7月になって猛暑日が増えると、熱中症で病院に搬送される人が増えてきます。熱中症で入院すると、費用が5万円を超えるとか、入院期間が3日になるとさらに金額が増えると言われています。そこで、熱中症で入院した時の費用と期間、熱中症の対処方法などを説明します。
熱中症で入院するときにかかる費用の詳細
一般的に、入院した時の費用は、
- 入院基本料(室料、寝具利用料、看護費など)
- 初診料、診察料、検査料
- 手術料
- 処置料、投薬料
- 食事
- 差額ベッド代
などが、必ずかかってきます。
結論として、熱中症になって搬送されて、2日間入院したとして、病院や症状によって変わってきますが、自己負担額の総額は、
5~8万円
になると思っていた方がいいです。
緊急入院になりますので、通常より高いといわれています。以前、わたしが普通に入院したときの1週間分もこのくらいでした。
3日入院となると、
10万円以上
には、なると考えた方がいいんじゃないでしょうか。
さらに、脅すわけではありませんが、ひどい熱中症の場合、手術しなければいけない場合があります。
体内にこもった熱などによって、臓器不全になってしまい、腎臓などがダメになってしまう方もいらっしゃるということです。その場合、手術して取り出さないと命にかかわってきます。そうなると、上の金額では収まりません。
生命保険の入院特約の見直しをして対処しましょう
ただ安心してもらいたいのは、保険に入られていて入院特約が付いている場合、お金は戻ってきます。
全額なのか、決められた額なのかは、保険会社や契約条件によって断ります。実際に病院に支払った以上にお金が戻る時もあります。
なので、まだ生命保険に入っていなかったり、入院した初日から支払われる入院特約を付けてない場合は見直しをしておいた方がいいです。
コチラから保険の見直しができますのでご覧になってみてください。
ただ、実際に病院に支払う以外にも、お金が必要になります。
入院する時は、救急車で運ばれますので無料ですが、退院の時は、お迎えだったりタクシーだったりするわけです。
家族もタクシーで来たり、入院に必要なものを買ったり、食事もいつも以上にかかることが多いです。入院して会社を休んでしまえばお給料も変わってくるかもしれません。他にも、意外に分からないうちに、結構出ていってしまうものです。
実際の入院費用は3割負担でも7~10万円!
では、入院すると、実際にいくらくらいかかっているのか、ネットから集めてみました。
【熱中症の治療費(一泊二日の入院)の例】
・救命救急センターに2日間入院:53,000円
・包括処置費:28,000円(熱中症の場合)
・初診料:4,000円
計85000円
【エアコンをフル稼働した場合の一カ月の電気代】
18000円(勤め人二人暮らし)
20000円(居職)— 加藤AZUKI【「忌」怖い話】 (@azukiglg) 2013年7月12日
@ad0988 熱中症の緊急搬送は保険対象外で10万円かかるらしいので同じ代償はらうなら設置を考えてみた方がいいよ…?
— 遊@ボス (@dancelovlov) 2016年7月3日
熱中症の代償。ツイッターで良く聞く「熱中症で救急搬送されたら7〜8万請求される」説は正しいですね(震え声)
http://t.co/UfSkVDuwz7— ふじけん㌠@ (@fujiken_ja22w) 2014年8月21日
「熱中症で救急搬送されると保険適用外で10万円近く請求される」というツイートを見たけど、「保険適用外」の部分はデマ。3割負担でも状況によっては7~10万近くかかる場合があるだけ。むしろ「国民健康保険が適用されてもそれだけかかる」ので、より一層注意しましょうとなるけど。
— 太田たこす (@takosu28) 2016年7月3日
3番目のツイッターでは、70,752円の請求になっています。
ただ、これらは、自分で歩けなくなったり、意識が無くなってしまった時などの重篤な場合の熱中症だと思います。くらくらする、寒気がするなどの、初期段階では、点滴などしてもらうだけだと5,000円はかかりません。
なので、お金がもったいないと言うのもありますがあなたの健康のためにも、ちょっと変だな?と感じたくらいで、早めに行くことをお勧めします。
具体的な熱中症の症状は?
最近の夏は昭和とは比べ物にならないくらい猛暑が続いています。10年ぶりに40度を超えたという所が毎年各地で頻発していて、残念ですが亡くなってる方も毎年いらっしゃいます。
もう今年は冷夏だから大丈夫というのは無いような気がします。梅雨明けの時点で、40度までは行かないけれども、36度、37度と言った感じで体温をオーバーしてる気温が続クことが多いです。
まだ、夏じゃないかな・・と思っていると痛い目にあいます。
実は、人間の体って、暑い日が続けば続くほど耐えられるようになっています。でも、寒い日や涼しい日からいきなり30度超えると、体の中の調整がうまく行かずに熱中症になることがとても多いです。
そういった季節の変わり目はとくに注意する必要があります。
もちろん、お金の問題ではありません。命の危機、健康をがいすることが一番の問題ですが、ちょっとした気遣いで最悪の事態を回避することができます。
亡くなってる方の状況をTVなどでみてると、外にいた時間はわずか1時間30分という方もいました。
その間に何度も水を飲んだり日陰に行って休んだりすれば・・・とつい考えてしまいます。
特に、お子さん、高齢者には注意が必要です。私の80歳を超える母親も昨年入院しました。家の中にいたのですが、暑さを感じなかったようでエアコンもつけていませんでした。
幸い、3日ほど点滴をして元気に帰ってきましたが、そのまま家で寝ていたらどうなったかと想像すると、とても怖いです。
まずは、熱中症にならない対策を考えておかないといけないですが、もしも、なってしまったら、おかしいなと感じたら、早めにお医者さんへ行きましょう。
たぶん良くなるだろうとか、もうちょっと・・・って我慢し続けていると、いつのまにか倒れてしまいます。その結果、入院ということになると、5万円は覚悟した方が良いと言うことになります。
熱中症の初期症状は、
- めまい
- 失神
- 全身の倦怠感(だるさ)
- 吐き気・嘔吐
- 頭痛
などです。
直射日光に長い間さらされたあとに、こんな症状が出て立っていられなくなったら、すぐに119番に電話をすることです。119番に電話することをちゅうちょしてはいけません。隣にいる人の時でもおなじです。目の焦点があわないな~と感じたくらいでもすぐに行動を起こすべきです。
呼ぶかどうか迷ったら呼びましょう。わたしも別な症状ですが、親のために3回、自分のために2回ほど呼んでいます。
年をとればとるだけ、「俺は大丈夫」って思いがちですが、少しでも早く行って治療してもらいましょう。
万が一、亡くなってしまったら、お金も何百万円もかかりますし、人に迷惑もかけてしまいます。一番いけないのは、あなたの家族とか、あなたを愛してる人に、悲しい思いをさせてしまいます。
たったの5000円やたったの半日をけちって、我慢した結果が、そうなってしまいます。
ただ、お子さんや高齢者は、体がどういう状態になってるか、じぶんではわからなかったり周りの人に上手く伝えられません。知らないうちに脱水症状になってることもあるようです。まわりにそういうかたがいらっしゃる場合は、今年は特に気を付けて見てもらいたいと思います。
私の母親の場合は、
- 顔色がおかしかった
- 会話がおかしくなった
- 目がとろんとしていた
などです。話しかけてもいつものような感じでなかったので、熱を測ったら38度以上あったのですぐに救急車を呼びました。
そうならないためには、気をつけるとともに、事前の対策をしっかりしておくことです。毎年のことですが、暑さ対策グッズをしっかり用意しておきましょう。楽天市場ではいろいろなものが売ってますので参考にしてみてください。
毎年のことで、エアコンはすでに売り切れが出ています。毎年早まっていきますし、前年タイプ(旧タイプ)は年明けにやすくなりがちです。エアコンは早い者勝ちの状況です。
とりあえず安い時期にエアコン単体(工事費別)で楽天市場で買っておくことです。そのあとに、お近くの電気工事会社に取り付けをお願いするのがおすすめです。
5月前なら業者も喜んで引き受けてくれるはずです。
【環境省】万が一熱中症になってしまった時の対処法
もしも熱中症になってしまったり、おかしいなと感じたときの対処法が、環境省から発表されていました。カンタンにまとめると、
- 重症の場合はすぐに救急車を呼ぶ
- 涼しい環境への避難
- 脱衣と冷却(首の付け根、わきの下、太ももの付け根など)
- 水分・塩分の補給
- 医療機関へ運ぶ
(出典:環境省熱中症予防サイト)
重症の場合とは、呼びかけに応じない時です。
環境省の熱中症予防サイトには、暑さ指数や暑さ対策、熱中症に関することがたくさん載っていますので参考にしてみてください。
同サイトに、応急処置をどうすればいいのかわかりやすい図が載っていましたので転記させて頂きます。
(出典:環境省熱中症予防サイト)
ぜひ参考にしてもらって危険な熱中症に対処してもらえたら嬉しいです。
以上、熱中症で入院したときの入院費用や熱中症の対策方法でした。他にも、熱中症に関する記事がありますので、ぜひご覧ください。
⇒ 熱中症対策
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