認知症の初期症状に、匂いが分からなくなったり、怒りっぽくなることがあります。
認知症も初期の状態では、手を打つことも可能ですので、日ごろから、気を付けてみておくことが大事です。
そこで、よく言われている認知症の初期症状をまとめてみました。
認知症の初期症状
認知症にも、
- アルツハイマー型
- レビー小体型
- 脳血管性
- 前頭側頭型
などの種類がありますが、基本的には、脳細胞がダメージを受けて、認知機能に障害が現れる病気です。
簡単に言うと、脳の一部が働かなくなることです。
脳には、部分部分に役割が決まっていて、記憶したり、運動したり、考えたりする部分が違います。
なので、どこの部分が働かなくなるかによって、出てくる症状が違います。
基本的な症状は、次の6つに別れます。
- 記憶障害
- 見当識障害
- 判断力障害
- 性格の変化
- 高次機能障害(失語、失認、失行)
- 実行機能障害
大体、字を見てもらえればわかると思います。
今までできていたことが、できなくなってしまいます。
では、初期症状を見ていきましょう。
- 同じことを言う
- 忘れ物が多くなる
- 日時や場所を間違える
- 怒りっぽく、頑固になる
- 単純な計算ができなくなる
- 手がふるえて、字が汚くなる
- 同じ洋服ばかり着る
- 話の内容が分からない、通じない
- 長年の趣味をやめた
- 複雑な話、過去の話についていけない
- 買い物でお札ばかり出して、小銭がたまる
- 料理の味付けが変わる
などです。
この中の2つでも当てはまると、疑わしいです。
ただ、これ等の事は、周りの家族からしかわからないと思います。
本人は、判りません。
記憶がないので、同じことを言ってたり、忘れ物が多いわけです。
昔は忘れ物が少なかったことも忘れてしまうかもしれません。
もしくは、加齢のせいにして、納得してしまいます。
では、本人が、認知症であるかどうかを判断するにはどうしたらいいのでしょうか?
自分で判る初期症状のテスト
自分で、認知症かどうか、判断するには、テストが一番です。
その中でも、一番手頃で、簡単なテストは、「匂い」です。
アルツハイマー型認知症では、海馬が萎縮することにより記憶障害が起きるが、海馬の萎縮より前に嗅神経の機能が低下するという特徴を捉え、アロマの香りで嗅神経を刺激することで認知症を予防するというものだ。
鳥取大学医学部で認知症の専門医として認知症の研究に取り組み、日本認知症予防学会理事長を務める浦上克哉教授によると、においの情報は嗅神経を通じて大脳辺縁系に伝達される。記憶を司る海馬(かいば)も大脳辺縁系の領域の一つで、嗅神経と直結する関係にあるという。
浦上教授は、アルツハイマー型認知症(AD)の患者が腐った臭いを気にしないことに気づいたことをきっかけに、認知症と嗅覚(きゅうかく)機能の関係に注目し、この分野での研究を進めてこれらの事実を掴んだ。(出展:認知症ねっと)
最後に書いてある、「患者が腐った臭いを気にしない」というところです。
つまり、匂いがわからなくなるのです。
その他のサイトでも、認知症の患者は、けっこう早い段階で、匂いが分からなくなる事が多いと書かれています。
ですから、認知症かどうか、疑わしい場合は、一番初めに匂いの検査をしてみてはいかがでしょうか。
お線香とか、アロマとか、匂いの出るものを持ってきて、自分で嗅いでみるんです。
もしも、匂いがしなかったら、認知症の可能性がありますので、すぐにお医者さんへ行ってみてください。
早期治療が大事ですから。
また、嗅覚を刺激することも、認知症の予防につながりますので、毎日、お線香を上げたり、アロマの香りをたのしむこともイイかもしれません。
又は、簡単なテストがありますので、試してみてください。
- 何歳ですか?
- 今日は、いつですか?
- 今、どこにいますか?
- 100から順番に7を引いて行ってください
- 3桁の数字を逆から言わせる
- 動物の名前を10個以上言ってください
2個くらい、あやふやなら、ちょっと注意が必要です。
これから、行動や発言を気にしていってください。
もしくは、認知症の専門外来に行って、本格的なテストを受けることをお勧めします。
認知症予防は? new!
7月11日に放送された「たけしの家庭の医学」では、認知症を予防するために、脳のごみを出すことを勧められていました。
脳のごみとは、アミロイドβというもので、役に立たなくなったたんぱく質だと言うことです。誰でもアミロイドβは作られますが、それを捨てる力が強いか衰えているかで認知症のリスクが変わってくるということでした。
脳のごみを出す方法は、血管の拍動を強くすると言うことでした。つまり、運動不足が原因だと言うことです。だらだらしないで、運動をすることと、レスベラトロールという栄養を摂ることが大事だと話されていました。レスベラトーるとは、赤ワイン、ぶどうの皮かピーナッツの薄皮に含まれるポリフェノールです。番組で、薄皮つきのピーナッツ1日10~15粒食べることと、10分のウォーキングをする検証をしたところ、かなり効果がありました。
たったこれだけのことで認知症が防げルカも知れませんし、ウォーキングは健康にしてくれる万能薬ですので試してみることをお勧めします。
まとめます。
認知症には、いろいろ種類があって、出てくる症状もたくさんあります。
その中の一つに、「匂いが分からなくなる」というものがあります。
これは、自分自身で判る初期症状の一つです。
例えば、毎朝、お線香をあげて、匂いがしたら大丈夫!みたいなテストができます。
また、周りの家族でも、匂いがするかを聞いたり、アロマ線香にして、匂いを当てるようなテストをして、気を使ってあげることができます。
嗅覚の障害は、かなり早い段階からでてくるようなので、参考にしてみてください。
また、匂いによる認知症の予防や緩和も考えられてきています。匂いが、認知症医学のカギになるかもしれません。
以上、認知症の初期症状は匂い!匂いのテストで認知症を予防の記事でした。
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