土曜日の夜9時の日テレのドラマ、『お迎えデス。』8話のあらすじ(ネタバレ)です。
『お迎えデス。』は、友人が亡くなったせいで、幽霊が見えるようになった感情希薄な理系オタク男子の堤円(つつみまどか)と、感情むき出しの猪突猛進女子の阿熊幸(あぐまさち)が不思議なバイトを共有することで、「生きていく」とは何かを学びながら成長していくコメディドラマです。
8話のあらすじ(ネタバレ)です。
8話以外のあらすじはこちらです。
- 1話のあらすじ(ネタバレ)と感想
- 2話のあらすじ(ネタバレ)と感想
- 3話のあらすじ(ネタバレ)と感想
- 4話のあらすじ(ネタバレ)と感想
- 5話のあらすじ(ネタバレ)と感想
- 6話のあらすじ(ネタバレ)と感想
- 7話のあらすじ(ネタバレ)と感想
- 最終回のあらすじ(ネタバレ)と感想
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『お迎えデス。』の今までのストーリー
『お迎えデス。』の今までのストーリーを紹介します。
ロケット大好き理系オタクの堤円(つつみまどか、福士蒼汰)は、友人の緒川千里(門脇麦)が亡くなったことがきっかけで、幽霊を見えることができるようになりました。
初めに見たのは、死神のピンクのうさぎの着ぐるみをきたナベシマ(鈴木亮平)と小さな女の子のゆずこ(濱田ここね)。
その二人に、不思議なアルバイトをすることを依頼されます。
不思議なアルバイトとは、同じ大学に通う感情むき出しの猪突猛進女子の阿熊幸(あぐまさち、土屋太凰)と二人で、亡くなった人の思いをかなえてあげて、成仏してもらうことでした。
実は、幸も幽霊を見ることができるのです。
1話では、円が憑依体質だということが分かります。
それを利用して、娘の玲子(菅野美穂)に幸せになってもらいたいと願う大工の棟梁、陽造(伊藤四郎)の願いをかなえてあげて、無事、成仏してもらい、残された娘の玲子も幸せな家庭を築くことができました。
2話では、病院で亡くなった男の子、和哉が、お世話になった看護師に感謝の気持ちを伝える事が出来ました。
3話と4話では、高校の古文の先生だった美樹先生(野波真帆)。
円の努力もむなしく、美樹先生は消えてしまいました。
そして、幸はけがをして入院生活です。
5話では、大学の前田教授と昔の彼女、円の友人の加藤のおばあちゃんのお話し。かつて駆け落ち寸前まで行った二人が、50年の歳月のあとで分かり合えました。
5話の最後では、幸が幽体離脱を・・・
6話では、草野球と、チームに引き入れた小学生に心残りがあった野球好きの達夫の未練を見事に解決しました。周りの人たちの心も救ってしまいました。
幽体離脱をモノにした幸は、夜中に、シノザキに会ってしまいます。
7話では、父親の郁夫が不整脈で倒れてしまい、幽体離脱もしてしまいます。ちょうど、元妻が円の妹のさやかを取り戻したいと話をしに来たところでした。
郁夫のまだ生きたいという気持ちで、こん睡状態から脱することができました。
幸も退院できることになりましたが、最後に、ちさとがナベシマ達に見つかってしまいました。
さて、どうなることでしょうか。
『お迎えデス。』の8話のあらすじ(ネタバレ)
『お迎えデス。』8話のあらすじ(ネタバレ)です。
幸が退院しようとして、千里と話をしているときに、ナベシマとゆず子がやってきて、千里が見つかってしまいました。
千里はあきらめて、ナベシマに従って連れて行かれることに。
すると、幸が千里の心残りが円にあることをナベシマ達に話しました。
千里と円が高校の同級生で、好きだったってことと、千里の気持ちが伝わらなかった事も話します。
ただ、千里は、高校の時の事はもういいと言います。最近一緒にいたことで、円の事が判ってきたからです。
でも、もっと知りたい、もっと笑顔を見たいと泣き出します。
なべしまは、これ以上時間があって、もっと多くの事を知っても無駄だと言います。
が、ゆずこが、かわいそうだと言って泣きだします。
ゆずこ「デート。思い出のデートをするの。」
どういうデートが良いのかと、千里に聞くと、
「手をつなぎたい」
それ、無理じゃないの?って言ってると、
幸が、幽体離脱している時に憑依して、手をつないでデートするできると言いだします。
危険だというナベシマを説得して、デートをすることになりました。
円は、ロケットの打ち上げに必至です。
夜、一生けんめいロケットの設計をしていると、千里がやってきて、円の家から幸の家に行くことを告げました。
千里が幸の家に行って、デートの打ち合わせをします。
円の家の近くで行われる縁日に行きたいと言って、そこに決まりました。
翌日、幸は、いやいやながら円を縁日デートに誘おうとしますが、ケンカになってしまい失敗してしまいます。
理由は、最近一生けんめいに取り組んでるロケットをバカにされたからです。
なぜ、そんなに円がロケットに夢中になってるのかと言うと、千里のたです。
千里の四十九日が、ロケット大会の日なのです。
千里が成仏する前に、ロケットが飛んでいる所を見せてあげたいと思っている円でした。
縁日デートを誘うことに失敗した幸は、他にやってみたいという千里の願いを聞き入れます。
それは、円の家に行き、家族と一緒に料理をしたり、一緒にご飯を食べるということでした。
日曜日に、千里(幸)が、実家から野菜を贈ってきたというていで、円の母親や妹たちと料理をして、ご飯も一緒に楽しんで食べました。
妹のさやかが、縁日に行くために準備を始めます。
千里(幸)も母親の浴衣を借りて、縁日に行くことになりました。
円は、浴衣姿の千里(幸)をみて、この間の縁日に誘われたことを思い出して、
「一緒に行こう」
と声を掛けました。
遠くから心配そうに見つめる幸。
二人は、縁日に行って、久しぶりの縁日を楽しみました。
いつになく、すなおな幸に、チョット不思議がる円ですが、幸に感謝を伝えます。
輪投げの所を通りかかると、具合が悪くなる千里(幸)でした。慣れない憑依につかれたようです。
神社の裏手に行って、憑依をといたとき、魔百合にみつかってしまいました。
一方で、河の堤防の上で見かけたウサギのぬいぐるみを持った車いすの少女に、ナベシマは何となく気になってついて行ってしまいます。
車いすの女性は、ある会社に入っていって、仕事を始めます。
その女子の机の上には、ナベシマと幼い女の子が写った写真がありました。
それを見た瞬間、記憶が頭の中を駆け巡って混乱するナベシマ。隣の部屋に逃げ出しました。
縁日では、千里と幸が話しています。
「後はあれだね」
幸が指差した方向には、「ご神木⇒」の看板が。
この神社のご神木には、言い伝えがあって、
「手をつないだ男女が、ご神木の周りを1周すると願いが叶う」
と言うのもでした。
幸は、これを千里にやってもらおうと思ったんです。
そこに、円がやってきます。
輪投げでもらったピンクのウサギぬいぐるみを持ってきました。
「ナベシマさんとはどうなったの?君には、つらい思いをしないでほしい」
そこに、加藤から電話がかかってきました。
「ロケットの部品のイグニッションコイルが別送なんだよ」
「それじゃ、間に合わないじゃないか」
わざわざアメリカから取り寄せてる部品が間に合わない様です。
このままだとロケット大会までに間に合わず、ロケットを飛ばすことができないようです。
戻ってくると、千里が憑依した幸が居ました。
ご神木の方に歩いていきました。
一方で、千里のことわかったシノザキたちは、マツモトと一緒に現場に向かいます。
それを聞いていたゆずこが、ナベシマにれんらくしにいきました。
ご神木の前には、立て看板があります。
「この木の周りを・・・・すると、二人の望みがかなう」
真ん中の部分がかすれていてよく読めません。
円 「ん、何をすればいいんだろう?」
千里「堤君にとっては、非科学的?」
円 「ん、でも、人が困っている時には、わらにもすがるという。」
千里「何か困ってるの?」
円 「そうなんだ。君は興味ないかもしれないんだけど。ロケット。部品がそろわなくて。でもなんとかしないと大会に間に合わないかもしれない。」
千里「おまじないのプラシーボ効果。非科学的なことであっても、それをすることによって、心理的に前向きになり、脳の活性化によって、新しい発想が湧くことがある。おまじないとは、あんがいそういうものかもしれない。前に書いた本に書いてあった」
円 「それは一理ある。」
千里「やってみる?」
円 「ん。・・・で、何するの?・・・・こういう時は調べれば良い」
円が、スマホで検索をすると、
「手をつないだ男女が、ご神木の周りを1周すると願いが叶うとい宇言い伝えがある。でも、最近では、本当に効果があるのは、木の下で接吻することであると言われている」
驚いて見詰め合二人。
「だめだよね。だって、きみはなべしまさんのこと」
「いいよ。だって、こまってるんでしょ。信じれば、解決法が見つかるかも。」
そういわれて、円は千里(幸)に近づいて行って接吻をしようとしました。
あと少し、というところで、千里(幸)が、円を突き飛ばしました。
「ごめんなさい」
転んだ瞬間に、なにかひらめいた円でした。
「ごめん」と言い捨てて、走っていってしまいました。
同時に、倒れこんで憑依が解けました。
物陰から出てきた幸は、
「どうして?」
「堤君は、幸ちゃんの事すきになりかけてる。この間からそんな風に感じてた。今はっきりわかった。堤君にとって、ここにいるのはさっちゃんなんだよ。キスしようとしたのは、幸ちゃんなんだよ。それでもいいかなって思ったけど、やっぱ、むりだった。幸ちゃん。幸ちゃんもホントは堤君の事・・・」
「何言ってるの?」
そこへ、ナベシマ達がやってきました。
大学に戻った円は、ひらめいたアイデアを見事に成功させて、エンジンの点火に成功します。
加藤と一緒に喜んでいると、今日一日おかしかった幸のことを思い返して、幸ではなく、千里だったことがわかってしまいます。
「後は頼む」と言い捨てて、神社に向かって、一目散に駆け出す円。
神社につくと、ご神木の前に幸がたっていました。
円 「さっきはゴメン。おかげで、うまく行った。ありがとう。阿熊さんの中身が君とは気が付かなくて」
幸 「バカ」
そこにシノザキたちがやってきました。やっとみつけたというシノザキたちのむかって
「私は、阿熊幸です。なんのこと?」
円も
円 「ホントに阿熊さん?彼女は?」
幸 「もう、遅いよ」
円 「どこにいったの」
幸 「千里はねもうあわないつおりでいたの」
円 「ねえ、教えて、どこにいったの」
幸 「最後に二人でロケット飛ばした場所に行きたいって」
全速力で駆け出す円。
河原に、幸とナベシマ、ゆずこがいます。
ナベシマ 「もういいのか?」
千里 「はい」
ゆずこ 「ちゃんとおわかれできたの」
千里 「いえ。そのほうがいいんです。未来がある人は未来がある人と。行きましょ」
そこに、円がやってきます。
円 「どうして?行っちゃうの?ロケットとぶところ、君に診て欲しかったのに、四十九日に何とか間に合わそうと思って。キミがいたから、あきらめずに、ロケット飛ばそうと思ってた。待てないの?まだでしょ。」
千里「ごめんなさい。もうめいわくかけれないんだ。今の言葉で充分」
円 「じゃあ、どうして、阿熊さんの体に入ったの?
千里「効かない方が良いよ」
円 「聞きたい」
千里「だってこまらせるだけだよ」
円 「困らない。聞きたい何でも聞く。聞かせてほしい」
千里「堤君。好きでした。大好きでした。高校の時から。今はもっと。伝えるのが遅くなって、ごめんね。」
円 「聞かせてくれて、ありがとう」
千里「あなたを好きになってよかった、ロケット必ず成功させてありがとう。サヨナラ」
そいういうと、空へ行ってしまいました。
幸が遠くから見守っています。
(最終話につづく)
『お迎えデス。』8話の感想
せつないですね。
千里が天に登って行ってしまいました。
やはり、このドラマのテーマは、生きることの大切さを教えてくれることだ思います。
初めは、際物とか、変なドラマだと思っていましたが、生きている間に、やれる事はやっておいた方が良いですし、言うことは言っておいた方が良いということをしっかり教えてくれました。
例えば、舛添都知事の問題で今揺れていますが、万が一、このままで亡くなってしまったら、誰もがあとくされは悪いですし、後処理が非常に面倒くさいです。
政治家ですから、全てとさらけ出すのは難しいとは思いますが、ある程度は、話をしないと自分も後で苦しむだけだと思います。
なので、普通の人も、毎日を一生懸命生きて行くことで、最後の瞬間に後悔などせずに旅立つことができるのでは?と思います。
以上、『お迎えデス。』8話のあらすじと感想でした。
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