東海林弘靖(照明デザイナー)がプロフェッショナルに!作品と経歴は?

マジックアワー40代からの仕事

LIGHTDESIGN INC. 代表で、照明デザイナーの東海林弘靖氏が12月5日の「プロフェッショナル」に出演されます。

東海林弘靖氏は、日本を代表する照明デザイナーで、数々の賞を受賞されたり、大きなプロジェクトに参加されています。東海林弘靖氏の作品や経歴をまとめます。

NHKの「プロフェッショナル」の一部は有料ですがこちらで見ることができます。⇒U-NEXT

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東海林弘靖氏の作品

東海林弘靖氏の作品は、

  • MIKIMOTO GINZA2
  • コーンズ&カンパニー本社ビル
  • 秋葉原UDX
  • パシフィックセンチュリープレイス丸の内
  • 瞑想の森市営斎場
  • 富弘美術館
  • まつもと市民芸術館
  • T’s Hillアクティ三軒茶屋

(詳細は、「JDN」で見れます)

  • 二子玉川ライズ
  • 座・高円寺(杉並区立杉並芸術会館)
  • デンタルプラザ福岡
  • MAKIHAUS天神ショールーム

(詳細は「日本国際照明デザイナーズ協会」で見れます)

上の二つのサイトで画像を見ることができますが、実際に見られることをお勧めします。見るだけでなくて、観察することが大事だと思います。「プロフェッショナル」でもお話しされますが、どうして、ここにこの照明があるのだろうか?そう想像するだけで楽しくなってきます。

東海林弘靖氏のサイトでは、オープニングのムービーで、東海林弘靖氏の仕事され方が映し出されますので、ご覧になってみてください。きっと、心の中に何かが出てくるのではないでしょうか。それを大事にしてみてください。

⇒ LIGHTDESIGN

東海林弘靖氏は著作もされています。

二冊目の本は、英語のタイトルですが、中見は、日本語です。アマゾンの内容紹介は、

あかりで暮らしが変わる――。 とっておきの光をライティングデザイナーが教えます。
本書は、ライティングデザイナー東海林弘靖氏が書き下ろしたお部屋ですぐにできる光の演出を解説した“あかりのレシピ集”です。光の演出を料理のレシピにたとえ、エッセイと写真で光の楽しさ、美しさを伝えるとともに、イラスト付きの分かりやすい解説で具体的なつくり方を紹介します。ライティングは、ファッションや読書、音楽、グルメ、旅行、スポーツなどと同じように人生の時間を楽しく豊かにしてくれるもののひとつです。(出展:アマゾン

と書かれていました。簡単に言えば、「美味しいあかり」のレシピです。の9人の方の口コミが乗っていましたが、どの方も、5点満点でした。部屋の照明を悩んでいる方や、そこまでじゃなくて、チョットカッコイイ部屋にしたいな~って思ってる人は、一読してみてください。中古で1100円で買えます。手軽に簡単にお安くできる照明のテクニックがたくさん載っていますので、お勧めです。

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東海林弘靖氏の経歴

東海林弘靖氏は、

  • 1958年生まれの58歳
  • 福島県福島市出身
  • 工学院大学、大学院建築学先行修士課程修了

東海林弘靖氏は、中学生のころから、建築に興味を持っていらっしゃったようです。お父さんが自宅を新築する時に、建築士の仕事を見て感銘を受けられたと話されています。それで建築士を目指して大学に行かれますが、周りをよく見てみると、家柄が大事だと気付いたと言います。多くの有名な建築家は、もともとそういう家系の方が多くて、すでに下地ができているので、途中から建築家になろうと思っても、自分のやりたいことはできないと考えられたそうです。

そのときに、目に留まったのは、新宿NSビルが建築照明を日本で初めて取り扱った事が記事に載ってる雑誌だったと話されています。その記事に感銘を受けた東海林弘靖氏は、その建築設計をしたTLヤマギワ研究所に入社されます。かなり努力をされて入られたそうですが、7年後の1990年、上司の面出薫氏の独立について行って「Lighting Planners Associates」の取締役になられました。その年から、アメリカを代表するライティングデザイナー、ポール・マランツ氏に師事することになって、建築照明の極意を体得されました。以降、面出薫氏の片腕として数々の建築照明を担当されています。同時に、世界中に飛び回って、アラスカのオーロラとか、サハラ砂漠の月など、多くの照明を研究されています。

2000年に、有限会社「LIGHTDESIGN」を設立されました。

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東海林弘靖氏の考え方

東海林弘靖氏は多くのインタビューに答えられていて、ご自身の考え方や照明の未来に対するかんがえなどを話されています。

東海林弘靖氏の一番の原点は、東日本大震災の後に訪れた、パプアニューギニアの電気の無い島だと話されています。

震災直後にNHKの『旅のチカラ』という番組の企画で、パプアニューギニアの電気の無い島を訪問しました。そこには夕日やホタルの光などといったあまりに美しい自然の光がありました。そして現地の人たちは夜になるとヤシの実から絞った油でほんの微かな光を灯し生活をしています。わずか0.11ルクスの灯りに照らされた島の長老の顔を見ながら、この島において照明とはなんですか?と尋ねてみると『光は命のシンボルだ』と答えられたんです。今日も一日を無事に過ごすことが出来た証として光を灯す。光が灯らない家があれば慌てて駆けつけるのだと。

(一言で表すと、東海林さんにとって光とは?)

光は『命の証』です。(出展:JAPAN TWO

東海林弘靖氏のサイトには、今までで一番感銘を受けた光景の写真が載せられています。ここで息を引き取っても良いと思われた場所の風景です。このサイトの左側の写真です。

この照明を、東海林弘靖氏は目指しているのではないでしょうか。

さらに、これからの照明は、

「照明デザインの系譜のなかで、次に来るのは“生命体”のような光り方だろうと考えていました」

「生命体の光には、人の心をなごませる親和性があります。そのような光を、どうやって照明デザインで実現するのか。非常に難しい技術の開発が必要になると、当初から思っていました」

「さりげなく光が出てくること。つまり、どこからもLED光源が見えないように納めることでした」(出展:パナソニック

生命体のような光が次に来ると話されています。

そして、ある塾ではこんな話もされています。

照明デザインとは、設備設計として照明器具の照度計算等を行うのではなく、光を使って空間をデザインすること、また、照明デザインは感覚的に行っていると思われがちですが、かなり科学的に数字を調整しながら進めていく、とお話されました。

特に印象的だったのが、夕方から夜に移るときに起こるブルーモーメントという現象でした。これは光の中のオレンジと青の成分の関係により起こる現象とのことですが、北欧の方だと数時間、日本でも晴れているときは十数分間観測できる、言わば地球規模の間接照明です。北欧の写真を見せていただいたのですが、何とも言えない美しさを感じました。(出展:伊東建築塾

ブルーモーメントと言う現象は、三谷幸喜監督の「ザ・マジックアワー」と言う映画でもありましたが、日没後のまだ真っ暗になっていない、残光に照らされた時間のことですね。日本では、逢魔時(おうまがとき)とも呼ばれていて、ちょっと怖い感じになっていますが、間接照明の極致ではないでしょうか。

12月5日の「プロフェッショナル」でも、きっと東海林弘靖氏の素晴らしいお話が聞けることができると思います。番組終了後、追記させてもらいます。

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まとめます。

LIGHTDESIGN INC. 代表で、照明デザイナーの東海林弘靖氏が12月5日の「プロフェッショナル」に出演されます。東海林弘靖氏は、日本を代表する建築照明、照明デザイナーの第一人者で、多くのすばらしい建築証明を手がけられています。

照明っていうと、単純に明るくすればいいと思いがちですが、その照明の仕方で家庭内が優しくなったり、夫婦間の仲が良くなったりするようです。人間の歴史でも、初めに光、火を取り入れたことが、人間が進歩していくうえで大事な要素だったと言われています。光があることで、暗くなってしまってからでも作業や行動できますし、その分いろんなことが発達していったと思います。暗くて何も見えなければ、倍の時間がかかったかもしれませんよね。

ただ、これからは、明るいだけではダメで、必要最低限の明るさで、しかも快適に暮らしていけるような照明が求められていると話されています。エネルギー問題、少子化問題などいろんなところに、照明は関わってくるので、東海林弘靖氏の様な方が新しい照明の活用法や価値の創造をしていっていただくことが新しい日本の未来を作っていってもらえると思います。また、東海林弘靖氏の考え方に触れるだけでも、いろんなことに触発されるのではないでしょうか。

以上、照明デザイナーの東海林弘靖氏についての情報でした。

他にも、デザイナーの方の情報があります。

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