大阪府東大阪市にある(株)美販の尾寅将夫社長が、『ガイアの夜明け』に出演されます。
(株)美販さんは段ボールケース、美粧ケースなどの企画・製造・販売を行うパッケージのトータルプランナーです。1975年、段ボールケース販売会社として創業されましたが、2代目の尾寅将夫社長とともに、製造、企画も力を入れられているようです。創業以来の多品種少ロットOKのフットワークの良さを生かして、大躍進されているようです。
(株)美販さんとは?
(株)美販さんは大阪府東大阪市にある、段ボールケースや美粧ケースなどの企画、製造、販売を行うパッケージのトータルプランナーの会社です。
創業は1975年。
現在の社長の尾寅将夫社長のお父さんが設立したそうです。
お父さんは、大手パッケージメーカーで働いていて、そのノウハウを生かしての独立されたようです。
その時点で、ほかのパッケージ会社との差別化から、多品種少ロットをうたい文句にしていたんです。
というのは、普通の段ボール会社は、最低ロット1000枚とかなんです。
最近では、100枚単位の所も出てきたんですが、普通の箱タイプのものなんですよね。番組で紹介されているような複雑なものは、1000枚以上じゃないと採算が取れないと言われています。
お父さんは、大手に勤めてらっしゃったんで、そこら辺の事はよく知ってたのでこだわったのだとおもいます。
が、大手の方も忙しくなってくると、小ロットの注文まで手が回らなくなってきたそうで、受注を拒否されるようになって、自社で機械を購入して製造するようになっていったそうです。
その時の名残で、尾寅将夫社長も、多品種小ロットにこだわっていらっしゃるようです。
ただ、ある時点までは、どうしても下請けのイメージが大きすぎて、その売りの部分を押し出していくにはエネルギーが足りなかったと話されています。
それがどのように変わって行ったのか?
『ガイアの夜明け』で話が出ると思いますが、あることがきっかけだったそうです。
美販が変わったきっかけとは?
美販が変わったきっかけは、
東大阪ブランドの大阪芸術大学との産学連携事業
ということのようです。
東大阪ブランドとは、
東大阪のモノづくり企業は、常にだれかの喜ぶ姿を想像し、数々の難題にも知恵とアイデアを振り絞り試行錯誤を繰り返しながら「期待」に応えつづけ『モノづくりのまち』として成長してきました。
東大阪市には現在、6,546の事業所(H24年経済センサス活動調査)が立地しており、東大阪特有の協力工場と横受け・仲間受けと言われる多彩なネットワークを活用した分業システムによる多種多様なモノづくりが行われています。江戸時代より始まった本市のモノづくりは、幾多の変遷を経るごとに高度な技術を蓄積し、職人気質とモノづくりへの情熱を継承してきました。現在もこの地に引き継がれた資源を活かして日々試行錯誤し挑戦をつづけることで、新たな製品を誕生させています。
東大阪ブランドは、認定を通して「安心」を。製品を通して「満足」を。
また、認定に留まることなくモノづくりを通して「ひとを育て未来をつくる」都市ブランドを目指して、「製造」以外にも世の中に生み出し提案していけるモノ・コトを見つめ『モノづくりの楽しさ・素晴らしさ』をあらゆる手段でつくり伝えていく活動を広く行っています。(東大阪ブランド推進機構公式HPより引用)
簡単に言うと、東京の下町の町工場などと一緒で、町工場のネットワークを作って、協力し合ってモノづくりを推進していこうということです。
今までは、中小企業とか零細企業は、タテのつながりだけで、ヨコの連携ができていなかったんです。
一般的に言われる下請け、孫請けみたいなイメージです。
それを、地域全体で手を取り合っていこうということなんです。
ただ、個々の企業が集まっただけでは、ただの集まりでしかないのですが、そこに大学生のアイデアを入れることによって、技術とアイデアのコラボが誕生したんです。
その大阪芸大の産学連携事業に参加したのが、2011年ころ。
相手は学生ですから、それまでに作ったことのない様なデザインが出されたと言います。
それをカタチにすることは非常に難しかったそうですが、逆に、社員の魂に火をつけて「イメージをなんとしてもカタチにする」と士気が上がったそうです。
そして、今までになかった最終製品を持つことができたそうです。
最終製品とは、おそらくそれ自体が売り物になるというものだと思います。美販のHPに載っている「ペパラポッド」というカラー段ボールでできたテトラポッドに似たノベルティグッズだと思われます。
それが刺激となって、多品種小ロットを一番前に押し出して、しかも「なんでもできます」というマインドをもって営業ができるようになったと話されています。
その結果、展示会にも数多く出品した結果、新し仕事がどんどんでてきているようです。
段ボールでできたドーム型のスクリーンとか、カバンとか、ペン刺し・・・
デザインはどんどん広がっていってるようです。
美販さんが変わったポイントは?
美販さんが変わったポイントは、やはり、「なんでもできます」というポジティブな考え方になったことだと思います。その時に、一皮むけたんじゃないでしょうか。
とういのは、『ガイアの夜明け』『プロフェッショナル~仕事の流儀』『カンブリア宮殿』・・・いろいろ見て思うんです。
出演されている職人さんや、有名社長は、私から見れば、到底できないことを、いとも簡単にやってしまったり、芸術的なこともカンタンにやっているし、超ポジティブに話されます。
でも、TVなどに出てない職人さんたちはちょっと違います。ふつうにいるサラリーマンも。
みなさん、技術は同じようなモノを持ってらっしゃるんです。だって、毎日やってるんですから。
では、どこが違うのかというと、考え方です。
「何でもできる」と考えている人と、「ちょっと」って思ってる人のちがいです。
特に、サラリーマンには多いですね。
同じ技術力で、考え方を変えるだけで、美販さんのように素晴らしい結果が出るんです。
成功しているサラリーマンと、ダメリーマンの違いはそこです。
私が以前につとめていた会社の営業マンもそんな感じでした、
ポジティブな人はどんどん伸びていくし、ネガティブな人はいつまでも平社員のまま。同期で、同じような大学で、同じような成績だったんですけどね。
ですから、無理やりでもポジティブに考えるように努力を続けていれば、ある日、青天の霹靂みたいに目の前が、サーッと開けて見えます。マジで。
あなたも、まだまだ成功したいのでしたら、ポジティブに考えるようにしてみてください。
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コメント
美販はビハンとよぶのでしょうか?
コメントありがとうございます。
そうです。「びはん」と読みます。
いつも読んで頂いてありがとうございます。