金曜ナイトドラマ『スミカスミレ 45歳若返った女』の6話のあらすじ(ネタバレ)と感想です。
『スミカスミレ』5話では、真白の病気が発覚して、すみれが黎からもらった生気を真白に与えることで救いたいと言い出します。すみれが元の65歳の澄に戻ってしまうのでしょうか。5話の感想は、「覚悟」でしたが、6話のあらすじ(ネタバレ)と感想を書いていきます。6話以外の話は下にリンクがあります。
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6話以外の詳しいあらすじ
お好きな所からお読み下さい。
『スミカスミレ』6話までの簡単なあらすじ
65歳まで、親の介護と家事などで青春も人生のすべてをささげてしまった如月澄(松坂慶子)は、化け猫の黎(及川光博)の力で、45歳若返り、20歳の如月すみれとして、再び、人生をやり直すことを決意しました。
青春をやり直しているすみれ。
ある時、恋人の真白勇征(町田啓太)に命に係わる重大な病気が発覚してしまいます。
そんな時に、黎はあることを言いだします。
自分の残りの生気を真白に与えて、真白の命を救おうと言うんです。
それを聞いたすみれは、自分を若返らせた生気を真白に渡すことができるか相談します。
それをしたら、完全に65歳の澄に戻ってしまうと黎と雪白に言われてしまいますが、すみれは、真白に自分の生気を与えることを決意します。
さあ、どうなりましたでしょうか?
『スミカスミレ』6話のあらすじ
大学では、真白の入院が話題になっていました。
真白に生気を渡すことを決意したすみれは、天楽寺の住職に相談しに行きます。
化け猫の黎が真白を救おうと思っていることや、自分がもらった生気を真白に与える事を告げます。
すみれが真白の病院にお見舞いに行くと、話している途中に真白が苦しみ始めます。
それを見たすみれは、黎に生気を渡す術を教えてくれるように頼みます。
「お願いします。私に真白君を助ける方法を教えてください。もう十分ですから。黎さんのおかげで、私の65年分の願いはかなったんです。真白君が助けられるのなら、もう若さなんて欲しくありません。」
すみれの必死の願いを聞き入れた黎は、術を教えることを約束して、夜中に真白の元へ二人で行きます。
黎は、すみれに術を教えます。
その術は、体の中心に生気を集めて、口移しで生気を渡す方法でした。
口移しに戸惑いながらも、病室に入ったすみれは、いままでの出来事をふりかえります。
「真白君、私のこと、好きになってくれて、ありがとう。真白君といる時の私は、いつも幸せに包まれていました。
真白君、私は、あなたが好きです」
そして、涙を流しながら、眠っている真白に人生で最初のキスをします。
すみれは、65歳の澄にもどり、二人が帰ります。
ひとり取り残された真白は苦しみ始めます。看護婦さんが飛んできてお医者さんを呼びます。
翌日、家族を読んたお医者さんは、奇跡的に治ったことを告げます。
数日後、勢いよく大学の階段をはしる真白。
教室に入ると、すみれが最近、大学に来ていないことを知らされます。
すみれの家に駆けつける真白でしたが、黎だけが出てきて、すみれは会おうとはしませんでした。
すみれが会おうとしないことで、落ち込む真白に対して、
「そっとしといた方がいいですよ。でも、病気が治ったこと、彼女に感謝した方がええと思う」
と、雪白がしゃべってしまいます。
やがて、澄は真実を真白に告げようと決意します。
ある日の夜、澄は真白に電話を掛けます。
真白 「久しぶり、声がおかしいけど・・」
澄 「大丈夫です。私、真白君に言わなきゃけないことがあって」
真白 「何?」
澄 「真白君とお別れしたいんです。」
真白 「なんで。おれ、何かした?」
澄 「違うんです。ただ、私はもう、真白君にふさわしくないんです。私、本当は65歳のおばあちゃんなんです」
真白 「は・・・」
澄 「今まで言えなくて、ゴメンナサイ。」
真白 「なにそれ。冗談のつもり?どうしてそんなウソを」
澄 「本当の事なんです。黎さんの不思議な力で65歳から20歳に若返らせてもらってたんです。真白君。今まで本当にありがとう。さよなら」
そして、号泣しながら電話を切った澄でした。
呆然として、真白は今までのすみれとのことを思い出して、夜中でしたが、すみれの家に駆けだします。
すみれの家につくと、玄関を激しい勢いで叩いて、すみれを呼び出します。
「すみれにあいたいんです。会って確かめたいことがあるんです」
起きてきた澄は、黎に止められながらも、真白と会うことを決意します。
一番初めに会った時の服に着替えて、出てきた澄。
それを見た瞬間、訳が分からなくなる真白でした。
今までのことを打ち明け始める澄。
屏風の事、黎のこと、夜の2時間戻ってしまうこと、65歳の姿で出会っていること、真白の命を救うために生気を分け与えたこと。
何も知らなかったことでショックを受ける真白。
それを見た澄は、真白を散歩に連れ出します。
二人で歩きながら、今までの事を振り返ります。
カラオケ店のこと、お財布を落とした時の事、生まれて初めて言った遊園地、スノーボードの事・・・
最後にベンチに座りながら澄は、
「私、とっても幸せでした。だから自分のしたこと後悔していません。真白君に恋したことも、恋した人のために元の姿に戻ったことも。私、生まれて初めて、自分の気持ちの正直に生きましたから。ありがとう。真白君。わたし、あなたと出会えて、ホントに良かった」
と言い残して、澄は家に戻っていきました。
数日後、澄の家に由ノ郷と辻井が訪ねてきます。
すみれが受けようとしていた企業の資料を届けに来てくれたのです。
二人には、すみれの祖母の澄でごまかすことができました。
澄は、恋だけでなく、友情や青春を手に入れたと、黎に話します。
一方、真白は留学を考えて始めたようです。
さらに数日後、澄の66歳の誕生日。
真白から、メッセージカードが届きます。
その中には、
「すみれ ありがとう」
と書かれていました。
その日の夜、澄が真白のメッセージカードを再び見ていると、黎がかつてすみれがプレゼントしたお父さんの形見の着物を着て現れます。
黎は、ささやかな誕生日プレゼントを渡します。
さらにもう一つプレゼントがあると言いながら、昔話を始めます。
実は、黎は小さいころの澄を、屏風の中からずっと見ていたというのです。
子供の頃の澄は、とても気が弱く、自分の気持ちを押し隠して家のお手伝いばかりしていました。
たまらなくなった黎は『おろかもの、泣くくらいなら自分の力で周りを変えぬか!』と叫んでしまいます。
すると、その屏風はたたまれて物置の奥に片づけられてしまいました。
次に開かれた時に見えたのが、65歳の澄だったんです。
「あなたが、孤独と寄り添い、ひとりで生きてきたことが、その顔を見た瞬間に分かりました。
そして、契約を交わし、あなたは青春をやり直すことになった。
生き生きとしたあなたの姿を見た時に、気づいたんです。私があなたを若返らせたのは、屏風の呪縛を解くためではなく、あなたの笑顔が見たかったのだからだと。
私はあなたの幸せな姿が見たかった。
ですから・・・
あなたをもういちど若返らせます。それが私の望みです。心からの絵がをを取り戻すために、66歳になった今日、もう一度生まれ変わるんだ!」
そういいながら、澄に術をかけて眠らせてから布団に横たえ、生気を分け与えます。
翌朝、すみれに戻った澄が気が付きます。
しかし、黎の姿はどこにもありませんでした。
その日の夜、家に雪白をよんで相談していると、11時になります。
そのとたん、65歳の澄にもどってしまいました。
雪白 「つまり、黎との契約はまだ生きとるちゅうことや」
澄 「これからは、自分ひとりの力で乗り越えてみせます。黎さんのためにも」
翌日、すみれの姿に戻った澄は大学に行きます。
教室で出会った由ノ郷と辻井は喜びますが、真白は・・・
外で話し合う二人。黎の事を打ち明けます。
すみれ 「残りの学生生活も就活も精いっぱいやってみようと思います。それが黎さんへのせめてもの恩返しですから。誕生日のメッセージカードうれしかったです」
真白 「あんなことしかできなくて。俺、イギリスに留学することにしたんだ」
すみれ 「そうなんですか。がんばってください」
真白 「就活がんばれ」
そして、どこかのビルの屋上で、町を見下ろす黒猫がいました。
5年後。
映画会社に勤務しているようなすみれの姿が映ります。
さて、次回はいよいよ最終回。合コンからの展開が待っている感じです。
黎は再び現れるのでしょうか?すみれと真白は?
(7話につづく)
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『スミカスミレ』6話の感想
次回が最終回と言うことで、とても楽しみです。
今までの感想は、
1話では、「心を変える」ことが大事。
2話では、人生の岐路は今!今を生きる。
3話では、心の中に黒猫を飼え!
4話では、人生をおもっきり楽しんで、本音で話そう
5話では、覚悟
でした。
さて、6話のテーマはなんだったのでしょうか?
それは、
ミッション
だと思います。
ミッションと言うのは、使命です。
何のために生きているのか、それをはっきりさせないと生きている意味がないのではないか?と言うことです。
黎のミッションは、「澄の幸せな姿を見る事」でした。
澄のミッションは、「青春をやり直したい」です。
雪白のミッションは、「黎と子作りがしたい」です。
真白のミッションは、まだないです。
他の友達もまだミッションは考えていない様です。
だから、みんなフラフラしているし、無駄に青春、つまり時間を使っているんです。
生きていくためには、ミッションが大切なのではないでしょうか。使命がないとなんとなく生きているだけになってしまって、もったいないような気がします。
前リッツカールトン日本支社長の高野登さんの言葉です。
「宿命 → 運命 → 使命 → 天命 → 寿命」
命が宿って、命を運び、命を使って、天命を授かり、寿命を迎える。
良い言葉ですよね。
もしも、まだそんなことを考えたことが無かったら、一度、考えてみてはいかがですか?
あなたは、何のために生きているのか?
とても大切なことです。澄は、65歳までそんなことを考えずに暮らしてきてしまったので、人生をやり直したいと思ったわけですから。一度、ゆっくり考えてみてください。最終回が楽しみですね。