2017年7年28日に、みずがめ座δ(デルタ)流星群がやってきます。いくつもの流星が重なるので、一年の内で、一番多くの流星を見ることができるのが、7月末から8月20日くらいまでの時期です。その中で、一番初めにやってくる、みずがめ座δ(デルタ)流星群の見える時間や、方角、天候、月齢などをまとめてみました。
お好きな所からお読み下さい。
8月の流星群
7月末から、8月20日くらいまでは、多くの流星群がやってきます。
なので、一年のうちで一番多くの流星が見れる季節だと言われています。
- みずがめ座δ(デルタ)流星群南群、北群(7月26~28日)
- みずがめ座ι(イオタ)流星群南群、北群(8月5日~20日)
- やぎ座流星群(7月31日)
- ペルセウス座流星群(8月13日)
- はくちょう座κ(カッパ)流星群(8月18日)
です。
この記事では、みずがめ座δ(デルタ)流星群とみずがめ座ι(イオタ)流星群について、見ていきます。
みずがめ座δ(デルタ)流星群の時間や方角
みずがめ座δ(デルタ)流星群は、上にも書きましたが、南群と北群に別れています。みずがめ座ι(イオタ)流星群も、南群と北群に別れています。
この中で一番大きいものは、デルタ南群になります。
通常、みずがめ座流星群と呼ばれているものは、デルタ南群を指します。
それぞれの極大日は、
- デルタ北群 7月26日
- デルタ南群 7月28日
- イオタ南群 8月5日
- イオタ北群 8月20日
なので、7月28日の夜に、流星を見る可能性が一番高いです。
流星群には放射点というものがあります。言ってみれば、流星の中心のように見えるもので、それがどこの星座の近くにあるかで、流星群の呼び方がきまります。みずがめ座流星群でしたら、みずがめ座の辺りに、放射点があるということです。
この放射点が高いほど、空のど真ん中にあるほど、流星がよく見えます。なので、みずがめ座が南中する時間が一番よく見える時間なんです。地平線から昇ってくるのが、夜の9時過ぎでで、南中する時間は、翌29日の早朝2時前後です。
ただ、放射点の近くだから、よく見えるということはないです。つまり、方角は、あまり考えないで良いということです。
見るためには、もう一つ気にするポイントがあります。月です。月が沈んで暗くなると見えやすくなります。月例は5なので三日月状態です。
7月26~29日の月の入りは、東京で、
- 7月26日 20:50
- 7月27日 21:30
- 7月28日 22:00
- 7月29日 22:30
です。
なので、この時刻以降が、見やすい時間だと思います。
ですから、みずがめ座が地平線から出てくる20時以降で、月が沈む22時以降が見やすい時間帯になります。
7月28日の天候は?
天候も、考えなければいけないポイントです。こればっかりは、神頼みしかしょうがないのですが、曇でないことを祈っています。
7月28日の天気は、
- 札幌 曇時々晴れ 20%
- 仙台 曇 20%
- 東京 曇時々晴れ 20%
- 新潟 曇時々晴れ 20%
- 金沢 曇時々晴れ 20%
- 名古屋 晴れ時々曇 30%
- 大阪 晴れ時々曇 20%
- 広島 晴れ時々曇 20%
- 高知 晴れ時々曇 30%
- 福岡 晴れ時々曇 20%
- 那覇 晴れ時々曇 20%
雲のスキマで見れるかもしれません。
まとめます。
みずがめ座δ(デルタ)流星群の見どころは、
7月28日の夜10時から
この時間でしたら、1時間に10個ほどは、見れると言われています。
一応、25日くらいから、見えると思いますが、数は少ないはずです。さらには、みずがめ座ι(イオタ)流星群も、8月20日くらいまでは、見ることができます。こちらの方は、デルタ南群に比べれば、はるかに小さいので、条件が整っていても、期待するほど観れないと思います。
みずがめ座δ(デルタ)流星群を見るなら、7月28日ですが、この流星群を皮切りに、いろいろな流星群がやってきますので、気が付いたら、毎晩、夜空を見上げることをお勧めします。
星空を見に行くデートも良いかもしれません。
新月の場合には、暗闇になって見やすいのですが、今年は満月が8月8日です。かなり観測状況が悪くなりますので、7月28日のみずがめ座流星群に的を絞った方が見ることができやすいのではないでしょうか。
また、その次には、やぎ座流星群も来ていますので、ちょっと増えると思います。
以上、みずがめ座δ(デルタ)流星群についての記事でした。
⇒ やぎ座流星群
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