桃屋の小出雄二社長が、6月30日の『カンブリア宮殿』に出演します。
桃屋さんは、1920年創業で、良品質主義と広告宣伝主義を掲げていて、もうじき100歳を迎える老舗の大企業です。『カンブリア宮殿』では、小出社長は何を話されるのでしょうか?小出雄二社長の経歴や、企業理念をみていきます。
小出雄二社長の経歴
小出雄二社長は、
- 1961年生まれの55歳位だと思われます。
- 栃木県真岡市出身
- 1985年慶應義塾大学商学部卒業
- 味の素に就職
味の素では、マーケティングや海外事業部で活動されていました。
2011年3月年まで、25年間、味の素で勤務されていて、2011年4月、桃屋に入社。
2011年12月22日に、代表取締役社長に就任。
小出雄二社長は、3代目の社長です。
1920年に、桃屋を小出孝男さんが創業して、1971年に小出孝之さんが二代目の社長になりました。
そして、小出孝之社長の娘婿が小出雄二社長だったんです。
旧姓は、桑原雄二。
おそらく、味の素にいる間に、ご結婚されたのではないかと思います。
なので、桃屋に入社して、半年間で社内調整して、社長に就任したんです。
実際に桃屋と味の素を比べてみると、
- 味の素 資本金798億円 売上6620億円(単独) 従業員3300名(単独)
- 桃屋 資本金 19億円 売上119億円 従業員283名
かなり、規模は違いますが、大企業と特大企業って感じですね。
桃屋の企業理念は?
桃屋さんの企業理念は、桃屋さんのHPを見ると、
- 良品質主義
- 広告宣伝主義
この二つだと書かれています。
一つずつ見ていきましょう。
良品質主義
良品質主義とは、
常にお客様のために、良品質な商品をお届けするとともに、お得意先様・仕入先様・社員・株主様、そして社会に対して良品質な会社でありつづけます。
(出展:桃屋公式HP)
そして、社長のご挨拶には、
以来、選び抜かれた原料を使用し、手間を惜しまない製法で良品質な商品作りに努めてきました。一例ですが、一般に流通している榨菜は、塩漬しただけのものが多い中、「桃屋の味付榨菜」は風干をした後、乳酸発酵させ、更に香辛料とともに甕に詰め、約一年間発酵熟成させて製品化しております。また、「ごはんですよ!」に代表される海苔佃煮に主原料として使用している海苔から、貝などの異物を除去することを目的とした専用の工場を、使用している海苔の主産地の三重県で稼動させています。いつも美味しく安心安全な商品をお届けする為に、人手と時間を惜しまずにかける工程と、最新の技術や機器を使用した工程とを併せ行ってきました。
(出展:桃屋公式HP)
と書かれています。
良質な商品を届けることが第一の目標とされているようです。
良質とは、おいしくて、体に良いということですね。
さらに、安全基準の保持をしっかりされているようです。
残留農薬や放射せう物質、重金属、官能評価などの国の法令や行政指導に基づく厳しい検査をしているそうです。
フタも、中身を真空にして、開けたら二度と戻らないような特殊なフタにしています。
まさしく、安全なものを使って、おいしいものを作り続けている会社なんです。
その点は、味の素でも同じで、そちらは世界規模で広がっている企業ですから、小出雄二社長は、世界基準で厳しいものを扱ってきたのではないかともいます。
桃屋と小出雄二社長が考える商品とは、単純においしいモノではないと思います。
それは、食べておいしいと感じてもらうということでなく、おいしいものを食べた後に拡がる幸せな感情を創ろうと思っているのではないかと思います。
食べた後を想像して、食べた後の感情を創ろうとしているのではないでしょうか。
なので、余分な食品添加物を使ったり、食べる人をだますような商品を作っていないような気がします。
それは、桃屋さんのミッションに現れています。
桃屋さんのミッションは、
- 桃屋は、自然の恵みを大切に、安心安全で、オイシイ商品を提供します。
- 桃屋は、伝統の食文化に新しい価値を添えて未来に継承します。
- 桃屋は、親しみと楽しさと感動を食卓にお届けします。
まさしく、3番目の感動を届けるために、新しい商品を創っていると思います。
小出雄二社長が就任されてから出た新商品は、
- きざみにんにく
- きざみしょうが
- さあさあ生七味とうがらし山椒はピリリ結構なお味
- 柚子とうがらしのり
- 角切りのり ごまラー油味
- トムヤムクンの素
です。
※ 桃屋の新商品や、売れ筋商品の記事はこちらからご覧ください。
下の3つは、2016年になってからの発売です。
特に、「トムヤムクンの素」は、大ヒットの予感がします。
楽天ショップでも、下の3種類は熟れきれ店が続出しています。
広告宣伝主義
広告宣伝主義は、
息であたたかい桃屋の「味」、おいしく楽しい桃屋の「味」をお伝えします。
(出展:桃屋公式HP)
と書かれています。
この、広告宣伝主義に関しては、情報が少なかったので、推測するしかなかったです。
良いものを作って、良い広告をしていけば、営業をかけなくても商品は売れていくという考え方だと思いますが・・・
桃屋さんが、かつて爆発的な人気をえた「江戸むらさき」「ごはんですよ」が、そうでした。
三木のり平さんがやっていたCMは、もはや国民的なレベルのCMでした。
そこには、戦略があって、食事をとってる時にちょうど流すとか、実写ではなくてアニメにするとか、いろんな戦略がありました。
他の芸能人ともコラボしてますし。
そういったTVのCMを大々的に利用していったんです。
2009年の食べるラー油の爆発的な人気は、ちょっと違っていましたね。
この時は、TVはCMよりも、グルメ番組とか、ランキング番組に沢山出ていましたし、雑誌では、何度も取り上げられていたのを思い出します。
今だったら、「ヒルナンデス」「マツコの知らない世界」「スマステーション」などでやってる商品紹介パターンです。
ちょっと前だったら、「ためしてガッテン」「あるある大事典」「世界一受けたい授業」みたいな番組で取り上げるとか。
雑誌も、「女性自身」「女性セブン」「日経トレンディ」とか・・・
これは、とんでもなく強力なマーケティングです。
ただ、一つ勘違いしてほしくないことがあります。
TVや雑誌を利用したと言うと、悪いイメージがありますが、そうではないんです。
良いものを作っているという大前提があります。
なので、言ってみれば、TVや雑誌で「バズる」状態になったのではないかと思います。
一つの番組で取り上げたら、スッゴイ反響があったので、他の番組もどんどん取り上げていったみたいな。
雑誌も同じ感じだったと思います。
商品がダメだったら、いくらCMをだしても長期的に売れないですからね。
広告宣伝主義に関しては、推測がだいぶ入ってしまいましたが、方向は多分あってるのではないかと思います。
まとめます。
桃屋の小出雄二社長が、『カンブリア宮殿』に出演されて、桃屋の企業理念とか、新しい商品について話をします。
企業理念は、良品質主義と広告宣伝主義の二つ。
これを軸にして、ドンドン伸びてきている桃屋です。
4年後の2020年には、100周年が待っていますので、何か大きな手を打ってる区かもしれません。
今回の『カンブリア宮殿』も、その一環かも知れないですね。
以上、『カンブリア宮殿』に出られる桃屋の小出雄二社長についての記事でした。
桃屋の商品についての記事は→「トムヤムクンの素とは?」
『カンブリア宮殿』に出られた他の方に記事もありますので、ぜひご覧ください。
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