「おんな城主直虎」のキャストや相関図、1話のあらすじ、感想などをまとめました。「おんな城主直虎」は、柴咲コウさん主演の56作目のNHK大河ドラマで、「真田丸」よりも少し前のお話です。
各話のあらすじ
- 1話のあらすじ
- 2話のあらすじ
- 3話のあらすじ
- 4話のあらすじ
- 5話のあらすじ
- 6話のあらすじ
- 7話のあらすじ
- 8話のあらすじ
- 9話のあらすじ
- 10話のあらすじ
- 11話のあらすじ
- 12話のあらすじ
- 13話のあらすじ
- 14話のあらすじ
- 15話のあらすじ
- 16話のあらすじ
- 17話のあらすじ
- 18話のあらすじ
- 19話のあらすじ
- 20話のあらすじ
- 21話のあらすじ
- 22話のあらすじ
- 23話のあらすじ
- 24話のあらすじ
- 25話のあらすじ
- 26話のあらすじ
- 27話のあらすじ
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「おんな城主直虎」のキャスト
井伊家
- 井伊直虎(次郎法師) 柴咲コウ
- おとわ 新井美羽、直虎の幼少期
- 井伊直平 前田吟、直虎の曽祖父
- 井伊直盛 杉本哲太、直虎の父
- 千賀 財前直美、直虎の母
- 新野左馬之助 刈谷俊介、千賀の兄で今川家の家臣で目付として移り住む
- 井伊直満 宇梶剛士、直虎の大叔父(祖父の兄弟)
- 井伊直親 三浦春馬、直満の息子、直虎のまたいとこでいいなずけ
- 亀之丞 藤本哉汰、直親の幼少期
井伊家家臣
- 小野政直 吹越満、筆頭家老
- 小野政次 高橋一生、政直の息子
- 鶴丸 小林颯、政次の幼少期、直虎の幼馴染
- 中野直由 筧利夫、重臣
- 奥山朝利 でんでん、重臣
龍潭寺(菩提寺)
- 南渓和尚 小林薫、住職
- 傑山 市原隼人、武闘派の僧
- 昊天 小松和重、頭脳派の僧
今川家
- 寿桂尼 朝丘ルリ子、今川家を大きくした人物
- 今川義元 春風亭将太、井伊家の主人
- 今川氏真 尾上松也、義元の息子
- 龍王丸 中川翼、氏真の幼少期
- 佐名 花總まり、井伊直平の娘、今川家の家臣・関口氏に人質として嫁ぐ
- 築山殿 菜々緒、佐名の娘、後の徳川家康の妻
- 瀬名 丹羽せいら、築山殿の幼少期
- 徳川家康 阿部サダヲ
その他
- あばら家の男 ムロツヨシ、後の瀬戸方久、豪商となって井伊家の財政に影響を与えます。
「おんな城主直虎」の相関図
13話からの相関図です。
12話では、おとわから次郎法師になって、井伊家の男性がほとんどなくなってしまいます。13話で、今川家にとらわれていた小野但馬守政次(高橋一生)が、今川家の目付を3名連れて戻ってきました。しかも、今川氏真の命令により、小さい虎松の後見人になろうとしている時に、次郎法師が、還俗して井伊直虎となって井伊家の領主になると宣言します。
井伊家は、奈良時代の前から続く家系だと最近の研究で言われています。つまり、織田家、今川家よりもかなり昔からある由緒正しい家柄だと言われています。それが、井伊直虎の父親の井伊直盛の時代に、桶狭間の合戦で、今川義元に味方したために、井伊家の男性が全員亡くなってしまいます。そこで、1000年以上続く家督を守らなければいけないと、立ち上がったのが、井伊直虎です。女性で、幼馴染が亡くなってしまったと思ったことから出家していましたが、還俗しておんな城主になりました。
その後、はとこにあたる井伊直政を、徳川四天王と言われるまでに育てたものすごい女性です。井伊直政は、群馬県高崎市、滋賀県彦根市の発展の基礎を築いたとされている人で、徳川家大名の筆頭です。戦国時代におんな城主は珍しいのですが、今川家を大きくした、寿桂尼(朝丘ルリ子)や、筑後の立花ぎん千代などがいます。そんな中でも、井伊直虎は、その功績よりも名声が低かったような感じです。
「おんな城主直虎」は、そんな井伊直虎の生涯をおっていきます。
実は、NHK大河の一番初めのドラマは、1963年(昭和38年)の「花の生涯」です。主人公は、井伊直弼。桜田門で有名な江戸時代の大老です。演じたのは、二代目尾上松緑です。このドラマがヒットしたおかげで、大河が50年以上も続いています。なんとなく、因縁めいたものを感じてしまいます。
1話から12話までの相関図です。
おとわは、井伊家の本家です。前田銀さん演じる直平の長男が、この時すでに亡くなっている直宗で、次男が宇梶剛士さん演じる直満です。亡くなってる長男の直宗の子供が杉本哲太さん演じる直盛で、子供が女子のおとわしかできなかったんです。なので、おとわが幼心に領主になると思ってたと、ドラマの中で話します。
直満は分家で、その子が亀之丞、三浦春馬さん演じる後の直親で、鶴丸、高橋一生さん演じる後の政次は、部下の子供だったわけです。この3人を巡る物語が、「おんな城主直虎」です。
1話の初めから、直虎を助けてくれる人のなかに、南渓和尚(小林薫)がいます。実は、史実では養子ですが、井伊直平(前田吟)の三男なんです。なので、おとらと亀之丞をたすけてくれますし、ずっと井伊家を見守り続けて行ってくれる人なんです。
「おんな城主直虎」1話のあらすじ
ここから先はネタバレが含まれます。読みたくない人は、次をクリックしてください。⇒スタッフまでジャンプ!
天文13年(1544年)遠江の国、井伊谷(いいのや)。
おとわと鶴丸と亀之丞は、幼馴染の遊び友達でした。その中でもおとわは、やんちゃで男勝りの女の子でした。この3人は、龍潭寺(りょうたんじ)で勉強を教わり、遊んでいました。
井伊家は、今川家に戦によって従属されてからまだ日が浅いので、今川家に対して反抗する気持ちが高く、筆頭家老の小野和泉守政直(吹越満)だけが今川よりの考えをしていました。
ある日、今川からおとわに婿をもらう話を小野政直が持ってきますが、井伊直満(宇梶剛士)が反対を押し切って、自分の息子の亀之丞とおとわの婚儀を決めます。このままだと井伊家を乗っ取られてしまうと思って、亀之丞を井伊家の当主にするつもりでした。おとわも納得しました。
婚儀が決まると、井伊直満があるところに書状をだしました。小野和泉守がそれを察していて間者を放って奪い取りました。
数日後、井伊直満が今川義元に駿府まで呼びつけられました。
一方、おとわの周りに変なことが起きてると南渓和尚(小林薫)に相談すると、それは竜宮小僧ではないかと言われます。3人は竜宮小僧探しに躍起になります。ある洞窟の中に入っていくと、遺体が一つ転がっていました。井伊直満が書状を持たせた山伏でした。和尚は急いで寺に戻りました。3人が家に帰ると、駿府から井伊直満の首が届けられたところでした。直満が北条宛に出した書状が今川義元の手に渡っていたんです。その手紙で呼びつけられたんです。小野和泉守の仕業でした。
鶴丸が家に戻ると、すでに小野和泉守は知っていました。鶴丸は自分の父親が今川に直満を売ったことに気が付きました。
その夜、井伊直平(前田吟)が居城からやってきます。売ったのは小野和泉守だと薄々感ずいていて、今川から亀之丞の首も差し出せと言ってきているので、それを阻止するためでした。
井伊直盛と南渓和尚が共謀して亀之丞を隠しました。今川義元の部下がが感づいて、亀之丞を屋敷や龍潭寺のなかをさがしはじめます。おとわが亀之丞のかっこうをして山の中をさまよって、探し手をかく乱しました。
(⇒ 2話のあらすじ)
「おんな城主直虎」のスタッフ
「おんな城主直虎」のスタッフは、
- 脚本 森下佳子
- 演出 渡辺一貴、福井充広、藤並英樹
脚本の森下佳子さんは、1971年生まれの45歳の脚本家です。東京大学文学部卒業されて、OLの傍ら、シナリオセンターで学ばれて、2000年の「平成夫婦茶碗」で脚本家デビューされました。代表作は、
- 世界の中心で、愛をさけぶ
- JIN
- ごちそうさん
- 天皇の料理番
- わたしを離さないで
- 映画「こち亀」
などです。森山恵子さんはインタビューの中で、離されています。
世の中はとかく、AかBか選択肢はどちらかしかないというふうに語られ、追い詰められることが多くなっている気がします。でも、AかBかで納得がいかなかったら、CかDを探せばいい。彼女にはそういう発想があったのでしょう。城主として敵との人間関係や駆け引きも勝負どころになってきます。敵といっても必ずしもあからさまな敵とは限りません。さらに敵でいながら敵ではない部分があったり、あるいは状況が変わって敵ではなくなるといったことが、ばたばたと起きるのが戦国時代です。そんな生々しい駆け引きが必要な状況を直虎がどう切り抜けていくのかというのも見どころです。答えは一つではない。だから、みんな粘ろう、考えよう、頑張ろうといったことをメッセージとして伝えていきたいと思っています。(出展:番組HP)
今までの大河は、どちらかというと国盗り物語的な、日本をどうにかしようという物語が多かったです。この「おんな城主直虎」は、そういう方向とはちょっと違うような気がしいます。大きな日本の中で、何とか井伊家を守っていこう、そのためにはいろんな手を使って粘って頑張っていこうということを書かれていくと思います。言ってみれば、閉そく感が漂ういまの日本の中で、「何とか生き延びていこうよ」と言ってる中小企業の社長みたいな感じではないでしょうか。そのためには、直虎の様な女性的な、柔軟性のある考え方がとても大事のような気がします。
演出の3人の中のひとり、渡辺一貴さんの代表作は、
- まれ
- お葬式で会いましょう
- 平清盛
- 龍馬伝
など、大河も何度かとられています。
福井充広さんは、
- 愛おしくて
- 全力離婚相談
- 太陽の罠
- 恋するハエ女
などを撮られています。
藤並英樹さんは、
- とと姉ちゃん
- 軍師官兵衛
- 夫婦善哉
- 純と会い
- てっぱん
などを撮られています。
「おんな城主直虎」の感想
1話では、かなり子役たちに対する評価が高かったです。3人とも、成長するとそうなるだろうな~って言うのが想像できましたし、一生けんめい演技しているのがツタ話てt来ました。特に、高橋一生さんの幼少期の鶴丸役の小林颯くんは、絶賛されていました。いかにも高橋一生さんらしくて、もの悲しさと頭の良さとイケメンぶりが多くの人の共感を呼んでいました。
やはり、今回の大河は、高橋一生さんがどれだけ出てくるのかにかかってるのかもしれません。そして、まだ出てきていませんが、菅田将暉さんがどんな演技をするのかにかかってくると思います。一応、柴咲コウさんの女大河と言われていますが、意外に、その二人の大河になるかもしれません。かなりおもしろくなると思いますので、録画をしながら見ていきたいですね。
以上、NHK大河「おんな城主直虎」のキャストや相関図、第1話のあらすじなどの情報でした。
他にも面白いドラマがあります。
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