NHK大河「西郷どん」の19話「愛加那」のあらすじ(ネタバレ)などを紹介します。
「西郷どん」19話の再放送は、5/26の午後1時5分からです。
お好きな所からお読み下さい。
19話「愛加那」のあらすじ
安政6年。吉之助(鈴木亮平)が大島に来てから数ヶ月がたちました。
吉之助はサトウキビ刈りを手伝っていました。さらに、薩摩から送られてきた米をたいて島の人たちにおにぎりを作って振舞いました。サトウキビを作る機械も鉄にしたらいいと島の長老の龍佐民(柄本明)にいうと、それはやめてくれといいます。おにぎりもあたえるのも、夢を見させるだけで、いずれ吉之助がいなくなったら二度とたべれないのでやめてくれといわれました。
しばらくして、再び薩摩から手紙がとどきました。
読もうとすると、とぅま(二階堂ふみ)がやってきて手から奪いました。とぅまは、手紙を読んでも暴れないでくれとお願いして返しました。その手紙は正助(瑛太)からで、鉄の農具はまだまっていてくれ、吉之助の復帰を頼んでるから待っていてくれと書かれていました。とぅまは、いずれ薩摩に帰る人だとさびしそうに言ってかえっていきました。
吉之助は島の子供たちに文字をおしえていました。
ある日、吉之助がサトウキビ畑で働いてると、隣村の農民達が役人につれられてきました。さとうを隠し持っていたので、見せしめに連れて行って罰を与えるということでした。吉之助は怒りますが、龍佐民はもうかかわりにならないでくれ、災いを持ち込まないでくれといいました。
家に帰ってきて、とぅまの兄が薩摩に行かせてくれといってると、さっきの役人達が帰ってきて、この家の中に砂糖を隠し持ってるといって探し始めました。役人達は、家具や農産物をあらしてさがしまわってると、代官の田中雄之介(近藤芳正)が自分で壷の中に入れて「あったぞー!」と叫びました。龍佐民ととぅまの兄が連れて行かれました。
吉之助が子供たちに文字を教えてると、役人の木場伝内(谷田歩)がやってきて龍佐民が連れて行かれたといいました。ですが、ここで騒ぎを起こさないでくれと代官所にいこうとする吉之助を止めました。木場は正助に頼まれて、吉之助が騒ぎを起こさないようにと頼んだ役人でした。
田中は牢のなかで龍佐民を拷問していました。田中は上役から砂糖の取立てが少ないと責められていて、その責任を島民達に追いかぶせようとしていたんです。
翌日、子供たちが吉之助のところにやってきて、とぅまたちが龍佐民を取り返しに代官所に押し寄せたといいに着ました。吉之助は、すぐに代官所にいって、文句は自分が言うからこらえてくれといいました。
ただ、外から来た吉之助は、島の人の気持ちはわからないといってとぅまたちが中に突っ込んでいきました。
そこに田中がやってきて、あわせてやるととぅまを牢に連れて行きました。牢に連れて行った田中は自分の妻にならないか?龍佐民と兄の命はお前の返答しだいだといいました。とぅまはお前のものになるならしぬというと、持っていたかんざしを自分の首に刺そうとします。そこに吉之助がやってきててをとめました。
吉之助は、もう悪いことはしないでくれと田中にお願いしますが、田中は薩摩のためにやってるといいます。吉之助は人として許せないことは許せないというと田中のまえに仁王立ちになりました。田中は怖くなってくずれおちました。吉之助は牢屋のカギを壊して龍佐民たちを助けました。
田中が自分の部屋に戻って菊池源吾が代官にはむかったという上申書を書こうとすると、木場がやってきて、正助からの手紙を読んでからにした方が良いといいます。田中がそれを読むと、菊池源吾だと思っていた男は実は斉彬の片腕だった西郷吉之助だとわかって、上申書を書くことをやめました。
ある日の夜、とぅまが吉之助の寝所にやってきて、自分を妻にしてくれとお願いしました。吉之助は「それはできん」といいますが、とぅまは着物を脱ぎながら、
「あなたが好きです。あんご(島妻)にしてください」
といいますが、吉之助は着物を着せてやり、とぅまに出会えたから生きる気力がでてきて、今でも生きていることができたといいます。
「そんなおなごをあんごにはできない。おれのつまになってくりゃんせ」
吉之助はとぅまをだきしめました。
しばらくして、二人の祝言が行われました。とぅまがすごいしあわせそうな顔をしていました。
その日の夜、とぅまは名前をつけてくれといいました。島の女性は、嫁に行くと、下に加那をつけた名前にかわるということでした。吉之助は、
「愛はどうじゃ」
とぅまはものすごく喜びました。
「旦那さま、もうひとつお願いが。旦那様の本当の名前はおしえてくだしゃり」
「おいのなまえは、西郷吉之助じゃ。じゃっどん、その名前は捨てた、おいは菊池源吾としてこの島で生きていく。愛加那とこの島で生きていく」
愛加那は泣き出しました。そして、笑顔で
「ありがとう、わたしの旦那さま」
(20話に続く)
「西郷どん」は有料ですが、いままでの大河や「プロフェッショナル」もこちらで見ることができます。
キャスト
西郷家
- 西郷吉之助 鈴木亮平、後の隆盛
- 西郷琴 桜庭ななみ、吉之助の妹
- 西郷吉二郎 渡部豪太、吉之助の弟
- 熊吉 塚地武雅。使用人
大久保家
- 大久保正助 瑛太、後の利通
- 大久保次右衛門 平田満、正助の父親
- 大久保福 藤真利子、正助の母親
島津家
- 島津斉彬 渡辺謙、薩摩藩当主
- 島津久光 青木崇高
- 山田為久 徳井優、斉彬の側近
- 篤姫 北川景子
- 幾島 南野陽子、篤姫の教育係
徳川幕府
- 阿部正弘 藤木直人、老中筆頭
- 徳川斉昭 伊武雅刀、元水戸藩藩主
- 一橋慶喜 松田翔太、一橋藩藩主、徳川斉昭の息子
- 井伊直弼 佐野史郎、彦根藩藩主
- 徳川家定 又吉直樹、十三代将軍
郷中の仲間たち
郷中とは、町内会の中の青年団みたいなものです。
- 有村俊斎 高橋光臣
- 大山格之助 北村有起哉
- 村田新八 堀井新太
- 有馬新七 増田修一朗
その他
- 岩山糸 黒木華、西郷吉之助を片想いしてた
- ナレーション 西田敏行(市原悦子さんのピンチヒッター)
各話のあらすじ
西郷どん1話「薩摩のやっせんぼ」のあらすじ、西郷どん2話「立派なお侍」のあらすじ、西郷どん3話「子どもは国の宝」のあらすじ、西郷どん4話「新しき藩主」のあらすじ、西郷どん5話「相撲じゃ!相撲じゃ!」のあらすじ、西郷どん6話「なぞの漂流者」のあらすじ、西郷どん7話「背中の母」のあらすじ、西郷どん8話「不吉な嫁」のあらすじ、西郷どん9話「江戸のヒー様」のあらすじ、西郷どん10話「篤姫はどこへ」のあらすじ、西郷どん11話「斉彬暗殺」のあらすじ、西郷どん12話「運の強き姫君」のあらすじ、西郷どん13話「変わらない友」のあらすじ、西郷どん14話「慶喜の本気」のあらすじ、西郷どん15話「殿の死」のあらすじ、西郷どん16話「斉彬の遺言」、西郷どん17話「西郷入水」、西郷どん18話「流人 菊池源吾」
以上、NHK大河「西郷どん」の19話のあらすじ(ネタバレ)でした。
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