こんにちは、アラサーになってしまったゆきです。
私の周りでも、離婚する人が多いんです。そこで、離婚の理由のランキングを集めてみました。離婚する理由は人それぞれなんですが、多くのサイトを見てみると大体同じことが多いです。広瀬アリスさんの「家事をしたくない」が話題になっていますが、けっこうその気持ちが離婚の原因かもしれません。「家事をしてもらいたい」「家事をしたくない」の気持ちの中には、依存心があると思います。なので、離婚しないためには、依存心をなくすこと、初めから他人と思うことが大事なような気がします。依存心について、考えてみたいとおもいます。
離婚の理由のランキング
「離婚 理由 ランキング」で検索して出てきたサイトをまとめてみます。
- 性格の不一致
- 浮気
- DV、暴力
- 精神的な暴力、モラハラ
- 子供への愛情が感じられない
- 相手の実家や親族との折り合いが悪い
- 家庭を顧みない
- 生活費を渡さない
- 浪費癖
- 親との同居に応じてくれない
(「マーミー」様より引用)
- 性格の不一致
- 子供を大切にしてくれない
- 浮気
- 十かとの折り合いが悪い
- モラハラ
- 浪費癖
- 暴力
- 相手が家庭での役割を果たさない
- 親との同居
- 相手から思いやりを感じない
- 性格の不一致
- 浮気
- 親族問題
- 暴力
(「夫婦の不倫や離婚」様より引用)
- 性格が合わない
- モラハラ
- 浮気
- 暴力
- 生活費を渡さない
- 浪費
- 家族親戚との折り合いが悪い
- 性的不調和
- 家族を捨てて顧みない
- 同居に応じない
(「all about」様より引用)
- 性格が合わない (夫・妻共通)
- 異性関係(夫)/ 暴力(妻)
- 家族親族との折り合いが悪い(夫)/ 生活費を渡さない(妻)
- 異常性格(夫)/ 精神的に虐待する(妻)
- 精神的に虐待する(夫)/ 異性関係(妻)
- 浪費する (夫・妻共通)
- 性的不調和(夫)/ 家庭を捨てて省みない(妻)
- 同居に応じない(夫)/ 異常性格(妻)
- 暴力をふるう(夫)/ 酒を飲みすぎる(妻)
- 家庭を捨てて省みない(夫)/ 性的不調和(妻)
(「Dreamer」様より引用)
妻の離婚申立て理由
- 性格が合わない
- 生活費を渡さない
- 精神的に虐待する
- 暴力をふるう
- 異性関係
- 浪費する
- 家庭を捨てて省みない
- 性的不調和(
- 家族親族と折り合いが悪い
- 酒を飲みすぎる
夫の離婚申立て理由
- 性格が合わない
- 精神的に虐待する
- 異性関係
- 家族親族と折り合いが悪い
- 性的不調和
- 浪費する
- 同居に応じない
- 暴力をふるう
- 家庭を捨てて省みない
- 病気
(「パンダの温度」様より引用)
まあ、だいたいこんな感じでした。どのサイトでも、1位は、「性格の不一致」です。
うーん。おかしいですよね。^。^
たしか、性格が合ったので、恋愛して結婚したはずなんですけどね。性格が合わないまま、なりゆきで結婚してしまったのでしょうか?ま、上手く行っていない夫婦の誰に聞いても、相手の嫌なところは、結局性格だって答える人が多い様な気がします。
実は、これは心理学的に、というか、人間の体の影響なんですよね。
どういうことかと言うと、恋愛の始まりはだいたい、見た目から入ることが多いのではないでしょうか。もしくは、一緒にいて楽しいとか、落ち着くと言った錯覚から恋が始まります。恋がはじまると、男も女も関係なく、あるホルモンが脳から出始めると言われています。
そのホルモンとは、
PEA(フェニルエチルアミン)
異性に好意を抱くと、このホルモンが間脳の脳下垂体から出ます。すると、脳の中で性的興奮や快感の神経伝達物質として働き始め、ドキドキ感や気持ちの高揚感覚が得られます。PEAが出されていると、興奮系ホルモンドーパミンが大量に出ます。すると、ドンドン気持ちがよくなっていって、相手の全てを好きになってしまうと言われています。つまり、初めは、見た目とか、雰囲気が好きだったのが、あいてのすべてを好きになったと勘違いしてしまうんですね。
そして、いつでもそんな最高のきもちを味わっていたいので、一緒にいたいと考え始めて、告白してつき合いはじめて、結婚へというパターンになります。
それがずっと続くとイイのですが、大体3~4年でPEAの分泌は止まってしまうと言われています。つまり、どきどき感が亡くなってしまうと言うことの様です。あなたも経験したことがあるのではないでしょうか?その結果、一緒に居てもドキドキはもちろん無くなりますし、今まで感じていた相手のすべてが見えてきます。まるで、魔法が解けたかのように。
今まで見えていなかったもの(性格)が、いきなり見え始めるわけですね。で、よく考えてみると、性格が合わないんじゃないのかな~?って思うようになってくるのではないでしょうか。そうなると、もう終わり・・・?かもしれません。いちど、そうなってしまうと、人間っておかしなもので、いやなところしか考えなくなります。「そういえば、あの言葉も、あの態度も、あの部分も嫌だったな~」って嫌なところに集中しはじめます。
おそらく、結婚されて10年くらいの人の多くはそんな感じになっているのではないでしょうか。これは、ホルモンのイタズラなので、仕方がないのです。だって、そのホルモンがないと、人間はこの地球上に居なくなってしまいますからね。^。^
では、そうなってしまった時には、離婚するしか方法はないのでしょうか?
離婚しないための方法とは?
誰でもそうなってしまうのだったら、「じゃ、何をやっても無理じゃない?」って、言われそうですが、そんなことはないですよね。実際に、離婚されるのは、上でも紹介しましたが、3割くらいの人です。残りの人はなんだかんだ言っても、仲よくやっていってるんですよね。なかには、おしどり夫婦と呼ばれる人たちもいます。
では、仲良くやっているひとと、仲良くやっていない人の違いは、何なのでしょうか?
わたしは、依存心だと考えています。
結婚して暮らし始めると、お互いに依存する心が芽生えてきます。恋愛中も同じです。かなり依存心が高まります。「女は料理を作るもの。男は外で働くもの」って言うのも依存心に現れですよね。自分の価値観を押し付けているわけですから。この依存心が問題なのではないかとわたしは考えているんです。
もっと具体的には、
「あなたがいないと、わたし生きていけない」
「お前のために、俺は生きている」
まあ、盛っている所もあるとは思うんですが、恋愛中では、ある程度はそんなきもちになっているひとがおおいですよね。これは、裏を返せば完全な依存心だと感じます。どっちかと言うとプラスの依存心ですが、相手に依存していることには変わりはありません。だって、「ひとりでは生きていけない」と言ってるようなものですからね。
結婚生活を始めると、ドンドン依存心が高まっていきます。
「お仕事忙しいのね。ご飯食べないで待っていたわ」
「お前のために早く帰ってきたよ」
さらに、行動も依存し始めます。上にも書いたように、奥さんは、家事全般、子育てを頑張ります。お金の事はすべて旦那まかせとか、旦那は、外で働くことに一生懸命になって、家の事はすべて妻任せ・・・なんていう家庭も多いのではないでしょうか。
始めのうちは良いんですよね。ホルモンがまだあるから。時々お互いに手伝ったり、感謝したり、慰め合ったりします。ところが、結婚当初ほどの愛情がなくなっていくと、依存心だけが残ってしまいます。そうなると、その依存心が煩わしくなってきます。
「なんで、私が家事をしないといけないの?私も働きたいわ」
「なんで、俺が一生懸命働いているのに、家で食っちゃ寝してるんだ。御飯くらいおいしいものをつくれよ」
なんて。依存していたことを忘れて、それが当たり前だと思っちゃうんですね。だって、今までは何も言わなくてもやっていてくれたから。それが普通だったんです。でも、ちょっと疑問がでてくるんですよね。「ん?なんで?」って。感謝もしてくれないし、って。そうなってくると、いやな部分が目に入ってきます。そして、いままで目に入らなかった嫌なところを思い出そうとし始めます。「そういえば、いつも・・・」って感じですね。今までと全く逆です。今までは、相手の良い部分しか目に入らなかったのに、悪い部分しか目に入らなくなります。
そして、お互いの性格が合わないってことに、初めて気が付いてしまいます。大袈裟かもしれませんが、多くの家庭でおきている現象なのではないでしょうか。そこで諦めたり、依存心をなくしてお互いの人生に責任を持って生きていこうと考え始めない限り、このプレッシャーに耐えられなくなって、離婚になってしまうンだと私は考えています。
では、どうすればいいのか?
そうです。依存心をなくせばいいです。簡単に依存心をなくすことはむずかしいかもしれません。しかし、元々は他人だったっていうことを思い出してください。親も、子供も、伴侶も、もともとは他人です。生まれたときも一人、この世から旅立つ時も一人です。一緒に行ってくれる人は、世界中の誰一人いません。
お互いに考えていることは違いますし、夢も違います。生きている世界も違います。100%同じだって言う方がおかしいですね。まるっきり同じ人はいません。まずは、お互いに他人だっていうことを自覚することで、依存心をなくすことができると思います。
ただ、依存心がないからと言って、おたがいの結びつきが全くないと言うことにはなりません。お互いに別な人生観を持って、別な夢を持ちながら家庭を築いていくと言うことは、重なり合う部分があると言うことです。
イメージはこんな感じです。
何かのきっかけや、勘違いで一緒になったということは、どこかしらひかれた部分があるはずです。容姿も考え方も行動もまるっきり違っていたら、恋愛に発展するわけはありません。お互いを尊重して、同じような夢を追いかけようとして結婚したわけですので、重なり合う部分は必ずあるはずです。それをおたがいに意識したり、話し合うことで、依存心の無い素敵な家庭が創れると思います。
依存心があればあるほど、重なる部分を勘違いして大きく考えてしまうんです。おたがいに、「相手のものは私のもの、私のものは私のもの」と勘違いしてしまうんですね。まずはお互いに依存心をなくして、おたがいに別々の人生を生きているんだとあらためて考えることが、始まりだと思います。
そうなるといい方向に向いていくと思います。役割分担が見えてきますよね。やることは一緒ですが、相手を尊敬しながら生活していくことができます。たとえば、「家事や育児をしっかりやってもらってるから、一生けんめいはたらく」「相手がたいへんなときには、手伝う」「お金をたくさんもらってきてくれるから、サービスする」とかですね。お互いがお互いを助けあう関係になってくると、同じ家庭の中でもストレスはかなり減っていくと思います。
たまには、甘える事も大事ですが、まずはお互いの人生に敬意を払って、それぞれの人生を楽しく生きていくことが大事です。そのためには、趣味も必要ですし、仕事も大事、子育ても大事、親の面倒見るのも大事になってきます。そう考えてみると、かなり新鮮に思いませんか?できれば、そこからさらに一歩すすんで、お互いの人生がしあわせになるために、奉仕をしてあげてみることも考えてみてはどうでしょうか?
せっかく一緒になって、一緒に生活しているわけですから、お互いに幸せになることをお手伝いし合えば、とっても良い関係になってくると思います。見た目は、同じかもしれません。でも、中見は、依存し合ってる夫婦と、独立してお互いに協力し合ってる夫婦と、全く逆だとおもいます。
ただ、それが今の段階では、おたがいの悪い部分しか映らないのでストレスはたまるし、余計イライラしてくるし、悪循環になってると思います。そこで、もう一つ提案させてもらいます。
「依存心をなくすこと」「他人だと思うこと」と言ってきましたが、「そうはいってもね~いやなのはいやだし」と思われるのではないでしょうか。実は、そう思ってる時のあなたの心の中では、ある質問を自分にしています。それは、
「あの人のどこがいやなのか?」
っていう質問を無意識にしてるんです。嫌なところを探してるんですよね。上の「そうはいってもね~」と考えた時に、あなたの心の中では、「そうはいっても、あいつのああいうところがいやだから、できるのかな?」と、自分の心や今までの記憶に聞いているはずです。なので、それをやめてみませんか?無意識に質問してしまうのは仕方がないですから、朝起きたときや寝るとき、ご飯を食べるとき、相手をいやだな~っておもったときなどに、相手の良い所を考えるんです。今、これを読んでる時、まず一つ考えてみて下さい。
もう、離婚するって決めてるなら仕方ないですが、少しでも続けて行きたいと思ってらっしゃるなら、強引でもなんでもいいですから考えてみてください。ちょっとしたところでも良いですし、つき合いはじめの頃のことでも良いです。何でもいいですから、「そういえば、あんないい部分があったな」と考えることです。出来れば、1日10回以上は考えたほうが良いと思います。子供の為とか、自分の為とか、いろんな理由をつけても良いです。相手の良い部分を考える癖をつけてみてください。
すると、不思議なことに、今までのことがウソのように忘れていくはずです。心も軽くなるはずです。結局、あなたはあなたの人生をいきていけばいいのですから、無意識にしてしまう質問を変えていくだけで幸せになれるのでしたら、かなりお得ではないですか?お金もいりませんし。
ものごとの観方を変える方法はリフレーミングと言います。
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まとめます。
最近離婚が、再び増えてきているんですが、離婚の原因の一番は、性格の不一致だと統計的に結論が出ています。
この記事を読んでるあなたは、最近、やばいな~って思っていませんか?性格合わないな~って。でも、安心してください。性格なんて、合う訳がありません。もともと他人なんですから。半分合ってるくらいでラッキーです。というか、半分くらいあってたから結婚したんだと思います。
多くの人は、勘違いして、「性格が合わないと離婚」だと思ってます。親、兄弟だって性格はバラバラのことありませんか?だけど、仲良しですよね。おしどり夫婦と言われている芸能人のカップルを見てみてください。同じような性格の夫婦はいません。例えば佐々木健介夫妻とかですね。逆に、同じような性格のカップルは別れてませんか?
なので、離婚された多くの人は、性格の不一致というのを理由にして別れています。本当は、性格が合わないんじゃなくて、自分の思うこととは違うことをしていたり、嫌いなとこしか見えないので別れてしまうんです。理由はあとづけですね。
そして、離婚しないためには、依存心を捨てる事が大事です。
今までは、ホルモンの影響で依存することが当たり前になっていますが、これからは、お互いに独立した人間だという自覚を持って暮らすことが大事です。お互いに依存する心があるので、頭に来たり、性格が合わないことを理由にしてケンカをしてしまうわけです。その依存心さえ捨ててしまえば、すてきな夫婦になれるはずです。そのことに気づくかどうかで、その後の人生が変わってきます。
そして、相手の悪い部分に集中するのではなくて、
「あのひとの良いところは何?」
と日ごろから考える癖をつけることで、あなたのこころがフラットになってくるはずです。良いところが一つもなくて結婚した人はいないはずです。
結婚した時が最高に幸せだったのではないでしょうか?しかも、その幸せがどんどん増えていくと思って多くの人は結婚しています。実際には、いろんなことが起きてきたり、ホルモンがなくなってきて愛するきもちもすくなくなってきます。同じ状態にあきてくるって言うこともあります。すると、最高のしあわせの状態から、さがってくるように感じるのは当たり前ですよね。そこからが、本当の夫婦、家庭だと私は考えています。そのための方法の一つが、依存心をなくして、相手の良い部分を認めてあげることだと思います。
もしも、悩んでらっしゃるなら、ちょっと考えてみてはどうでしょうか。
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