」のあらすじと感想!

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NHKドラマ「みをつくし料理帖」7話「ふっくら鱧(はも)の葛叩き」のあらすじや感想です。又次のおかげで、佐兵衛が無実の罪をきせられていたことがわかりました。


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2017年12月31日(日)の朝8時から総集編が放送されます!

7話以外のあらすじ

ドラマ「みをつくし料理帖」のキャスト

  • 澪(みお) 黒木華
  • 小松原 森山未來、つる家の常連客のお侍
  • 永田源斉 永山絢斗、近所の医者
  • 芳(よし) 安田成美、「天満一兆庵」の元女将さん
  • 嘉兵衛 国広富之、「天満一兆庵」の主人
  • 佐兵衛 柳下大、嘉兵衛の息子、「天満一兆庵」江戸店の主人
  • 種市 小日向文世、「つる家」の主人
  • おりょう 麻生祐未、澪の隣人
  • 伊佐三 小林正寛、おりょうの亭主
  • ふき 蒔田彩珠、「つる家」の奉公人
  • あさひ太夫 成海璃子、吉原・翁屋の花魁
  • 又次 萩原聖人、吉原・翁屋の料理番
  • 伝右衛門 伊武雅刀、吉原・翁屋の主人
  • 菊乃 柳生みゆ、吉原・翁屋の新造
  • 清右衛門 木村祐一、人気の戯作者
  • 坂村堂嘉久 村杉蝉之介、版元、今でいう編集者
  • 富三  大倉孝二、坂村堂の料理番
  • 早帆 佐藤めぐみ、小松原の妹
  • 駒澤弥三郎 波岡一喜、早帆の旦那で小松原の竹馬の友
  • 采女宗馬 松尾スズキ、江戸の名門料理屋登龍楼の楼主

ドラマ「みをつくし料理帖」のストーリー

澪(黒木華)は、丸顔で、眉は下がり気味、鈴のような眼、小さな丸い鼻は上向き。緊迫感のない顔をしてるのですが、料理のこととなると感情を抑えられずひたむきに突き進んでしまう女性です。

澪は、大阪の超一流と言われている名料理屋「天満一兆庵」に料理人として勤めていましたが、ある日、隣家からの出火でお店は全焼してしまいます。そこで、主人の嘉兵衛(国広富之)と女将さんの芳(よし、安田成美)の3人で、「天満一兆庵」の江戸店を任せていた佐兵衛(柳下大)の元を訪ねて江戸までやってきました。

佐兵衛の住んでる長屋につきますが、本人はおらず、佐兵衛の得意な飾り細工だけおいてありました。しかたなく、江戸で暮らし始めますが、長旅と度重なる心労によって、嘉兵衛は「天満一兆庵」の再興を澪と芳に託して亡くなってしまいました。

働き始めた澪は、いつも通る化け物稲荷と呼ばれている荒れ果てたお稲荷様を気に病んでいました。近所の番屋に声をかけますが、誰が管理してるのかもわからない始末だったので、自ら草を引っこ抜いたり、お社を直したりして参道を整備していました。

その様子を見ていたのが、蕎麦屋「つる家」の亭主、種市(小日向文世)でした。種市はおにぎりと水を持ってきてくれるようになって、本当の理由は話さずに、腰が悪くなったという理由で澪を自分の家で働かないかと誘ってくれました。

晴れて、「つる家」の料理人となった澪は、大阪でならった料理を出し始めましたが、お客には不人気でした。ある日、江戸っ子が食べない戻りガツオの時雨煮が入ったおにぎりを、医者の源斉(永山絢斗)に食べてもらったことがきっかけで、「はてなの飯」を思いつきます。「はてなの飯」は大評判で毎日売り切れてしまうほど、売れまくりました。

その夜、「つる家」の常連客で、澪のことをいろいろ心配してくれてる小松原というお侍に、枝豆とお吸い物をだすと、「料理の基本が、なっていない。根本からまちがえてることに、気が付いていないのだ」と言われてしまいます。悩んでる澪に、嘉兵衛の話をすると、嘉兵衛に言われた「料理の基本は出汁」という言葉を思い出します。早速、鰹節の出汁をつくって伊佐三に飲んでもらうと、合わせ出汁のヒントをもらいました。何度も繰り返し試して、だれにもまねできない出汁を引くことができるようになります。そのだしを使った「とろとろ茶碗蒸し」は、大評判になりました。

つる家に、ふきという女の子が奉公人として口入屋から紹介されて入ってきました。料理に興味があって、働き者の女の子で、みんな大喜びでした。

ある日、大人気のとろとろ茶碗蒸しが登龍楼にマネされて、客足が減ってしまいました。さらに、三つ葉尽くしを出そうとすると、前日から登龍楼が出していると聞いて、澪はびっくりしてしまいました。つる家の料理をスパイしていたのは、ふきでした。父親の借金や弟を人質にとられて、登龍楼の料理人の末松に言われてやっていたんです。澪が乗り込んで采女宗馬に文句を言うと、表面上は末松を殴って解雇しました。

数日後、つる家は付け火にあって全焼してしまいます。種市は伊佐三の家に行き、澪は料理をやめようと思います。そこに、又次がやってきて弁当をつくってくれと言います、澪が作り始めると、弁当箱の中から十両と「雲外蒼天」と書かれた文が出てきました。澪は、又次が尽くしている花魁が野江だと気が付きました。

野江から借りた十両で、新しい場所でつる家をできることになりました。そこに、天満一兆庵江戸店に佐兵衛と一緒にやってきた富三という料理人がやってきます。芳と目が合って、いったんは逃げますが、坂村堂に連れられてやってきます。佐兵衛のことを聞くと、吉原に入れ込んで、店の金を使うようになり、最後には太夫を手にかけて行方不明になってしまったと言います。富三は、調子を崩した芳に代わって、つる家を手伝うことになりましたが、又次のおかげで全ては富三の仕組んだことで、佐兵衛は無実の罪を着せられたと判りました。富三は捨て台詞をはいて逃げ出しました。

ドラマ「みをつくし料理帖」7話のあらすじ

ここから先はネタバレが含まれます。読みたくない人は、次をクリックしてください。⇒ 感想までジャンプ!

 

源斉がつる家の中に入ろうとすると、中から声が聞こえてきました。

「小松原様に苦手なものがあるやなんて、想いもよりませんでした。他にもあるんですか?

「しょうがときすがだめだ。頼む、俺には決して出さないでくれ」

源斉は、先日の浪人たちをこらしめていた「土圭の間の小野寺」の声にそっくりだと思って、立ち去ろうとしますが、澪に見つかって中に招き入れられました。澪と源斉が話しているところをじっと小松原は聞いていました。種市が出てくると、食べ終わった小松原はそそくさと帰っていきました。笑顔で見送る澪に、チョット嫉妬している感じの源斉でした。

翌朝、澪が朝食を芳と食べてると、

「澪、おまはんはむすめのようなもんや。もしも、佐兵衛が無事に戻ったら、佐兵衛の嫁になって、わたしの娘にって。堪忍してな。おまはんが、誰を想うてるか、ようわかった」

「わたし、考えてません。そんな大それたこと。小松原様なんて・・・そんな」

お昼頃。つる家では、清右衛門と坂村堂がきて、あたらしい小説のことを皆に話していました。坂村堂から、

「さっさと、あさひ太夫の物語を早く書いてくださいよ」

と言われると、澪の顔が曇りました。そんなことを知らず、おりょうと種市は、

「なんだよ、その幻の花魁って?」

「翁屋にいると言われてる、吉原一という評判の花魁よ」

「その美しさはただならず、牡丹の花も、自ら恥じてしおれるとか。歌を歌えばその声の美しさに鶯さえ聞き惚れるとか」

「けど、噂ばかりが独り歩きして、その姿を見たものはだれ一人いねえってことだよ」

「けど、清右衛門先生は、きっといると思われてそれをお作に使おうと思われた」

「あさひ太夫、なんだかおもしろそうだね~」

と盛り上がって話をしていました。

 

翁屋にはもが運ばれてきました。早速又次が呼ばれて料理しろと言われますが、つかもうとした瞬間にはもにかまれてしまいました。そのころ、江戸ではめったに見かけない魚で、江戸の料理人はその扱い方すら分からない魚でした。翁屋の別な場所では、往診に来た源斉があさひ太夫を診察していました。そこに、襲われた菊乃がやってきました。菊乃は身請けが決まったようで、泣きながらあさひ太夫に感謝しました。そこに、女中がきていた場まで来てくれと源斉に耳打ちしました。又次の治療でした。

つる家では、いつものように清右衛門と坂村堂がやってきて昼飯を食べていました。話題は、あさひ太夫のことで、大阪から流れてきたが分かったと話をしていました。そこに、澪を訪ねて源斉がやってきました。清右衛門は、源斉に築かず、あさひ太夫を専門に見る医者がいて、奥医師の次男の永田源斉というものらしいと声高に話をしていました。それを聞いて、源斉はすぐに外に出て行ってしまいます。

それを追いかけた澪は、橋の上で呼び止めて、あさひ太夫の様子を聞きました。澪が幼馴染の野江があさひ太夫だと源斉に告白しましたが、患者の様子を言う訳にはいかないと言われてしまいます。その代りに、はもを料理できるかと聞かれます。翁屋にはもが入荷したのですが、だれも料理できる人がいなくて困ってると言います。あさひ太夫がいる廓が翁屋だと知ると、澪は二つ返事で引き受けました。

源斉と澪が翁屋に行って、楼主の伝右衛門にあうと、

「源斉先生。いくら源斉先生のおっしゃることでも、こればかりはいけません」

源斉が、上方の一流料亭で包丁を握っていて、はもについてくわしく安心して料理をまかせることができると澪を紹介しても、

「女が作った料理など、この翁屋で出せるわけがない。そちらの方にはおひきとりねがおうか」

と伝右衛門が苦虫をかみつぶした顔で遮りました。それを聞いた澪は、伝右衛門に聞きました・

「どうして女が作った料理はダメなのでしょうか」

「おんなの料理は、あくまで所帯のまかない。板場に女が入る事なんてとんでもないことですよ。銭を払ってまで喰いたいとは思わない」

「オイシイ料理を作るのに、男も女も関係ないのじゃないでしょうか。おいしいと思った気持ちは、料理人が女だと判ったら消えてしまうものでしょうか」

「消えてしまうでしょうな」

すると、部屋の外から声がしました。

「その人を帰しちまったら、客に出す料理がつくれませんぜ」

声の主は又次でした。手には包帯が巻かれていました。伝右衛門は、又次の顔を見ると怒り出しました。澪がはもは気が荒いし、血には毒があって簡単には料理できないと言うと、伝右衛門はいつも客用の仕出しをとってる喜の字屋から、イチバン腕の立つ料理人を連れてこいと指示しました。そして、伝右衛門は澪に帰れと言いましたが、源斉がはもは危ないからと言って、澪と一緒にその料理に同席するのを頼みこみました。

喜の字屋から料理人が来ると、はもを見て、うなぎの親戚だと思ってバカにして料理を始めようとしました。奉公人にはもを取り出させようとすると、又次のようにかまれてしまいました。仕方なく、自分で何とか出して料理しようとしましたが、血が目に入ってしまいました。急いで洗いましたがもう料理することはできませんでした。

伝右衛門がその有様を見て奥へ引き上げようとすると、源斉が、澪に料理させてくれと頼みました。

伝右衛門に許されて、澪ははもの調理を始めました。又次に頼んで、葛や出汁を用意してもらいました。しばらくすると、はものお吸い物が出来上がりました。おそるおそるひとくち食べた伝右衛門は、涙をにじませてよろこびました。

「源斉先生、今日は心底参りました。さすが、先生が目をかけた料理人だけのことはあります。お前さんにも礼を言いますよ。良くやってくれた」

「料理の味わいは、おいしいと言う味わいは、料理人が女だと知って変わったでしょうか」

そういうと、伝右衛門は「このとおり」といって頭を下げました。はものお吸い物は、あさひ太夫のところにも行きました。「さすが澪さんだわ」とつぶやきました。又次は、このまま澪を帰していいのかと聞くと、今の姿は見せることができないと悲しそうに言いました。

二人の気持ちをおもんばかった又次は、帰り支度をしている澪の所に行って、翁屋の裏手の天水桶の所に行って立っててくれと頼みました。澪がそこに行くと、又次はあさひ太夫の所に戻って障子を少し開けて外を見てくれとたのみました。あさひ太夫が外を見ると、そこには澪が立っていました。「澪ちゃんだ」とじっと見てると、部屋に明かりが持ってこられました。

澪は、何となく上を見ると、障子に人影が写ってるのが見えて、あさひ太夫だと直感しました。すると、中に座ってた人が左手を障子から突き出してキツネのかたちをつくりました。澪は泣きながら、右手を同じキツネのかたちにして、答えました。二人とも心の中で、「いつか会える、きっと会える」と思っていました。

帰り道、化け物稲荷にお参りした後、源斉がこの間みたことを話しだします。御膳奉行の小野寺が「つる家にちかづくな」と浪人たちを懲らしめていたことです。そして、小松原が御膳奉行の小野寺だと澪に告げました。

(8話に続く)

ドラマ「みをつくし料理帖」7話の感想

おもしろかったですね。後程、感想を書いていきます。

原作は髙田郁先生!

原作の髙田郁先生は、1959年生まれの小説家で、元漫画原作者です。漫画原作者時代のペンネームは、川富士立夏です。

読書好きだった父親の影響で、山本周五郎さんの作品を多く読んで、時代小説ファンになられました。1993年、34歳のとき漫画原作者としてデビューされます。40代後半で再び山本周五郎さんの作品を読んで時代小説家に転身されました。数々の賞をとられて、2008年に「出世花」で小説家デビューされました。

「みをつくし料理帖」は、2009年に第1作を発表して、2014年に刊行された第10作で完結しています。髙田郁先生の本は、

みをつくし料理帖は、1冊に4話ずつ収められています。全10冊でシリーズものなので、1冊目の「八朔の雪」から読んでいかれた方が理解されやすいと思います。そして、とんでもなく面白いです。時代劇につきものの切った張ったはほとんどないですが、その分、人情話という感じで、毎回ほろりとさせてくれて涙も出てしまいます。シリーズ累計330万部出ているだけのことはあります。時代劇好き以外の方でも、ぜんぜん大丈夫ですので、騙されていないと思って、一度手に取られることをお勧めします。一番下の「銀二貫」は、2014年に林遣都さん主演で、NHKでドラマ化されています。

以上、NHKドラマ「みをつくし料理帖」7話のあらすじ、感想でした。


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福田 美喜夫

福田 美喜夫

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これからも面白い記事を書いていきますので、ご意見、ご感想、何でもいいですから、下のコメント欄にお書きください。

【神奈川県在住の45歳、システム工学、情報経営学を専攻後、現在はアクティブシンキングライターとして生活。休日は、サーフィンにキャンプ、遅くやってきた青春を謳歌中。】

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