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違法賭博にはまる理由とギャンブルから抜け出す方法は?

2016年ころの話ですが、リオオリンピックのバドミントンの金メダル候補、桃田賢斗選手が闇カジノで違法賭博をしていました。

桃田賢斗選手は、同じNTT東日本バドミントン部の先輩、田児賢一選手に紹介されて、東京都内の闇カジノに通っていました。掛けた金額は、二人で1000万円とも言われています。プロ野球でも、賭博問題が最近起きたばかりですが、アスリートが賭博にはまってしまう理由と、ギャンブルから抜け出す方法を調べてみました。

今では、桃田選手も復帰して、交通事故にもめげずに東京オリンピックの金メダル候補として頑張っていらっしゃいます。力いっぱい応援していきます。

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桃田賢斗選手の違法賭博に関わった経緯は?

桃田賢斗選手が違法賭博に通うようになったきっかけは、同じNTT東日本バドミントン部に所属している田児賢一選手に誘われたからのようです。

 

田児賢一選手は2008年から2013年までの間、全日本総合選手権男子シングルスで優勝されています。さらに、2014年のトマス杯の優勝時のリーダーとして活躍をしていた選手です。今までの日本のバドミントン界を引っ張ってきたレジェンドです。

 

二人のつながりができたのは、桃田賢斗選手が高校生の時に起きた東日本大震災です。

 

桃田賢斗選手は福島県の高校生でした。高校の体育館で練習が出来なくなったため、近くのNTTの体育館で練習することになりました。そこで、田児賢一選手と出会い、技術も教わるようになりました。

 

その頃の田児賢一選手は、全日本連覇中だったので雲の上の人から教わる感覚だったと思います。

 

しかも、バドミントン界を背負って立ってるというイメージや、みんなの兄貴分的な存在だったため、桃田賢斗選手も憧れていたんじゃないかと思います。

 

桃田賢斗選手が、田児賢一選手が所属しているNTT東日本に入ったのも、「日本一になるためには日本一の選手と一緒に練習するのが一番」と考えたからだと、後日お話しされています。

 

そして、そんな人から、賭博に誘われてしまいました。

 

事件の経緯は、

リオデジャネイロ五輪のバドミントン男子シングルスでメダル獲得を期待されている桃田賢斗選手(21)=NTT東日本=が、所属先の先輩の田児賢一選手(26)らとともに、国内の違法な闇カジノ店に出入りしていたことが2016年4月7日、分かった。NTT東日本広報部は「両選手が複数人と出入りし、賭博をしていた。詳細をこれから調査し、社内規定に沿って処分する」と話した。同社広報部がマレーシア・オープンに出場していた桃田選手と田児選手に6日に事情を聴いたところ、2人は闇カジノ店での賭博を認めたという。桃田選手は同日の1回戦を突破したが、2回戦を棄権し、7日朝に田児選手とともに帰国した。(出展:時事ドットコムニュース

 

二人は、2014年から、海外のカジノでも同じように遊んでいたそうです。

 

協会関係者からの注意も無視して、通い続けていたということです。国内でも同じような気分で行ってしまっていたはずです。

 

もしも、彼女がいたら注意されたかもしれませんが、彼女はいたのでしょうか?

 

桃田賢斗選手の彼女は?

残念ながら、当時の桃田賢斗選手には彼女がいる噂がありませんでした。

 

田児賢一選手にも彼女はいないと言われています。田児賢一選手はバドミントンン一筋で、他のものには興味がないと以前から話されていました。

 

まあ、世界を飛び回って試合をしているので、彼女を作る暇がないとは思いますが、もしも彼女がいたら、ギャンブルにはハマらなかったんじゃないかと思います。

 

というのも、ギャンブルにはまったり、アルコールにはまってしまう、つまり依存症の人たちに関係してくる神経伝達物質と、恋愛に関する神経伝達物質は同じだと言われてるからです。

 

ドーパミンという物質です。

 

ドーパミンとは?

恋愛に陥ったり、依存症になってしまう脳のなかの仕組みは、完全には解明されていませんが、ドーパミンとかセロトニンといった神経伝達物質が関係していると言われています。

 

ドーパミンは、脳内麻薬ともいわれていて、分泌されると「快楽」「快感」を感じます。

 

努力して、報酬を得たときにドーパミンが出されるので、気持ちよくなるわけです。

 

あなたも一度くらいは経験されてるはずです。

恋愛、音楽、スポーツ、勉強・・・すべての出来事の裏側にはそういったホルモン、神経伝達物質がかかわっています。

 

ただ、ふしぎなことに、努力しないで報酬を得てもドーパミンは分泌されません。

結果が良くなるか、悪くなるか分からないときに、一生懸命努力して報酬を得られた時に、分泌されます。しかも、結果が良くなくて、「不快」の気持ちを長い間経験しているほど、ドーパミンの量が多くなるんです。

 

そして、その時の気分の高揚感を何度でも味わいたくなるので、依存していってしまうと言われています。

 

アスリートたちはこの感情を得ようとして頑張っているともいわれています。

水泳の北島康介選手が金メダルを取った時に言ったセリフ「チョー気持ちいい」とか、岩崎恭子選手の「今まで生きてきた中で、一番幸せです」とか話題になったことは覚えてらっしゃると思います。

文字通り、彼ら、彼女らの頭の中では、あの瞬間にドーパミンがドバドバでていて、至上最高の瞬間だったはずです。

 

ですから、ある意味、非常にギャンブルと似ています。

恋愛でもそうです。

 

思い出してみてください。あきらかに上手くいくという場合。

  • 絶対に勝てる
  • 絶対に付き合える
  • 絶対に満点取れる

そんなときには、相手には全く興味がなくなったはずです。

逆に、

  • ライバルが強い
  • 相手が誰を好きなのかわからない
  • こっちを振り向いてもくれない
  • 難とか平均点位には

そんな時に一生けんめい努力して勝てたり、付き合うようになった時の喜びは他の何物にも代えられません。

 

ギャンブルも同じプロセスを踏んでいます。

勝つか負けるかわからない勝負に、自分の力で勝てた時の喜びや快楽を、何度でも味わいたくなるんです。

ですから、大勝したときもさらに勝てると思います。つまりもっと快楽を得たいと思って、勝っているお金をつぎ込んでしまうんです。

 

ギャンブルと恋愛の違いは、恋愛には終わりがあるってことです。

いちど振り向かせて、付き合うようになってしまったら、もうドキドキはないですよね。

誘っても、必ずYESと答えてくれますし、いつも一緒にいることが当たり前になります。

恋愛のドキドキにハマってしまった人は、そこで他の相手と・・・ということになっていくんです。

 

ギャンブルは、違います。毎回、勝負が違います。一度勝つことができても、次の勝負は分かりません。

言ってみれば、短時間で恋愛を何度も経験できるようなものです。

そこが、多くの人がハマる理由です。

ちなみに、そのギャンブルで1回も勝てない人はそのギャンブルにはハマれません。パチンコの次は競馬、競輪、ボート・・と変えていきます。

が、ハマるギャンブルがないとわかった時には、すでに人生に負けています。

 

そう考えると、桃田賢斗選手や、田児賢一選手に彼女がいれば、ある程度はギャンブルにはまることを阻止してくれたかもしれません。

ギャンブルにハマる理由

もう一度言いますが、桃田賢斗選手や、田児賢一選手が違法賭博にはまった原因は、ドーパミンと言う脳内麻薬のためじゃないかとおもっています。

ドーパミンは、分泌されることによって快楽を感じることができます。

生きて行くうえでは、非常に大切なものです。が、間違った方法でドーパミンを出してしまったんだと思います。

 

ドーパミンは、恋愛にも関連していて、恋におちるときは、かならずこの物質が分泌されて恋愛を快楽として感じることができるといわれています。

桃田賢斗選手にも彼女がいれば、ギャンブルにはまらなかったはずです。

そこに、ギャンブルを断つ根本的な方法があります。

ギャンブルにハマった人が立ち直るには?

では、ギャンブルにはまった人はどうやれば立ち直れるのでしょうか?

 

多くのギャンブルにはまった人達は、

  • 辞めようと思えば辞められる
  • あと一回
  • いつでも辞められる

と、そもそも思っています。

ですが、これは私の経験上、おそらく無理なんじゃないかとおもっています。

というのも、私の友人にも同じことをいいながら、10年間もパチンコに行ってる人がいます。いくらつぎ込んだのか、聞くと恐ろしくなります。

その人は、

「いつでもやめられるから、大丈夫」

とわたしにいいます。実は、本気で辞めようと思っていません。

 

そこも問題なのですが、じつは、やめようと思っていても自分でやめることができないんです。

その人も一瞬、一瞬は本気で辞めようと思ってるはずです。

ただ、次の瞬間には、

  • でも・・・
  • やっぱり・・・
  • もう一度言ったら・・・

なんて自分で言い訳を一生懸命作って、無意識にギャンブルに通う理由を考え始めます。

つまり、やめようと頭の中で冷静に考えても、心でやめることができないんです。

 

つまり病気です。

 

まずは、自分は病気なので辞めようと思ってもやめれないんだと意識することが大事です。

 

その上で、どうすればいいのでしょうか?

 

ギャンブルにはまった人達の頭の中は、

ギャンブル = 快楽

となっています。

 

つまり、ギャンブルの事を考えただけで、ドーパミンが出てきて気持ちよくなります。

そうなったら、もう行かないっていう選択肢はどこかに消えてしまいます。

これが、「いつでもやめられる」と言っていてもやめられない理由なんです。

ドーパミンが出ると、どこからか悪魔のささやきが聞こえてくるんです。

気持ちいい方へ、気持ちいい方へ、どんどん誘導されていってしまいます。

 

ですから、

ギャンブル ≠ 快楽

にしないと、断ち切れません。

 

そのためにすることは、ギャンブルをすることによってどれだけ周りの人が迷惑だと思っているか、どれだけ悲惨な人生が待っているのかなどを、しっかり考える事です。

よくありますが、ギャンブル依存症の会みたいなところに行って、告白したり、告白を聞いたりすることもいいかもしれません。

さらには、周りの人も、やさしい声をかけない方がいいと思います。

せっかく、快楽ではないと思い始めても、元に戻ってしまいますから。

 

また、ギャンブルに行きたい!と思ったら、「悪魔の声だ」と考える癖をつけることです。

すこしでも「ま、いいか」「やっぱり」「どうせ」と考え始めたら、

  • 頭の中に悪魔が住んでる
  • その悪魔は自分を不幸にする
  • 周りも不幸にする

と思うことです。

そのうえで、10年後、20年後にどうなっているのか、どうなっていたいのかを考えます。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主人公になったつもりで、未来のあなたから見た現在のあなたを想像してみてください。

きっと、悪魔の声を聴くことが少なくなっていくはずです。

 

やり方は人それぞれです。根本的なことは、ギャンブルは快楽ではなく苦痛なんだと体の中にしみこませてあげることが、第一歩です。

 

そのポイントで考えてみてください。桃田賢斗選手は、今回の件で、ギャンブルが苦痛に切り替わったと思います。

それまではギャンブルが快楽だと思っていたのですが、ギャンブルをしていたことで

  • オリンピックはダメ
  • 日本全国の人からバッシング
  • 連日TVで放送
  • 親戚や親、兄弟も

かなりの苦痛を感じたはずです。

さらに練習も自粛したことで、再開したときの練習が快楽に結び付いたんじゃないかと思います。

桃田賢斗選手の頭のなかは想像でしかわかりませんが、それまでの快楽と苦痛のスイッチの配線がきりかわったはずです。

 

桃田賢斗選手の場合は、さらに交通事故という出来事が起きてしまったのですが、桃田賢斗選手でしたらそれをばねにしてとんでもない選手になれるはずだと心の底から応援しています。

 

普通の人はなかなかそんな体験はできませんが、心の底から辞めたい、やめさせたいと思われましたら、何とかそのスイッチの配線を切り替える必要があります。

ギャンブルから立ち直るには、

  • そのシステムをしっかり理解
  • 辞める決断をする
  • 悪魔の声に耳をふさぐ
  • 他の快楽を見つける

といったことが必要です。

ぜひ、参考にしていただいて幸せな未来を創っていってもらえたら、とてもうれしいです。


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米山 慎吾

米山 慎吾

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1961年、長野県生まれ。静岡大学卒業。大手出版社就職後、何社か経て53歳で会社設立。

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