こんにちは、としです。
- 悩み事で夜も寝れない
- 悩みすぎて胃が痛い
- 悩みを解決できない
なんて、毎日悩んで苦しんでいませんか?
わたしも48歳まではなにもかんがえずに仕事していたのですが、起業することになって悩みに悩んでほとんど病気になるほどでした。
でも、今から考えると、悩み事って絶対に解決できないんですよね。解決できるのは問題だけなんです。
そこで、悩みと問題の違いについてお話しします。この違いが分かれば、あとは問題を解決するだけです。問題の解決には、D・カーネギー氏の『道は開ける』と『人を動かす』がとても参考になります。
最後まで読んでもらえれば、あなたが今抱えてる悩みや問題を解決することができて、夜もぐっすりと眠れるようになります。
悩みと問題の違い
あなたは今何を悩んでいますか?よく思い出して、紙などに書いてみてください。
よくある悩みは、
- 給料が上がらない
- 仕事が面白くない
- 社歴が長い人の態度が横柄
- 仕事も手伝わされ、なかなか帰れない
- 気の合う同僚がいない
- いつリストラに合うのか不安
などです。あなたがなやんでるものも、この中にあるかもしれません。
でも、よく見てみてください。
これらのことって、あなたが悩んでいても解決できる問題でしょうか?
「給料が上がらない」と悩んでいる場合、悩んでいても仕方ないですよね。1年悩めば給料が上がるというのでしたら、ずっと悩めばいいですが、1年悩んでも給料は絶対に上がりません。
給料を上げるためには、上司に相談したり、転職したりする必要があります。それはあなた一人で考えていても仕方ないことです。
「仕事が面白くない」と悩んでいる暇があったら、面白いと思うような仕事を探せばいいのではないでしょうか。
同僚について悩んでいても、あなたから何もできないはずです。「横柄な態度やめて」「もっと仲良くして」なんてあまり言えないですよね。ほかの言い方を探すしかないです。
そもそも、悩みは過去に起きた出来事で考えることです。「あの時ああしていれば」「あっちにいっておけば」「結婚しなければ」なんて、過去に起きた出来事に対して、どうにかできないのかと考えてるのが悩みです。
逆に未来に対して考えてるのが、不安です。「あしたもダメだったらどうしよう」「もしも給料が下がったら」なんて、どうしようもない未来のことを考えてるのが不安です。
悩みも不安も、考えても仕方がないことです。それに対してどうしておくのか、対処を考えればいいだけです。それを「問題」と呼びます。
なので、あなたが夜、悩んで眠れないときには、それは過去のことなのか、未来のことなのか、ひとりで解決できるものなのか、問題として感情を切り離して考えることがとても大切になります。
悩んでいても仕方ないですし、悩み事は絶対に解決できません。解決できるのは、問題だけです。
問題を解決するには、今できることを考えること
問題を考えるときにとても参考になるのが、D・カーネギー氏が『道は開ける』です。
この本でカーネギー氏が言いたかったことは、
今日、1日の区切りで生きよ(25p)
です。
つまり、問題を解決するために、今できることは何なのか?を考えることです。
今のあなたができるのは、過去や未来のことを思い悩むことよりも、現在を120%生きることです。
明日の仕事、うまくいくかな?と心配してたってどうしようもないです。
今できることは、明日の仕事ための準備です。あらゆることを想定して準備をするだけです。最高の準備をしたら、「OK」と思って寝るだけです。それ以外に何もできません。
まずは、そのことを認めることが大切です。今日の1日に100%集中しながら生きていくことが大切です。そのことを簡単に言うと、
「今日、1日の区切りで生きよ」
になります。
悩みは解決できません。解決できるのは問題です。今のあなたの120%の力を使て問題を解決していけば、おのずと悩みはなくなっていくはずです。
問題を解決するためのメソッド
では、具体的にどうやって問題を解決していけばいいのでしょうか?
実は、その問題を解決する方法も、とてもわかりやすく、誰でもできるように説明されています。こちらも簡単な3つの事をすればいいと話されています。『道は開ける』の44Pに書かれていて、
- 状況を分析して最悪の事態を予想する
- 最悪の事態でもいいと決断
- 少しでも事態を好転させる
の3段階です。
まずは、今の状態で、最悪の場合、どうなってしまうのかを想像します。そのうえで、「最悪になってもいいや」と決断することです。
どうなっても命だけは助かる・・とか、家族みんなで生きていけるんだったらいいや・・・と思うことです。
仕事の例でいうと、最悪失敗しても会社をクビにはならないだろうと予想します。そのうえで、「クビになってもいいや」と決断します。執着を手放す感じです。
そしてなるべく事態を好転させるとりうる手段を考えていくことです。
今までは、最悪をマイナスと考えていたのですが、最悪をゼロベースにするということです。それ以上何をやってもマイナスにならないのだったら、少しでもプラスになるものや考えを見つけていきましょう。
仕事でいえば、いろいろな準備をしていけばいいですし、上司や同僚たちにも相談しておくことで、すこしはマイナスが減るはずです。
その仕事がうまくいくというゴールだけを見ることができれば、いろいろな考え方が出てくるはずです。
問題を解決するためのもうひとつのメソッド
『道は開ける』の87Pに、もう一つの解決方法が書いてあります。
- 問題点を見つける
- 原因を見つける
- 解決策を書き出す
- ベストの解決策を選ぶ
になります。とても普通なことなのですが、悩んでるときにはシンプルに考えることが大切です。
まず、何が問題なのであなたがずっと悩んでいたのかを明確にします。たとえば、
- お金がない
- 恋人がいない
- 仕事がいやだ
などです。それにたいして、原因をできる限り考えていきます。たとえば、お金がないという問題点なら、
- 給料が低い
- 貯金がない
- 無駄なものに使いすぎ
などがあると思います。
給料が安いのに、無駄なものにお金を使ってばかりいれば、お金がないのは当たり前だと気がつくはずです。その上で、どうすればその問題点を解決できるのかを考えましょう。
解決策はいくつあっても大丈夫です。とっぴなものでもいいです。たとえば、給料が低い、つまり入ってくるお金が安いという問題点なら、
- 転職
- 副業
- アルバイト
- 出世
- 起業
- 宝くじ
- 遺産
- カツアゲ
などです。
その上で、どれがベストの解決策なのかを考えていきましょう。
入ってくるお金を増やすには、いろいろと方法がありますが、遺産やカツアゲは非現実的、アルバイトも疲れる、宝くじはおそらく無理、出世といっても・・・、起業って?・・・って感じであなたにとって一番やりやすくてお金が入ってきそうなものを選べばいいんです。
あなたが選んだ答えが、転職だったら、すぐに転職エージェントに登録してキャリアアップを目指していけばいいんです。
副業だったら、割のいい副業を探し始めればいいだけです。この時点で、すでに悩んでいないはずです。悩みは解決したのも同然です。
つまり、悩みを解決するのではなくて、問題を明らかにして解決していけばいいんです。
D・カーネギー氏『道は開ける』について
D・カーネギー氏は、1888年に生まれて1955年に亡くなったアメリカの作家、教師、評論家です。
自己啓発やセールス、スピーチ、対人スキルをアップさせるプログラムを開発されて、ビジネス本や成功哲学本の本当の元祖です。
多くのコンサルタントがこの方から始まったといっても過言ではありません。
D・カーネギー氏は大学で話し方教室をされていました。その教室に来られた方の悩みの悩みの解決方法をまとめたのが『道は開ける』でした。
実は、『道は開ける』をはじめに書いてはいないんです。
D・カーネギー氏は、まず話し方教室をするために本を書きました。それが『人を動かす』です。この『人を動かす』を教材にして多くのかたに教えると、話し方だけでなくビジネスがうまくいってしまいました。
ただ、その方たちのビジネスはうまく行ったのですが、悩みはなくならなかったので、D・カーネギー氏は悩みを解決する方法を教室で教えるためのテキストを探したそうです。
ですが、そんな教材はほとんどなく、仕方がないので『人を動かす』と同じように自ら作ったんです。
その教材を使いながら、生徒さんたちに実践させて、どうやれば悩みを解決できるのかを研究されました。それをまとめたのが、『道は開ける』でした。
なので、今流行ってる成功本みたいに「○○すれば・・・」「たった1分で・・」「○○して・・」と行った安易な内容ではないです。
実際の具体例を乗せながら、そのはじまり、原因、解決策などを載せています。読む人はそれを読んで自分なりに法則、エッセンスなどを抽出して、自分自身の悩みに当てはめて実践していくという形になります。
しかも、だれもが悩みを解決できるように、「本書から最大の成果を得るための9か条」という本の使い方を一番初めに書かれています。その使い方どおりに読んでいくけば、きっとあなたの悩みも解決できます。
実は、この本は初版が1948年に発表されています。それ以降の70年間にも渉って、何百万人もの多くの人が読んで実践されています。
最近の中身がない薄っぺらな本には到底まねできないものです。わたしが紹介したものはほんの一握りです。ぜひ購入されて、いつでも見れるようにしておくことをおすすめします。
D・カーネギー氏の『道は開ける』はとても有名ですが、『人を動かす』もすごいためになります。私の机の上には『道は開ける』の隣にいつもおいて読み直しています。『道は開ける』は、自分自身に関することですが、『人を動かす』は他人に関することです。
D・カーネギー氏の『人を動かす』について
D・カーネギー氏が『人を動かす』で言いたかったことは、他人の気持ちの動かし方です。一言で言うと、33Pに書かれてる
「自ら動きたくなる気持ちを起こさせること」
ということです。
逆にいえば、動きたくないときは動かないということです。水辺に馬を連れて行ってものどが渇いてないと、絶対に水は飲まないということと同じです。
もっと言えば、「他人の気持ちは変えられない」ということです。
これは、あなた自身を思い返すとよくわかるはずです。
- あなたがこれを読んでる理由
- 今日の昼食を選んだ理由
- 今の奥さんと結婚した理由
などの理由を考えてみてください。
あなたは「なんとなく・・・」「たまたま・・・」と答えるかもしれませんが、実は、ほかにたくさんあるもののなかで、この記事を選んで読んだんです。
今日の朝食や昼食、今着ている服、今の奥さんも同じです。あなたが選んでいるんです。
無意識のうちでも、あなたが読みたい、あなたが食べたい、あなたが着たい、あなたが結婚したい・・と思ったわけです。
というと、「仕方なく、どうしよもなく選んでるときもあるんじゃない?」と思われるかもしれません。
でもよく考えてみてください。誰かに言われたり、強制されても、選んだのはあなたです。
学校に行け、宿題しろ、結婚しろ、仕事しろ、と周りから言われても、気持ちが動かない、つまりそうするのがいやな人は絶対にやりません。
いろいろな外部の圧力がかかってきても、そのことをやるのか、やらないのかを決めるのはあなたです。しかたなくでも強制でも、自ら動こうと決めたのはあなたの心です。
なので、相手の気持ちを動かすには、相手に自ら動かそうと思わせないと絶対に無理なんです。そのためにすることが、
- 強制
- 指示
- 依頼
- お願い
- 勧誘
などの方法です。強制、指示はうまく行くことが少ないですし、いろいろ使った勧誘は喜んでやってくれるようになります。そこには、あなたの気持ちは関係ないです。
たとえば、言うことを聞かない子供をなんとか言うことを聞かせようとしたら、子供の気持ちを動かすしかないです。
あなたがどう思っていようとそれは関係ないです。「お母さん、はずかしい」と言っても、子供にしたら関係ないです。
それよりも、その子の気持ちを考えてあげることです。大人になりたい、近所の子に好かれたい、保育園の先生に好かれたい・・・などです。そのことを言ってあげるとわかってくれるはずです。
つまり、人間関係を良くするためには、相手の立場に立って、相手の気持ちをどうすれば動かすことができるか?それを考えていきましょう!とカーネギー氏が話されているのが、『人を動かす』です。
こちらの本を読まれてもあなたの悩みを解決できるかもしれません。ぜひ、『道は開ける』といっしょに読まれて見ることをお勧めします。
あなたの悩みを解決する方法
あなたの悩みを解決する方法を紹介してきましたが、お分かりになってもらえたでしょうか。
悩みは絶対に解決できません。解決できるのは問題です。
問題を解決するには、現状をよく見てみることです。そのうえで、今の時点で何ができるのか、何をしなければいけないのかを考えれば、同時に悩みも解決できます。
問題を解決するのにお勧めな本は、D・カーネギー氏の『道は開ける』『人を動かす』です。
わたしのバイブルともいえます。しかも、100人読んだら、100通りの読み方がある本です。1948年に初版が出版されて多くの方に支持されてきた本ですので、一度は読んでおいても損はありません。
『道は開ける』を読んで、私が実践した方法を紹介します。
用意するものは、何枚かの紙とペンです。何も邪魔されない休日などに時間をかけてやってみてください。
まず、テレビ、スマホ、音楽などをすべてあなたの身の回りから遠ざけます。そして、次の項目を考えていきます。
- 今悩んでることを、思いつく限り書き出す
- その悩みの最悪の場合を書きだす
- 最悪でも大丈夫だと決断する
- その悩みの問題点は何か?
- 原因は?
- 解決策は?
- どの解決策がベストか?
悩みが多ければ、1日がかりでも、週またぎでも大丈夫です。
まずは、頭の中が空っぽになるまで悩みをすべて書き出すことが大切です。
悩みを書き出したら、何も考えずに見ましょう。
ただ見るだけです。
もしも、それらの悩みがすべて解決できればどうなりますか?
あなたの人生はきっとばら色になるはずです。実際に今考えてもらってもいいです。今の悩みがなければ毎日が楽しいんじゃないですか?
悩みがなくなったらどれだけ楽しいかを想像すると、心が軽くなるはずです。わくわく、どきどきしてくるかもしれません。
そうなったら、次の項目に進みます。一つ一つのなやみに対して最悪の状況を考えて、それでも大丈夫だと覚悟を決めましょう。
覚悟を決めたら、その問題の問題点と原因、解決策を考えていきます。
すでに覚悟を決めていますので、冷静に考えることができるはずです。解決策はすぐに良し悪しを考えずになるべく多く出していきます。
書きながら、「こりゃ、無理かな・・・」と思っても一応書いておくことです。最終的にその解決策の中からベストを探しましょう。
悩みを解決する方法はありません。解決するのは問題です。
この順番で考えていくと、悩みはなくなります。ぜひ、本を読んでもらって、一度試してみてください。

参考文献
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
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