9月26日の「たけしの家庭の医学」で、「内臓脂肪を減らすには?」が放送されました。番組で紹介される秘訣は、海藻の「ぎばさ」または「あかもく」を毎日取ることだということです。一般的な内臓脂肪の減らし方も紹介します。
「たけしの家庭の医学」で紹介されたものは?
「たけしの家庭の医学」では、東北地方で食べられてる「ぎばさ」またの名を「アカモク」という海藻が紹介されました。ぎばさ(アカモク)の中に含まれてるフコキサンチンという物質が、内臓脂肪に良いということでした。番組で紹介されたのは岩手県でしたが、ぎばさ(アカモク)は全国で作られています。
最後のものだけ乾燥ものです。湯通しして刻んで食べることができます。
美味しい食べ方は、納豆に入れたり、そうめんに入れたり、納豆、みそ汁などにいれて食べたりするようです。そのままご飯にかけてめんつゆやお醤油をかけてもおいしいということです。
ちなみに、初めに予想していたのは、ガゴメ昆布でした。
内臓脂肪を減らすには!
内臓脂肪は普通預金と同じで、定期預金といわれる皮下脂肪よりも減らしやすいといわれています。効果的に内臓脂肪を減らすには、次の3つのことがよく言われています。
- 内臓脂肪を減らす食事
- 内臓脂肪を減らす運動
- 内臓脂肪を減らすサプリ
ひとつずつ見ていきます。
内臓脂肪を減らす食事
内臓脂肪を減らす食事とは、
- 3食バランスよく食べる
- 食べ過ぎない
- 油ものを控える
- 休肝日をつくる
などですね。つまり、朝昼晩を和食中心で食べていくことが近道ということです。
さらに、具体的に食べた方が良いといわれてるものもあります。
などです。飲み物としては、
- 低脂肪乳
- コーヒー
- 緑茶
- 杜仲茶
- ローズヒップ茶
などです。
一般的に、脂肪の代謝を良くする栄養素としては、
- 食物繊維
- EPA
- L-カルニチン
- ビタミンB
- リコピン(トマト)
- カフェイン(コーヒー)
- クロロゲン酸(コーヒー)
- カルシウム
といわれています。毎日の食事に、この栄養素を多く含むものを取り入れていくことで、食事の面から脂肪を減らすことができるということです。
さらには、酵素ドリンクなどをつかった置き換えダイエットや、糖質制限をしていくことで、効果的に脂肪を減らすことができます。ただ、その場合は、極端に行うと、逆に体を壊してしまいますので、徐々にやっていくことがたいせつになります。
例えば、糖質制限をするのでしたら、とりあえず、今までの半分にしてみるとかいったかんじです。おやつはフルーツと無糖のヨーグルトをお勧めします。フルーツは、脂肪になりにくいのでお勧めです。なので、朝食をフルーツだけにしてもいいです。
まずは、揚げ物や油ものを少なくしてく事です。特にフライとか、カツ丼、ラーメンは大敵ではないでしょうか。
内臓脂肪を減らす運動
内臓脂肪を減らす運動は、有酸素運動です。有酸素運動とは、
- ウォーキング
- ジョギング
- インターバル速歩
- 水泳
などです。毎日でなくともよいので、1週間に4回ほど、30分くらいの有酸素運動をお勧めします。しかも、激しくはなくていいです。ちょっと「ハァハァ」するくらいの運動で、効率よく脂肪は燃えてくれます。
さらに筋トレをすると、効果が上がります。筋トレは無酸素運動と呼ばれるもので、直接脂肪を使ったりはしないのですが、筋肉の量が増えることで、基礎代謝を上げてくれます。基礎代謝とは、普段生活していくうえで、自然に脂肪などをエネルギーに変えて行くことです。基礎代謝が増えることで、内臓脂肪などを効率よく使って行ってくれますので、筋トレもできるだけした方が良いと思います。
内臓脂肪を減らすサプリ
内臓脂肪を減らすサプリとしては、市販のもので
- 防風通聖散
- 扁鵲(へんせき)
- ナイシトールZ
- ラクトフェリン
- ガセリ菌SP-1
などがあります。ただ、これは飲めば痩せていくようなやせ薬ではないので、普段の食生活をしっかりしたり、有酸素運動をしたうえで使って行かないと、全く効果はないと思ってください。あくまでもサポートといった感じで飲むことがたいせつだと思います。特に、市販されていないものは高いものが多いですし、高価になればなるほど、それに頼ってしまいがちになりますので、まずは、食生活の見直しと有酸素運動をすることをおすすめします。
皮下脂肪より内臓脂肪が怖い?
内臓脂肪を減らす方法を見てきましたが、なぜ、内臓脂肪を減らさなければいいけないのか?をカンタンに説明します。一言で言うと、
生活習慣病にならない
ということです。内臓脂肪が適度にある場合と、大量にあってメタボと診断される場合では、生活習慣病になるリスクが2倍になってしまうといわれています。わたしも、健康診断で聞いたときにはびっくりして、すぐに、運動や食事に気を使うようになりました。
生活習慣病とは、
- 糖尿病
- 高血圧
- 高脂血症
- 動脈硬化
などです。内臓脂肪からは、アディポサイトカインという物質が出ています。アディポサイトカインは本来、脂肪細胞から分泌され、脂質代謝や糖代謝を円滑にする働きをする生理活性物質をいいます。内臓脂肪が増えて、アディポサイトカインがふえると、今までの働きが過剰になって、高血糖、高血圧、脂質異常を引き起こします。さらには、長寿ホルモンと言われてるアディポネクチンの量が減ってしまいます。アディポネクチンは、動脈硬化を抑制したり、インスリンの効き目を良くして血糖値を下げる役目をしています。
その結果、病気になってしまうといわれていました。
ところが、内臓脂肪ではなくて、最近では、異所性脂肪というものの方が怖い事が分かってきました。内臓脂肪とは違って、脂肪が、心臓、肝臓、膵臓、筋肉などに直接たまってしまうのが異所性脂肪です。その異所性脂肪は直接、内臓に毒性の影響を与えることが分かってきました。内臓脂肪よりも、こちらの異所性脂肪を早く減らさないといけないということです。減らし方は、内臓脂肪と同じ、食事制限と有酸素運動です。
じつは、内臓脂肪は多少あった方が良いという事が、自治医科大学の調査で判ってきたんです。
かんたんにいうと、小太りの人と、普通の人、やせすぎの人をくらべると、いちばん長生きできるのが、小太りの人だということです。次は、普通の人で、なんとやせすぎの人がいちばん早く亡くなってしまうということでした。
これは、内臓脂肪からでてるアディポサイトカインの中のひとつに、TNF-α(腫瘍壊死因子)というのもがあるからだといわれています。日本の亡くなる人の原因のトップはガンです。そのガンをやっつけてくれるものを、内臓脂肪が出してくれているんです。
もう、お分かりになったと思いますが、40歳を過ぎたら、高血圧、糖尿病、動脈硬化にならないくらいに、少し内臓脂肪をためておいた方が長生きできるということです。
そのカギは、BMIが25+αの間にいることです。BMIは
体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
で計算した値です。通常、25~30は、太り気味といわれる範囲ですが、そのあたりにいることと、コレステロール値や血糖値が通常の範囲以内にいることで、健康に長生きできるのではないかとわたしは考えています。
なので、内臓脂肪の減らし方を紹介してきましたが、極端におとすのではなくて、ある程度残しておいた方が良いのではないかと思います。
ただ、毎回計算したりするのも面倒くさいですし、内蔵脂肪がどのくらいあるのか、はっきりわからないと思います。最近では、体重計とセットになって、脂肪の量、内臓脂肪の量を計ってくれるものが安く発売されています。その中でもわたしが気に入ってるのはこれです。
安心のタニタ製で、これ一台で、体重や体脂肪率はもちろん、BMI(肥満率)、内臓脂肪率、体内水分率、筋肉量、推定骨量、BMR(基礎代謝)が計れてしまいます。しかも、Bluetooth 経由でスマートフォンで管理することができます。お風呂上りに、この上に乗るだけでデータがとれますし、内臓脂肪の量もわかりますので、すごい優れものです。実際の数字が出ないとなかなか実感できませんが、こういうものがあれば、モチベーションを維持することができるのではないでしょうか。
まとめます。
「たけしの家庭の医学」で、内臓脂肪を減らすための食材を紹介してくれました。内臓脂肪を落とすには、ぎばさ(アカモク)をとることと、運動することです。
さらに、内臓脂肪は悪いことをしてるだけではないこともわかっていただけたでしょうか。もちろん、大量の内臓脂肪は、生活習慣病の原因ですからなるべく少なくした方が良いです。ただ、内臓脂肪からは、ガンをやっつけてくれる物質を出してくれているので、適当に内臓脂肪があった方が、長生きできると言われ始めています。
それよりも怖いのが、異所性脂肪と言われてるもので、心臓の周りにたまってるものを、特にエイリアン脂肪と呼ばれています。
異所性脂肪も、適正な食事と有酸素運動で落とすことができますので、コレステロール値、中性脂肪値、ALT(GPT)の値が高ければ、なるべく早めに行動を起こすことで改善していくと思います。
40歳前までは、内臓脂肪の少ない普通の体型、もしくは筋肉タイプの大家でも良いのですが、40歳を過ぎて、今後の人生を考えられたら、すこし小太り体型に移行していってもいいのではないかと思います。
そのためにひつようなのは、定期的な健康診断です。血液検査で、正常値の間にいることがたいせつになってきますので、面倒くさがらずに行かれることをおすすめします。とくに、糖尿病は、なってからでは治らないといわれていますので、はやめに見つけていくことが長生きの秘訣だと思います。
以上、内臓脂肪を減らすために、ぎばさ(アカモク)をとることと運動する方法を紹介しました。
他にも、からだに関する情報があります
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