11月30日(金)の「カンブリア宮殿」に、飛騨産業の岡田贊三(おかださんぞう)社長が出演されます。
2000年に、赤字経営だった飛騨産業を継がれて、現在では、2倍の50億円企業にされました。岡田贊三社長の経歴や劇的再生の手腕、飛騨産業の家具を購入できる店舗や通販サイトを紹介します。
飛騨産業の直営店舗
飛騨産業の直営店舗は、国内に6店舗あります。
高山
- 岐阜県高山市名田町1-82-1
- 0120-606-655
- 09:00~18:00
- 年中無休
- JR高山駅乗鞍口より徒歩15分
- 駐車場有
- アウトレット館もあります
東京
- 東京都港区虎ノ門4-3-13
- ヒューリック神谷町ビル1F
- 0120-606-503
- 11:00~19:00
- 火曜日定休
- 地下鉄日比谷線「神谷町駅」の北千住側改札を出て、4b出口より徒歩2分
- 駐車場なし
大阪
- 大阪市北区堂島浜1-4-4
- アクア堂島東館1F
- 0120-117-970
- 10:00~18:00
- 定休日 水曜日、第三火曜日
- 地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」1-A出口より徒歩8分
- 駐車場なし
名古屋
- 名古屋市中区新栄2-1-9
- 雲竜フレックスビル西館1F
- 0120-392-321
- 10:00~18:00
- 定休日 水曜日、第三木曜日
- 東山線「新栄町駅」2番出口より徒歩5分
- 駐車場は雲竜フレックスビル内駐車場を
福岡
- 福岡市中央区渡辺通4-1-36
- BiVi福岡4F
- 0120-625-777
- 11:00~19:00(土日祝は10:00より)
- 定休日 水曜日
- 西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)駅」南口より 徒歩5分
仙台
- 仙台市青葉区中央4-6-1
- SS30 B1F
- 0120-448-551
- 10:00~18:00
- 定休日 水曜日
- JR「仙台駅」西口より徒歩10分
飛騨産業の通販サイト
飛騨産業の通販サイトはこちらです。
家具は送料無料で、オリジナル小物は合計9,000円以上で送料無料になります。
岡田贊三社長の経歴
岡田贊三社長は、
- 1943年7月25日生まれの77歳
- 岐阜県高山市出身
- 立命館大学経営学部卒業
- 飛騨産業代表取締役社長
- 協同組合飛騨木工連合会副理事
- 社団法人国際家具振興会理事
岡田贊三社長は、株式会社富士屋代表取締役社長、株式会社バロー代表取締役副社長などを歴任されたあと、飛騨産業の社長になられました。
2000年の当時の飛騨産業の社長が病気で倒れられたときに、飛騨産業の監査役をされていたのがきっかけで、他にやる人もいなかったので、就任されたそうです。
飛騨産業は、大正9年(1920年)に設立された老舗の家具メーカーで、高山では、1,2をあらそう地域を代表する会社だったそうです。なので、岡田贊三社長は、飛騨産業をつぶすわけにはいかず、社長になられたことに誇りを持っていらっしゃったと話されています。
ただ、家具の需要やバブルの崩壊などの理由で、岡田贊三社長が就任する前は、赤字経営がずっと続いていたということでした。
岡田贊三社長の経営手腕
岡田贊三社長が就任した飛騨産業は地域を代表するような会社でしたので、社長は、町の名士や重鎮たちが勤めるような、いわば名誉職のようなものだったと話されています。
そこに、赤字を立て直そうと入ったのですから、社員との温度差はかなりのものだったと話されています。眼を見て話さないとか、挨拶もしないような感じだったので、岡田贊三社長はガンガン社員を叱り飛ばしたり、会議でも主導権を握って社員を引っ張って行ったそうです。
さらには、昔の老舗に良くありがちな、部署ごとの専門性も極めて高くて、コミュニケーションがほとんど取れていない状況だったといいます。いわゆる、プライドばっかり高い職人気質の会社だったということだと思います。
そこで、岡田贊三社長はトヨタの生産方式とインダストリー4.0を軸に改革をはじめられていったと話されています。
赤字からの転換となったきっかけは、森のことばという家具です。
飛騨産業は昔から高級家具をつくってきたので、節のある材木の部分は捨てていたそうです。ある日、岡田贊三社長が通りかかって捨てられてる節のある木材を見て、なぜ使ってはいけないのかという疑問を持ったそうです。
それがきっかけで、節をデザインの中に取り込んで、温かみのある家具にしようとしてできたのが、森のことばでした。
社員からはとうぜん、売れるわけもないという意見ばかりでしたが、展示会にだしてみると、大評判になって飛ぶように売れたそうです。それがきっかけで、社員たちの見る目も変わって行って、意識も変わっていったと話されています。
そのことから、岡田贊三社長は、地場産業が生き残るために必要な6つの改革というのを提唱されています。
- 販売戦略の改革
- 製品開発の改革
- 生産体制の改革
- 後継者育成の改革
- ブランディングの改革
- 地域プロモーションの改革
(参考:幻冬舎オンライン)
です。
イチバン大事なものは、販売戦略の改革で、だれに向けて、何を作り、どのように売っていくのかを明確化する事がたいせつだと話されています。
さらに、地場産業は、コアマーケティング、マルチコアマーケティングが大切だとも話されています。別な言い方をすると、ニッチな部分に焦点を当てていくということです。
たとえば車だったらトヨタや日産は、マスマーケティングです。できるだけ多くの人に満足してもらえるように車をデザインして販売していきます。
それとは逆に、光岡自動車のような、ごく一部の人達に満足してもらえるようなものを販売していくのがコアマーケティングです。例え全体の1%しか顧客がいなくても、元が大きいので十分に商売として成り立つということです。
これは、地場産業に限らず、どんな仕事にも言えると思います。まずは、コアマーケティングを意識した販売戦略を立てることが、とても重要で、これがないことには、うまくいってもすぐにダメになってしまったり、顧客が全くいないただの自己満足の仕事になってしまうのではないでしょうか。
岡田贊三社長は、本も出されています。
この中には、上のような経営手腕とか、考え方が詰め込まれてると思いますので、機会がありましたら読んでみることをおすすめします。
以上、11月30日の「カンブリア宮殿」に出演される飛騨産業の岡田贊三社長の経歴や経営方法、飛騨産業の直営店の店舗、通販サイトなどの情報でした。
他にも、カンブリア宮殿で紹介された方の記事があります。
⇒塩屋の西里長治社長
⇒コパ・コーポレーションの吉村泰輔社長
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