こんにちは、3回転職した後に起業したよねやまとしです。
退職するときに、会社からもらう書類があるって知ってますか?実は、次の会社に入るために必要な書類や健康保険、年金などの書類を辞める前に会社からもらわないといけないんです。
わたしも、いちばん初めにやめたときには、何も知らずにいろいろ渡されてびっくりしました。ただ、事務の人から渡されただけでしたし、こちらからどうやって使えばいいのか聞くのが嫌でなにも聞かずに帰ってきてしまいました。
結局、ネットで調べたり、ハローワークに行っていろいろ聞いたおかげでやっとわかったのですが、かなり面倒くさかったです。
そこで、退職時にもらう書類のリストと使い方をだれにでもわかりやすく説明していきます。それと同時に、会社に返さないといけないものもありますので、もらう方と渡す方の説明をしていきます。
ただし、会社によっていろいろ違ってきます。総務などの事務の方にその会社のルールを確認しておくことがゼッタイに必要です。
退職時にもらう書類
退職時にもらう書類は、
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 源泉徴収票
- 離職票
- 厚生年金基金加入員証
- 健康保険被保険者資格喪失証明書
などになります。
雇用保険被保険者証と年金手帳は、会社に保管してあるか、それともあなたの自宅にすでにあるかは、あなたが勤めてる会社によって変わってきます。どちらも必ずあるはずなので、確かめましょう。
源泉徴収は、会社によってはある月の給料明細といっしょに配布されている所もありますし、請求しないともらえない所もあります。
離職票については、あなたが会社を辞めてから10日後くらいに発行されますので、会社にとりに行くか、郵送で送ってもらうようにします。退職した翌日からあたらしい会社ではたらくのでしたら、不要になります。
まだ、転職先が決まっておらず、とりあえずハローワークに行って失業保険をもらう手続きをするときに必要です。
厚生年金基金加入員証は、会社で厚生年金に加入していたら必ずあるものです。おそらく、年金手帳といっしょに返してもらえるはずです。
健康保険被保険者資格喪失証明書は、会社にお願いしてもらうものです。あたらしい健康保険に切り替えるために必要になります。
退職時にもらう書類の使い方
退職時にもらった書類は、転職先が決まってるときと決まってない時で使い方が違います。
転職先がきまってるとき
まず、転職先が決まっていたら、あたらしい会社の事務にすべてを提出してどうすればいいのかを聞いてみましょう。おそらく、あなたは何かしらの書類を書く以外何もする必要がな井と思います。
1,2ヵ月おいてから転職することが決まってるときも、新しい会社に出向いて、どうすればいいのか指示をもらうととても楽です。その時の問題は健康保険、年金ですが、どうすればいいのかを教えてくれるはずです。
転職先が決まってないとき
転職先が決まってないときは、とりあえずハローワークに行くことをお勧めします。
ハローワークに行く目的は二つです。
- 失業保険をもらう
- 転職先を探す
この二つのどちらも必要ないと思われてるのでしたが行く必要もないですが、めったにないことなので、体験してみてはどうでしょうか。
もちろん、やめた会社からもらったものをすべて持っていってどうすればいいのか聞くと教えてくれるはずです。やめたときっていうのは、どうすればいいのかわからないことばかりです。わたしも、何回もやめましたが、そのたびにどうすればいいのか思い出すのに苦労しました。
悩むよりも、一度行って聞いてみればすぐに教えてくれますので、とても楽です。
とはいえ、やはり行く必要がないと感じられているのでしたら、ご自身で各種の手続きをしましょう。
問題になるのは、やはり健康保険と年金です。
会社を辞めた次の日から、健康保険には入っていない状態です。なので、もしも大きなけがをしたら基本的には実費がかかってきます。後から申請すれば何とかなりますが、面倒くさいです。
なるべくそうならないために、退職した翌日に健康保険の切り替えを行いましょう。退職してから14日以内には手続しないといけません。そのときに必要になるのが、健康保険被保険者資格喪失証明書です。身分証明書と印鑑も必要です。
健康保険には2種類あります。
- 今までの健康保険の任意継続(最長2年)
- 国民健康保健
年収が高い人は、任意継続の方がお得になるようです。任意継続は、あなたがお住まいの県の協会けんぽに連絡しましょう。詳しく説明してくれるはずです。
国民健康保健は、市町村役場です。できれば退職した翌日に連絡したほうがトラブルが少ないはずです。持っていくものは、
- 健康保険被保険者資格喪失証明書
- 印鑑
- 身分証明書(免許証など)
- あなたと奥さん、お子さん(扶養家族)のマイナンバーがわかるもの(通知カードなど)
になります。
年金は、あなたのお住まいの市町村役場にいきます。辞めてから14日以内に変更しないといけませんので、これも退職した翌日に行かれた方がいいです。
持っていくものは、
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 印鑑
- 身分証明書(免許証など)
になります。
万が一、14日が過ぎてしまったときには、あなたの年金の未払いの期間ができてしまって、いざ年金をもらうときになったら、もらえなかったということが起こり得ます。すぐに就職しない場合や起業する場合も含めて、すぐに市町村役場に行って手続きをしておきましょう。
まとめると、国民健康保険と年金の手続きをいっぺんにすますには、
- 健康保険被保険者資格喪失証明書
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 印鑑
- 身分証明書(免許証など)
- あなたと奥さん、お子さん(扶養家族)のマイナンバーがわかるもの(通知カードなど)
などをもって、あなたのお住まいの市町村役場に行くことです。
そして、何ヵ月かしてあなたの転職先が決まったら、その会社の事務にまかせれば良いです。その会社の事務の人の言われる通りにやっておけば間違いはないです。
退職時に会社に返す物
ここまで、会社からもらうものの説明をしてきましたが、会社に返す物もあります。もらうものも同じですが、会社にいる間にすべてを処理しておかないと、後から電話がかかってきたり、会社にもう一度行かなくてはならなくなったりします。
できれは、やめた会社なんて二度と行きたくないですよね。
なので、あなたの身のまわりのことをきっちり整理しておきましょう。
会社に返す物としては、
- 健康保険の被保険者証(退職日に)
- 身分証明書
- 社章や社員バッジ
- 名刺
- 通勤定期
- 会社のカギ
- 制服、作業着
- 会社の備品
- 会社の費用で買ったもの
- パソコン
- 重要書類や各種データ
- マニュアル
などです。
カンタンに言えば、会社からもらったものはすべて返すと言うことです。制服や作業着辺りまでは退職日で良いのですが、それ以降の会社の備品や書類、データは辞める1ヵ月前から準備をしておきましょう。
あなたが今の会社に入ってそれほど日にちがたってなければ、重要書類とか各種データなどはあまりないはずです。
チーフ、主任などの役職についてる場合は、いろいろとあると思います。後任の役職者に仕事の引継ぎはもちろんしなくてはいけませんが、ある程度文章でまとめておいた方がいいです。
- あなたの仕事のやり方
- 取引先や連絡先とその方法
- 仕事をうまく回すためのポイント
など、あなたの仕事をまとめて文章化しておきましょう。それを読めば誰でも同じことができるようにしておけば、後から呼び出されると言うことはまずありません。
辞める側も大変ですが、辞められる側も大変です。はっきり言えば引き継がれる人にとっては仕事が増えますので、かなり迷惑です。なるべくその人の負担にならないように、いつでも見直せるように文章化して、一度打ち合わせをしておきましょう。
退社する前にすべてを生産しておけば、退社日の翌日からはすっぱりと今までの会社を断ち切ることができます。それが、あなたにとっても、転職先にとってもすごい良い結果をまねくはずです。
退社日が決まったら、それをもとにして計画的にあなたの身の回りの整理をはじめましょう。
身のまわりの整理方法
身のまわりの整理をなるべく早く、カンタンにおこなう方法は、
- 家であなたの仕事のマニュアルを作る
- 会社でマニュアルを手直しする
- 書類やデータを処理
になります。
退職する決意が固まったときや、実際に退職することが決まったときに、まずすることは、あなたの仕事のマニュアルを作るということです。
カンタンに言えば、あなたが会社でどういうことをしていたのかを書き出すことです。始めはすごく簡単な事しか書けないと思いますが、見直していくうちにどんどん詳しくなっていくはずです。
- 会社に行ってまずすること
- 通常の仕事
- トラブルが起きたとき
- うまく行くポイント
などを書き出していきます。
その上で、後任者がどのように仕事をすればいいのかをかんがえながらマニュアル的なものを作っていきましょう。
この作業は家でもできますので、毎日30分とか1時間をかけて作っていきます。
できあがったら、会社に持っていって、実際に仕事をしながら足りない部分、ちょっと違ってる部分、分かりにくい部分を改定していきます。
それがある程度まとまったら、あなたの机の中やパソコンのなかにあるデータを削除していきます。きっと、削除してる間に残しておいた方がいい説明が思い浮かぶはずです。そのたびにマニュアルに追加していけば大丈夫です。
そして、当たり前ですが、退社日には、机の中、パソコンの中にはあなたの痕跡がないように心がけてください。
また、1,2週間前には、後継者とあなたがつくったマニュアルをつかって仕事の引き継ぎをしておきましょう。できれば、さいごの1週間は、あなたは何もしないで見てるだけくらいの方が、うまく行くと思います。
まとめると、
- あなたがやってることのマニュアルを作る
- 最後の1週間は実際に引き継いで後継者に任す
ということです。最後の1週間は、後継者にすべて任せてしまって、あなたは誰でもできる仕事を手伝うことです。そうすれば、あなたがいなくなった後から問い合わせがくるようなことはかなり減るはずです。
退職する決意が固まったら、計画的に身のまわりの整理をしていきましょう。

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