こんにちは。
笑っちゃいますが、48歳までなにもかんがえずに仕事だけしていた米山慎吾です。
今から思うとめちゃめちゃもったいなかったと笑ってしまいますが、48歳以前は100%仕事人間でした。
親からの影響もあるかもしれませんが、昭和の父親像そのままで、家族や子供、将来設計など、無意識のうちにすべて妻に任せていました。妻も同じような環境で育ったせいか、あまり文句も言わずにそれが当たり前だと思っていたようです。
ところが、ある言葉がきっかけで、48歳から数年間悩むようになりました。その結果、会社を辞めて起業しました。最初はもちろんうまくはいきませんでしたが、今では贅沢なことをしなければ何とか生活できるレベルまでになりました。
ただ、悩んでる数年間は、まったくの地獄でした。絶対に解決できないと思ってたんですが、たまたま、ある人の書いた本に出会ってそれを実践することで、それまで悩んでいたことを解決することができました。
その人とは、D・カーネギー氏です。『道は開ける』と『人を動かす』です。この2冊は今でも時折読むようにしていて、そのたびに新たな発見があります。実は、D・カーネギー氏が言いたかったことは二つしかありません。それを利用すれば解決できない悩みはないと思います。
あなたのなやみは、私にはまったくわかりません。ですが、いろいろなことに悩んでいて相当苦しんでることは想像できます。頭の中に悩みがぐるぐる回っていて、毎日ぐっすり眠れないのも想像できます。何を食べてもおいしくなく、胃やみぞおちの辺りがきりきりと痛むのも想像できます。私も同じでしたから。
あなたにも、少しでも楽になってもらいたいと思って、D・カーネギー氏が話されてる悩みの解決方法、参考にさせてもらって、私が楽になった解決方法を紹介していきます。少しでも参考にしてもらって、あなたのその痛みを和らげることができましたらうれしいです。
お好きな所からお読み下さい。
D・カーネギー氏が『道は開ける』で言いたかったこと
D・カーネギー氏が『道は開ける』で言いたかったことは、悩みの解決方法です。
すべては次の一言にしゅうやくされます。その言葉は25Pに書かれてる
「今日、1日の区切りで生きよ」
です。
悩みは解決できない!
多くの人は悩んでるのではなくて、未来や過去について不安や心配をしてるだけなんです。
考えてるんじゃなくて、いたずらに恐れているだけです。
具体的にたとえると、「何のカレーライスを食べようか?」「なにカレーを作ろうか?」と考えてるのではなくて、「今までに作ったことがないのに作れるのか?」「作ったカレーライスを『おしいい!』といいながら食べてくれるだろうか?」と不安に思ってるだけだということです。
その場合の解決策はあなたにもすぐわかると思います。おいしく作れるのか、おいしいと言ってくれるのかなんて気にせずに、レシピを見ながらカレーライスを作るしかないですよね。
カレーライスなら簡単なのですが、人生の問題や仕事の問題、人間関係の問題になると、人間はとたんに難しく考えてしまいます。
その結果、その悩みを考えてるようにみえて、実は単純に心配したり不安に思うだけになります。
- どうしたらいいんだろう?
- あ~だめだ
- なんで?
とかです。心配や不安に思っても、絶対に解決策は出てきません。
だって、未来に何が起きるのか、どういう結果になるのか、ましてやそのときの相手の感情なんて、神様じゃない限りわかるわけがないんです。
答えのない問題をずっと考えてるわけです。
今のあなたができるのは、未来のことを思い悩むことよりも、現在を120%生きることです。
先ほどのカレーライスの例で言えば、「今までに作ったことがないのに作れるのか?」と心配していても作れるようにはなりません。100%無理です。
おいしいカレーを作るには、不安に思いながらも、カレーの作り方をネットや本、知人、恋人に聞いて、カレーを作るだけです。
「『おいしい!』と言ってくれるかどうか?」と心配してたってどうしようもないです。
作った人がどうこうできる問題ではないです。お肉を食べれない人にビーフカレーを作っても仕方ないです。心配してる暇があったら、相手の好みを探ったり、苦手なものを調べていくことで相手がおいしいと思ってくれるカレーライスに徐々に近づきます。
それと同じように、過去や未来に対して心配や不安を考えていても無駄です。
まずは、そのことを認めることが大切です。今日の1日に100%集中しながら生きていくことが大切です。そのことを簡単に言うと、
「今日、1日の区切りで生きよ」
になります。
悩みは解決できません。解決できるのは問題です。今のあなたの120%の力を使て問題を解決していけば、おのずと悩みはなくなっていくはずです。
問題を解決するためにまずすること
実は、その問題を解決する方法も、とてもわかりやすく、誰でもできるように説明されています。こちらも簡単な3つの事をすればいいと話されています。44Pに書かれていて、
- 状況を分析して最悪の事態を予想する
- 最悪の事態でもいいと決断
- 少しでも事態を好転させる
の3段階です。
まずは、今の状態で、最悪の場合、どうなってしまうのかを想像します。そのうえで、「最悪になってもいいや」と決断することです。
どうなっても命だけは助かる・・とか、家族みんなで生きていけるんだったらいいいや・・・と思うことです。
カレーライスの例で言うと、真っ黒に焦げたカレーライスが最悪の状況としたら、「真っ黒なカレーライスでもいいや。そうなったらコンビニで買ってこよう」と決断、観念することです。
その上で、なるべく事態を好転させるとりうる手段を考えていくことです。
今までは、最悪をマイナスと考えていたのですが、最悪をゼロにするということです。それ以上何をやってもマイナスにならないのだったら、少しでもプラスになるものや考えを見つけていきましょう。
カレーライスの例で言えば、いろいろなレシピをネットや本で調べたり、スーパーに行ってレトルトを買ってきて真っ黒になるのを防いだり、万が一真っ黒になったらテイクアウト店から買ってきてなべに移す、カレーライスはやめてお茶漬けやおにぎりにする、などといった方法をかんがえていくということです。
1からすべてをつくろうとせずに、おいしいものを相手に食べさせるというゴールだけを見ることができれば、いろいろな考え方が出てくるはずです。
はじめにも書きましたが、あなたは絶対に答えの出ない問題を悩んでるだけです。
あなたの脳はフリーズしてるパソコンと同じです。「悩み⇒答え⇒悩み」という無限ループにはまってしまってるので、ほかの事やいいアイデアを考え出すことが不可能なんです。
まずは、過去、未来のことは考えずに、今日1日のことを考えましょう。その上で、最悪の結果を予想して覚悟することです。そのためにはいろいろなものに執着することをやめることです。最悪の結果を予想して覚悟することで、フリーズしてるあなたの脳は開放されます。あとは、どうすれば最悪の結果が少しでも良くなるかをかんがえるだけです。その答えを考えてるうちに悩みは解決してるはずです。
具体的に問題を解決するには?
心配や不安でフリーズしたあなたの脳を開放したら、具体的に問題を解決していきます。『道は開ける』の87Pに書いてあります。
- 問題点を見つける
- 原因を見つける
- 解決策を書き出す
- ベストの解決策を選ぶ
になります。
まず、何が問題なのであなたがずっと悩んでいたのかを明確にすることです。たとえば、
- お金がない
- 恋人がいない
- 仕事がいやだ
などです。それにたいして、原因をできる限り考えていきます。たとえば、お金がないという問題点なら、
- 給料が低い
- 貯金がない
- 無駄なものに使いすぎ
などがあると思います。給料が安いのに、無駄なものにお金を使ってばかりいれば、お金がないのは当たり前だと気がつくはずです。その上で、どうすればその問題点を解決できるのかを考えましょう。解決策はいくつあっても大丈夫です。とっぴなものでもいいです。たとえば、給料が低い、つまり入ってくるお金が安いという問題点なら、
- 転職
- 副業
- アルバイト
- 出世
- 起業
- 宝くじ
- 遺産
- かつあげ
などです。
その上で、どれがベストの解決策なのかを考えていきましょう。入ってくるお金を増やすには、いろいろと方法がありますが、遺産とかかつあげは非現実的、アルバイトも疲れる、宝くじはおそらく難しい、出世といっても・・・、起業って?・・・って感じであなたにとって一番やりやすくてお金が入って気安そうなものを選べばいいんです。
あなたが選んだ答えが、転職だったら、すぐに転職エージェントに登録してキャリアアップを目指していけばいいんです。副業だったら、割のいい副業を探し始めればいいだけです。この時点で、すでに悩んでることはなくなって行動に移してるはずです。悩みは解決したのも同然です。
まずは、この流れをもう一度確認して、あなたの悩みを解決していきましょう。
D・カーネギー氏が『道は開ける』とは?
D・カーネギー氏は、1888年に生まれて1955年に亡くなったアメリカの作家、教師、評論家です。自己啓発やセールス、スピーチ、対人スキルをアップさせるプログラムを開発された方です。ビジネス本、成功哲学本などの本当の元祖です。多くのコンサルタントがこの方から始まったといっても過言ではありません。
D。カーネギー氏は大学で話し方教室をされていました。その教室に来られた方の悩みの悩みの解決方法をまとめたのが『道は開ける』でした。
実は、まず話し方教室をするために作った本が『人を動かす』で、それを教材にして多くのかたに教えるとビジネスなどがうまく言ったそうです。ただ、その方たちのビジネスはうまく行ったのですが、悩みはなくならなかったので、教室で教えるテキストを探したそうです。
ですが、そんな教材はほとんどなく、仕方がないので『人を動かす』と同じように自ら作るしかなかったということです。
そして、どうやれば悩みを解決できるのかを研究したり、その方法を生徒さんたちに実践させて、それをまとめたものが『道は開ける』ということです。
なので、今流行ってる成功本みたいに「○○すれば・・・」「たった1分で・・」「○○して・・」と行った安易な内容ではないです。
実際の具体例を乗せながら、そのはじまり、原因、解決策などを載せています。読む人はそれを読んで自分なりに法則、エッセンスなどを抽出して、自分自身の悩みに当てはめて実践していくという形になります。
しかも、だれもが悩みを解決できるように、「本書から最大の成果を得るための9か条」という本の使い方を一番初めに書かれています。その使い方どおりに読んでいくけば、きっとあなたの悩みも解決できるはずです。
実は、この本は初版が1948年に発表されています。それ以降の70年間にも渉って、何百万人もの多くの人が読んで実践されています。最近の中身がない薄っぺらな本には到底まねできないものです。わたしが紹介したものはほんの一握りです。ぜひ購入されて、いつでも見れるようにしておくことをおすすめします。
D・カーネギー氏の『道は開ける』はとても有名ですが、双璧をなす本に『人を動かす』があります。こちらもすごいためになって、私の机の上には『道は開ける』の隣にいつもおいて読み直しています。『道は開ける』は、自分自身に関することですが、『人を動かす』は他人に関することです。
D・カーネギー氏の『人を動かす』とは?
D・カーネギー氏が『人を動かす』で言いたかったことは、他人の気持ちの動かし方です。一言で言うと、33Pに書かれてる
「自ら動きたくなる気持ちを起こさせること」
ということです。
逆にいえば、動きたくないときは動かないということです。水辺に馬を連れて行ってものどが渇いてないと、絶対に水は飲まないということと同じです。
もっと言えば、「他人の気持ちは変えられない」ということです。
これは、あなた自身を思い返すとよくわかるはずです。
- あなたがこれを読んでる理由
- 今日の昼食を選んだ理由
- 今の奥さんと結婚した理由
などの理由を考えてみてください。あなたは「なんとなく・・・」「たまたま・・・」と答えるかもしれませんが、実は、ほかにたくさんあるもののなかで、この記事、今日の昼食、今の奥さんを、あなたが、選んでいるんです。無意識のうちでも、あなたが読みたい、あなたが食べたい、あなたが結婚したい・・と思ったんです。
というと、「仕方なく、どうしよもなく選んでるときもあるんじゃない?」と思われるかもしれません。
でもよく考えてみてください。誰かに言われたり、強制されても、選んだのはあなたです。学校に行け、宿題しろ、結婚しろ、仕事しろ、と周りから言われても、気持ちが動かない、つまりそうするのがいやな人は絶対にやりません。いろいろな外部の圧力がかかってきても、そのことをやるのか、やらないのかを決めるのはあなたです。しかたなくでも強制でも、自ら動こうと決めたのはあなたの心です。
なので、相手の気持ちを動かすには、相手に自ら動かそうと思わせないと絶対に無理なんです。そのためにすることが、
- 強制
- 指示
- 依頼
- お願い
- 勧誘
などの方法です。強制、指示はうまく行くことが少ないですし、いろいろつかった勧誘は喜んでやってくれるようになります。底には、あなたの気持ちは関係ないです。
たとえば、言うことを聞かない子供をなんとか言うことを聞かせようとしたら、子供の気持ちを動かすしかないです。あなたがどう思っていようとそれは関係ないです。「お母さん、はずかしい」と言っても、子供にしたら関係ないです。それよりも、その子の気持ちを考えてあげることです。大人になりたい、近所の子に好かれたい、保育園の先生に好かれたい・・・などです。そのことを言ってあげるとわかってくれるはずです。
つまり、人間関係を良くするためには、相手の立場に立って、相手の気持ちをどうすれば動かすことができるか?それを考えていきましょう!とカーネギー氏が話されているのが、『人を動かす』です。こちらの本を読まれてもあなたの悩みを解決できるかもしれません。ぜひ、『道は開ける』といっしょに読まれて見ることをお勧めします。
あなたの悩みを解決する方法
あなたの悩みを解決する方法を紹介してきましたが、お分かりになってもらえたでしょうか。
悩みを解決するには、D・カーネギー氏の『道は開ける』『人を動かす』がとてもおすすめです。わたしのバイブルともいえます。しかも、100人読んだら、100通りの読み方がある本です。1948年に初版が出版されて多くの方に支持されてきた本ですので、一度は読んでおいても損はありません。
『道は開ける』を読んで、私が実践した方法を紹介します。用意するものは、何枚かの紙とペンです。何も邪魔されない休日などに時間をかけてやってみてください。まず、テレビ、スマホ、音楽などをすべてあなたの身の回りから遠ざけます。そして、次の項目を考えていきます。
- 今悩んでることを、思いつく限り書き出す
- その悩みの最悪の場合を書きだす
- 最悪でも大丈夫だと決断する
- その悩みの問題点は何か?
- 原因は?
- 解決策は?
- どの解決策がベストか?
悩みが多ければ、1日がかりでも、週またぎでも大丈夫です。
まずは、頭の中が空っぽになるまで悩みをすべて書き出すことが大切です。
悩みを書き出したら、何も考えずに見ましょう。ただ見るだけです。そして、それらの悩みがすべて解決できればあなたの人生はばら色だと考えることです。実際に、いろいろな悩みがなければ毎日が楽しいですよね。悩みがなくなったらどれだけ楽しいかを想像すると、心が軽くなるはずです。わくわく、どきどきしてくるかもしれません。
そうなったら、次の項目に進みます。一つ一つのなやみに対して最悪の状況を考えて、それでも大丈夫だと覚悟を決めましょう。
覚悟を決めたら、その問題の問題点と原因、解決策を考えていきます。すでに覚悟を決めていますので、冷静に考えることができるはずです。解決策はすぐに良し悪しを考えずになるべく多く出していきます。書きながら、「こりゃ、無理かな・・・」と思っても一応書いておくことです。最終的にその解決策の中からベストを探しましょう。
悩みを解決する方法はありません。解決するのは問題です。
この順番で考えていくと、きっと悩みはなくなるはずです。
ちなみに、この記事の一番初めに書いたある言葉とは「今後10年、給料アップもボーナスもなし」という当時勤めていた会社の社長の言葉でした。そもそも安い給料でしたので、家族が7人もいた私は悩みに悩みました。その中で一番の悩みは「48歳で再就職できそうもないし、この給料のままだったらどうやって暮らしていこう」でした。上にかいた項目に当てはめると
- 暮らしていけない
- そのまま働き続ける、生活保護
- 決断
- 再就職できない
- 年齢
- そのまま働き続ける、アルバイト、副業、逃げる、犯罪、起業など
- 起業
という形でした。まず、最悪の状態が「今のまま」か「生活保護」のどちらかになるしかないと考えたら、スーッと気持ちが落ち着きました。その上でできることを考えて見て、ベストが起業だと思いました。そして、どうせ失敗しても生活保護があるから生きてはいけるんじゃないか?と家族で話し合って起業する方向に舵を切ったら、今まで悩んでいたことが嘘のようになくなって、どうしたら成功できるのか、どうやったらうまく行くのかだけを考えるようになりました。
もちろん、はじめからうまくはいきませんでしたが、今ではなんとか暮らしていけるところまで来ています。これからどこまで成長していけるのか、58歳の今でも毎日わくわく、どきどきしています。
これを読んでるあなたはわたしよりも若いと思います。わたし以上にスキルも経験もあると思います。たとえ悩みがあったとしても、解決策はわたし以上にたくさんあるはずです。神様は乗り越えられない試練は絶対に与えないといいます。今の悩みを乗り越えたら、あなたは1ランクも2ランクもレベルアップしているはずです。すべての悩みは乗り越えることができるはずだと思って、D・カーネギー氏の悩みを解決する方法を使って解決していきましょう。
40代はとても大切な時期です。第2の人生とも言えます。ワクワクドキドキする40代を過ごすために、このサイトでは、新しいスタートを切るための誰でもできるノウハウをお伝えしています。あなたの毎日が、今以上の笑顔で満ちあふれることを祈っています。
あなたにおすすめの記事
この記事へのコメントはありません。