羽田圭介さんが芥川賞を取った作品「スクラップアンドビルド」がドラマ化されて、12月17日の夜9時より放送されます。ドラマ「スクラップアンドビルド」のキャストや相関図、あらすじ(ネタバレ)と感想をまとめました。
原作はコチラ⇒ スクラップ・アンド・ビルド
「スクラップアンドビルド」のキャスト
ドラマ「スクラップアンドビルド」のキャストは、
- 田中健斗 柄本佑、主人公
- 亜美 山下リオ、健斗の恋人
- 大西大輔 浅香航大、健斗の友人
- 田中昭一 山谷初男、健斗の祖父
- 田中春子 浅茅陽子、健斗の母、昭一の娘
- 三崎楓 秋元才加、ジムのインストラクター
「スクラップアンドビルド」の相関図
主人公の健斗は、会社勤めに嫌気がさして、退職して行政書士になろうと勉強しながら中途採用の面接儲けています。いわゆる、ニートとか、引きこもりに近い28歳のだんせいです。健斗には、4歳年下の恋人、亜美(山下リオ)がいて、あうと必ずホテルに行くような関係です。その時は、筋トレをかかせません。おもいっきり筋肉を駆使することで、古い筋肉を壊してあたらしい大きな筋肉をつけようとしています。
亜美は、どこにでもいる女の子で、他の登場人物と同じように、自分のことしか考えておらず、健斗とのことも深くは考えていないような感じです。
祖父の昭一は、要介護度1のおじいさんで、体の自由はすこしずつきかなっくなってきてて、痛みも出ているようです。口癖は、「もうしんだほうがよか」です。毎日その口癖を聞かされていやになった健斗は、友人の大輔(浅香航大)に相談すると、過剰に介護することで、その望みをかなえることが可能だと知ります。その日から、健斗の介護の生活が始まりました。
一方、娘の春子(浅茅陽子)は、そのことを知ってるので、体を動かせようと口うるさる叱咤激励を繰り返します。ときには、かなり乱暴な言葉を使って、祖父を怒らせてでも体を動かせて長生きしてもらおうと努力をしています。
ともあれ、健斗の介護が始まりましたが、健斗の望みはかなうのでしょうか。
「スクラップアンドビルド」のあらすじ(ネタバレ)
ここから先はネタバレが含まれます。読みたくない人は、次をクリックしてください。⇒感想までジャンプ!
番組HPで発表されているあらすじです。
主人公の健斗(28)は無職。勤務していた会社に嫌気がさして仕事を辞め、行政書士資格試験に向けての勉強をしながら就職活動をしているが、企業の中途採用試験には落ち続け、いやになるほど無為な日々を送っている。
健斗は、母親と、87歳になる要介護の祖父と同居している。祖父は大きな病気もしておらず年齢からすれば健康体といっていいくらいだが、体が思うようには動かず、口癖は「もう死んだほうがよか」。そんな祖父にへきえきとする健斗だったが、ある時、ふと健斗は思う。自分はいままで、祖父の心の叫びを、聞き流していたのではないのか? ただベッドに横たわり、やがて来る死を待つだけなら、早めに死にたくもなるのではないだろうか。健斗は自分の今までの祖父への接し方が、相手の気持ちに向き合わない自己中心的なものに思えてくるのだった…。もやもやする思いを健斗は介護業界で働く友人の大輔に話し、「被介護者を可能な限り手厚く介護することがいちばん効果的なんじゃないか」、と助言される。「え、どういうこと?」。「過剰な介護を受けて動かなくなれば、人間、筋肉も脳もいっぺんに衰えるからさ」と大輔が健斗に言う。祖父が心から望む安らかな尊厳死を迎えることができるように、祖父をできる限り手厚く介護して弱らせてあげようというヘンテコな決意が健斗の心に生まれ、そして祖父との奇妙な介護の攻防戦(?)が始まる。しかし、祖父に秘められた謎がしだいに大きくなるとともに、事態は思いがけない展開を見せ始めて…。(出展:番組HP)
詳しいあらすじは、番組終了後、載せていきます。
ドラマ「スクラップアンドビルド」の感想
「スクラップアンドビルド」は、羽田圭介さんが芥川賞を取った作品です。同じときにとった芸人の又吉さんの「火花」がとてもセンセーショナルで、話題を独占していて、羽田圭介さんのほうには、ほとんど取材とかスポットライトも当らなかったのですが、羽田圭介さんの独特なキャラクターがとてもおもしろくて、テレビに出ずっぱりになったおかげで、この作品もだいぶ認知されるようになりました。
中見的には、単純に書くと、介護老人と介護する方の人の思惑が絡んでいる物語で、読む人にとっていろんな読み方ができる本でした。事実は一つしかないのに、人の考え方次第で、どうとでもとらえることができるんだなと感じました。
事実は、孫が祖父の介護をしっかりするということです。
これは、揺るがしようもないことです。実際にやってるわけですから。ただ、それぞれの人のこころのなかでは、さまざまなことが考えられています。
- 健斗は、はやく衰弱してもらいたい
- 母親は、やりすぎるな
- 祖父は、ありがたい
- 亜美は、関係ない
- 姉は、見たくない
などです。それぞれの視点から、このドラマを見てみると、とても面白いと思います。ドラマを見終わった後に、再び感想を書いていきたいと思います。
羽田圭介さんの著作は、
他にもありますので、リンク先のアマゾンで調べてみてください。
以上、ドラマ「スクラップアンドビルド」のキャストや相関図、あらすじと感想でした。
ほかにもおもしろいドラマがあります。
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