おんな城主直虎

おんな城主直虎の26話「誰がために城はある」のあらすじ(ネタバレ)と感想!

おんな城主直虎

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「おんな城主直虎」の26話「誰がために城はある」のあらすじ、感想です。徳川家康に材木を流してしまったことで今川氏真の怒りを買ってしまいますが、龍雲丸の助けを得て、材木を取り返して氏真の怒りを静めることができました。


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「おんな城主直虎」の今までのストーリー

遠江の国の井伊谷で、城主の娘のおとわ、分家の嫡男亀之丞、筆頭家老の嫡男鶴丸は、年も同じくらいでとても仲良く暮らしていました。遊びも、勉学もいつも一緒の三人でした。その三人がいる井伊谷というのは、浜名湖のチョット北、今の静岡県と愛知県のちょうど間にあって、織田家と今川家の境目に位置していました。1000年以上も前からその地を井伊氏が納めていましたが、1500年ころ、強大にな今川家に攻め込まれて今川家の家臣として使えることになります。なので、井伊家にとってはかたきも同然なのが、井伊家でした。筆頭家老の小野家は、今川家の目付として井伊家を見張っていたために、周囲からは良く思われていませんでした。鶴丸の父親の小野政直は、亀之上の父親の直満の裏切りを今川家に密告します。直満は切腹させられ、亀之丞は信州の山の中に逃げ、おとわは出家をします。

ときは立ち、おとわが大人になると、亀之丞は信州から戻ってきて直親と名乗り今川家より帰参を許されますが、今川家の罠に引っ掛かって駿府に向かう途中に討たれてしまいます。さらに、戦が続いて井伊家には男の後継者がいなくなってしまいます。次郎法師と名乗っていたおとわは、直虎と名をあらためて井伊家を継ぐ決意をします。鶴丸は政次と名乗り、小野家を継いで家老となっています。政次は本心を隠して、周囲には悪者だと思われながらも井伊家を守ろうとしていました。直虎は、方久(ムロツヨシ)という商人を部下にして、井伊谷を豊かにしようと、綿をつくったり種子島をつくったりしようとしています。

そこに、直親の娘と名乗る少女、高瀬(髙橋ひかる)がやってきました。政次は武田の間者だと言いますが、少女が口ずさむ鼻歌を聞いて直親の娘だと確信した直虎は、姫として迎え入れます。綿の収穫から綿布が出来上がってきた事を聞いた直虎は、売るために、気賀という村にやってきました。中村与太夫(本田博太郎)という気賀を仕切ってる商人に綿布の卸先を聞いた後、スリに会って直虎はつかまってしまいます。政次と直之によって直虎は無事に帰ってきましたが、方久から材木を売ることを進言されて、その盗賊団を部下にすることを思いつきました。盗賊団の頭の龍雲丸(柳楽優弥)は直虎の言葉を受け入れて、材木を切る手伝いをすることになりました。

直虎たちは、龍雲丸を部下にしようとしますが、龍雲丸から断られてしまい、気賀に帰っていってしまいました。そこでは、部下たちとよろず請負屋をやり始めて町のために尽くしているようでした。

直虎は、龍雲丸たちが切った材木を売りさばくことができましたが、その材木が今川と敵対している徳川家康に行くことがわかり、氏真から申し開きに来いといわれてしまいます。直虎は龍雲丸たちの助けを得て、材木を取り返すことができました。

「おんな城主直虎」26話のあらすじ

ここから先はネタバレが含まれます。読みたくない人は、次をクリックしてください。⇒感想までジャンプ!

 

26話「誰がために城はある」

三河に流れそうになった材木を取り戻して駿府の今川氏真(尾上松也)の前に積み上げた直虎は、申し開きが認められ謀反の疑いは晴れました。取り戻した材木は、今川に留め置けと言う指示が下りました。数日後、その材木は数日後、今川の手によって気賀に運び込まれました。

同じ頃、中村屋に気賀の有力な商人たちが集められていました。そこに、今川家の重臣大沢基胤(嶋田久作)の家臣が乗り込んでいきました。そして、気賀に城をつくるので銭と手筈を整えろと言って帰ってきました。その城は大沢が治めるということでした。そのことを知った龍雲丸が直虎の所に怒鳴り込んできました。

「これが井伊のやり方か!井伊の材木で気賀に城をつくるって話じゃねえか。しらばっくれんじゃねえよ」

と喚き散らしました。政次が

「元々築城の話はあった。井伊が進めたものでもなんでもない」

「じゃ、さっさと材木を買い戻せ。気賀に城を建てるなら材木は引き上げると今川にそう言え」

「言う義理はない」

「あの木を切ったのは誰だ。取り戻したのは誰だ」

「そのたびに銭なら払ってるはずだ。とにかくここでわめき散らしてもどうにもならない。文句があるなら駿府に言うことだ」

そう言われた龍雲丸は直虎に向かって問い詰めます。

「てめえも同じ考えか?」

「今川がすることに意をたてる力は、井伊にはない」

「何が世を変えるだ。てめえら、己を守る事ばっかりじゃないか」

と言って帰っていきました。

直虎は、いつもの井戸の所に行って政次に何とかならないかと聞くと

「お前はいったいどこの当主なのだ!最後にあの者たちが助けてくれたのは確かかもしれん。しかし、それは、奥村や直之、方久、皆がかけずりまわったうえのこと。その首は、そうやってやっとつながっておるのだ」

「さようなことはわかっておる」

「とにかく、これ以上あ奴らのために井伊を危うきにさらすのはおやめくださいませ」

 

気賀に帰った龍雲丸は中村屋に相談します。

「気賀は面倒だ、城をつくるのはやめようって思ってもらうしかないでしょう」

そういうと、龍雲丸はにやりと笑いました。その日の夜。材木に火がつきました。

直虎は、気賀に城が出来ればどうなるかを方久に聞きました。

大沢の家臣たちが直虎の所にやってきて、材木を用立ててもらいたいと言いました。気賀では、材木が焼かれて、銭も奪われ、牛なども盗まれているということで、このままでは武力で制圧しないといけないと言って帰っていきました。

それを聞いた直虎は、政次が止めるのも聞かずに直之を連れて気賀に行ってしまいました。政次は南渓和尚に相談しに行くと、

「それで結局行ってしまわれたか」

「殿はいつも、面倒な方に走って行かれる」

「しかし、結果自然に成るというしの。よいこともあるかもしれんぞ。目の前のいちいちに誠を持って取り組んで行けば、結果は、おのずとむすばれるということじゃ」

「良い結果であればよいのですが」

 

 

直虎たちが気賀につくと、以前の繁栄は見る影もなく荒れ放題でした。しかも、人々が出てきて「出て行け」と石を投げてきました。這う這うの体で中村屋に逃げ込むといきさつを聞きました。龍雲丸たちが城をつくる妨害工作を始めると、初めは殆ど築城反対で応援していましたが、城ができた後の旨みをあてにした人が増えてきて、町が半分に別れて戦うようになってしまったんです。

中村屋はどっちつかずでつまはじきにされていました。中村屋は大沢を迎え入れて、こちらの言い分も認めてもらうことが良いと言いました。それを聞いた直虎は、全員を集めるように中村屋に指示しました。

賛成派、反対派が集まって一つのテーブルにつくと、直虎は武力により気賀を治めることを考え始めてる、いずれは首をはねられると皆に言いました。そして、反対派の言い分を聞き始めました。

反対派は、今まで銭を払っていて、これから武家の目が厳しくなって商いがやりにくくなるのが嫌だと言います。そこで、

「では、城を築くことはのんでも良いのではないか?気賀にとって目障りなのは、城ではなくて、武家の目ということだろ。ならば、城を築くことと引き換えに気賀での商いをしばらぬよう、大沢殿に願ったらよいではないか。大沢殿も気賀がもうからぬようにならるのはありがたいことではなかろう。話し合う余地があると多分に思うぞ」

「確かに、城そのものはさして目障りではないかもしれぬ」

そのとき、賛成派がなぜここに呼び出されたのかをきくと、直虎は、賛成派は実はそういうことを考えていたんだと代弁しました。反対派は勘違いしていたことを詫びて、なかなおりしました。とりあえず城をつくることにして、大沢に談判することに決まりかけました。

すると、龍雲丸が

「よかねえでしょう。城があることの方がよほど災難じゃねえですか」

と言いだします。城があると気賀が戦場になってしまうといいます。「城なんてまっぴらだ」と言って龍雲丸はあばれもせずに、ここを出て行くと言って帰っていきました。直虎は、龍雲丸を追いかけて話をしました。

「そなたは出て行きたくないはずじゃ」

「どうでもいことだ」

「どうでもよくはない。いたずらに奪われることもなく、奪わずともすむ、そなたが心の奥底で望んでおる場所など、日の本にどこにもないぞ。己で作りださねば誰も与えてくれはせぬ。それが分かっておるから、龍雲党の旗を揚げ人をうけいれてきたのであろう。そなたはそなたなりに、気賀をそうしようと励んできたのではないか?ここで放り出してしまってよいのか。いきなり思い通りという訳にはいかぬ。だが地道に進ませていく手はあろう」

「俺の親は、城を守るって言って亡くなったんでさ。もう、先が見えてんのに。城は人を守るためにあんのに、そんなもんは要らねえんだ。」

「それは全く違うと思うぞ。城を逃げ込み命びろいしたものもあろう。城さえなければ助かるという話でもあるまい。守り切れるか否かも城主の采配しだい。城があるから悪いとは言い切れまい」

「じゃあ、あんたが城主をやんのか。やったところで濃が気の通りできるのか?できもしねえこと言ってんじゃねえよ」

そこに直之がやってきて井伊に戻ろうと告げました。直虎は井伊に帰って仔細を部下たちに話しました。それを聞いていた方久は「かーん」とないて

「むしろ、もっと関わるという手はございませんかね。このもめ事に係ることで、大沢さまの代わりに井伊が気賀に入るというように持っていくことはできませんかね」

「井伊が気賀にはいる?大沢殿の代わりにか?」

「どのみち武家の下に入らねばならぬとすれば、気賀のものは大沢様よりも井伊をと望むような気がします。その方が気賀の言い分も通りやすいと言うことはわかっておりますでしょうし」

「しかし、駿府がそんなことを認めるはずあるまい」

「難しいのはそこですよね。しかし、裏を返せば、難しいのはそこのみでございます。もし、駿府が認めるのならば、殿は、お受けになるつもりは?殿は気賀の城主をお受けになりますか?」

「そ、それは・・・」

(⇒ 27話のあらすじ

「おんな城主直虎」26話の感想

おもしろかったですね。直虎と政次の関係性がとてもいい感じになってきました。どこまでも民のことを考えて突き進んでいく領主と、それをブレーキをかけながら操っていくとブレーンです。徳川家と大久保彦左衛門とか、黒田官兵衛と羽柴秀吉、三国志の劉備と諸葛亮孔明みたいな感じでとてもよくなってる気がします。

武家の考え方と商人の考え方の違いも良く現れていました。特に、方久の最後の言葉はとても参考になりました。どうしても、わたしたちは普段生活していると武家の考え方になってしまいます。一つの方向からしか物事を見れなくなってしまう事が多いです。相手を弱らせるために塩を止める、それに背くものをとりしまる、逃げた商人を取り締まるために城をつくる、など、正攻法しか考えなくなってしまいます。それに反して、方久はいつもそれを利用する手段を考えだします。一番初めも同じような感じでまっとうな考え方はしませんでした。

南渓和尚も言っていましたが、答えは一つではないような気がします。正攻法の裏には別な方法がありますし、それを利用することもできます。何か問題が起きたら一つの解決方法ではなくて、幾通りもの手段をまずは考えてみることが大事なような気がしました。それを考えるためには、妄想とか想像の様な力で頭をつかっていくことが大事なんだと思いました。

ところで、史実からはだいぶ離れてきました。中村屋は商人として本田博太郎さんが演じられていますが、史実では今川家の中村氏という武家が気賀を収めていました。気賀は浜名湖の北側にある町で、東海道とは逆の道、姫街道と呼ばれる道が通っていました。東海道は川(海)を渡らないといけないので、女性や子供は北川の山道を通っていたそうです。そこで、商いが盛んになったようです。直虎が生きていた時は、中村氏が治めていたので直虎が治めると言う話は全くなかったと思います。

ですが、こんな感じで民や商人たちに好かれる領主がいたら面白くなっていたような気がしますね。

26話以外のあらすじ

「おんな城主直虎」のキャスト

井伊家

  • 井伊直虎 柴咲コウ
  • 祐椿尼(千賀) 財前直美、直虎の母
  • 虎松   寺田心、井伊直親(三浦春馬)の忘れ形見
  • しの   貫地谷しほり、奥山朝利の娘、虎松の母
  • 高瀬   高橋ひかる、直親の娘

井伊家家臣

  • 小野但馬守政次 高橋一生
  • なつ   山口紗弥加、政次の弟の故玄播の妻、奥山朝利の娘
  • 中野直之 矢本悠馬、中野直由(筧利夫)の息子
  • 奥山六左衛門 田中美央、奥山朝利(でんでん)の息子
  • 近藤康用(やすもち) 橋本じゅん、今川家目付
  • 鈴木重時 菅原大吉、今川家目付
  • 菅沼忠久 阪田マサノブ、今川家目付
  • あやめ  光浦靖子、新野左馬之助の娘
  • 瀬戸方久 ムロツヨシ、豪商
  • 弥吉   蔵本康文、方久の部下
  • 龍雲丸  柳楽優弥、元盗賊団の頭

龍潭寺(菩提寺)

  • 南渓和尚 小林薫、住職
  • 傑山   市原隼人、武闘派の僧
  • 昊天   小松和重、頭脳派の僧

今川家

  • 寿桂尼  朝丘ルリ子、今川家を大きくした人物
  • 今川氏真 尾上松也、義元の息子

松平家

  • 松平元康 阿部サダヲ、後の徳川家康
  • 築山殿(瀬名)  菜々緒、佐名の娘、後の徳川家康の妻

その他

  • 中村与太夫 本田博太郎、気賀の商人
  • 織田信長 市川海老蔵
  • 武田信玄 松平健

以上、NHK大河「おんな城主直虎」のキャストや26話のあらすじや感想でした。他にも面白いドラマがあります。

⇒ ハロー張りネズミ
⇒ 屋根裏の恋人

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福田 美喜夫

福田 美喜夫

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【神奈川県在住の45歳、システム工学、情報経営学を専攻後、現在はアクティブシンキングライターとして生活。休日は、サーフィンにキャンプ、遅くやってきた青春を謳歌中。】

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