幻想振動症候群やスマホ依存症は、危険なのでしょうか?
幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)は、「うつ」やその他の病気になるので危険だと言われています。
幻想振動症候群が「うつ」になる理由と、幻想振動症候群やスマホ依存症にならないための対策を調べてみました。
幻想振動症候群は危険!
幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)は、多くの人が経験していると思います。
スマホで、着信がないのに、
- 振動を感じる
- 着信音が聞こえる
という症状です。
これは、昔もありました。ピッチとか、ガラケ―の時もですね。
あなたも「あれ?おかしいな~」なんて、軽く考えていませんか?
実は、この幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)、
うつになってしまうかも!
その他の病気になる可能性も!
この現象を文字で書いてみると、よーくわかります。
- スマホには着信がない
- ないはずの音が耳に聞こえる
- ないはずの振動を体に感じる
これって、どう考えても幻覚でしょう。^^
恐怖映画で良くあるパターン。
幽霊がいないのに見えていたり、声が聞こえていたり、そこにないものを見えていると錯覚している人と同じです。
つまり、幽霊の声とスマホの音が違うだけです。
そう考えると怖くないですか?
だって、そういった恐怖映画の結末は・・・!!
では、どうして「うつ」になってしまうのでしょうか?
幻想振動症候群が「うつ」やその他の病気になる理由
幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)が「うつ」やその他の病気になる理由は、
自律神経とストレス
です。
自律神経とは、人間が何も意識せずに生きていけれるように、自動的に体をコントロールしてくれる神経です。
例えば、心臓を動かしてくれたり、眠くなったり。
意識してできません。
その自律神経には、交感神経と副交感神経の二つがあって、ブレーキとアクセルみたいな関係で、体を動かしています。
運動の時は、交感神経が高ぶって緊張します。眠る時は副交感神経がたかぶって緊張しないというイメージです。
幻想振動症候群やスマホ依存症になると、いつも緊張しっぱなしの状態になります。
無意識のうちに、スマホを意識していますよね。
神経の緊張がずっと続くと神経が疲れてしまいます。ずっと伸び続けたゴムみたいに。
それが、自律神経失調症につながっていきます。
自律神経失調症になると、いろんなところに影響が出てきます。
慢性的な疲労、めまい、動悸、ほてり、手足のしびれ・・・その他にも沢山あります。
まともに仕事ができないなんて人もいます。
さらには、ずっと緊張しているということは、ストレスにもなります。
ストレスは、「うつ」の原因の一つだと言われています。
※ 「うつ」については、こちらに詳しい記事がありますのでご覧になってください。
ヘルスケア大学という病気に関するサイトでも、
うつ病の多くはストレスに原因があります。ストレスを引き起こす要因は人それぞれですが、多くの場合、人間関係、仕事、病気などに集約されます。うつ病を悪化させないためには、自分の中のストレス要因を把握し、遠ざけることが大切です。
(出展:ヘルスケア大学)
このほかにも、うつの原因はストレスだと説明している所も多いですし、あなたも聞かれたことがあると思います。
つまり、幻想振動症候群は、「うつ」や自律神経失調症の原因になり得ます。
「あれ?おかしいな?」なんて軽く考えているうちに、早めに対策しておく必要があります。
幻想振動症候群の対策
幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)の対策は、一つしかありません。
スマホに依存しない
という事です。
ストレスの対処法と同じです。
ストレスは、ストレスの原因を断ち切らないとなくなりません。
なので、ストレスの原因であるスマホとの関係性を断ち切らないと治すことはできないわけです。
とは言っても、スマホを捨てたり、別な場所に置いといて見ないっていう訳にはいきません。
なので、対策としては、
- カバンの中に入れる
- 同じポケットには入れない
- 必要以上、見ない
- 休みの日は振動させない
という感じでしょうか。
あとは、仕事関連の電話は、休日には出ない主義にしてしまうとか、人によって違ってきますので、考えてみてください。
いつも同じ場所、いつも気になるという状況をまずは変えてみてください。
そして、スマホに対する考え方を変えることが大事です。
電波が届かない場所に旅行してみるとか、スマホを持たないで旅行をしてみてください。
その間のわずか1日の体験で、スマホに対する考え方が変わってくると思います。
どれだけスマホにしばられていたのか、わかるはずです。
まとめます。
幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)は、そのまま放置しておくと、危険です。
「うつ」や自律神経失調症になってしまいます。
そうなると、普通の生活に戻るのに、かなり苦労しますし、病院代もかかります。
まだ軽度の幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)の時に、スマホ依存を断ち切っておくことをお勧めします。
私の周りにも「うつ」の人がいますが、見ていてこちらの方がつらくなります。
その人は、仕事で「うつ」になってしまったので、会社の近く1kmには近づけなくなってしまったり、離婚してしまいました。
そうならないためにも、初期の段階での対策が重要だと思います。
幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)か~なんて、軽く考えずに、ちょっと考えてみてください。
以上、幻想振動症候群(ファントム・ヴァイブレイション・シンドローム)についての記事でした。
コメント