南原竜樹(マネーの虎)がしくじり先生に!借金100億から年商100億へⅤ字回復!

40代からの仕事

「マネーの虎」に出ていた南原竜樹社長が、9月26日の「しくじり先生」に出演されます。

南原竜樹社長は、「マネーの虎」出演の後、取引会社倒産の余波で借金100億円になって、ご自身の会社や資産が全てなくなってしまいました。それから10年経った今、年商100億から1000億を目指すところまで見事に復活されてます。南原竜樹社長の経歴や経営手法、しくじった内容をまとめました。

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南原竜樹社長の経歴

南原竜樹社長は、

  • 1960年5月29日生まれの56歳
  • 岡山県出身
  • 愛知工業大学卒業

南原竜樹社長は、1983年、愛知工業大学の卒業旅行でドイツに行かれました。小さいころから車好きの南原竜樹社長は、古城めぐりなどせずに車のディーラーや販売会社を回っていたそうです。

そこで、びっくりしたのは、ドイツの車の価格だと話されています。1983年(昭和58年)の頃ですから、まだ外車もあまり走っていなくて、価格もメチャクチャ高かったんです。

ですが、ドイツでは、一般に乗られている車だったので、かなり安かったんです。

その話を日本の友人に、ドイツから電話で話すと、「買ってきてくれ」と言うことになって、外車の輸入販売の事業が始まってしまったんです。つまり、大学の卒業旅行の時に、起業をされたんです。

その後、日本で契約をとってから外国に行って車を仕入れてきて販売するという仕事をしていき、1988年2月にオートトレーディングルフトジャパン株式会社を立ち上げられました。

1985年のプラザ合意のおかげで円高になり、さらにその後のバブル期到来で、かなり売り上げを伸ばして、年商55億から最大時100億円まで伸ばしていました。

2001年には、アルファ・ロメロ、2002年にはイギリスのTVR、AC cars、2003年に、イギリスのロータス、MGローバーの輸入権を手に入れました。

しかし、2005年にMGローバーが破たんして、その余波をもろにくらってしまいます。当然、破たんしたメーカーの車は売れなくなるのですが、南原竜樹社長は、かなりのローバーの在庫を抱えていたそうです。

それを半額で処分しないといけないのと、当時、30億円の銀行からの借り入れがあったんですが、銀行からの取り立てがきつくなってしまったそうです。

毎月1億円を返さないといけなくなって、全ての資産を売り払って、社員も263名、全員を解雇して、すべての借金をなくすことができたそうです。

その為、住んでいたマンションも売ってしまったので、公園のベンチやバス停のベンチで寝ていたそうです。つまりホームレスですね。

そうなってから、バスの運転手をやろうとしていたのですが、年齢が45歳だったことで断られて、ふたたび起業されることを決意されたそうです。

初めに考えられたのは、人材派遣会社でした。小さなオフィスだけで仕事になるので、おばさん達を集めて、派遣業務を始められたそうです。

南原竜樹社長のネームバリューですぐに事業は成功して、中古車売買支援の会社、肉体改造を行うパーソナルジム「Livito」、沖縄でレンタルカー事業、出版関連会社、飲食店事業など多くの事業を手掛けて、昨年には、年商100億円を超えています。5年後くらいには、年商1000億円くらいを考えられているようです。

ちなみに、2015年に銀座一丁目に「ドミニク・ブシェトーキョー」をオープンさせて、早くもミシュラン東京2016で二つ星に輝いています。

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南原竜樹社長の講演映像

マネーの虎時代時には、「冷徹な虎」と言われていて、その分析力や、的をついたアドバイスなどで、南原竜樹社長は恐れられていました。

いまでは、セミナーや講演で仕事についてアドバイスされています。

南原竜樹社長の言ってることは、他の方たちよりも的確で、すごい当たり前のことを話されているのが分かると思います。というか、TVに出てるから、面白くするために話そうとしてるのではなくて、相談に来た人の人生や、考え方などを本気で考えてだしている答えだと思いました。

現在、若手育成起業塾のようなもので、南原竜樹社長の経営手法は勉強することができるし、アドバイスももらえます。

さらに、投資もしてもらえるようです。もちろん、南原竜樹社長だけでなく、まじめに起業家を支援しようとしてる経営者、コンサルタントも加わっていますので、もしも、起業の考えがありましたら、そこに応募してみるのも良い方法だと思います。主宰はDMMですので、変な会社ではないですので、安心してください。⇒ DMM Lounge

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南原竜樹社長の本。

南原竜樹社長は本も出されています。

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しくじり先生でのお話し

南原竜樹社長が話してくれたしくじり行動は、部下との接し方でした。部下との接し方がとてもまずかったので、ローバーが倒産した後に、助けてくれた社員が263名中4名しかいなかったそうです。

南原竜樹社長は、働いている社員の事を「働いてもらってるのではなくて、はたらかせてやってる」と思っていたとはなされました。さらに、「社員は私の思い通りに動く駒」「24365部隊(24時間365日働けという意味)」と呼んでいたんだと話されました。そこで、南原竜樹社長がとったしくじり行動ベスト3は、

  • 部下を絶対に褒めない
  • 部下の意見は間違いだと決めつける
  • 部下のプライベートを無視して出張命令を出す

当時の南原竜樹社長は部下の事を全く考えない、仕事人間だったそうです。そんな自分の事を「ストイックな俺、カッコイイ」と思っていたそうです。それをリーダーズハイと言うそうです。リーダーズハイの例として、

  • ママともリーダー(ママ友を仕切る)
  • 元部活リーダー(部活終わっても来る)
  • バイトリーダー(バイトのくせに店を仕切る)
  • 女性リーダー(合コンを仕切る)

南原竜樹社長がやっていたリーダーズハイによる部下に嫌われる行動ベスト3は、

  • 一人でしゃべる自分に酔いしれる
  • 遊んでる社長をバカにする自分に酔いしれる
  • 部下が帰りにくいオーラをだす自分に酔いしれる

ただ、当時、年商100億円だったので、部下は何も言えなかったそうです。

その時の南原竜樹社長の具体的な行動は、デパートの袋に1億円を入れて持ち歩いていたり、イギリスのブレア首相と食事をされてたそうです。女王陛下にも招待された事もあったそうです。当時、イギリスの車の輸入販売で巨額の金額を扱っていたので、イギリスにとって、VVIP(ベリーVIP)だったそうです。なので、イケイケドンドンの社長で、社員もついていったようです。

そして、2005年、ローバーが破たんして、年商100億円から損失100億円になって連鎖倒産のようになってしまったと話されました。そして、再建を果たそうとしていたときに、心境が変わったそうです。

ローバーの破たんを聞いてから頭の中にずっとあった考えは、「全社員を路頭に迷わさせてしまう」ことだと話されました。

ただ、ある日、南原竜樹社長の机の上に「男の引き際」という本が置かれていたそうです。この本がきっかけで、社員263名全員解雇を決めて、1ヵ月前に、解雇予告をしました。

この時、破たんから解雇まで5週間だったそうです。その時、解雇された社員が同じような車販売会社に転職していったのを見て、「無能と思っていた社員は皆有能だった」と気づいたといいうことです。

その後の南原竜樹社長の生活は、

  • ネットオークションで会社の備品を売って日銭を稼ぐ
  • 1日1個の菓子パン
  • 求人誌で職探し

などをされていましたが、面接に行くと、南原竜樹社長だということがばれて、必ず、「マネーの虎に出ていた社長は使いづらい」「乗っ取られる」などの理由で断られたそうです。結局、最後にはホームレス生活になりました。

人生を大きく変えた転機が訪れたのは、かつて南原竜樹社長がバカにしていた遊んでいる社長が助けてくれた時だそうです。

かつての狭い視野を反省して、もう一度チャレンジしようと決心されたそうです。その社長にお願いして、狭い事務所を借りて、人材派遣の会社を始めました。家賃は1年後に一括払いにまけてもらったそうです。

その時に、信じられない事が起きたそうです。

それは、以前解雇した263名の中の4人の社員が、戻ってきてくれたことです。社員を信頼しない、バカにしていたにもかかわらず、その4人は戻ってきてくれて、ものすごい感謝をしたそうです。

番組の中では、その時のことを思い出して、涙ぐまれていました。

その時に、これからは社員を信頼しようと思ったそうです。自分本位な経営は辞めて、みんなの意見を尊重する経営方針に替えて、今では、人材派遣から、レンタカー、出版、飲食店など6事業まで拡げて、社員数3000人、年商100億円にまで回復されています。

もうちょっとしたら1000億円にすると話されていました。

それを聞いた瞬間、それまで、ホームレスとか、狭いアパートで頑張ってる南原竜樹社長を想像して授業を受けてた芸の人の方は皆飛び上がって、「やっぱり虎だ~!」って、驚いていました。

番組では、普段の南原竜樹社長の映像を流していました。社員のインタビューでは、

  • 冷徹な虎とは全く違う
  • 話しやすい
  • 笑顔でコミュニケーションをとってる
  • 社員を食事に誘う
  • 会議では何も言わずに、社員の意見に耳を傾ける
  • 社員のアドバイスを聞き、意見を取り入れる

など、みなさん笑顔がきれいでした。

南原竜樹社長はVTRの後に、「楽しく働ける会社を目指している」「今が楽しい」と話されましおた。改めて気づいたこととして

  • 社長にとって、社員は一番の財産である
  • 大きな成功のカギは部下を信頼する覚悟

と話されていました。

昔の南原竜樹社長は、千手観音方式で、全てを自分でやるのが当たり前だし、カッコイイと思ってたんですが、今の仕事は、如何にみんなに頑張ってもらえるのか、その土俵を創るのが仕事だと話されていました。

本当に素晴らしい授業でした。授業に出ていた芸能人の方も拍手喝采でした。改めて南原竜樹社長の凄さを身に染みて感じて、南原竜樹社長の書かれた本を読んでみたくなりました。

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当サイトでは放送されたそれらの番組の気になったところを抜粋して記事にしています。気になったタイトルをクリックしてお読みください。

コメント

  1. ひろこ より:

    誤字だらけじゃん!

  2. ゆる より:

    俺も番組見たが感動した。
    人間間違う事はあるが、それを認めて反省して改める事は口で言うほど簡単ではない。
    本当にすごい人だ。

    • とし米山 慎吾 より:

      コメントありがとうございます。
      本当にそうですよね。ゆるさんの言うとおりです。私も感動しました。

  3. もろはし より:

    破綻前は年商100億で従業員が260名くらいと言ってたと思いますが、
    現在年商100億に復活したものの、従業員が3000人もいるんですよね。
    出演者みんな、これだけの人が集まっていることに驚いてましたが、
    いったい給料いくら払ってるんでしょう。ずいぶん安い給料で頑張ってもらってるんですね。

    • とし米山 慎吾 より:

      コメントありがとうございます。
      取り扱う商品が全く違うので何とも言えませんが、気になるところですね。

  4. みお より:

    番組を観てなくて、動画でも探そうかと思っていおりましたが、この記事で内容が十分わかり動画探しをやめました。
    バカな私でも理解できるような書き方に感謝いたしております。
    動画探しや視聴などで時間を無駄にしないで済む内容の記事を書いて下さってありがとうございました。お礼まで。

    • とし米山 慎吾 より:

      コメントありがとうございます。
      そんな風に言ってもらえて、とてもうれしいです。
      逆に感謝いたします。ありがとうございます。

  5. 解雇された者の身内 より:

    解雇された人はどうなったんだろう
    少なからず人生に影響が出たのではないか、新たに3000人も社員を雇えるなら、解雇した社員に声を掛ける努力をしていれば、もっと凄い人と思えるのに・・・

  6. 匿名 より:

    人は変われるということを知ることができた。
    小学館の編集部に見せてやりたいくらいだ。

  7. より:

    小学館の編集部もこれ見てやり方をかえてほしい。

  8. 匿名 より:

    すごい