ドラマ「カルテット」の7話のあらすじや感想です。4人のそれぞれのちょっとしたウソ、大きな秘密が少しずつ判ってきました。6話では、幹夫と真紀のきもちのずれがちょっとずつ大きくなっていったのが分かりました。この二人は、もう修復不可能なのでしょうか。さらに、外に落ちた有朱は?
7話以外のあらすじ
「カルテット」のキャスト
- 巻真紀 松たか子、第一ヴァイオリン
- 世吹すずめ 満島ひかり、チェロ
- 家森諭高 高橋一生、ヴィオラ
- 別府司 松田龍平、第二ヴァイオリン
- 谷村大二郎 富澤たけし(サンドウィッチマン)、レストランオーナーシェフ
- 谷村多可美 八木亜希子、大二郎の妻、共同経営者
- 来杉有朱 吉岡里帆、レストランのホール係
- 半田温志 Mummy-D
- 墨田新太郎 藤原季節
- 巻鏡子 もたいまさこ、巻真紀の母
「カルテット」のストーリー
ヴァイオリニストの巻真紀(松たか子)は、ある日カラオケボックスで、偶然、弦楽奏者の3人に出会いました。チェリストの世吹すずめ(満島ひかり)とヴィオリスト(ヴィオラ奏者)の家森諭高(高橋一生)とヴァイオリニストの別府司(松田龍平)です。
4人は、東京のカラオケボックスの中で楽器の練習をしていて、出てきた瞬間に顔をあわたように感じましたが、真紀が出てくるのを3人とも待っていたようです。しかし、すずめは、巻鏡子(もたいまさこ)という女性から真紀と友達になってくれと言われて、カラオケボックスの中で真紀と出会うのをねらっていたようです。真紀の夫は1年前に失踪したと真紀は言うのですが、夫の母親の巻鏡子は、真紀が何かをしたかと疑っているようです。残りの2人の裏には何か秘密があるのではないでしょうか。
そして、別府司の「カルテット(弦楽四重奏)を組もう」という言葉から、4人の奇妙な共同生活が始まります。演奏の場所は軽井沢のライブレストラン。谷村大二郎(富澤たけし)と多可美(八木亜希子)の経営するライブレストラン「ノクターン」で演奏することができるようになります。住む場所は、別府司の祖父の所有する軽井沢の別荘でした。
4人が出会ったことが偶然ではないということが徐々にわかってきました。別府は、昔、天響祭という音楽の発表会で真紀のことを見て、一目惚れをしたようです。何度か見るうちに、運命だと感じて、ストーカーのように、カラオケボックスで待っていたようです。さらに、すずめは、家森のことが好きだと判りました。すずめは、むかし父親に「超能力少女」をさせられていて、それがばれて日本中から大バッシングされた経験があるようです。それが元で、人を信じられなくなり、自分の居場所を探していることが分かりました。それをあたたかく受け止めてくれたのは、真紀でした。千葉から軽井沢に帰ってきたすずめは別府にキスをしました。
家森をずっと付け狙っていた男たちのヒミツが分かりました。家森の別れた奥さん(高橋メアリージュン)がお金持ちのボンボンとかけおちをして、その行方を追っていたんです。家森は、別れた奥さんと子供を探し出して一緒に暮らそうとしますが、元のさやには戻りませんでした。さらに、家森と真紀の意外夏狩りが分かりました。家森がかつて入院していた時に、真紀の夫と隣り合わせのベッドでした。ベランダから真紀に落とされたと打ち明けられて、あの日、家森はお金を真紀からゆすろうと思ってカラオケボックスに行ったようです。
別府の弟から、仕事をもらいましたが、満足に演奏できるものではなくて、自分たちの実力を思い知らされました。真紀の義理の母親から頼まれていたすずめのやってるスパイの事が有朱の強引な質問攻めでばれてしまいました。いたたまれなくなったすずめは外に飛び出しますが、駅前で真紀の夫とばったりぶつかってしまいます。別荘に連れてこられた幹夫は、真紀の夫だとすずめにばれてしまいました。すずめに、家を出ていった経緯を話し始めます。一方、軽井沢にやってきた鏡子を真紀が迎えに行って、教会で幹夫の事を話し始めます。幹夫にとっての結婚は恋人を得るためだったのが、家族を得てしまい、真紀は逆に、家族が欲しかったのに、片思いの恋人になってしまいました。その事に気が付いた幹夫は、家を出て行ってしまったのです。
幹夫がコンビニ強盗を働いたことが分かったすずめは警察に連絡しようとしますが、幹夫によって縛り上げられてしまいます。そこに、なぜか入ってきた有朱とバイオリンの取り合いになって、ベランダから有朱を突き落してしまいました。さて、どうなるのでしょうか。
「カルテット」7話のあらすじ
家森は有朱と一緒に猿を探していました。家森がこけた時にスマホを落としてしまいます。何も言わずに拾った有朱は、「向こうを探してきますと言って」家森から離れていきました。
別荘で、すずめが部屋に閉じ込められて、ガムテープで縛られていたのは、自らやったようでした。手だけは、幹夫がやって、下に降りていくと、家森のスマホを手にした有朱が真紀のヴァイオリンを手にしていました。驚いた有朱は、逃げようとしますが、幹夫ともみ合ってるうちに2階から落ちてしまいました。幹夫が下りて行っても、起き上がらず倒れていました。110番を掛けますが、手が冷たくて落としてしまいました。そこに、真紀が帰ってきました。はずみで転がってしまい抱き合いました。真紀は別荘の中に入れますが、幹夫は有朱のことは何も言えませんでした。
「一人になりたいときに食べるケーキってなんだ?」という看板を拾います。「ホットケーキ!」と言いながら蹴りました。
別荘では、幹夫がコンビニ強盗したことを警察に通報されそうになったので、すずめを縛ったこととを真紀に告白します。警察に請うと言う真紀に、「だめ」と言って、窓を指さして、有朱を2階から落としてしまったことを言いました。二人で見ると、そのままでした。
幹夫は離婚届を軽井沢に出せるか心配していると、
「逃げよう。逃げて誰もいない所で、いっしょに暮らそう。つかまっちゃうよ。大丈夫。わたしも。ふたりいた方が便利だし」
「やったの俺だから。ちゃんと離婚届出そう。真紀ちゃんは自分の人生を」
「いいよ、自分の人生なんて、面白くないもん。こんな人生いらないもん」
そういうと、二人で有朱を何とかしようと言うことになります。寝袋に包んで動かすことになりました。
すずめの所に行って、
「ごめんね。ちょっと二人で出かけてくるね」
と言うと、有朱を寝袋に来るんで、車の中に入れました。実は、有朱は気を失っていただけで、二人が近づいてくるのを見て、目をつぶっただけでした。真紀も車に乗り込もうとすると、ロックがかかっていました。
「このあたりに湖ない?おれ、この人と沈んでくるわ」
と言って、幹夫はひとりで運転して出てってしまいました。真紀は有朱が乗ってきたノクターンの車でおいかけましたが、途中ではぐれてしまいました。
別荘に、幹夫の母親の鏡子がやってきますが、鍵を渡して待っててくださいと言って、すずめは二人を追いかけました。
幹夫が湯川ダムに着いて飛び降りる場所を探していると、気が付いた有朱が車を奪ってバックで逃げていきました。途中で、真紀とすれ違って、カルテットの車とノクターンの車を交換しました。残された幹夫は歩いて軽井沢まで戻って、警察官に声をかけようとすると、真紀がやってきて車に乗せました。「東京に帰ろう」と言って発進しました。
途中のコンビニですずめに追いつかれました。すずめは真紀の腕をとって、別荘に帰ろうと言いますが、真紀は東京に行くと言い張ります。
「行かないで」
「彼のことが好きなんだよ。ずっと変わらなまま好きなんだよ」
と言って、さらに耳元でなにかささやいて行ってしまいました。
すずめは別荘に帰ってきて、チェロを弾きだしました。最後に真紀が行ったセリフは、「抱かれたいの」でした。
真紀と幹夫は家に戻って、お風呂に入ったり夕飯を一緒に食べて、カルテットの話題で盛り上がりました。途中で、幹夫は謝り始めます。そして、
「感謝してる、幸せになってもらいたいと思ってる」
「コチラこそありがとう。ずっとしあわせだったよ。好きだったよ」
食べ終わると、指輪をはずして、二人で出かけました。区役所に行って離婚届を出した後、警察署に出頭しました。
真紀はその足で、別府の救出に向かいました。
翌日、久しぶりに、4人で夕食を囲みました。お好み焼きでした。巻真紀は早乙女真紀になりました。
夕食後、暖炉の前にすわって真紀はすずめと話をしていました。幹夫からもらった詩集を出してきて
「結婚する前にかれがくれた詩集。よくわからなかった。彼が教えてくれる映画もね、どれも面白くなかった。こんな面白くないものを面白いっていう人って面白いと思った。良くわからなくてたのしかったの」
と言うと、暖炉にくべてしまいました。すずめは「ちょっとやりますか?」と言って真紀と演奏を始めました。
(⇒ 8話のあらすじ)
「カルテット」7話の感想と名言
おもしろかったですね。なかなか深い話で、いい感じになってるのに、離婚してしまいました。そして、おそらく不起訴処分ですぐに出てくると思うのですがういうことでは、きっとないんでしょうね。このドラマは、何度も見ないとホントの深い意味は分からないのかもしれません。無料のTVerが1週間ありますので、見てみてください。リンクは上にあります。
以上、ドラマ「カルテット」の7話のあらすじや感想でした。
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真紀さんが「別府さん、袖まくり過ぎてタンクトップになっちゃって…」て夫さんに話してたケド
アレ、ノースリーブの間違いですよね
そうですね。
きっと楽しすぎたのではないでしょうか。