砂糖の摂りすぎは害になると言われています。大人だけでなく、子供にも害しかありません。万病の元とも言っていい砂糖の摂りすぎですが、その害を少なくするためには、砂糖の量を計算しなくてはなりません。そこで、砂糖の摂り過ぎがなぜ体に害を与えるのかと、糖分量の計算方法を紹介します。この方法で砂糖の摂り過ぎを防いで、健康になりましょう。
糖分量の計算方法
まず、糖分量の計算方法を解説します。
まず、一番大事なことは、砂糖の1日の摂取量です。2014年の記事ですが、
3月5日、WHO(世界保健機関)は糖類摂取量に関する新しい指針案を発表した。この指針案では、肥満や虫歯のような公衆衛生上の問題を解消するために、糖類の摂取量を一日のエネルギー摂取量の5%未満に制限することを勧めている。この指針案に従うと、普通体形の大人が一日に摂取する量は約25gで、わずかにティースプーン約6杯分の砂糖で摂取制限となることになる。
(出展:http://news.livedoor.com/article/detail/8720512/)
もちろん、これはご飯などに含まれるものではなくて、甘味料として添加した糖分の量です。簡単に言うと、おやつに食べるお菓子の中に入っている砂糖や、ジュースやスポーツドリンクなどに加えられている砂糖の量の事を言っています。
それが、1日当たりの量が、25gということなんです。25gという量は、小さじ6杯ぶんです。
実際には、ジュース、お菓子、スポーツドリンクには、砂糖の量が書かれていませんよね。そこで、品質表示書かれている数値に注目するわけです。
注目する数字は、「炭水化物」です。炭水化物は、食物繊維と糖分が合わさったものですが、ジュースなどではほとんど食物繊維が含まれていませんから、そのまま糖分の量だと考えてもらっていいです。なので、ジュースを買う時は、品質表示をしっかり見てください。
例えば、
- コカ・コーラ 11.3mg/100ml 500mlだと56.5g(公式HPより)
- ポカリスエット 6.2g/100ml 900mlだと55.8g(公式HPより)
- なっちゃん 10.7g/100ml 430mlだと46.01g(公式HPより)
じつは、1本飲むだけで、二日分の砂糖摂取量になってしまっています。でも、これだけでは、ピンときませんよね。そこで、角砂糖の量に計算します。だいたい角砂糖1個の重さは、4gだと言われています。ですから、それぞれを割ってみてください。
その結果は、
- コカ・コーラ 500mlのペットボトル1本に、14個の角砂糖
- ポカリスエット900mlのペットボトル1本に、14個の角砂糖
- なっちゃん430mlのペットボトル1本に、11個半の角砂糖
これ、多いですよね。普通、コーヒーや紅茶に入れる時でも、2~3個くらいです。
この横に転がっているもので16個あります。これを、一気に食べたら・・・想像するだけで健康に悪いですよね。実際に、病院では、ペットボトルに含まれている砂糖を入れて展示している所もありますから、気を付けてみてみてください。
ですから、お菓子や、ジュースなどを食べたり飲んだりするときには、品質表示の炭水化物の部分を必ずチェックしてから、買ったり、食べたり、飲んだりするように気を配ってください。お子さんにあげる場合も同じです。甘いものが好きな子供がおおいですから、言われるままに与えると、後から利いてきますよ。では、なぜ砂糖は体に害なのでしょうか?仕組みを見ていきましょう。
砂糖が体に害になる理由
砂糖が体に害を与える理由は、
- 糖尿病、ペットボトル症候群(急性糖尿病)になりやすい
- カルシウムが減りやすい
- 体の免疫力を下げる
などです。一つずつ見ていきましょう
糖尿病、ペットボトル症候群(急性糖尿病)
清涼飲料水に含まれる糖は、すぐに体に吸収されやすいです。ぺトボトルを一本飲むと、すぐに高血糖の状態になります。すると、さらに飲みたくなりますので、悪循環で飲み続けます。インスリンも連続で出続けるようになります。その結果、インスリンの分泌がおかしくなっていって、糖尿病になってしまいます。
簡単に言うと、そんな形で病気になってしまいます。これは、特に炭酸飲料などの、「さわやか・・・」とうたわれている商品に多いです。糖尿病気味になると、怒りっぽくもなります。しかも、太ってしまいます。
カルシウムが減りやすい
砂糖を分解する過程で、ピルビン酸というものが生産されます。そのピルビン酸を中和させるためにカルシウムが必要なので、骨や歯のカルシウムがドンドン使われて行ってしまうと言われています。昔のように、カルシウム豊富な食事でしたら問題はなかったんですが、カルシウム不足になっている人が多い中で、砂糖を過剰摂取すると、骨が溶け出して、骨粗しょう症になるそうです。まあ、砂糖だけでなく、リンが多くなっていることも、カルシウムが少なくなっている原因と言われています。
ただ、骨粗しょう症になるだけでなく、カルシウム不足は、子供たちをキレやすい子供にしてしまいます。やる気がなかったり、こらえ性がないことの一つの原因ですね。
免疫力低下
砂糖を多く摂ることによって、白血球の活動も抑制されてしまうそうです。免疫力が低下すると、風邪になりやすかったり、他の病気にもなりやすくなります。その結果、腎臓にも負担がかかって、骨の成分のために大切なビタミンDを作ることも難しくなってきて、ダブルでダメージになってしまいます。
以上が、砂糖の摂りすぎによる体への害です。
まとめます。
どう考えても、「砂糖は万病の元」と言えそうです。白い砂糖が目の前にあれば、食べないという選択肢もあるのですが、飲み物や食べ物の中に含まれているものに関しては、どうしようもありませんよね。
大人でしたら、百歩譲って、自業自得といえますが、お子さんには、なるべく砂糖を食べさせないような食生活をしてあげる必要があると思います。とくに、おじいちゃん、おばあちゃん。可愛いからと言って、簡単にペットボトルを買ってあげたり、お菓子を買ってあげない方が良いのではないでしょうか。良かれと思ってしてあげていることが裏目に出たら、せっかくの好意が無駄になってしまいますからね。昔と違って、口当たりの良い、子供たちが好きになりそいうなものばかり、売っていますのできをつけてください。
ちなみに、砂糖について考えたのは、この記事からでした。
糖分と健康の関係を調査する英専門家グループ「アクション・オン・シュガー(Action on Sugar)」は、英国内に展開するコーヒーチェーンとファストフードチェーンのメニューに掲載されたドリンク131種類を分析。このうち実に98%で、砂糖含有量が英消費者向け食品指針で「摂取量を減らすべき」とされる「赤」の水準に達していることを発見した。
たとえば、スターバックスではオレンジとシナモンスティックを添えたグレープフレーバーのホットチャイの最大サイズ「ベンティ」に含まれる砂糖の量は、小さじ25杯分に相当する99グラムだった。シグネチャー・ホットチョコレートも、「ベンティ」サイズには小さじ15杯分の砂糖が入っていた。
コスタの場合は、チャイラテのラージサイズに含まれる砂糖の量が小さじ20杯分に達していた。一方、ケンタッキー・フライドチキン(KFC)のカフェモカにも、小さじ15杯分の砂糖が含まれていた。
(出展:AFP BB NEWS)
1杯で100gの砂糖って、ものすごいですよね。さすが、アメリカっていう感じですが、スタバも、2020年までには25%の削減を約束したようです。
あなたも、砂糖について、もう一度みなおしてみませんか?
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