NHK大河「西郷どん」の2話のあらすじ(ネタバレ)などを紹介します。少年期は1話で終わって、2話から鈴木亮平さんが登場して青春篇が始まります。瑛太さん演じる大久保利通と二人で、あつい青春を演じてくれそうで楽しみです。
お好きな所からお読み下さい。
2話「立派なお侍」のあらすじ
小吉が斉彬(渡辺謙)に会った6年後。
18歳になった小吉は、元服して吉之助(鈴木亮平)と名乗り、年貢の徴収を行う役人の補佐役をつとめていました。
その年、天候不良のために凶作になっていて、なんとか年貢を負けてくれないかと百姓達にお願いされていました。吉之助の横で、上司の井上は、百姓たちから賄賂をうけとってるところをみてしまいました。
すると、一軒の家から娘が逃げてきました。借金のかたにつれていかれるところでした。吉之助は、自分がその日もらった給料と井之上からさっきもらってた賄賂をむりやり奪い取って取立人にわたしてなんとかその日は帰ってもらうことができました。そのあと、吉之助は家族のためにうなぎをとりに行きますがえびが数匹しか取れませんでした。家に帰った吉之助は、その日もらった給料を途中で見も知らない娘の借金に渡してしまったといってあやまると、母親や父親から怒られてしまいました。
そこに大久保正助(瑛太)がやってきました。その日から記録所に入ることが決まったと報告しにきたんです。吉之助は自分のことのようによろこびました。
そのころ江戸からもらった斉彬が父親の斉輿(鹿賀丈史)に面会して、大砲の調練のために金が必要だとお願いしていましたが、家老の調所広郷(竜雷太)に断られていました。
翌日、吉之助は先日助けた娘の家に行きました。その家で母親が病気で寝ていました。娘は働きに出て必ずお金は返すからと吉之助に言いました。そのけなげな姿を見て、自分の昼食のおにぎりを取り出して食べさせてあげました。
その日の夜、大久保正助の就任祝いが催されました。多くのものがあつまってると、薩摩家の重臣、赤山靱負(沢村一樹)がお祝いのタイを持ってやってきました。そこに、小さい頃にいっしょに妙円寺詣りをした糸(黒木華)もいっしょにやってきました。今は赤山の家で奉公してるということでした。
宴が進むと、まずしい民百姓のために何とかしたいと吉之助がいってると、できれば斉彬を担いで領主にしたいという話になります。
翌日、斉彬が幕府に送ろうとしていた報告書が斉輿の怒りに触れてしまい、久光が藩主名代に指名されました。薩摩の海岸の警備の不備を書いたものでした。失念の斉彬は江戸に行って、斉興がやってる密貿易のことなどを報告してその責任を取ってもらうと赤山に言いました。そして、必ず藩主となって帰ってくるといって屋敷にもどりました。
吉之助が年貢のとりたてをしてると、同僚の井上たちのあまりに横暴な振る舞いが目に余りました。吉之助が上司の井之上に文句を言いましたがなんともなりませんでした。先日助けた娘も奉公に行くことになってしまいました。吉之助があとをおってくと、「本当は奉公なんかに行きたくない」と粒や低いました。
吉之助は、城に戻って家老の調所のところに行って、年貢の取り立て方法を変えてくれといって、このままだと薩摩がなくなってしまうと必死に頼みました。薩摩藩では毎年決まった年貢を取り立てる方法を採用していて、吉之助は取れ高に応じて年貢を決める検見取りという方法に変えてくれと頼んだんです。家老の調所は、多少の賄賂がまかりとおっても年貢が一定して薩摩藩にはいってくればそれでいいから変えられないといいました。それでも吉之助が必死に頼むと、検見取りをやってもいいとお許しが出ました。吉之助は感謝してその場を下がりました。吉之助が出て行った後、調所の部下が聞くと、どうせ成功するわけがないと調所は笑っていました。
吉之助は、糸といっしょに百姓達のところに向かって田んぼをはかり始めました。助けた娘も糸の実家で雇ってくれることになりました。吉之助が田んぼを見回ってると、山の中に隠して米を作ってる隠し田を発見してしまいました。百姓達からは、検見取りするのはやめてくれと土下座されました。
家に帰る途中、ずっと吉之助はどうしたらいいのかと悩んでいました。
途中、吉之助は赤山のところにいって、斉彬に会って百姓達の苦しみを伝えたいとお願いしました。赤山は、明朝、斉彬はひそかに江戸へ建つので、それまでに意見をまとめて斉彬に話に行けと伝えました。
吉之助は自分の家に戻って百姓たちの現状を書にして、翌朝、家を出ました。歩いていると、正助が追いついてきて、今はやめておけといわれました。吉之助は、かつて一度だけあったことがあって、もう一回会おうといわれたことを話しました。そして、
「おいは斉彬様をしんじちょう」
と笑顔で言って歩いていきました。
その頃、吉之助が助けた百姓の娘のところに、糸が行ってました。やはり雇うことができないと伝えてると、借金取りが再び現れて娘を連れて行きました。糸は、すぐにはしりだして斉彬に話をしに行こうとしてる吉之助にそのことを伝えました。吉之助は、すぐに百姓のところに行って、借金取りの前に立ちはだかります。そして、借金は何とかするからちょっと待ってくれと土下座しました。すると、娘は、もういいです、家のために売られていきます、立派なおさむらいさんにあえてよかったと涙を流して話してくれました。
吉之助は、いつまでもその場所に土下座をしながら「おいはそんなりっぱなさむらいじゃなか、やっせんぼじゃ」と言って泣いていました。
江戸に向かう途中だった斉彬のところに、赤山が追いかけてきてちょっと休憩してくれとお願いしていました。斉彬は、何かあると赤山の気持ちを察して、桜島を見ながらしばらくその場所で休んでいましたが、吉之助がいつになっても来ないので仕方なく出立してしまいました。
(⇒3話に続く)
「西郷どん」は有料ですが、いままでの大河や「プロフェッショナル」もこちらで見ることができます。
キャスト
西郷家
- 西郷吉之助 鈴木亮平、後の隆盛
- 西郷吉兵衛 風間杜夫、吉之助の父親
- 西郷満佐 松坂慶子、吉之助の母親
- 西郷琴 桜庭ななみ、吉之助の妹
- 西郷吉二郎 渡部豪太、吉之助の弟
- 西郷従道 錦戸亮、吉之助の弟
- 熊吉 塚地武雅。使用人
大久保家
- 大久保正助 瑛太、後の利通
- 大久保次右衛門 平田満、正助の父親
- 大久保福 藤真利子、正助の母親
島津家
- 島津斉彬 渡辺謙、薩摩藩次期当主
- 島津斉興 鹿賀丈史、薩摩藩藩主
- 由羅 小柳ルミ子、斉興の側室
- 島津久光 青木崇高、由羅の息子、斉彬の異母弟
- 調所広郷 竜雷太、薩摩藩家老
- 山田為久 徳井優、斉彬の側近
- 赤山靱負 沢村一樹、斉彬の家臣
- 桂久武 井戸田潤、赤山靱負の弟
- 於一 北川景子、のちの篤姫
郷中の仲間たち
郷中とは、町内会の中の青年団みたいなものです。
- 有村俊斎 高橋光臣
- 大山格之助 北村有起哉
- 村田新八 堀井新太
- 有馬新七 増田修一朗
その他
- 岩山糸 黒木華、西郷吉之助を片想いしてる
- ナレーション 西田敏行(市原悦子さんのピンチヒッター)
各話のあらすじ
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以上、NHK大河「西郷どん」の2話のあらすじ(ネタバレ)でした。
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