2017年は猛暑なので、夏バテになりそう!っていう人も多いと思います。夏バテは、自律神経の乱れから来るといわれていますので、解消や予防には風呂に入ることと、食事の見直しが効果があります。そこで、夏バテの解消や対策、予防に効く入浴方法や食材をまとめました。
お好きな所からお読み下さい。
夏バテの症状
そもそも、夏バテとは、どういったものでしょうか。夏バテの症状と原因を見てみます。一般的な夏バテの症状や疾患は、
- 全身のだるさ
- 疲労感
- 食欲不振
- 無気力
- 夏風邪を引きやすい
だと言われています。
多くの人は食欲がなくなって、水分ばかり飲むことで、さらにだるくなってしまい、そして食欲がなくなるという悪循環に陥っています。
夏バテの原因
では、夏バテになる原因は何でしょうか。多くの医学系のサイトやTVでは、
- 自律神経の乱れ
- 水分不足
- 胃腸機能の悪化
の3つがメインの原因と言われています。それぞれ独自の原因ではなくて、密接に関係しています。汗をかいたり、暑いので、水分を多く摂りますが、それ以上に汗として出て行ってしまいます。さらに水分を補給するわけです。すると、水分がいつもより多くなることで、胃液が薄まって、胃腸機能の低下や、体温の低下を招きます。
エアコンの効いた場所に出たり入ったりすることで、さらに、体温調節の乱れが出てきます。それが、自律神経の乱れに直結してくるんです。自律神経が乱れると、体が休まる時がなくなって、疲労感が蓄積されていきます。それが、夏バテの正体だと言われています。
ですから、まずは、自律神経の乱れを直さないと、夏バテは解消されません。
夏バテの解消には風呂!
夏バテの原因は自律神経の乱れですから、自律神経を整えることが大事です。
そのために大切なことのひとつは、
風呂
です。
風呂に入ることで、自律神経の乱れが解消されると言われています。自律神経を整えるには、よく、音楽を聞いたりすると良いとか、瞑想が良いと言われていますが、誰にでもできて、一番簡単な方法は、入浴することなんです。お風呂に入ることによって、リラックスができ、体をやすめるための神経が活発になります。まず、その状態になってから、適度な睡眠をとることで、自律神経が整えられて、体の疲れが取れていきます。
夏は、暑いからシャワー!って言う人が多いですが、逆効果になるとお医者さんは言います。朝、目を覚ますためにシャワーを浴びるって言う人が多いと思います。それを考えれば、逆だって言うことがすぐわかりますよね。これから寝ようとしているのに、体を起こそうとしているわけですから。朝ぶろが気持ちいいと言うのも、同じ理由です。ヨガや、瞑想、マッサージも同じように、体をリラックスさせてくれますから、風呂と同じ効果があるんです。
なので、夜、風呂に入ることが、夏バテの解消になりますが、暑い風呂は逆効果です。41度以上の風呂に入ると、やはり目が覚めてしまいます。夏バテの解消のためでしたら、40度以下のぬるめのお湯に入ることが秘訣になります。
ただ、あまり長い時間入ってしまうと、別な危険がありますので、10分を目安に湯船につかることをおすすめします。入る時間は、寝る2時間前がちょうどいいです。おそらく、お風呂に入って2時間くらいたつと、眠くなってくるので、そのまま・・・って感じです。
夏バテに効く食材は?
夏バテは、自律神経が乱れて、胃腸の機能も低下するので、疲労回復、胃腸回復、ミネラル補給などの食材が向いています。なので、ビタミンB1、アリシン、クエン酸、ナイアシン、ビタミンC、カリウム、ムチンなどを多く含む食材がオススメだと言われています。
ビタミンB1
ビタミンB1を多く含むものは、
- うなぎ
- 豚肉
- 鯛
- ブリ
- 大豆
- 玄米
- 昆布
ビタミンB1は、水溶性で、加熱にちょっと弱いので、蒸して食べるのが一番効果的です。もしくは、電子レンジです。茹でてしまうと、損失が多くなります。また、アリシンやクエン酸と一緒に摂ることで、効果が倍増します。
アリシン
アリシンは、
- 長ネギ
- あさつき
- にんにく
- にら
- 玉ねぎ
などに多く含まれます。アリシンは熱に弱いので、長時間の過熱は避けた方が良いですね。また、水に溶けやすいので、玉ねぎを水にさらしたりすると、ほとんど意味がなくなってしまってることも。^^
クエン酸
クエン酸が多いのは、
- レモン
- グレープフルーツ
- 梅干
- キウィ
- パイナップル
などです。加熱しても壊れません。梅干は、電子レンジでチンすることをお勧めします。1日2~3個くらいでしょうか。以前紹介した梅干しダイエットも、できてしまいます。
参考:「梅干しダイエットの方法」
ナイアシン
ナイアシンは
- たらこ
- まぐろ
- かつお
- 豚レバー
- 牛レバー
- 鶏ささみ
水溶性ですが、熱には強いです。ナイアシンは、冷えや肩こり、動脈硬化を予防してくれます。
ビタミンC
ビタミンCは、多くの野菜や果物に含まれます。その中でも多いのは、
- パプリカ
- パセリ
- ゴーヤ
- モロヘイヤ
- ブロッコリー
- レモン
- キウィ
- 苺
などです。水溶性で、熱にも弱いので、注意が必要です。
カリウム
カリウムが多い食材は、
- パセリ
- アボカド
- ひき割り納豆
- ほうれんそう
- 里いも
- 焼きいも
- にんにく
などです。汗と一緒に出てしまうので、補給することが大事です。
ムチン
ムチンは、
- 納豆
- 山芋
- オクラ
- なめこ
- さといも
- モロヘイヤ
など、ぬめぬめした食品に含まれています。ムチンは、熱に弱いので、サッと茹でて食べることをお勧めします。胃腸の壁を保護してくれます。(引用:ウィキペディア)
オクラに関する情報はコチラ⇒オクラの茹で時間は?
まとめます。
夏バテの原因から見て、夏バテを解消する方法を紹介しました。一番簡単な夏バテの解消法は、
風呂
です。
40度以下のお湯に、10分つかることが、夏バテを解消する入浴法だと言われています。寝る2時間前に入るのが、ベストなタイミングです。
また、食材でも、ビタミンCやアリシン、ナイアシン、カリウム、ムチンなどを摂ることによって、体調管理ができるようになります。まずは、疲労回復、胃腸の機能回復を考えながら、食生活を送っていてみてください。上の食材を見る限りでは、カレーライスとか、お刺身、サラダや温野菜がイイ感じだと思います。
ただ、注意する点は、熱に弱い成分の場合、加熱時間を極力少なくすると言うことと、水に流れてしまう成分の場合、蒸したり、電子レンジなど、茹でない調理方法で料理をする事です。例えば、玉ねぎのスライスが体に良いと言いながら、水にさらした後に食べていては、効果ないですからね。
そこだけは、食材ごとに確認しながら、調理してみてください。
また、そもそもの自律神経の乱れを直すのでしたら、「世界一受けたい授業」に良く出られている小林弘幸先生の本を読んでみて、じっこうしてみる事をお勧めします。日本でナンバー1の方がお話ししてくれるものですので、本の通りにやることで、自律神経は整ってくるはずです。まずは、本から読まれてみてはどうでしょうか?
⇒ 小林弘幸先生
以上、夏バテに効く風呂と食材についてでした。
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