シティライツ法律事務所の水野祐(みずのたすく)弁護士が、5月1日の『情熱大陸』に出演します。
水野祐さんは、アートや、クリエイティブな分野と法律を結び付けている弁護士です。特に、著作権に関して、得意分野とされているようです。情熱大陸では、クリエイティブな弁護士活動をしている水野祐さんに半年間密着して、その姿をおっていたようです。
水野祐さんの経歴
まずは、水野祐さんの経歴を見ていきましょう。
水野祐さんは、
- 1981年生まれの35歳
- 神奈川県出身
- 慶応大学法学部卒業
大学へは、弁護士になろうと思って入ったわけではないそうです。
受かった大学の中で、一番偏差値が高かったところに行ったと話されています。
それが、弁護士になろうと思ったきっかけが、
大学入学時は弁護士になろうとは思っていませんでした。入学後にクリエイティブ・コモンズの提唱者でもあるローレンス・レッシグの著作『CODE—インターネットの合法・違法・プライバシー』や『コモンズ』を読み、「クリエイティブと法律は決して無関係ではなく、法をクリエイティブに解釈し、読み替えていく、こんなに面白い考え方ができるんだ」と衝撃を受けました。中学の頃からサブカルチャーにどっぷりと浸かり、大学時代は周囲にものづくりをしている人が多くいたことから、僕自身も「クリエイティブ・コモンズのような、法をクリエイティブに読み替えていく仕組みをつくれたら、カッコいいんじゃないか」、「弁護士資格を取ればやれることも増えるんじゃないか」と考えて弁護士を志しました。だから、弁護士資格というのは僕にとってあくまでツールなんです。
出展:http://artdesignjobs.bijutsu.press/column/detail/6uxxgkm21t7r
クリエイティブ・コモンズというのは、著作権の再利用を促している国際的非営利団体の名称です。
著作者が、自らの著作物の再利用を許可するためのツールや、法律を考えているところです。
そして、大学卒業後、企業法務がメインの法律事務所で働いた後、シティライツ法律事務所を設立されています。
他には、
- Arts and Law代表理事(クリエイター向けの無料相談)
- Creative Commons Japan理事
- 慶應義塾大学SFC研究所所員
- FabLab Japanに所属
などをされています。
クリエイターたちのための弁護士です。
水野祐さんの仕事は?
水野祐さんの仕事には、3本の柱があると話されています。
- 映像、映画、音楽、デザイン、アートなどのクリエイティブ系
- WEB、アプリ、ソフトウェアなどのIT系
- 建築、不動産系
著作権がメインなんですが、意外に直接的に著作権に関わる仕事はすくないそうです。
実際に水野祐さん雅やられた仕事で有名なのは、
- Chim↑Pomの岡本太郎絵画付け足し事件
- YACM(山口情報芸術センター)
- Rhizomatiks(パフュームの世界進出)
- 大友克洋GENGA展
- 初音ミクオペラ『THE END』
などです。
世間的に有名なのは、やはりChim↑Pomの件です。
これは、渋谷駅構内に設置されている岡本太郎氏の『明日の神話』という大きな作品に、自分たちの絵画を付け足してしまった事です。
もちろん、渋谷駅構内という人のものに、勝手に創作を加える事は、軽犯罪法違反です。
Chim↑Pomの人たちも書類送検されました。
そこに登場したのが、水野祐さんです。
Chim↑Pomの表現行為と軽犯罪法の構成要件をポジティブに読み替えた意見書を書いて、不起訴としてしまったんです。
岡本太郎記念館の館長も、彼らの行動を実際に認めています。
パフュームの件は、それとは逆に、法律に基づいたライセンスを設計した形の仕事です。
パフュームのモーションデータ、ボディスキャンデータ、振り付けデータなどを、世界に向けて無料で配布しようとした時に、プロジェクトをうまく進行させるために法律的に整備をしました。
これからの時代は、ネットの中にあふれている著作権問題が、だいぶ多くなってくると思います。
今は、グレーゾーンがだいぶ大きくて、非常に線引きが難しいのですが、そのあたりに詳しい弁護士というのが、非常に需要が大きくなっていくような気がします。
『情熱大陸』では、どんな話をするのか、とても楽しみです。
企業・社長・人物
成功するための秘訣の一つにモデリングがあります。物まね、パクリ、守破離の守ともいわれますが、スポーツ、勉強、仕事、すべての場面で一番初めにすることが、成功した人と同じことをすることです。
野球ならキャッチボール、サッカーならパス、勉強なら九九、仕事なら研修、マニュアルは誰もが普通のことだと思うはずです。
ただ、お金儲け、起業、生き方などは、それぞれの人が自分で思った通りに勝手にやってます。それが、挫折したり、失敗する原因の一つです。
成功するための近道はモデリングです。そのために参考になるのは、「カンブリア宮殿」「プロフェッショナル」「ガイアの夜明け」「アナザースカイ」「世界一受けたい授業」などです。
そこで取り上げられるのは、成功した人たちばかりです。生の声がタダで聞けたり、挫折したこと、成功のコツなどがありのまま聞けますのでとても参考になります。
当サイトでは放送されたそれらの番組の気になったところを抜粋して記事にしています。気になったタイトルをクリックしてお読みください。
- ハイアール伊藤社長
- プリンセスプリンセス
- 田根剛(建築家)
- 星野リゾート星野社長
- 山本電気
- 小関隆一(デザイナー)
- 中畑文利(漆カンナ職人)
- 水上力(和菓子職人)
- 菅未里(文具ソムリエール)
- 森本千絵(アートディレクター)
- 佐々木圭一
- 播野勤 (タマノイ酢)
- ガイ・ウィンチ(心理学)
- 上坂克彦(静岡がんセンター)
- 堀一久(新江ノ島水族館)
- 明太子ふくや
- 横山由依(AKB48)
- 山内惠介(演歌歌手)
- ホリエモン
- 反田恭平(ピアニスト)
- スタイルブレッド
- 佐ノ山親方(元千代大海)
- AYA(トレーナー)
- バルミューダ
- 太田成男
- 稲垣えみ子(朝日新聞)
- 石川康晴(em&e)
- 森保一
- 群言堂(松場登美・大吉)
- 奥田政行
- いわた書店(岩田徹)
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