さくらの親子丼

「さくらの親子丼」4話のあらすじ(ネタバレ)と感想。母親の過干渉で摂食障害に!

ドラマ「さくらの親子丼」の4話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。サクラの娘の恭子は、あざみの友人のリエが起こしたリンチ事件の取材を命じられます。被害者はいまだこん睡状態でした。九十九堂に現れた先生の御代川由希も母親の過干渉で人生が狂っていました。

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「さくらの親子丼」4話のあらすじ

小学校教諭・御代川由希(大西礼芳)は親子丼を食べたて帰って行きました。しばらくすると、ある女性が九十九堂にやってきました。由希の母親、峰子(森口瑤子)でした。さくらは峰子を中に入れました。

峰子は奥で受け持ちの子供達がいないことに気づくと、なぜ由希がここに来て親子丼を食べてるのかを聞いてきましたが、さくらは「わからない」とこたえました。峰子は「こんなふきだまりで」というと、その場にいたあざみや男の子が「このくそばばあ」とののしりました。そこに、由希のクラスの小学生が来て、「どブス」「担任クビだ」「教師失格」と由希の悪口を口々に言い始めました。それを聞いていた峰子は目を白黒させていました。

家に帰った峰子は、由希にどういうことかときいて、九十九堂で聞いたことは何も言わず

「もう行っちゃだめよ、わかったわね」

とだけ、笑顔で由希に言いました。由希も「ええ」とうなずきました。由希はすぐにトイレに行って吐きました。

 

翌日、中西俊太(塚田僚一)が鶏肉と卵を届けに来ました。さくらは中西が持っていた週刊誌を取り上げて読み始めました。それは、娘の恭子(本仮屋ユイカ)が勤めてる会社のもので、恭子が取材したあざみの友達のリエ(柳美稀)が起こした事件が載っていました。

あざみはリエのところにいきました。リエは、サクラが呼んでた週刊誌を持っていました。

「少年院行ってさ、あのことはもう終わったと思ってた。知らなかったんだよ。相手のこのことを。元気になって普通にしてんだと思ってた」

「リエの気持ち、わかるよ」

「何がわかるんだよ。終わってんだったら、なんでこんなんなってんだよ。やっちまったもんはしかたねえじゃねえか。どうすりゃいいんだよ。うちの気持ちわかんねえくせに言ってんじゃねえよ」

そういってリエはあざみをひっぱたいて出て行こうとしますが、あざみは抱きしめて

「わかるんだよ。うちの母親、ひとをころしたんだ。殺された人の家族、恨んでる。私の母親も、私のことも。なんで生きてんだよって。だからさ、私は絶対に幸せになっちゃいけないって、そう決めて生きてきた。いつしんでもいいって。だから、リエの気持ちわかるんだよ」

そういって抱きしめ続けました。

 

あざみが九十九堂に帰ってくると、玉置玄(矢野浩二)がいつものように「いらない色はありません」といいながら絵を描いていました。あざみは白い紙に白いクレヨンで塗って、「縫っても意味ないじゃん。いらない色ってあるんだよ」といいました。玄は、青い紙に白いクレヨンで雲を書いて、「いらない色はありません。みんなだいじです」と繰り返しました。

そこに、恭子が帰ってきて、あざみにリエの居場所を教えてくれといいました。あざみは

「あんたさ、リエにどうしろって言うんだよ。しねとでもいうんかよ」

と言って出て行きました。

さくらは、恭子を悠平の部屋に連れて行って、どうしろっていいたいのかと聞くと、

「人生をかけて、償うべきよ」

そういって、取材していて悠平の命を奪った女は何をやってるのかと思ったといいます。そのときの子供も大きくなっていて幸せにしてるかもしれないけど、ぜったいに許せないといいました。さくらは

「だからって、加害者を不幸にする権利はないのよ、犯人を許すことは一生ないけど、憎んで生きていくのは苦しすぎるわ。だから、あの事件を引きずって生きるのをやめたの」

「じゃあ、この部屋は何?めちゃくちゃ引きずってるじゃない。わたしだって、わすれようとしたわ。何度も。でも、この部屋を見るとどうしても無理だった。見るたびに苦しかった。おかあさんは、しんだお兄ちゃんのことばっかり見てたのよ。私のことなんて見てなかったじゃない。それがイヤで、お父さん、出て行ったんだよ。ごめん。言い過ぎた。でも、私にはおもすぎるわ、この部屋」

そういって帰っていきました。

 

夕方、再び由希がやってきました。玄さんもいつものように絵を描いていました。由希が「きれいな花ね」と声をかけると、

「花、花、花は誰のために咲きますか?」

と玄さんがいうと、由希はかんがえはじめました。由希が親子丼を食べ終わると、いつものようにトイレに田等としました。するとさくらが目の前に立って、

「吐いちゃ駄目」

とトイレに生かせませんでした。どいてくださいという由希に、

「花は自分のために咲くのよ、お母さんのためじゃないわ。これ以上、自分を傷つけちゃ駄目」

それでも由希はトイレに行こうとしても身兄なりました。そこに俊太がやってきてふたりをとめると、由希は出て行ってしまいました。その日の夜、居酒屋にいって、由希の摂食障害のことを俊太にはなしました。さくらは、自分を傷つけることで、誰かの気をひこうとしてるかもしれないといいました。

由希は、夕食のときに、峰子が校長に挨拶に行ったことと自分の授業を廊下から見ていたことを話し出しました。峰子のコトバを聴きながら、由希は心の中で、<誰か、助けて>とずっと繰り返していました。その日の夜もコンビニから買ってきたものをむさぼり食べていました。

翌日、由希は学校の前まで行きますが引き返しました。そして服を着替えてヘアスタイルを変えてホテルの中に入っていきました。そして援交したお金で再び大量に食べました。

峰子が家にいると、120万円のカードローンの請求書を見つけました。さらに、ほかの会社からの催促の電話がかかってきました。

その日の夜、帰ってきた由希に聞くと、

「だいじょうぶよ、心配しないで。ママ」

と言って部屋に行こうとします。そして月光にも電話したけど、休みだったというと、

「私にはかまわないで。私の好きにさせてよ」

と叫んで部屋に行きました。

 

翌日、恭子はこの間のことを俊太に相談しました。俊太はわかるといいながら、サクラと同じようにどうしたいのかと言ってました。

その日の夜、警察からさくらに電話がかかってきました。デリヘルの違法行為で由希が摘発されてしまって、由希はさくらをよんだんです。今日のところは証拠不十分で釈放されました。さくらは由希を九十九堂に連れて行って話を聞きました。

由希は今までのことを話し始めました。教師だった峰子は由希を産んだ後体調を崩して教師を辞めてしまって、由希を教師にするのがいきがいになってしまったんです。小さい頃から、由希の生活のすべてを峰子がすべて決めていました。あるとき「ちょっと太ったんじゃない」と言われてダイエットをはじめました。すると逆に「やせすぎじゃない」と言われて食べて食べまくりました。そして、食べて吐きまくることで安心感を得られるようになって行きました。本当は教師なんかになり多雨な買ったけど、峰子が自分の人生に乗り移ってきて峰子の夢をはたそうとしたから、心の奥では峰子を裏切って失望させたかったと話しました。

さくらは、まだわかいからやり直せるといいます。そのためにはひとりですむことだというと、峰子から電話がかかってきました。電話に出ようとした由希をサクラがとめようとしてると、由希の腕にはリスカのあとがありました。由希はさくらに抱きついて泣き続けました。

その一部始終をあざみがきいていました。

その日の夜、由希はあざみの隣で寝ました。

 

翌日、さくらが由希の家に行くと、峰子がパニックになっていました。峰子は由希の部屋のドアを壊して中に入ると食べかすだらけなのにびっくりしてしまったんです。さくらを自分の部屋に連れて行って、幼稚園のときのともだちにでんわをさせようとしました。峰子の部屋の中には、ちいさいころからの由希のしゃしんが壁じゅうにきれいにはられていました。

仕方なく付き合ってようちえんの資料を見てると、由希が書いたスケジュールが出てきました。由希が行ってたとおりにお稽古だけで毎日が埋まっていました。さくらは「そうか、そうだったのね」と何か気がつきました。そして、峰子に由希が九十九堂にいることを告げました。

おちついた峰子にすべてを話しました。さくらはやることやしごと、未来まですべて決めてしまった峰子のせいだといいますが、峰子は、それは母の間と答えました。さくらは腕の傷や摂食障害のことも話して、必死に生きてきたといいます。そして、自分の息子の悠平のことを話して、息子から巣立つからいっしょに巣立とうといいました。

 

さくらは九十九堂に帰って由希とあざみに親子丼を食べさせました。あざみと由希はいつもと味が違うといいました。さくらは、由希が親子丼を食べに来た理由がやっとわかったといって幼稚園のときのスケジュールを見せました。水曜日のところに「親子丼の日」とかかれていました。その日だけ時間があるので毎週親子丼を作ってくれてたんです。その親子丼が母親の味でした。サクラは作り方をおそわって、いつもと違う親子丼を作ったんです。泣きながら由希は親子丼を食べました、台所では峰子が泣いていました。

その日の夜、さくらは悠平の荷物をかわらで燃やし始めました。すると、峰子も由希の思い出を持ってやってきていっしょに燃やし始めました。

その二人の姿を見て、あざみは自分の母親はどうだったんだろかと思っていました。

峰子は新潟の夫のところに行クコと担って由希が一人で暮らすことになりました。そして教師を辞めてイラストレーターを目指し始めました。

(⇒5話のあらすじ

「さくらの親子丼」4話の感想

面白かったですね。最近多い毒親のお話でした。峰子は毒親とまでは行きませんでしたが、かなりの過干渉の母親でした。ドラマだったので簡単に済みましたが、本当はもっと長い時間をかけてわからせないとうまくは行かないような気がします。「過保護のカホコ」の悪いバージョンみたいな感じでした。

改めてこういうドラマを見ると、干渉と過干渉の境目というのは本当に難しいと感じました。

赤ちゃんの場合、干渉しないと生きていけません。ミルクもあげなければ、オムツも替えないし、お風呂もいれないというのが干渉しないということですが、それは育児放棄になってしまいます。赤ちゃんの頃は、1から10まで干渉しないといけないのですが、年齢を重ねていくうちに、1から9まで、8まで、7までとへらしていくのが本来の育て方だと思います。爽考えると、今回のお話の峰子は、赤ちゃんの時のまま、1から10まで干渉してしまい、それが普通だと感じていたんだと思います。

とうぜん、成人したり、結婚したら、もう干渉はやめるべきですが、母親はそれを認めるのがつらいとよく聞きます。父親は案外あっさりしていますよね。それは、かかわった時間だと思います。

峰子の場合、おそらく、すべての時間を由希に費やしてると思います。ゴハンも、お風呂もすべて由希のためだと思っていたはずです。そのかけた時間だけ、執着が強くなってしまい、周りが見えなくなって痛んだと思います。さくらのばあいは、悠平の部屋に入るたびに幽閉のことを考えていたので、いつまでたってもそこに執着してきてしまって、娘の恭子にああいったことを言われてしまったわけです。

なので、もしも、過干渉とか、手のかけすぎだな~と感じていたらまずはいっしょにいる時間を少なくしてみてはどうでしょうか。たぶん、相手は喜ぶと思います。いっしょにいる時間を少なくすることで、物理的に干渉できなくしていくことで、徐々にその状態に慣れてくるはずです。すると、自分のやりたいこと、やらなければいけないことなどが見えてくるはずです。そうやって徐々にかかわりを少なくしながら気持ちも慣れさせる事が、子離れするためのひとつの方法だと思いました。

来週は、あざみの過去が恭子にわかってしまいます。子供を持った人でないとさくらの気持ちを理解するのは難しいのですが、じぶんのきもちにどうやって折り合いをつけていくのか、恭子の表情や目線をしっかり見ていきたいです。

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「さくらの親子丼」のキャスト

  • 九十九さくら 真矢ミキ、古本屋店主
  • 九十九恭子 本仮屋ユイカ、さくらの娘
  • 九十九悠平 大地伸永、17歳で亡くなったさくらの息子
  • 二宮あざみ 吉本実憂、1歳のときに母親から捨てられた
  • 正木リエ 柳美稀、あざみの友人
  • 中西俊太 塚田僚一(A.B.C-Z)亡くなった息子の親友
  • 玉置玄 矢野浩二、九十九堂にたまってる、絵が得意
  • 佐伯風花 浅川梨奈、九十九堂にたまってた

4話以外のあらすじ

以上、「さくらの親子丼」の4話のあらすじと感想でした。


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福田 美喜夫

福田 美喜夫

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【神奈川県在住の45歳、システム工学、情報経営学を専攻後、現在はアクティブシンキングライターとして生活。休日は、サーフィンにキャンプ、遅くやってきた青春を謳歌中。】

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