NHK大河「西郷どん」の14話「慶喜の本気」のあらすじ(ネタバレ)などを紹介します。
「西郷どん」13話の再放送は、4/14の午後1時5分からです。
お好きな所からお読み下さい。
14話「慶喜の本気」のあらすじ
吉之助(鈴木亮平)と正助(瑛太)は、薩摩を出た後に熊本を訪問しました。そのあと、吉之助は江戸に向かい、正助は薩摩に帰りました。
安政4年10月21日。
アメリカからやってきたハリスが、通商条約締結のために江戸城で家定(又吉直樹)と初めてあいました。ただ、家定は、同じ言葉を何度も繰り返すだけでした。
大奥にもどってきた家定は、うまく出来たことを篤姫に報告すると、篤姫も笑顔でほめてくれました。
一方、吉之助は江戸につくと、斉彬(渡辺謙)の書状を福井藩主の松平慶永(津田寛治)のところにとどけました。その書状には、吉之助を存分に使えと書かれていました。松平慶永は、水戸の徳川斉昭(伊武雅刀)が通商などもってのほかと激怒したことと、それを押さえられなかった老中首座の堀田正睦のことがうわさになっているといいます。ついには、徳川斉昭が幕府のなかで悪者になっていて、将軍をあやめて息子の一橋慶喜(松田翔太)をつぎの将軍にすると言うような黒いうわさまで出てるとため息まじりでごぼしました。
そして、橋本左内(風間俊介)と共同して、一橋慶喜を将軍になるように説得しろと命じられました。
品川宿で吉之助と左内が慶喜をもちあげるためのいいことばかりの情報がかかれた本を見てると、慶喜がやってきました。慶喜は、その本を見ると、うそばっかりだと言って破って捨ててしまいました。そして、「将軍にはならん」といいきりました。
吉之助と左内は土下座をして、この国を強くしてくれとお願いしましたがその部屋を後にしました。
それから程なくして、薩摩にいる斉彬から建白書が提出されました。そこには、この難局を乗り切るためには慶喜を次の将軍をするべきだと書かれていました。
そのころ、吉之助たちは、慶喜のことが書かれた本を何冊もコピーしていました。吉之助が品川宿を出ようとすると、以前、襲いかかれた仮面の男がいました。追いかけていくと、一段の武士が現れて、主につれてこいといわれたとはなしました。
連れて行かれた先は、井伊直弼(佐野史郎)のもとでした。
井伊直弼は、慶喜にはこの国を守れないといいますが、吉之助は、慶喜だけがこの国を変えて異国に立ち向かえると反論しました。井伊直弼は、徳川家を守ることがこの国を守ることだといいます。そして、斉彬の情報を売ってくれれば、井伊家の家臣として取り立ててやるといわれました。そして、貧しい兄弟や熊吉も助けてあげれるといいました。すでに、薩摩までスパイをはなってあるようでした。
それを聞いた吉之助は、激怒して立ち上がって帰ろうとしました。井伊直弼の部下は「生きて帰れるな!」といきり立ちますが、井伊直弼はそのまま帰しました。
建白書の写しが大奥にもまわっていました。それを読んだ本寿院(泉ピン子)は激怒しました。本寿院は斉昭のことを大嫌いで、しかも慶喜を次の将軍にするために、篤姫を輿入れさせたことに気づいたんです。本寿院は、将軍が篤姫のところに来るのを阻止し始めました。
篤姫たちがどうしようか考えてると、ひょっこり家定がやってきました。
篤姫は、絶好のチャンスだと思って、一橋慶喜を次の将軍にしてくれとお願いしました。家定は篤姫のお願いを聞き入れて、次の将軍を慶喜にすることに決めました。本寿院にもそのことを告げました。
ところが、一橋慶喜はまったくその気になっていませんでした。
ある日の晩、慶喜が品川宿でねてると、ひとりの武士が慶喜の命を狙って襲い掛かってきました。吉之助が何とか食いとどめてる隙に慶喜は逃げることが出来ましたが、すぐに追いつかれてしまいました。その男が切りかかる寸前、吉之助は斉彬に拝領した小刀を抜いてその暴漢の腹を突き刺して何とか守ることが出来ました。
左内と慶喜、吉之助は、川原まで遺体を運んでいきました。吉之助は井伊直弼の仕業だと二人に告げました。遺体を川の中に投げ入れると、初めて人の命を奪った吉之助は両手を合わせて拝みました。その男にも主君や家族がいるとおもったからでした。
慶喜は、こういうのがいやだから将軍にはならないというと、佐内は、慶喜が将軍にならないともっと多くの人の血が流れると説得しました。
吉之助は、人の命はおなじだけど、国を変える力を慶喜が持ってるといいます。そして、まだ慶喜が逃げるというのなら、今しがた亡なった男も浮かばれないと涙ながらに訴えました。
それを聞いた慶喜は、ついて来いといって3人で井伊直弼のところにむかいました。井伊直弼は、次の将軍を断って、紀州の慶福が将軍になったら紀州をくれると提案しました。
それを聞いた慶喜は立ち上がって、
「どうもきにくわぬ。お前はいつからそんなに偉くなったんだ。どうしてお前に紀州に行けなどといわれねばならぬ?付け上がるな。徳川はお前のものではない。お前の言葉には命がこもってない。今の幕府で太平の世が保たれると思ってるのか?この大ばか者!わかった。俺が将軍になろう。西郷、橋本、帰るぞ」
そういって、3人は井伊直弼の屋敷を後にしました。
(⇒15話のあらすじ)
「西郷どん」は有料ですが、いままでの大河や「プロフェッショナル」もこちらで見ることができます。⇒U-NEXT公式サイトへ
キャスト
西郷家
- 西郷吉之助 鈴木亮平、後の隆盛
- 西郷琴 桜庭ななみ、吉之助の妹
- 西郷吉二郎 渡部豪太、吉之助の弟
- 熊吉 塚地武雅。使用人
大久保家
- 大久保正助 瑛太、後の利通
- 大久保次右衛門 平田満、正助の父親
- 大久保福 藤真利子、正助の母親
島津家
- 島津斉彬 渡辺謙、薩摩藩次期当主
- 島津久光
- 山田為久 徳井優、斉彬の側近
- 篤姫 北川景子
- 幾島 南野陽子、篤姫の教育係
徳川幕府
- 阿部正弘 藤木直人、老中筆頭
- 徳川斉昭 伊武雅刀、元水戸藩藩主
- 一橋慶喜 松田翔太、一橋藩藩主、徳川斉昭の息子
- 井伊直弼 佐野史郎、彦根藩藩主
- 徳川家定 又吉直樹、十三代将軍
郷中の仲間たち
郷中とは、町内会の中の青年団みたいなものです。
- 有村俊斎 高橋光臣
- 大山格之助 北村有起哉
- 村田新八 堀井新太
- 有馬新七 増田修一朗
その他
- 岩山糸 黒木華、西郷吉之助を片想いしてた
- ナレーション 西田敏行(市原悦子さんのピンチヒッター)
各話のあらすじ
西郷どん1話「薩摩のやっせんぼ」のあらすじ、西郷どん2話「立派なお侍」のあらすじ、西郷どん3話「子どもは国の宝」のあらすじ、西郷どん4話「新しき藩主」のあらすじ、西郷どん5話「相撲じゃ!相撲じゃ!」のあらすじ、西郷どん6話「なぞの漂流者」のあらすじ、西郷どん7話「背中の母」のあらすじ、西郷どん8話「不吉な嫁」のあらすじ、西郷どん9話「江戸のヒー様」のあらすじ、西郷どん10話「篤姫はどこへ」のあらすじ、西郷どん11話「斉彬暗殺」のあらすじ、西郷どん12話「運の強き姫君」のあらすじ、西郷どん13話「変わらない友」のあらすじ、西郷どん15話「殿の死」のあらすじ、西郷どん16話「斉彬の遺言」のあらすじ
以上、NHK大河「西郷どん」の14話のあらすじ(ネタバレ)でした。
おすすめの記事